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【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!
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『だがしかし』11巻 ネタバレ紹介!
第171かし「ジューC」
始業式を迎えるココノツはほたるより伝えられた「次の夏までにほたるについていくのか決めてほしい」という話を思い出して心ここに在らずな状態でした。
そんなココノツに「よっ」と話し掛けるのは豆でした。驚くココノツは「豆くんもっと後ろでしょ!?」と言いますが、豆は暇だから来たと言いながらココノツにお菓子をねだります。
ココノツは「いつも駄菓子を持ち歩いてる人みたいに言うんじゃない!」と言いますが、ココノツはしっかり駄菓子を隠し持っていました。
「ま・・・あるけどさ・・・!」と言うココノツを見て豆は歓喜します。豆に渡されたのは「ジューC」でした。
未だ自分の位置に戻らない豆はココノツに「”ジューC”の”C”ってなに?」と聞きます。ココノツは「ビタミンCのC」と答えますが、豆は「原材料名みたいなとこには無いぜビタミンC」と言います。
「昔は入ってたんだよ・・」そうココノツに言われた豆は次に「ジュー」の部分についてココノツに質問します。
ココノツは「ジュースのジューだよ『食べるジュース』だね」と説明すると、豆は「まぁ・・・十中八九ジュースかなとは思ってたけどサ・・!」と言い、それにココノツは「何がしたいんだよ豆くんは!?」とツッコミます。
ほたるの件でそれどころではないココノツに豆は「そういえば聞きたかったんだけどさぁ」と言って豆はココノツに「お前やっぱ駄菓子屋継ぐ気ねーの?」と聞きました。
「なんで?」と答えるココノツに豆は「ほら」と言って、以前とは違い「継がない」と答えるのにワンクッション置くようになっていると言います。
豆はココノツがほたるの影響で進路についての考え方が変わって来ていることに気が付いていました。
心配してくれているのかと聞くココノツに豆は心配はしていないし俺がどうこう言えるものでもないと言いました。
その上で豆は「どうせどんな結果になっても・・・俺はお前のダチだからさ・・・!」と言います。
そんな豆の背後には教員が立っていて、豆が勝手に移動していることとココノツがお菓子を与えていたことが発覚し二人は体育館の端に正座させられてしまいます。
正座させられながらも二人はこの後の遊びについて相談し、教員に「黙ってろ」と怒られてしまうのでした。
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第172かし 「きびだんご」
ヨウに鬼退治を任されたココノツは何故か桃太郎になっていました。頬をつねっても痛くないココノツはこれは夢だと気がつき、夢は明晰夢へと変わります。
そこへ犬の格好をしたほたるが登場し、「きびだんご」を求めました。
偉そうな「お手」「おかわり」「おすわり」をするほたる(犬)は民俗学上の話ではっきりとは言えないと断った上で、駄菓子の「きびだんご」は童話の桃太郎に出てくるものとは違い、そのルーツも全く異なるものだと説明していきます。
駄菓子の「きびだんご」は北海道由来のもので屯田兵の携帯食が元となっており、団結の精神の意味を込めて名付けた「起備団合」から来ていると話しました。
その説明を聞き終えてからココノツは「きびだんご」を渡したほたる(犬)に「仲間になってくれたんですよね?」と言って、これから鬼退治に行くことを伝えました。
それにほたる(犬)は「どうして鬼退治なんてするの?」と返し、ココノツに「アナタは自分の考えに縛られている」と言いました。
「な・・・何言って・・」と言うココノツに「だましてごめんなさい実は私・・・」と言うほたるは付け耳を外しながら「私達鬼だったのよ!」と言って角を露わにし正体を明かします。
奥の方には何故か鬼の角を生やしたハジメとサヤもいました。
ほたる・ハジメ・サヤの三人は順にココノツを誘惑するように近づいて、三者三様に進路の選択肢を迫る言葉を掛けました。
ココノツは「ウォオオオもうなんでいいやぁ!!」と言いながら起き上がります。
そして掛け布団の中を覗き込みココノツは「・・・・いい夢でしたね・・・」と独り言をこぼすと、とても良い気分で学校へと向かいました。
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第173かし 「ヤングドーナツ チョコ味」
睡魔に襲われるハジメは誰もいない店内で「いいっスよね・・・たまには・・・」と言って店番をサボって眠り始めます。
そこに「ガラッ!」っとほたるが入って来て、その音にハジメは飛び起きました。
「何サボってるの!」と言うほたるは「サボるなら駄菓子とお茶を準備して・・・私も呼びなさよね!」と言いました。
咎められると思っていたハジメはそれを聞いて「えっいいのお?わかった!」と胸を撫で下ろし、テーブルの上に「ヤングドーナツ チョコ味」を出します。
元々おいしい「ヤングドーナツ」にチョコが加わった状態は「バージョンアップ版」のような良さがあると言うハジメにほたるは「2期・・・・みたいなことよね・・・!」と言います。
そこから話はアニメの話題に移り、ほたるはアニメのOPは毎回見る派か飛ばす派かハジメに尋ねます。
ハジメが答えようとすると、そこにちょうど帰ってきたココノツが「愚問ですよアニメのOPを飛ばす人間なんているわけないでしょう」と言いました。
そして「2期・・・なんですってね」と言うココノツにほたるは「ええ2よ」と答えます。
それからアニメ映えするような動きのある作画に合わせて「だがしかし」アニメ2期の宣伝が行われました。
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第174かし 「アポロ」
ココノツは「なつかし~・・・っ」と言って押入れからおもちゃの望遠鏡を取り出します。
ココノツは望遠鏡を覗き込みますが「はは、なんもわからん」と言って、レンズの向こう側はよく見えなくなってしまっているようでした。
それでも覗き続けていると、ぼやけながらもスカートの裾のようなものが見えてココノツが望遠鏡を外すとそこにはハジメが立っていました。
寝転ぶココノツを見下ろしながらハジメは「何してんスか?」とココノツに尋ねます。
そしてココノツが持っている望遠鏡を手に取って「ね、見てもいいスか?」と言いました。
ベランダに出てから、ハジメは空に向けて望遠鏡を構えますが「くもってて全然わからん!!」と言います。
そこでココノツが「月くらい出てれば割と見えるんですけど・・・」と言い、そこから話は「月面着陸」から「アポロ計画捏造説」に移りました。
その手の話が好きなココノツとハジメは意気投合し、握手を交わします。
それからココノツが「あ、そうだアポロと言えば」と言って「アポロチョコ」を取り出します。
そしてココノツは「アポロチョコ」の「アポロ」が「太陽神アポロン」から来ていると話すと、ハジメは「アポロ計画のアポロもアポロンから取った名前っスよね」と言いました。
「ですよね」とココノツは返しながら、だから由来が被ったのかと思ったとココノツは言いますが、しかしココノツは続けて「アポロチョコの形はアポロ11号がモチーフになってるんですよ」と言いました。
話を聞き終えたハジメは「超フクザツでスね・・・」と言います。
そして二人がそんな話をしている間に空にかかっていた雲は晴れて丸い月が顔を出しました。
それを見たココノツは「月がキレイですねぇ」と言い、それを聞いていたハジメは少し考えてから一人顔を赤くしました。
「いやいやいや・・・!そういう意味じゃないでしょ・・・!」とハジメは考えます。
そんなハジメには「寒いし中入りますか」というココノツの言葉も届いてはいませんでした。
それから二人は部屋の中に入り、ココノツが「原稿やってから寝よっかな」と言うとハジメは「お手伝いしてもいいスか?」と言ってハジメはココノツの作業を手伝うのでした。
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第175かし 「フラフープ」
ハジメは太ったことを気にしていまいた。
「なんキロ?」と聞くサヤにハジメは「2キロ」と答えます。
ダイエットをしたいと話すハジメにサヤもやせたいと話し、ダイエットの話しで盛り上がっていると、そこにほたるがやってきて勝手に駄菓子屋にあるものでダイエットする方法を考え始めます。
そしてほたるはココノツにあるものを持ってくるように頼みました。そこで持って来られたのが「フラフープ」でした。
「フラフープ」は健康器具としても人気が高いと話すほたるが実際に「フラフープ」を回そうとしますが、全く上手に出来ず「カラン」と地面に落ちてしまいます。
ハジメも回してみますがこちらも上手くいきません。サヤは「なんかね、こう・・・もっと軽い感じで」と言って簡単に「フラフープ」を回します。
ほたるは「サヤ師ィィーー!!」と言って興奮し、ハジメもサヤの器用さに感心します。
一方カードゲームを楽しむ豆とココノツはハジメが太ったかどうかという話しから、女性のダイエットに対する感心の話に移り、豆は「男ってどっちかっていうと皆少しくらい肉ついてる方が好きって言うか・・・」と言ってそんなにダイエットしなくてもと口にします。
それに対してココノツは「男はみんな」と画一化するのはよくないと言ってから、「僕はずっと思っていた・・・」と言ってココノツは女子が容易く「太った」と報告してくる重要性に気がついていたのだと話しました。
ココノツは「太った」という話を聞くことで女子のボディラインがイメージされて普段は意識しない服の下まで想像することができてしまうのだと言い、そんな時に「すごくえっちな話だ」と感じるのだと言いました。
そんなココノツに豆は「ごめんよくわからない・・・」と返します。
外では女子たちが引き続き「フラフープ」を使って遊んでいました。
そこでハジメは「なんかわかってきたかも!」と言って再度「フラフープ」を回そうとします。その瞬間腰に鋭い痛みが走ったハジメは地面に膝をついて動けなくなってしまいます。
そこでダイエット以前にそもそもの運動不足を痛感するハジメは少しでも体力を使おうと決心するのでした。
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第176かし 「フルーツラムネ」
ハジメはココノツの通う学校から「飲むと元気になる錠剤のようなものを違法販売した」との知らせがあり、学校に呼び出されます。
教員はハジメにココノツが「あるもの」を売って校内の秩序を乱したと話しました。そして提示されたビンを見てハジメは「何かの薬品でスか?」と聞きます。
それに教員は「シマダのフルーツラムネです」と答えました。想像していたものとは違ったことにハジメが抜けたリアクションを取ると、教員は大したことがなくてよかったとでも言いたいのですか!?と激しく詰め寄りました。
それからココノツに「ちゃんと自分で説明しなさい」と促し、ココノツは「はい」と言って「シマダのフルーツラムネ」について説明した後にラムネ一粒を10円で販売し、それを溶かしたラムネ風ジュースも販売し、それはかなり売れたと話しました。
男子高校生はバカだから上手かろうが不味かろうが「笑いが取れればリスクは厭わない」という考えを持つ奴が一定数いるのだとココノツは話します。
回想で映し出されたのはジュースを飲む豆の姿でした。教員はアコギな商売をしていることを指摘しながら10円玉がいっぱい入ったボトルを手にとって眺めます。
「生活のために・・ッ仕方なかったんです・・・ッ!!」と言うココノツに教員は「ルールを破るのに生活は理由にならない」と言って「もうやらないな?」とココノツを諭すと、ココノツは「はい・・・多分・・」と涙を流しながら言いました。教員は「オイ!」と言ってココノツを叱ります。
「わたし来た意味あったかな・・・!?」と思うハジメに「帰りますよー」とケロッとした表情でココノツが言います。
帰ってきたココノツに豆が「10円のラムネを1個入れた水を100円で売るのはぼったくりじゃねぇか・・・!?」と言いますがココノツは「もうその商売からは足を洗ったんで・・・」と言って追求する豆を背にして相手にしないようにしながら店を出て行こうとしました。
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第177かし 「キになっとう」
チョコレート系のお菓子がとにかくよく売れる「バレンタインデー」に納豆のパックを持ってほたるはシカダ駄菓子に現れました。
ほたるからそれをもらったココノツがバレンタインデーに納豆をもらうのは初めてだと思いながらパックを開けてみると、その中身は納豆ではありませんでした。
それは納豆のパッケージそっくりのパロディ駄菓子である納豆チョコの「いちばんキになっとう」でした。
「くそうだまされた・・・」と言うココノツにほたるは「この私が普通に納豆を渡すと思って!?」と言いました。
「納豆味のチョコなんですか?」と聞くココノツにほたるは「全然そんなことないわよ!」と言って味は普通の麦チョコだと言いました。
そこでほたるはなんで納豆風のパッケージの商品が生まれたのかについて話し始めます。
元々は子供の憧れの代用品として生み出されていた「パロディパッケージ」ですが、それが続けて生産されていく内に「子供からの人気を狙ってパロディ化する」という流れが変化していき、「パロディ化」すること自体が目的となってしまったのだとほたるは話しました。
そしてその結果「キになっとう」のような商品が生まれたのだと。
バス停にバスが来るのを確認したほたるは「じゃ、ココノツ君。学校でたくさんチョコもらってきてね」と言いました。
その言葉を聞いたココノツは「今日バレンタインって知ってたんですか・・・?」と聞きます。
ほたるは「油断したわね。この私が普通にチョコを渡すと思って!?」と得意げな表情で言いました。
そして「ハッピーバレンタイン!」と言って走り去っていくほたるをココノツは顔を赤くしながら見送りました。
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第178かし 「ばればれ」
バレンタインの日にココノツと二人の時間を作れない状況にサヤは困っていました。ココノツは豆と一緒に校内でチョコが渡されている現場を覗き見て回っていました。
一通り覗き終えると、ココノツと豆そして付いて来ていたサヤの三人は「課題で使うから」と嘘をついて借りた屋上の鍵を使って屋上へと出ます。
残りのバレンタインスポットを回るつもりで屋上へ来た豆でしたが、普段解放されていない屋上には誰もいないことを知ると興が醒めてしまい、豆は「鍵返しといて」と言って屋上を去って行きました。
サヤは「なんて勝手な奴なんだ」と言いながらもココノツと二人きりになれたことに気がつき、サヤはココノツにチョコレートを渡します。
それに驚くココノツを見てサヤは「何驚いてんの、毎年あげてんじゃん」と言います。
それでも毎回ドキドキするというココノツにサヤは「ドキドキするんだ、好きなのはほたるちゃんなのに」と内心思いながら、「ならいっか」と割り切るサヤはココノツに「もうしばらくは誰のものにもなんないでよね」と言いました。
そして屋上の扉ごしにそれを見ていた豆は「いやー・・今年もいいもん見たなー・・良き兄に徹するのも大変だぜ・・・」と言って階段を降りて行きました。
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第179かし 「家族最高」
ココノツとハジメの二人は雪に埋もれた軽トラックの中で遭難状態に陥っていました。
運転席から助手席側の扉を押すハジメの胸をまじまじと見るココノツにハジメは「吹雪の中車に閉じ込められて一大事なんスよ・・・」「店長は女ならなんでもいいんスか・・・?」と呆れた目をして詰め寄ります。
ココノツは動揺しながらも「あんな近く寄られたら見ないわけないでしょう!!」と開き直り「そもそもハジメさんは無防備すぎるんですよ!」と反論しました。
距離が近くていちいちドキドキするのだと。それにハジメは「それを言ったらココノツさんだって月が綺麗とか・・・」と言いかけてハジメは口をつぐみます。
そしてココノツの以前の発言はただ単に月を見た感想を口にしただけだったことを改めて認識したハジメは一人ひそかにがっかりしていました。
そんな変な気分になるのもこの状況のせいで吊り橋効果のようなものだと考えていると、ハジメはくしゃみをして車内が大分冷えてきていることに気がつきました。
そこでココノツは毛布を一枚取り出してハジメに渡しました。
一枚しかない毛布を見てハジメは「二人であたため合おう的な・・・?」と疑うような目をココノツに向けます。
ココノツは慌てて「違います違います。いいですよハジメさん使ってください!」と言いました。それを聞いたハジメは少し考えてから「いいじゃないスか二人であたため合うで」と言いました。
ココノツは「いいんですかそんないかがわしい行為・・・!?」と言うとハジメは「いかがわしくないでス!」と言ってから、慌てて「家族だから!!」と正当化できる理由を付け加えました。
ココノツも「な・・・なるほどたしかに!」とわざとらしく言って二人で一つの毛布に入りながら「あったけーー!!」「家族サイコーー!!」と言いました。
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第180かし 「聯想」
抜け殻のようになったほたるがシカダ駄菓子の前のベンチに座っていました。紅豊が「店の前にこんなもの置いてたら縁起悪いぞ」とココノツに言います。
ほたるが落ち込んでいる理由を紅豊は「買おうと思った駄菓子が売り切れていたとかそんなところだろう」と言いました。
それにココノツは「売り切れっていうか・・・もう入荷されないんですよ」と言い、製造終了になったことを伝えます。それを聞いた紅豊は一瞬とても切ない表情を見せました。
紅豊は涙を流す幼い頃のほたるの姿を思い出します。それから紅豊はほたるの隣に座り、製造終了や閉店に泣きわめいてだらしないったらないと言います。
そして「そのようでは自分の会社はおろか枝垂さえ任せられないな」と言いました。加えて紅豊は「お前は情に流されやすすぎる」と言い、駄菓子屋も俺の方が向いてるのではないかとまで言い始めました。
その言葉に憤慨するほたるは「じゃあ何よ!?・・・え!?どういうこと!?兄さんが枝垂を継いでくれるってこと!?それなら早く言ってよ!!」と言いました。
紅豊は「いや違うだろ!?」と言ってから「慣れろと言っているんだ」と言いました。
こんなことはこの先何度もあると。ほたるは兄さんにもそういう経験があるのかと聞くと紅豊はあるさと答えます。
しかし商品がなくなってしまってもそれを忘れなければ、その存在は思い出として残り、またどこかで誰かと繋がるものだと紅豊はほたるに話しました。
それから紅豊は「それにちょうどよく思い出を共有できる駄菓子バカがいるではないか」と言ってココノツの方を見ました。
それを聞いたほたるは元気を取り戻し、「あーそびーましょー!」と言って上機嫌でシカダ駄菓子の中へと入って行くのでした。
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第181かし 「うまい棒②」
ココノツはほたるに「一番好きな駄菓子とかあるんですか?」と聞きますが、ほたるははぐらかして答えようとしません。
そんなほたるにココノツは「うまい棒の味で何が一番好きか?」という質問に切り替えます。しかしほたるはこれにも答えようとせず「うまい棒うんちく」でごまかそうとします。
そんなほたるを見てココノツはさらに質問の幅を狭めていきます。
「うまい棒」のコンポタ味とチーズ味が崖から落ちそうになって助けを求めていたらどっちを助けるのかと。
「何でそんなことするの!?」と嘆くほたるに「いいじゃないですか!例えですよ例え!パッと決めちゃいましょう!」と言ってココノツは答えを迫ります。
追い詰められたほたるは「決められないのよ~~~!!!」と言って泣き出しました。
そこに後からやって来たサヤと豆・紅豊が登場し、サヤが「だめだよ泣かしちゃ~~~」と言いながら近づいてきます。
ココノツは気まずそうな表情で「いや、その・・・なんて言ったらいいか・・・」と言いました。
第182かし 「いまになって海」
ココノツ・豆・サヤ・ほたるは街に面している海へやって来ていました。手荷物のないほたるにサヤが「水着は?」と聞くとほたるは「大丈夫ちゃんと中に着てるから」と言ってシャツのボタンを開きました。
サヤは慌てて「ここで脱がないで」と言います。水着に着替えたサヤ・豆・ほたるは海に入りますが、ココノツは服を着たまま浜辺でみんなを見ていました。
そこにほたるがやって来て「何してるの?ココノツ君は遊ばないのかしら?」と話し掛けます。
ココノツは「あ、いや僕はその・・・」と答えに困り、慌てて「あ、ほら!覚えてます?」と言って、以前「海でラムネを売り歩こう」という話をしたことを持ち出しました。
それにほたるは「え!?あれやっていいの!?」と目を輝かせますが、海岸に来ているのはココノツ達だけでした。
「なるほど・・・」と言いながらほたるは岩場の方を指差して「あっちの方にちょっとだけ人いたわよ」と言います。
そう言って走っていくほたるを追いかけるココノツはサヤと豆に「ラムネを売りに行ってくる」と言って岩場へと向かいました。
しかしやはりそこにも人は一人もおらず、ほたるは「いやぁごめんなさいね。カン違いだったかも・・・」と言います。ラムネと海と隣に座る水着姿のほたるを見てココノツは夏を感じていました。
そして「夏までに答えを決める」というほたるとの約束を思い出しながらも、ココノツは未だにほたるがまだ待っててくれるのではないかという期待を抱いていました。
ほたるはそんなココノツを見て「ふぅ・・いいのよわかってるわ」と言って、内緒で二人でラムネを飲もうなんて言えないわよね、と言いました。
的外れな言葉に困惑するココノツをよそにほたるはラムネを飲んで「うまーい!」と叫びました。
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第183かし 「糸」
「原林」という男からココノツの携帯に電話があり、思い出せないココノツに原林が「審査会以来だね」と言うとココノツは以前漫画を持ち込み嫌味のような評価を受けた出来事を思い出します。
そして原林の口からココノツの漫画が「奨励賞」を受賞したことを告げられます。そして賞金が3万円出ることも知らされました。
今後の話もあるからと近いうちにまたこっちに来て欲しいという話を受けて電話は終わります。
ココノツは近くにいたハジメに奨励賞を受賞したことを伝え、それからココノツは店を出てサヤと豆にも受賞のことを知らせに行きます。
ココノツの頑張りを知るサヤはそれを聞いて「良かったね」と言って泣き始めました。そのあとココノツはほたるに受賞の話をしに行きます。
漫画に疎いほたるは「奨励賞?それってすごいの?」と言い、ココノツは「編集さんが・・・『今後のことも』って言ってたから・・少なくとも先につながるものは・・・あったのかなって・・・」と言いました。
それを聞いたほたるは「良かったわね。これで・・・」「もう決まったわね答え」と言いました。
そしてココノツを応援すると言ったほたるは「一緒に来られないのはさみしいけれど、これで本当にさよならね」と言いました。
第184かし 「ガチパンチ」
「これで本当にさよならね」その言葉とココノツの決断と共に決まったほたるの今後の方針についての話を思い出しながら抜け殻のようになったココノツは自室の椅子にもたれ掛かっていました。
サヤとハジメは部屋の外からその様子を眺めています。サヤは「だいたいああなる時は」と言ってから部屋に入って行き、「ココナツ。おっす」と話し掛けます。
そしてサヤはココノツからこの前あった出来事についての話を聞き、ほたるが帰ることも知ります。その話の延長でココノツは以前から少し気がかりにしていたことを口にします。
「駄菓子と関係ない僕にはほたるさんは興味ないんだなぁ・・・・・」と。それを聞いたサヤはヘタレるココノツに拳で喝を入れていきます。
そしてサヤは「馬鹿。そんなわけないじゃん」と言い、以前ほたるが「わがままだから全部欲しい」と言っていたことを伝えます。
加えて「皆んな大好きだから折り合いつけられない」とも言っていたことも話し、だから自分だけいなくなればいいと思ったんじゃないのかとサヤは言います。
そんな話をしているとサヤはそんな事を考えるほたるにも段々腹が立ち、「ほたるちゃんもぶん殴ってくる」と言い出しました。
ココノツはそんな過激なサヤのことを止めてハジメに「クーラーボックスどこでしたっけ!?」と聞きました。
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第185かし 「それじゃ」
ココノツはクーラーボックスを下げて去っていこうとするほたるを追いかけました。「ほたるさん!」追いついたココノツはほたるに呼びかけます。
バス停に腰掛けながらほたるはココノツに「何しに来たの?」と尋ねました。ココノツは「ちゃんとお別れの挨拶をしに来ました」と答えます。
それにほたるは「驚いた止めに来たのかと思った」と話し、ココノツは「止めたって行くんでしょ」と言います。
「ふふ・・・」と言うほたるは「結構長いこと・・・お世話になっちゃったわ」と言って、自分が変えてしまったココノツの周りの環境を元に戻さなくてはいけないと思ったと言いました。
私がいなくなっても元の生活に戻るだけだと話すほたるにココノツは「んなわけないでしょ!!」と言ってココノツはほたるが目的を優先して自分に興味を無くしたから帰るんだと思ってお別れを言いに来たのにと言い、
「元になんか戻れるわけないじゃないですか!!だったら最初から来んなよ!!」と言って声を張り上げました。
「そ・・・そんなんこと言われても困るわ!!」と困惑するほたるに「ごめんなさい今のはちょっと言い過ぎました!!」と言ってからココノツは自分勝手なほたるに文句をぶつけていきます。
そして「ほたるさんが自分勝手な人だから僕も前に進めたんです。今更遅いんです」と言いました。
それから「最後まで勝手なこと言ってくださいよ」と言いながら「これ返します」と言って預かっていたアイスの当たり棒をほたるに渡します。
そして「当たり棒は交換するためにあるんです」と言ってクーラーボックスからアイスを取り出しました。
「ちゃんと手順を踏んで交換しましょう」とココノツは言います。そして再び「当たり棒」を受け取ると「僕がずっと持ってます。
それを見てほたるさんを思い出します」と言ってから、「僕もマンガがんばるんでほたるさんも会社がんばってください」と言ってココノツはほたるに笑顔を向けました。
話が落ち着くとココノツはほたるに枝垂の跡継ぎがいないと難しいのかと話し、ほたるは「そうねぇ」と言って、ほたるの父はほたると紅豊に会社を継いで欲しいと思っていると話した上で、
紅豊はコンビニの仕事で結果を出し、父から「一人前の大人」と認められているから後を継がないことに対しても理解を得られていると話しました。
それを聞いたココノツは「つまりほたるさんが一人前の大人ってお父さんに認められればいいってことですか?」と言います。
「まぁそうなるのかしらね」と言ったほたるにココノツは紅豊のように外に出て結果を出すってなるといつになるか分からないじゃないですか!?と言いました。
そこでほたるは「多分結婚とかしたらパパも許してくれるんだけれど」と言い始め、「あ、そっか」と言ってからほたるは「ココノツ君私と結婚する?」と言いました。ココノツは唖然としています。
そこにちょうどバスがやって来て、それに乗り込みながらほたるは「次までに返事決めといてね。本気だから」と言ってココノツにアイスの当たり棒を投げて渡します。
「え!?これ・・・」と言うココノツに「ふふ、当たっちゃったわね」とにっこりと笑いながら「私って忘れっぽいからアナタが持っていて!」と言って呆気にとられるココノツを残し、ほたるはバスに乗って去って行きました。
最終かし 「おわり」
ココノツは話しを受け入れようとしないヨウにはっきりと「継がない」意志を伝えていました。
ココノツのマンガは休載によってページにあまりが出たことを機に初めて雑誌に掲載され、その掲載された雑誌をヨウに見せて納得してもらうと雑誌を探すと、
それはすでにヨウの手の中にありココノツのマンガのページを読むヨウは細かくコメントをしていきました。
恥かしさに耐えかねるココノツはそのコメントを止めようとします。
そして場面が変わると店番をしているハジメとココノツの会話に移り、そこからハジメが新たに「店長」を受け継いでいたことがわかります。
そこにサヤ・豆・紅豊がやって来てそれぞれがココノツのマンガを読んだと言って感想をくれます。
それからハジメは「宅配いってくるんで」と言うとココノツに店番を任せて店を出て行きました。
サヤ・豆・紅豊もいなくなり一人店番をするココノツは「もう三年生かぁー・・・」「また夏になっちゃた」と言いながらあの「当たり棒」を手にして宙を見つめていました。
そこに「ごめんくださ~い」という声が響き、「いらっしゃ・・・」と言いかけると「は~やっと着いたわ」「久しぶりねココノツ君」という声と共にほたるが店の中に入ってきます。
再会し何かを悟ったように微笑むココノツは「いらっしゃいほたるさん」と言ってほたるを受け入れるのでした。
だがしかし 完
サンデーうぇぶり
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