実写ドラマ化もした人気マンガ『死役所』。
そんな『死役所』に登場する林(ハヤシ)。
ハヤシの過去がかわいそうと言われる理由ついて詳しくご紹介します。
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ハヤシ(林)の初登場シーンはいつ?
ハヤシが初めて登場したのは死役所2巻、第6条の「腐ったアヒル①」です。
死者は死んだ時に手にしていたものと一緒に死役所に来るようで、ハヤシはその中でも漫画に興味を示していました。
「腐ったアヒル」は「アヒルロード」という漫画を軸に物語が進んでいくのですが、ニシ川が死者が持っていたこの「アヒルロード」という漫画を読んでいるところに、ハヤシが声をかける、というシーンがハヤシの初登場シーンです。
この話の中でハヤシの趣味が、死者が持参した漫画のコレクションであるということが明らかになります。
死者が持ち込んだものなので、当然中には血が付いたものもあるのですが、それを意に介さないハヤシの様子は、変わり者が多い死役所の中でも引けを取らない変人ぶりです。
ハヤシ(林)の人物像を紹介!イケメンで時代劇風な口調?
ハヤシの生前の名前は林 晴也(はやし はるなり)で、外見は目鼻立ちがはっきりしている、イケメンです。
見た目は今どきの若者ですが、「本当ですか」を「真(まこと)すか」、「子供」のことを「童(わっぱ)」、「どうしてですか」を「何故(なにゆえ)すか」など、たまに時代劇風な口調が出ることがあります。
誰とでも打ち解けることのできる人懐っこい性格で、5巻に収録されている番外編「ヒーローごっこ」では、ハヤシをヒーローと間違えた男の子にヒーローごっこに巻き込まれますが、嫌な顔をすることなく付き合う面倒見の良い一面も見られます。
そんな好青年な印象のハヤシですが、生前の彼は幼馴染のまりあをいじめていた女子に殺すと言って脅したり、窓から投げ落としたりと、冷酷な一面もあります。
ハヤシ(林)のかわいそうな過去(出生の秘密)を解説!
ハヤシは幼い頃にお母さんを亡くしており、お父さんとお姉さんの三人暮らしでしたが、お父さんは何故かハヤシに対してだけよそよそしく、二人は全く口を聞いていない状態でした。
そんなハヤシの遊び相手をしていたのは、祖父である林 清三(はやし せいぞう)でした。
清三は昔役者をしていて、その事から時代劇ごっこをするのがハヤシと清三の定番です。
しかし、ハヤシが中学生の頃に清三は病魔に襲われ、亡くなってしまいました。
清三の葬儀の日、お父さんは遺族控え室でお酒を飲んで泥酔してしまいます。
酔っ払ったお父さんは清三の遺体が入った棺桶の前で座り込んでいるハヤシの所へ行き、声をかけます。
「死んだな、お前の親父」
久しぶりに話しかけてきたお父さんが発した衝撃的な言葉に、ハヤシは一瞬何を言われたのかわかりませんでした。
そんなハヤシの頭を棺桶に叩きつけるお父さんをお姉さんは必死で止めます。
腕にしがみついてお父さんをなだめようとするお姉さんには目もくれず、お父さんは続けました。
「このガキ俺の子供じゃねーんだよ」
「俺の死んだ女房とこの男(清三)の子供なんだよ!」
衝撃を受けるハヤシとお姉さんを尻目にお父さんはハヤシを自分の弟だと称し、狂ったように笑っていました。
火葬が終わり、清三の骨壷の前で項垂(うなだ)れているハヤシにお姉さんはお父さんが打ち明けた事の真相を話します。
ハヤシのお母さんは元々清三のファンで、ずっと憧れていたそうです。
清三の奥さんの死後、お母さんは清三の家によく家事をしに行き、その際に肉体関係を持ってしまった結果、ハヤシを妊娠したのです。
そしてお父さんはその事をお母さんの死後、お母さんからの手紙で知りました。
お父さんはハヤシが自分の実の子供ではないどころか、自分の嫁と父親が不倫した末にできた子供であることを知り、ハヤシに冷たくするようになってしまったのでした。
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まりあとハヤシ(林)と赤ちゃんの関係は?
まりあはハヤシの幼なじみで、幼い頃はハヤシと清三が時代劇ごっこをしているところをよく眺めていました。
清三もまりあを孫であるハヤシと同様に可愛がっており、死ぬ前には、ハヤシのことを託(たく)すほどの信頼を寄せていました。
お姉さんも幼い頃からまりあとハヤシは将来的に恋仲になることを確信しているかのような言動をしています。
そんな周りの反応にハヤシもまんざらではないようで、高校にあがって学科が別れても一緒に登下校をしていました。
好青年なハヤシは高校に上がると女子からの人気が高くなり、その中で常に行動を共にしているまりあをよく思わない女子も出てきました。
その結果、まりあは陰湿ないじめを受けることになります。
まりあがいじめられていることに気づいたハヤシはいじめの主犯格の女子を窓から投げ落としてしまいます。
落とされた女子は軽い怪我で済みましたが、その事が原因でハヤシは高校を退学になりました。
それからハヤシは働き、まりあは高校卒業後、介護福祉士になります。
その際にハヤシはまりあにプロポーズし、自身の出生の秘密も打ち明けます。
一度返事は保留にされましたが、まりあの妊娠が発覚し、それを機に二人は結婚するのでした。
ハヤシとまだ赤ちゃんのあや美に隠された秘密
ハヤシはあや美が生まれた事で、良い父親になれるように志(こころざ)すようになります。
そうして過ごすうちに自身の出生のことも気にならなくなっていきました。
しかし、まりあは何故かあや美をハヤシにあまり触れさせないようにしていました。
あや美もハヤシが抱っこをしても「ぱぁぱー、ぱぁぱー」と言うものの泣き止みません。
その事をお姉さんに相談しますが、信用されていないんだと茶化されます。
ある朝、ハヤシはまりあから今日は早く帰ってきてほしいと言われます。
不思議に思いながらもハヤシは約束しました。
そして、仕事が終わり、家に帰って居間に入ると、そこにはまりあとあや美、そして見知らぬ男性がいました。
当然ハヤシはどなたかと尋ねると、男性は浅井(あさい)と名乗り、まりあがあや美が生まれるまで働いていた介護施設の者だと自己紹介しました。
そして、ハヤシにまりあと別れてほしいと頭を下げるのです。
突然のことに意味がわからず混乱しているハヤシに構わず浅井は続けます。
「まりあさんは今すごく苦しんでいます」
「どうか・・・解放してあげて下さい!」
何が何だかわからず理由を聞くハヤシに浅井は衝撃的な言葉を告げるのです。
「あや美ちゃんは、僕とまりあさんの子供です」
ハヤシはまりあは自分と結婚しているのにそれはありえないと否定します。
同意を求めようとまりあを見ますが、まりあは浅井の言葉を肯定するかのようにうつむいてしまいました。
それにハヤシがショックを受けていると、あや美が「ぱぁぱー」と寄ってきました。
しかし、あや美が抱きついたのは浅井でした。
愕然とするハヤシに浅井はまりあはハヤシの出生を聞いてから悩んでいたのだと話します。
思い返せば、出生を話してからまりあはハヤシに対してよそよそしい態度をとっていました。
浅井は不倫のことを謝りますが、ハヤシの耳には届いていません。
ふとハヤシは自分が昔お父さんの肩に触れた際に拒まれた時のことを思い出します。
「触るな!」と言ったお父さんの顔は、憎しみとも怒りとも違う、何か別の生き物を見るような目でした。
「俺のこと、気持ち悪かったんだ・・・」
絶望した顔でハヤシはまりあに言いました。
か細い声で謝るまりあの声はハヤシには届かず、怒りにまかせてハヤシは木刀で浅井を撲殺します。
そしてまりあも首を絞めて殺してしまい、近くにいたあや美も殺害してしまいました。
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かわいそう過ぎる・・・周囲に振り回され続けたハヤシ(林)の人生についての感想
ハヤシの過去はとにかくかわいそうですね。
ハヤシ自身は何も悪いことはしていません。
お母さんは清三と不倫して妊娠したこともですが、何故そのことをお父さんに伝えてしまうのかという所が、なにを考えているのか理解できません。
清三も仮にも自分の息子の奥さんなんだから拒んで欲しかったですね。
ハヤシは身勝手な大人達の犠牲になったようにしか思えなくてやるせない気持ちになります。
そんな中で、多少歪みながらも腐らずに生きてこれたのはお姉さんとまりあの存在があったからなのだと思います。
まりあをいじめから守って、清三が罪滅ぼしに残した大金も結婚資金にあてたにも関わらず、まりあの裏切りが発覚します。
自身も親しくしていた清三とハヤシが実は親子だったことに動揺するのはわかりますが、なぜそこに気持ち悪いという感情がわくのか、なぜ不倫という話になるのかが全くわかりません。
あや美が生まれ、これから頑張っていこうと、自身の出生に対する負い目を克服できそうだと思った矢先に、あや美が不倫相手の子供だと打ち明けられた時のハヤシの絶望は計り知れません。
何もあや美まで殺すことはないのではないかと思いましたが、お父さんのように自身も知らないうちに自分とは血の繋がらない不倫相手の子供を育てていたハヤシは、もしかしたらあや美のことを「気持ち悪い」と思ってしまったのかもしれませんね。
当然殺人はいけないことですが、お母さんに裏切られ、祖父である清三にも裏切られ、お父さんには拒絶され、それでも心のよりどころの一つであった、まりあにも裏切られたハヤシは、心が限界だったのではないかと思うと、どうしても責める気持ちにはなれないというのが、個人的な意見です。
ハヤシ(林)は成仏するのか?
今のところ、ハヤシが成仏するという話は出てきていません。
「成仏せよ」というお達しがくるのは、その職員が自身の罪と向き合い、反省することが条件なのではないかと思われます。
しかし、ハヤシは殺したことに対して後悔も反省もしていないようなので、成仏するのはまだまだ先ではないかと思われます。
唯一の味方だったハヤシの「会いたい人」
ハヤシのお姉さんはお母さんの死後、まだ幼いながらも家事を担(にな)う、しっかり者でした。
ハヤシの出生が明らかになった際には、拒絶することなく、ハヤシの気持ちを慮(おもんばか)り、自分だけは味方だとハヤシを元気づけます。
それは大人になっても変わらず、ハヤシがまりあとのことで悩んでいる時にも悪態をつきながら、元気づける言葉をかけてくれます。
ハヤシがまりあ達を殺してしまった際には真っ先にお姉さんに電話しました。
まりあに気持ち悪いと思われていたことを知ったハヤシはお姉さんに自分は気持ち悪いのかと聞きますが、お姉さんは悪態をつきながらも、本心から否定しました。
お姉さんはきっと唯一ハヤシのことを一人の人間として見てくれる人だったのかもしれません。
ハヤシが拘置所に入った後も、面会に来てはハヤシのことを励ましていました。
殺人犯の姉として、世間の目は厳しかったはずです。
それにも関わらず、ハヤシを責めることなく、変わらず大切な弟として接することのできるお姉さんの人間性には脱帽(だつぼう)します。
人は死後、必ず死役所に来るそうなので、ハヤシがまだ会っていないということは、お姉さんはまだご存命であると考えられます。
ハヤシはお姉さんに会いたがっているようですが、ハヤシとお姉さんの再会の様子がこれから描かれていくのかが気になるところです。