ハチワンダイバー全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリでタダ?柴田ヨクサルによる将棋マンガ!

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悩んでいる人
『ハチワンダイバー』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『ハチワンダイバー』は漫画アプリ『ヤンジャン!』にて全巻無料で読める?

漫画『ハチワンダイバー』はこちらの集英社が運営する漫画アプリヤンジャンにて無料読むことができます。

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『ヤンジャン』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『ハチワンダイバー』を安心安全にそして無料で読みたい方は、『ヤンジャン!』を活用することをオススメします。

 

また『ヤンジャン』では、『ハチワンダイバー』以外にも

  • 東京グール:re(東京喰種:re)
  • キングダム
  • GANTZ
  • テラフォーマーズ
  • BUNGOーブンゴー
  • DINER ダイナー
  • 高校鉄拳伝タフ
  • TOUGH-タフー
  • かぐや様は告らせたい
  • リクドウ
  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
  • サラリーマン金太郎
  • 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
  • 群青戦記
  • 元ヤン
  • ライアーゲーム
  • ウマ娘-シンデレラグレイ-
  • 地獄先生ぬ~べ~
  • ゴールデンカムイ
  • 推しの子
  • 九龍ジェネリックロマンス
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 少年のアビス
  • 明日ちゃんのセーラー服
  • シャドーハウス

etc・・・

 

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

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また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶり』『マンガワンも特にオススメです!

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師
  • トニカクカワイイ
  • 魔王城でおやすみ

などなど…

 

マンガワン
  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『ヤンジャン!』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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次に『ヤンジャン』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『ヤンジャン』の基本的な使い方

無料で試し読み

漫画アプリ『ヤンジャン』では、多くの人気マンガがすべてではないですが、大方無料で読むことができます。

 

以下の画像のような「無料」と記載されたアイコンが表示されているエピソードは、いつでも時間制限なく無料で読むことができます。

 

 

気になる漫画を見つけたら、まずは、このシステムで無料で1話目を読んでんみてください。

 

「無料」アイコンは、すべての漫画作品の1話~3話程度に表示されています。

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チケットを使って無料で読む

 

 

次にアプリ内アイテムであるチケットを使って1日に1話ずつ漫画を無料で読みましょう。

 

読みたい漫画作品をタップすると、以下の画像のように「無料で読む」と表示されます。

 

ここをタップすることでお好きな漫画作品を1日1話無料で読むことができます。

 

この「チケット」使用後、23時間で「チケットチャージ」が回復し、次のエピソードを無料で読めるようになります。

 

この「チケット」は、各作品ごとに1日に1回使用できるアイテムです。

広告動画を見て1話無料で読む

「チケット」を使用してしまった場合でも、以下の画像の↓「動画を見て無料で読む」をタップし、数十秒の広告動画を視聴することで新たに漫画作品を1話無料で読むことができます。

 

この「動画を見て無料で読む」は、各作品ごと1日1回利用でき、翌日の0時にリセットされ、再び利用することができます。

 

『ヤンジャン』で多くの漫画を無料で読むには、気になる漫画を複数選択し、同時に読み進めることをオススメします。

 

以上のシステムを使うことで1日に2話ずつ漫画作品を読み進めることができるため、ゆっくりでもいいから、タダで読みたい。という方に特にオススメです。

 

私は、1日に読める話数に制限がある方が生活にメリハリがつくので『ヤンジャン』を愛用させてもらっています。

 

何より有名な新作&旧作漫画を合法的に完全無料で読める『ヤンジャン』をダウンロードしないのは、もったいなさすぎます。

 

これから、もっと無料で読める漫画作品が増えると思いますので、今のうちにダウンロードしておくことをオススメします。

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『ハチワンダイバー』の世間の評価は?

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『ハチワンダイバー』の見どころ紹介!

見どころ① 静かに戦う『将棋』の常識を完全にぶち壊した圧倒的な熱量の対局!!

『将棋の対局』と聞いて思い浮かべるとしたら、静かな空間でジリジリとした心理戦を行い、音を立てず、お互いが礼儀正しく戦うといった、少し〝地味〟なイメージがある方も多いかと思います。

 

ですが、ハチワンダイバーは全くそんなことありません。

 

〝将棋の地味さ〟を完全に払拭したド迫力な対局、というよりも少年漫画のような『バトル』と言った方がしっくりくる、そんな戦いが繰り広げられていきます。

 

ほとんどのキャラクターが非常に表情豊かで、一手一手を打つたびに目を大きく見開き、歯を食いしばり、まるで相手に殴りかかるかのように駒を盤面に小気味よく置いていきます。

 

そのため読んでいて、とてもスピード感と迫力があり、将棋の漫画というよりスポーツ漫画を読んでいるかのように身体がアツくなってきます。

見どころ② キャラクターそれぞれが持つ『技』がアツい!

『バトル』のアツさをより一層盛り上げる要素として、個性豊かすぎる登場人物たちがそれぞれの特性を活かした『技』を持ち合わせていることが挙げられます。

 

例えば、主人公の『菅田 健太郎(すがたけんたろう)』は深呼吸をして呼吸を整え、集中状態になると将棋盤の中に潜り込む『ダイブ』という技を持っています。

 

『ダイブ状態』になると駒の軌跡(きせき)が見えるようになったり、相手の思考を更に深読み出来るようになることが出来ます。

 

圧倒的に劣勢の状況を『ダイブ』を使用して逆転の一手を導き出す展開はとても気持ち良いです。

 

また、菅田の師匠となる『ニこ神(にこがみ)』は、自身が得意とする『雁木(がんぎ)』という戦術を用いて主人公を追い詰めてきたり、序盤に菅田の敵として登場する漫画家の『文字山(もんじやま)ジロー』は将棋の〝駒〟と対話をすることで戦局を有利に進めることが出来る、など、多種多様な『技』で勝負を盛り上げます。

 

そのため、将棋のルールがほとんど分からない人でも、菅田達のアツい対局を体感しながら読み進めることが出来ます。

見どころ③ 心を揺り動かす名言の数々!

ハチワンダイバーに登場するキャラクターは、将棋というものに己の人生を賭けている人物が大勢います。

 

たった一つの対局に〝命〟を賭けて挑む展開も多く、そのような絶体絶命の状況から絞り出される発言の数々から沢山の名言が生まれています。

 

例えば

 

主人公の菅田が自分自身に問いかける

 

「僕は何で出来てる!?情けないほど将棋だろ!!」

 

「将棋を抜いたら価値は0」

 

「そんな人間が、将棋で引いて何様だ!!」

 

文字山ジローの

 

「将棋を100%理解出来たらどうなると思う?」

 

「神のとなりに座れる」

 

など、思わず将棋を指したくなってしまうようなアツい名言がたくさん出てきます。

『ハチワンダイバー』登場人物紹介!

菅田 健太郎(すがた けんたろう)

 

本作の主人公です。

 

人生のほとんどを将棋に没頭(ぼっとう)し、プロを目指していたが、一歩及ばず断念。

 

その後、賭け将棋により日銭を稼ぐ毎日を過ごしていました。

 

しかし、あまりにも強すぎるため対局を申し込んでも誰にも相手にされなくなり、迷走していたところ、挑戦者の倍の金額を受け取ることが出来る「倍層」勝負で指す『アキバの受け師』という人物が秋葉原にいると聞きつけ、挑戦するも完全敗北します。

 

これにより自身が「井の中の蛙(かわず)』であることに気付き、『アキバの受け師』に勝つことに執念するようになった菅田は自分の考えを改め、真の〝真剣師〟になることを決意します。

 

その後、アキバの受け師に促(うなが)され、元鬼将会の真剣師〝マムシ〟と命を賭けた対局を行い、逆境に立たされた菅田は、深呼吸により呼吸を整え、将棋盤に潜り込むかのような驚異(きょうい)の集中力を発揮する『ダイブ』という能力を覚醒させ、自らを『ハチワンダイバー』と名乗ることに。

 

多くのライバル達との死闘とも呼べる対局を繰り返していき、臨機応変(りんきおうへん)な指し回しを行う『ハチワンシステム』という独自戦法を作り上げ、その鮮烈(せんれつ)な経験と元々の才能により、とてつもないスピードで棋力を上げ、トーナメント優勝など他とは一線を越えた実力を身につけ、世界に名が届くほどの真剣師となります。

中静 そよ(なかしず そよ)

 

通称『アキバの受け師』

 

本作のヒロインです。

 

彼女の圧倒的な棋力と美貌(びぼう)により、菅田の〝将棋人生〟を変えるきっかけとなった人物。

 

父親と兄から拷問ともいえる膨大(ぼうだい)な将棋の訓練を受けさせられ、その経験から心が壊れしまう寸前の状態にまでなってしまいます。

 

その心を〝メイド服〟を着用することによって平穏に戻す術(すべ)を身に付けたそよは、出張メイドサービスのアルバイトとして勤務し、自身の心のバランスを整えていました。

 

普段は無口で無表情、眼鏡もかけており、第一印象としては〝地味〟としか言えませんが、アルバイトが始まると一変し、大きく胸元が間いた派手なメイド服を着用し、笑顔で「ご主人様♡」と発するなど、同一人物とは思えないほどの変化を見せます。

 

自分の部屋を片付けるために、前述の出張メイドサービスをたまたま活用した菅田と出会い、物語が大きく前進して行きます。

 

菅田と共に数々のライバル達を倒す旅を続けていくうちに、次第に心を通わせ、最終的に菅田と結ばれるようになります。

 

大きく成長した菅田との対局にも勝利したことから、作中最強の棋士と呼ばれています。

 

また、恐ろしいまでの大食いであり、テーブルに並べられた食材を一瞬で平(たい)らげてしまうという、見た目からはあまり想像出来ないような特徴をもっています。

斬野 シト(きりの しと)

 

独自の製法で、限りなく本物に近い質感の人形を作ることを生業(なりわい)としている真剣師。

 

挑戦してきた菅田に対し〝新石田流(しんいしだりゅう〟と呼ばれる戦法で勝利し、絶望を与えます。

 

これにより、己の弱点を知った菅田は『ニこ神』の元で厳しい修行を受け、克服(こくふく)

 

再度挑戦を受けた斬野は、菅田の今までよりも更に深く潜る『ダイブ』に圧倒され敗北します。

 

クールな印象ですが、『ザンガード』と呼ばれるヒーロースーツに身を包み、秋葉原の平和を守り続けるために奔走(ほんそう)するという、正義感に満ち溢れた顔も持っています。

ニこ神(にこがみ)

 

本名『神野 神太郎(じんのしんたろう)』

 

「雁木」という戦法を得意とし、アマチュアでありながら数々の輝かしい功績を残しましたが、傲慢(ごうまん)になった彼は自身の〝命〟を賭けた対局を行い、それに敗北してしまいます。

 

死ぬことが怖くなってしまい、必死の命乞(いのちご)いをすることでなんとか生き延びることが出来ましたが、その反動で河原に住み着くホームレスへと転落してしまいます。

 

『斬野シトに敗北してしまい、棋力が大きく下がってしまった菅田を見かねて自身の弟子とすることを提案。

 

これに承諾(しょうだく)した菅田に対し、一日中将棋を指し続ける「10秒将棋デスマッチ」という修行を共に敢行(かんこう)することによって、菅田の成長に大きく貢献(こうけん)させました。

谷生(たにお)

プロ棋士をも超えた最強の将棋軍団『鬼将会』を創設した、本作のラスボスといえる人物。

 

最強クラスの実力をもつ「そよ」に大差で勝利し、成長途中の菅田に〝目隠し将棋〟で勝ってしまうなど、ラスボスらしいとてつもない棋力の持ち主です。

 

見た目は若いように見えますが、『谷生 卑弥呼(たにお ひみこ)』という娘もおり、年齢は不詳、将棋に対して異常な程の執着を持っており、ほとんど表情を変えない姿勢から、作中は常に異様な雰囲気を放っています。

 

〝世界を81マスに沈める〟という、常識を逸脱(いつだつ)した考えを持っており、菅田との最終戦では日本に『核爆弾』を落とすことを賭けた対局を行い、正に将棋で世界を変えてしまおうとしていました。

『ハチワンダイバー』序盤ネタバレ紹介!

第1話 アキバの受け師

将棋を趣味とし、愛好する人々が集まる将棋センター。

 

「パチッ、パチッ」と将棋盤に駒を置く音ばかりが響くこの静かな空間で、ある一組の対局が決着しました。

 

「負けだ」

 

机で対面している小太りの中年男性と若い青年、この対局の敗北を告げたのはベテランに見える中年男性の方でした。

 

若い青年は、机に置かれていた「2千円」を手に取り、無造作にコートのポケットに突っ込んだあと、無言で席を立ちます。

 

二人の間で行われていた対局は、お互いがお金を出しあって勝負を行う、いわゆる「賭け将棋」だったのです。

 

その賭け将棋に勝利した青年の名前は『菅田(すがた)』この青年が主人公です。

 

将棋のプロの養成機関『奨励会(しょうれいかい)』に属していた彼は、プロを目指し努力していましたが、あと一歩届かず、その夢を断たれていました。

 

プロになることも出来ず、夢やぶれた彼は他に何もすることがなく、賭け将棋をすることによって日銭を稼ぐ毎日。

 

彼のように『賭け将棋』を生活の糧(かて)として活動する人達を通称『真剣師(しんけんし)』と呼んでいます。

 

菅田はこの『真剣』将棋をはじめてから一度も負けたことが無く、通算182勝0敗。

 

真剣師として文句なしの実力者でした。

 

しかし、この圧倒的な実力が仇(あだ)となり、次第に菅田と賭け将棋をしようとする人達が周りにいなくなってしまいます。

 

対戦相手の見つからない将棋センターで途方に暮れていた菅田のもとに、缶ビールを片手に赤ら顔で酔っぱらった様子の中年男性が声を掛けてきます。

 

「真剣やるなら勝ちすぎちゃだめだよ、カモは生かさずころさず、焼いても食うのはしっぽだけ」

 

そういわれた菅田は、少しムッとした表情で「将棋指しとして、ワザと負けるなんてできない」と答えます。

 

酔っぱらった中年男性はそれならばと、菅田に「秋葉原に誰とでも〝倍層〟で指すアキバの受け師〟って呼ばれる真剣師がいる」という情報を与えます。

 

倍層とは、挑戦者の掛け金の倍の額を受け手が支払う勝負、つまり受け手側は相当の実力者であることが伺えます。

 

その話に興味をもった菅田はその〝アキバの受け師〟に会うため、秋葉原の将棋場へ向かいます。

 

「一局二万円からだぞ」

 

将棋場で対局を見学していた男性が指をさした先に、その〝アキバの受け師〟はいました。

 

『倍層』で賭け将棋を行っていたアキバの受け師は、眼鏡をかけ地味な印象の〝女性〟でした

 

菅田は早速、勝負を申し込みます。

 

「5万でもいけますか?」倍層勝負のため、負ければ10万円を失うことになる菅田の提案にも全く動じなく応じるアキバの受け師

 

「5分切れ負けで」

 

お互いが淡々(たんたん)とルールを確認し終えて、対局が始まります。

 

7分58秒後、菅田の完全敗北で終局。

 

「ありえない・・・」将棋の強さというものに自身のプライドをすべて掛けていた菅田は、家に帰るなり、完全に自暴自棄(じぼうじき)になってしまいます。

 

「まずい、このままでは気持ちが持たない」と思い、菅田は将棋の本で埋め尽くされていた自分の部屋を片づけることにします。

 

しかし余りにも乱雑(らんざつ)に散らかった部屋を一人で片づけるのは、途方もない作業になることに気づき、『部屋の片づけサービス』をしてくれる業者に電話をすることに。

 

「ピンポン」と部屋のベルが鳴り、業者を迎え入れた菅田は驚きます。

 

片付け業者の制服である『メイド服』に身を包んだその人物は、菅田に敗北を与えたあの〝アキバの受け師〟だったのです。

 

「一局指しましょう!!!」

 

興奮した面持ちで菅田は言います。

 

しかし、受け師はなかなか応じてくれません。

 

「500倍層でいい!!!!」

 

「真剣師の血が騒がないかい?」と散々(さんざん)挑発してくる菅田に、受け師はしぶしぶ了承。

 

プロ棋士を目指していたあの頃を思い出し、全力で挑む菅田。

 

しかし、結果は菅田の惨敗(ざんぱい)。

 

全力を出し切った菅田はこれ以上ない屈辱的な敗北を味わうのでした。

 

500倍層勝負に勝利したメイド姿の受け師は、躊躇(ちゅうちょ)なく菅田の全財産を手に取り、部屋を出て行きます。

第2話 これが真剣

全財産を失い、毎日の食費すらままならなくなってしまった菅田は、自身の持つ〝宝〟とも言える〝将棋の駒〟を苦渋(くじゅう)の決断で質屋に出します。

 

それにより、1万5千円を手にした菅田は牛丼屋で空腹を満たし、気力を取り戻したことでアキバの受け師にリベンジを果たす決意を新たにします。

 

リベンジのため、菅田は秋葉原の将棋場へ。

 

到着した将棋場では、メイド姿では無い地味目な服装をした受け師が対局をしていました。

 

〝アキバの受け氏との対局は2万円から〟

 

お金の無い菅田は現状、受け師に挑戦する権利が無いことに気付きます。

 

どうすればいいかと悩む菅田。

 

そこに、生きの良い『真剣師』が「20万賭けてオレと勝負しねぇか?」と対局を持ち掛けてきました。

 

そんな大金を持ち合わせていないため、断ろうとする菅田。

 

しかしそれを阻(はば)む声が上がります。

 

「私がこの人の乗り手になるわ」

 

そう言って20万円を差し出してきたのは、あのアキバの受け師でした。

 

受け師の期待に応えるべく、菅田はこの勝負を受けることに。

 

ルールは『1分切れ負け勝負』

 

お互いの持ち時間を合わせても2分以内に決着がついてしまう特殊なルール。

 

絶対に負けるわけにはいかないこの勝負に、菅田は集中し、深い深呼吸をして呼吸を整えたあと「一手1秒で指せば十分」と語り、勝負を開始させます。

 

圧倒的なスピード感と迫力で盤面に駒を置いていく菅田。

 

「ここだ!!!貫け!!」

 

「肉に噛みつきっ」

 

「骨を砕き!」

 

「叫ぶ間もなく!」

 

「息の根を止める」

 

たった1分48秒。

 

菅田の勝利という形で勝負は決しました。

 

全力を出し切った菅田は、『勝利金』の半分を受け師に渡したあと、家に帰り、疲れ切った様子で眠りにつきます。

 

次の日。

 

「聞きたいことが沢山ある」と、菅田はまたあの『片付けサービス業者』を呼びました。

第3話 目隠し将棋

玄関のベルが鳴り、現れたのはメイド服姿の〝アキバの受け師〟

 

菅田は彼女に「なぜこんなにも将棋が強いのか」と理由を聞き出そうとします。

 

しかし彼女は「この時間は何も聞かないで。ご主人様のメイドでいさせて下さい」と悲痛な表情で返答を断ります。

 

その後、2人の間に無言の状態が続く。

 

ふと菅田がボソッと一言つぶやきます。

 

「7六歩(ななろくふ)・・・』

 

それに応えるように彼女も「3四歩(さんよんふ)」とつぶやき2人は唐突(とうとつ)に実際に盤や駒を使わず、頭の中に盤面を描いて対局を行う『目隠し将棋』を始め出しました。

 

結果は、菅田の敗北という形で終局。

 

時間となり、メイド姿の受け師は帰ることに。

 

俄然(がぜん)アキバの受け師に興味が湧いた菅田は、彼女を見送りながら決意します。

 

〝キミに・・・勝つ!!!!〟

 

〝たった今から本気で真剣師の道を生(い)く〟と

第4話 ワザと

後日、菅田は『真の真剣師』の一歩を踏み出すため、今まで顔を出したことの無い将棋サロンを訪れます。

 

そこで、さっそく〝カモ〟を見つけた菅田は対局を申し出ます。

 

明らかに格下の相手です。

 

しかし、菅田はこの1戦目を、生まれて初めて〝ワザと〟負けます。

 

〝真の真剣師は勝ちすぎてはいけない〟

 

〝強すぎると誰も対局をしてくれなくなってしまうから〟

 

今まで培(つちか)ってきた将棋指しとしてののプライドを捨て、全勝ではなく、敢(あ)えて2勝1敗という結果で対局を終えた菅田は、涙を流しながら賭け金を手にします。

 

この日、このような〝自分の将棋を捨てた〟対局を何度も繰り返し、その度に泣き、家に帰ってもボロボロと涙が止まりません。

 

菅田はたまらず、稼いだ金でまたあのメイド姿の受け師のいる業者に電話します。

 

駆けつけたメイドの受け師に菅田は、

 

「何もせず、時間までただそこにいて下さい」

 

「僕、一度自分の将棋を捨てました・・・すべてはあなたに近づき、勝つためです」

 

と、畳の上でぐったりした状態で伝えます。

 

受け氏はそれに対し、「ご主人様、私のヒザで良かったら寝て下さい」と提案します。

 

菅田は顔を真っ赤にしながらも、彼女のヒザの上で寝ることで、何もかも忘れるくらい癒されたのでした。

第5話 行ってきます

次の日からも、〝プライドを捨てた稼ぐための将棋〟を繰り返し、まとまったお金が手に入った菅田は、泣く泣く手放すことになった将棋の駒を取り返しに『質屋』へ向かいます。

 

しかし、質屋の店員に、たった今、その将棋の駒が売れてしまったことを告げられます。

 

周りを見ると、すぐ近くにいた私服姿のアキバの受け師が、たった今売れたという〝菅田の駒〟をその手に持っていました。

 

驚く菅田に対して、受け師はその駒を手渡し、こう告げます。

 

「私のかわりに今夜、〝真剣〟を指してもらいたいの」

 

断る理由の無い菅田は、受け師の願いに応じます。

 

受け師に賭け金の『20万円』と対局場所を記されたメモを渡され、「行ってきます!!!!」と気合い充分に菅田はその場所を目指します。

第6話 ハチワンダイバー

メモに記された住所を辿ると、何の変哲(へんてつ)もないアパートに到着しました。

 

すると、アパートの入り口から男がやって来て、菅田を屋上まで案内してくれます。

 

エレベーターで屋上につくと、目の前に年季の入った小屋が現れます。

 

小屋を入り口を前に菅田は「な、なんだ?こんなところで将棋を指すのか・・・?」と疑いながら中に入ります。

 

小屋の中ではヤクザのような出立ち(いでたち)をした男たちが、菅田を迎え入れます。

 

目の前には将棋盤がひとつだけ置かれており、対面するように男が1人座っていました。

 

座っていた男は淡々と語ります

 

「持ち時間は20分、20分切れ負け」

 

「俺の名前は〝マムシ〟お前が勝ったらこの名前は忘れていい」

 

「はじめようか」

 

菅田は盤面の前に座り

 

「おねがいします」と応え

 

20万円を賭けた〝真剣〟勝負が開始されます。

 

菅田は序盤にリードを許し、苦戦を強(し)いられます

 

「どうした兄ちゃん、こんなもんか?」

 

「負けたら大変なことになるぞ」

 

とマムシに脅され、かなりのプレッシャーを感じる中、菅田はペースを取り戻すために深く深呼吸をします

 

「スー、ハー、スーー、ハーー、スーー、ハーーー」

 

長い深呼吸をしているうちに、菅田はプロを目指していた頃の師匠の言葉を思い出します。

 

「お前の将棋は浅いんだよ、もっと潜るんだよココに!」

 

「この9×9 81マスに潜るんだよ!」

 

「どこまでもどこまでも深く深く、深く!!!この盤に潜るのが将棋指しだ!」

 

この言葉を思い出した菅田は、その後も大きな深呼吸を続けて

 

「僕には将棋しかない、今度こそ、潜る!!」

 

長く続けた深呼吸を終え、明らかに菅田手筋(てすじ)が良くなった菅田は、盤面を制圧していきます。

 

数分後、逆転。

 

菅田はこの〝真剣〟勝負に勝利します。

 

周りが唖然(あぜん)とする中、マムシは菅田に名前を尋ねます。

 

菅田はそれに対し、こう答えました

 

「ハチワンダイバー」と。

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