葬送のフリーレン ハイター僧侶とフェルン・ザインとの関係は？過去や強さ年齢・杖やスピンオフ！

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勇者パーティーが魔王を倒した後の世界を、長命のエルフの視点から描くファンタジー漫画『葬送のフリーレン』。

 

『週刊少年サンデー』内で連載されておりテレビアニメ化も決定している人気漫画です。

 

今回は『葬送のフリーレン』から、勇者パーティーの僧侶・ハイターを解説していきます。

 

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『葬送のフリーレン』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める？

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この記事を執筆している現在では第1巻から最新巻まで読むことができます。

 

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『葬送のフリーレン』ハイターの基本情報！生臭坊主？年齢は？

ハイターを紹介！

 

ハイターは『葬送のフリーレン』に登場する僧侶です。

 

主人公であるエルフの魔法使い・フリーレン、勇者・ヒンメル、戦士・アイゼンと共に、10年の旅の末魔王を討伐しました。

 

穏やかで明るい性格の優秀な僧侶です。

 

一方お酒が大好きで1週間に一度は二日酔いになったり、好き嫌いをしたり、嘘をついたりと不真面目な面も見られ、パーティー内では生臭坊主と言われます。

 

しかし罵られても笑い飛ばしたりちょっとした言い争いを取りなしたりと、癖の強いパーティー内でのバランサーのような役割も果たしていたことが伺えます。

 

魔王討伐から50年後、再び勇者パーティーの4人で旅し流星群を見た年、勇者ヒンメルが亡くなります。

 

ハイターはその20数年後、フリーレンと引き取った孤児の少女・フェルンに見送られながら息を引き取りました。

 

ハイターとヒンメルは幼なじみの同年代であったため、享年は90歳代と考えられます。

 

ハイターは不真面目？優しい？女神様とは？

前述したようにハイターは大酒飲みの生臭坊主です。

 

一方勇者パーティーとして魔王を討伐したり孤児院に復興資金を出資したりと優しい面も見られます。

 

しかしハイター自身はそのような行いを、天国で女神様に褒めてもらい贅沢三昧するためと語っています。

 

女神様とはこの世界における神様のような立ち位置です。

 

全知全能かつ天地創造に関連する存在で、神話の時代を除くと実際に姿を現したことはないようです。

 

僧侶の使う「女神様の魔法」は聖典に記されており、原理がほぼわかっておらず生まれながらの“資質”がないと扱うのは難しいものです。

 

明言されていませんが、この世界での僧侶や教会とは女神様への信仰を由来とすると考えてよいでしょう。

 

しかしハイターはそこまで信心深いというタイプではないようです。

 

むしろ天国が実在するかどうかはどっちでもいいと発言しています。

 

ただ、必死に生きてきた人の行き着く先が無であるよりは、天国で贅沢三昧をしていると思う方が都合がいいとは考えています。

 

そのような穏やかな信仰心は作中のキャラクターだけでなく読者にも響いています。

 

勇者パーティーの僧侶・ハイターの強さを解説！魔力はフリーレンの5倍！？

勇者パーティーの僧侶であるハイターですが、その強さはどれほどだったのでしょうか。

 

後衛職の僧侶であるハイターの戦闘シーンはほぼ無いため、具体的に誰かと比べることは困難です。

 

しかしハイターは初めてフリーレンと出会った際に「魔力は私の五分の一くらい」と発言しています。

 

フリーレンは1000年以上を生き圧倒的な強さを持つ魔法使いですが、魔族に強さを誤認させるため体外に出す魔力を制限しています。

 

しかしその状態でもフェルン曰く「熟練の老魔法使い」ほどの魔力量です。

 

上の発言は作中最新話の約80年前ですが、フリーレンは魔力量を敵の魔族から「80年前から大して変わっていない」と評価されています。

 

つまり発言を真に受けると、ハイターは若くして熟練の老魔法使いの約5倍の魔力量を持っていることになります。

 

そこまで真に受けていいのか疑問に思うところもありますが、実際仲間たちに無補給無酸素でも2ヶ月間生存できる魔法をかけた場面もあり、あながち冗談とも言えません。

 

ちなみに前述のフリーレンの魔力の制限ですが、ハイターは一緒に旅をするうちに気がついていました。

 

その際ハイターはフリーレンの努力を汲み取り褒めています。

 

また別の時には、子供たちのため大人っぽい振る舞いをするハイターを逆にフリーレンが褒めています。

 

初対面こそ失礼な印象を与えるものでしたが、2人の間にはきちんと絆があるとわかります。

 

『葬送のフリーレン』スピンオフにも登場！ハイターの過去を紹介！ザインとの関係は？

ハイターの過去を紹介！

ここまで勇者パーティーの僧侶・ハイターを紹介してきましたが、それ以外の彼はどのような人物だったのでしょうか。

 

ハイターは孤児で、勇者ヒンメルと同じ村の孤児院出身だとわかっています。

 

またヒンメルはハイターに煽られたことがきっかけで勇者になっています。

 

これらのことから2人はいわゆる幼なじみの関係であるとわかります。

 

またアプリ『サンデーうぇぶり』内で掲載された『葬送のフリーレン』のスピンオフ作品の1つ『勇者ヒンメルの冒険譚』では、ヒンメルとハイターの幼少期が描かれています。

 

スピンオフ漫画はあくまで『葬送のフリーレン』を原案としたものではありますが、本編ではなかなか見られない2人の姿を見ることが出来ます。

 

魔王討伐後は聖都の司教！ザインとの出会いは？

魔王討伐後、ハイターは栄転し聖都で司教になります。

 

魔王討伐から50年後に再会したフリーレンにも貫禄が出たと言われています。

 

ハイターがザインと出会ったのは司教をしていた頃です。

 

ザインは、勇者ヒンメルの死後に旅の途中でフリーレンたちが出会う僧侶の男性です。

 

彼は幼い頃故郷の村を視察に訪れたハイターに出会っています。

 

幼い頃から冒険者に憧れていたザインにとって、ハイターの話す冒険譚はきっと刺激的でワクワクさせるものだったでしょう。

 

ザインの記憶の中にも、ハイターは印象的に残っている様子です。

 

そしてハイターは、晩年聖都郊外の森でフェルンと暮らします。

 

本人曰く子供たちのために大人のフリをしていただけのようですが、ザインやフェルンにとっては優しく頼りがいのある理想的な大人でした。

 

ハイターとフェルンの関係を紹介！親子？杖をあげた？

 

フェルンは、現在フリーレンと旅をしている、フリーレンの弟子の魔法使いの女の子です。

 

感情を表に出さないタイプですが、しっかりものでパーティーのお母さん的存在です。

 

そんな彼女ですが、実はハイターに救われ育てられた過去があります。

 

フェルンは南側諸国の戦災孤児でした。

 

幼い頃、彼女は家族を亡くした悲しみから崖から身を投げようとしました。

 

そんな彼女を救ったのがハイターです。

 

ハイターはフェルンに、このまま死んだら大切な思い出まで無くなってしまうと話し、死ぬのを思い止まらせ引き取りました。

 

フェルンはハイターにとても感謝しており、魔法使いになったのも一人で生きていく術を身に着けハイターに安心してもらうことが目的でした。

 

一方ハイターもフェルンのことを大切に思っており、杖をあげたり、自分の亡き後のためにフリーレンに弟子として託したりしています。

 

二人は血こそ繋がっていませんが親子のような関係性と言えるでしょう。

 

ハイターは亡くなりましたが、フェルンの中でその存在は未だ大きいです。

 

命を救われたことに恩義を感じていますし、魔物による大切な人の幻影としてハイターの姿が現れています。

 

一方飲酒を「酒は百薬の長」と容認するなど酒好きのハイターの教育も感じさせます。

 

ハイターは死亡？今後の展開を予想！

ハイターは第2話で死亡しています。

 

第1話で勇者ヒンメルが死亡してから20数年後のことです。

 

晩年は体調を崩したこともあり酒を絶っていたようですが、フェルンをフリーレンの弟子にするために一計を案じるなど、優しくて一筋縄ではいかないところは変わらないようです。

 

そんなハイターですが、死後もフリーレンたちの回想でたびたび登場しています。

 

『葬送のフリーレン』は勇者パーティーの魔王討伐への旅をなぞる形で描かれます。

 

そのため回想シーンとして昔の彼らの姿が多く登場するのも特徴です。

 

ハイターは特に、フリーレンだけでなくフェルンやザインとも繋がりがあります。

 

魔王討伐へ向けて旅をしていた若かりし頃だけでなく、年をとり次の世代を導く頼れる大人になった姿が見られるのも嬉しいところです。

 

現在、フリーレンたちは天国があると言われる場所に向けて旅をしています。

 

ハイターは亡くなり回想のみの登場が多いですが、そこに着けば現在のフェルンたちとの会話も見られることでしょう。

 

また現在発表されている最新の第110話では、フリーレンが過去の世界に飛ばされ若かりしヒンメルたちと再会しています。

 

そこでは回想ではなく現在軸のハイターたちが描かれています。

 

回想の生臭坊主とは一味違う、パーティーのお目付け役のような姿が見られますよ。

 

『葬送のフリーレン』ハイターのアニメ声優は誰？

 

『葬送のフリーレン』は2023年9月29日（金）から日本テレビ系でのテレビアニメ化が決定しています。

 

監督は『ぼっち・ざ・ろっく！』の斉藤圭一郎氏、アニメーション制作は『山田くんとLv999の恋をする』のMADHOUSE。

 

主人公のフリーレンの声優は種崎敦美さんです。

 

また初回放送は「金曜ロードショー」での2時間スペシャルとなります。

 

前代未聞の初回放送としても話題になりましたね。

 

そしてハイターの声優は東地宏樹さんです。

 

東地さんと言えば『PSYCHO-PASS　サイコパス』の須藤徹平、『名探偵コナン』の伊達航などを演じています。

 

また洋画の吹き替えも数多く担当しています。

 

アニメ『葬送のフリーレン』は徐々に放送時期が近づき情報が解禁されています。

 

アニメ自体と共に東地さんがハイターをどう演じられるのかも楽しみに待ちたいと思います。

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