ジパング最終回結末ネタバレ【漫画アニメ完結ラスト】その後の最後はどうなった?角松と草加の運命は?

おすすめスマホアプリ

 

「モーニング」にて連載された人気マンガ『ジパング

 

この記事では、そんな『ジパング』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

 

また『ジパング』を全巻無料で読みたい!という方に『ジパング』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

最終回のネタバレの前に『ジパング』を全巻無料で読む方法です。

『ジパング』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『ジパング』はこちらの講談社が運営する漫画アプリマガポケにて無料読むことができます。

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

『マガポケ』では、『ジパング』をこのように全巻無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『ジパング』を読みたい方は『マガポケ』を使う方法が最もお得です。

 

『マガポケ』は、講談社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

また他にも『マガポケ』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • 進撃の巨人
  • フェアリーテイル
  • 新宿スワン
  • ドメスティックな彼女
  • ダイヤのA
  • DAYS
  • ザ・ファブル
  • 頭文字D
  • ベイビーステップ
  • ホームルーム
  • ちはやふる
  • トモダチゲーム
  • カイジ
  • Dreams
  • 十字架のろくにん
  • 可愛いだけじゃない式守さん
  • お願い、脱がシて。
  • 復讐の教科書
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~
  • デスティニーラバーズ
  • 島耕作
  • はじめの一歩
  • 食糧人類
  • 神さまの言うとおり
  • 監獄学園(プリズンスクール)
  • ランウェイで笑って
  • 七つの大罪
  • カメレオン
  • ドラゴン桜
  • 砂の栄冠
  • のだめカンタービレ
  • 亜人
  • ジパング
  • 天空侵犯
  • ハレ婚。
  • マイホームヒーロー
  • ナニワトモアレ
  • 満州アヘンスクワッド
  • 僕たちがやりました
  • カッコウの許嫁
  • ライアー×ライアー
  • GIANT KILLING
  • コウノドリ
  • 好きっていいなよ
  • RAVE
  • 親愛なる僕へ殺意をこめて
  • 君のいる町
  • PとJK
  • 彼岸島
  • エリアの騎士
  • いぬやしき
  • シャーマンキング

などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

オススメ漫画アプリ紹介

また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶりや集英社が運営するヤンジャンも特にオススメです!

サンデーうぇぶり

サンデーうぇぶり

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

 

ヤンジャン!

ヤンジャン!

SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ

 

以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

サンデーうぇぶり
  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • お茶にごす
  • 天使な小生意気
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • 月光条例
  • うしおととら
  • 双亡亭壊すべし
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 天野めぐみはスキだらけ!
  • くノ一ツバキの胸の内
  • 結界師
  • チ。地球の運動について
  • よふかしのうた
  • 葬送のフリーレン
  • MIX
  • クロスゲーム
  • KATSU
  • ラフ
  • ジャガーン
  • トニカクカワイイ
  • ダンスダンスダンスール
  • 土竜の唄
  • 魔王城でおやすみ
  • アオアシ
  • 古見さんはコミュ症です
  • 九条の大罪

などなど…

 

ヤンジャン
  • 東京グール:re(東京喰種:re)
  • キングダム
  • GANTZ
  • BUNGOーブンゴー
  • DINER ダイナー
  • 高校鉄拳伝タフ
  • TOUGH-タフー
  • かぐや様は告らせたい
  • テラフォーマーズ
  • リクドウ
  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
  • サラリーマン金太郎
  • 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
  • 群青戦記
  • 元ヤン
  • ハチワンダイバー
  • ウマ娘-シンデレラグレイ-
  • LIAR GAME
  • 地獄先生ぬ~べ~
  • ゴールデンカムイ
  • 推しの子
  • 九龍ジェネリックロマンス
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 少年のアビス
  • 明日ちゃんのセーラー服
  • シャドーハウス

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マガポケ』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

サンデーうぇぶり

サンデーうぇぶり

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

 

ヤンジャン!

ヤンジャン!

SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ

 

アニメ『ジパング』を全話無料視聴する方法は?

『ジパング』は、アニメ化されており、そちらも大好評です。

 

こちらの「U-NEXT31日間無料体験」では、無料&高画質で『ジパング』を視聴できるだけではなく、新作マンガや新作映画の購入に使用できる600円分のポイントがタダ貰えるので、特にオススメです。

 

安心、安全にアニメ『ジパング』を無料で視聴した方は、「U-NEXT31日間無料体験」一択です。

 

「U-NEXT」の登録の仕方については、こちらのページをご参照ください。

U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介!U-NEXT登録方法も解説

無料体験は31日間以内に解約すればお金は一切かからないので、ご安心ください。

『ジパング』あらすじ紹介!

時は1942年、第二次世界大戦の中タイムスリップしてしまったイージス艦「みらい」。

 

「みらい」の副長(副艦長)角松は、漂流していた旧日本軍機から海軍少佐草加を救出する。

 

そこで歴史を知った草加は、戦後の「日本国」ではなく新国家「ジパング」創生のため歴史改変を試みる。

 

徐々に狂いだす歴史の歯車、時代に呑まれゆく「みらい」。

 

1隻のイージス艦の存在が生み出す歴史の結末は…

『ジパング』主な登場人物紹介!

角松洋介(かどまつ ようすけ)

本作の主人公。

 

イージス艦「みらい」隊員、海上自衛隊の二等海佐で副長(副艦長)を務めています。

 

彼は「理想的な戦後自衛官」かつ「時代錯誤の異物」です。

 

敵味方関係なく人命を第一に考え、「専守防衛」という自衛官の理想を忘れません。

 

その姿勢は、多くの人物を魅了します。

 

その行動は、自らの危険も顧みません。

 

一方、「第二次世界大戦」という時代に適応しようとしません。

 

その姿勢は、多くの反発を生みます。

 

その行動は、周囲の人物を危険に晒します。

 

環境にもその信念は左右されず、手の届く範囲の人命を救おうとします。

 

目の前の理想をひたすら追い続ける角松、信念の先に待つものに注目です。

草加拓海(くさか たくみ)

本作のもう1人の主人公。

 

大日本帝国海軍少佐で通信将校を務めていました。

 

「本来の歴史では死ぬはずだった」草加は、角松によって救助されました。

 

その後、彼は戦後の歴史を学び歴史改変を企てます。

 

彼は「理想の探究者」かつ「時代を超越する異物」です。

 

戦後日本とは異なる新たな国家「ジパング」創生のため、理想の実現を追い求めます。

 

その理念は、多くの人物を魅了します。

 

その行動は、大胆かつ合理的です。

 

一方、「戦後」という時代を否定しています。

 

その理念は、まだ見ぬ未来を見据えます。

 

その行動は、必要な犠牲を許容します。

 

環境そのものを変えることで、「日本」を救おうとします。

 

また、自らの命を救った「角松」には友情のようなものを感じています。

 

しかし、角松は草加の理念に強く反発し続けます。

 

この対立構造が本作の軸をなします。

 

はるか先を目指す草加、理念の先に待つものに注目です。

梅津三郎(うめづ さぶろう)

「みらい」隊員、海上自衛隊の一等海佐で艦長を務めています。

 

彼は「熟練の戦後自衛官」です。

 

「専守防衛」を旨とし人命重視に重きを置く姿勢は、基本的に角松と似ています。

 

しかし、角松ほど理想主義的ではありません。

 

現実主義的な面もある彼は、絶妙なバランスを保ちつつ「みらい」をまとめます。

 

ただし、本質的には「自衛官」です。

 

それ自体に揺らぎはありません。

 

梅津の存在と行動は、草加の「ジパング」創生の大きな楔となります。

菊池雅行(きくち まさゆき)

「みらい」隊員、海上自衛隊の三等海佐で砲雷長を務めています。

 

彼は「考える葦」です。

 

常に思索を続ける彼は迷います。

 

それ故により所を探そうとします。

 

物語の序盤は「戦後」日本をより所にし「歴史改変」を恐れます。

 

しかし、時は第二次世界大戦。時代の大渦は容赦なく彼を巻き込みます。

 

彼は新たなより所を探し続けます。それは時に角松との対立をも生みます。

 

一方、彼の行動は理知的で多くの人を納得させます。

 

菊池は、「みらい」の隊員たち、ひいては時代に大きなうねりを生み出します。

尾栗康平(おぐり こうへい)

「みらい」隊員、海上自衛隊の三等海佐で航海長を務めています。

 

尾栗は「素直な好漢」です。

 

置かれた状況に思い悩むこともなく、自らの考えに固執する姿勢は見られません。

 

また、非常に仲間思いな性格です。

 

そんな彼は、防衛大学時代から付き合いのある角松・菊池にとって非常に大きな存在です。

 

尾栗は、第二次世界大戦を1人の人間として生き抜きます。

 

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

『ジパング』最終回までのおさらい!

海上自衛隊所属「みらい」出航

時は現代、南米の紛争に伴う邦人救助のため、演習という名目で南米への艦隊の派遣が決定されます。

 

港ではイージス艦「みらい」の隊員が発艦準備を進めます。

 

海外派遣に反対する人々が隊員たちに罵声を浴びせます。

 

そこに声援はありません。

 

航行中落雷を受けた「みらい」。

 

僚艦はロスト、突如出現したと思しき旧日本海軍が周囲を取り囲みます。

 

「みらい」は、第二次世界大戦の大海原にただ一隻取り残されました。

風が吹けば桶屋が儲かる。海風吹けば…

周囲を取り囲む旧日本海軍から辛うじて脱出した「みらい」。

 

緊迫した状況の中、漂流していた旧日本軍機の中に生死不明の人物が発見されました。

 

副長 角松(かどまつ)は、「自衛官」として人命を尊重する姿勢からその人物を救出します。

 

「歴史上では」そこで没するはずであったその人物は、「みらい」の介入により生きながらえました。

 

救出されたのは、海軍少佐 草加(くさか)。彼は「みらい」にて現代日本に至るまでの歴史を知りました。

 

彼は海軍少佐からの「生まれ変わり」を決意します。

枝分かれする歴史

「みらい」はあくまで人道的な見地から、日本軍の撤退作戦等に従事します。

 

無視できない存在となりつつあった「みらい」は、第二次世界大戦当時の日本人とも接触を持ち始めます。

 

また、交戦もあったことからアメリカ軍にもその存在を認知され始めます。

 

一方、草加は第二次世界大戦の早期講和をはじめとする「歴史改変」に向け動き始めます。

 

草加は東京に向かい、予備役の軍人 石原莞爾(いしはら かんじ)と接触し、自らの知りえた情報を共有します。

 

以後、石原は協力者となり、草加は強大な後ろ盾を得ました。

 

その頃、「みらい」は、補給と休息のため横須賀に向かいます。

 

上陸許可を得た角松はこの時代における「角松家」を訪問しますが、角松の父に当たる洋一郎は交通事故により亡くなっていました。

 

「ここは俺たちのいた日本ではない」、すでに歴史は変わりつつありました。

草加の目的と方針

ここからのあらすじを分かりやすくするため、ここで草加の目的とその方針を説明します。

 

目的は、戦後日本とは異なる国家「ジパング」を創生することです。

 

そのために第二次世界大戦を早期講和に持ち込むことが必要、と考えています。

 

方針は、伸びすぎた戦線の縮小によって戦力を集中し日米の決戦を行うことを企図します。

 

また、ヨーロッパ戦線の早期終結や別の案も同時に用意しています。

扇の要

中国戦線の縮小のため草加は日本の傀儡国家「満州国」にて騒乱を起こし、日本軍の目を満州に向けさせようとします。

 

草加の企みは成功し、満州国皇帝 溥儀(ふぎ)は暗殺されました。

 

史実では生存していたはずの人物がまた1人この世から去りました。

 

それを止めるため、角松は満州まで向かいますが草加を止めることは叶いませんでした。

 

この時、草加は角松を殺害することが可能でしたが、角松に奇妙な友情のようなものを抱いている草加は彼を手にかけることはありませんでした。

 

その後、草加はヨーロッパ戦線の早期終結のためヒトラー暗殺を計画しますがこちらは失敗します。

 

一方、「みらい」は引き続き日本軍の撤退作戦に従事しますが、艦長 梅津(うめづ)は負傷し退艦します。

 

艦長の座は副長であった角松に引き継がれます。

パンドラの箱

「ヒトラーが歴史通り生きているとすれば…私のもう1つの計画は…失敗の許されぬものとなった。」

 

草加はドイツから「濃縮されたウラニウム235」を持ち帰ることに成功します。

 

原爆の原料となる物質です。

 

場面は移り「みらい」、資料室の履歴から草加が原爆関連の資料に目を通していたことが判明します。

 

角松は「広島・長崎を先例として世界は黙契したとおれは信じている。滅亡へと向かわぬため二度と”神の火”を使用せぬことを。それを知りながら草加がそれでも核に触れようとするのなら、俺は絶対に許さん」

 

一方、砲雷長 菊池(きくち)は「もし…本当に草加がウラン235を運ぶことに成功したとして(中略)原爆を完成させることになったら(中略)広島長崎の名も悲劇の歴史から消えるかもしれない(中略)この対戦を講和に落とし込む可能性が生じるかもしれない。(中略)その新たな歴史に参加するという誘惑に俺は勝てるのだろうか・・・?」

 

「みらい」の中に小さな亀裂が生じました。

クーデター

撤退作戦に関する会議のため、日本海軍と会合を持つ菊池。そこに居合わせた草加に自ら接触します。

 

戦闘が始まりますが、アメリカ軍は今まで「みらい」に接触してきた者たちが作戦に参加し、その弱点をついた攻撃を仕掛けます。

 

やむを得ず「みらい」艦載機「海鳥」の操縦者はその身を盾にして「みらい」を危機から救います。

 

窮地を脱した「みらい」。そこに傍受した大本営放送が流れます。

 

「米豪連合軍は(中略)残存兵力にて無謀にも我が輸送船団攻撃を画策せしむも勇敢なる我が陸海軍航空隊はダンピール海峡上空にてこれを撃滅セリ」

 

また、「海鳥」の操縦者はあくまで「事故死」扱いです。「みらい」は戦闘に参加していない名目で活動しているからです。

 

現状に不満を抱いた「みらい」隊員は、菊池を中心としてクーデターを起こします。

 

目的はより積極的な戦闘参加です。

 

菊池は「敗戦の意味は分かっているつもりです。それでも勝つことで戦後の誤りを正したい。そこに私と”みらい”の力を賭けてみるつもりです」。菊池はすでに草加の理念に共感してしまっていました。

 

「我々と行動を共にしてくれませんか」、菊池は角松に要請します。

 

「俺は自衛官であることをやめない」角松は拒否します。

 

その後、クーデターの余波で負傷者が出たことにより、角松は「艦の安全を守れなかった」ことを理由に退艦します。

 

航海長 尾栗(おぐり)は角松に同行することを望みますが、角松の要請により「みらい」に残ります。

地盤固めと誤算

日本海軍に協力した「みらい」は、インド洋にあるイギリス軍基地を叩く作戦に参加します。

 

少なくない犠牲を払いつつも、作戦は成功します。

 

イギリスはアメリカに支援を要請し、アメリカ軍の出動を強要させることに成功しました。

 

迫りくる決戦に向け、日本海軍は着々と準備を進めます。

 

場面は移り中国の南京、「ルイス・フロイス」という船で密かに原爆は製造されていましたが、負傷により退艦した前艦長 梅津の死を賭した活躍もあり製造施設は「ルイス・フロイス」ごと水没しました。

 

それでも原爆の原料である「濃縮されたウラニウム235」は未だ草加らの手にあります。

 

しかし、製造施設の喪失により完成する原爆は大型化を余儀なくされました。

 

その頃、角松は草加を止めるため、「みらい」に戻ります。艦長ではなく「オブサーバー」として艦内にいることを許されます。

奪取と奪還

角松・菊池らは、戦線縮小に伴いもぬけの殻となった島に施された欺瞞工作の確認のため上陸します。

 

そこに日本軍の欺瞞工作を怪しんだアメリカ軍の一部が威力偵察を行います。菊池は発生した戦闘により重傷を負います。

 

重症の中、菊池は問います。

 

「なぜ草加を拒否するのか」

 

角松は答えます。

 

「草加の方法で得られたものは勝利とは呼べないのだ」

 

人命救助を第一とする角松は菊池を救うため、日本海軍に治療を要請します。

 

菊池に同行した隊員たちは日本海軍による尋問を受けます。隊員の1人が「角松が乗艦し、”みらい”奪取を狙っている」と話します。

 

それを見過ごすことのできない日本海軍は、菊池に同行した隊員を人質にした上で兵士を送り込みます。

 

最新鋭のイージス艦はやすやすと占拠されました。「危険」と判断された「みらい」は接収、隊員たちは無人島に拘留されます。

 

それに対して「みらい」奪取計画を立てた角松は「みらい」の奪還に成功します。

 

負傷からある程度回復した菊池も脱走を試み成功します。菊池は「みらい」に戻らず、独自の行動を開始します。

 

角松は奪還した「みらい」にて隊員たちに伝えます。

 

「俺たちの仕えるべき国がたったひとつある(中略)いつしか戦争は終わり生まれ変わることになる(中略)そのまだ見ぬ国だ(中略)草加はまだ見ぬ国を”ジパング”と呼んだ。だが俺は別の未来、別の理想を求めたい」

 

「犠牲はもういい。可能な限り早期に終戦を実現させたい」

 

「記憶の中ではない(中略)現実を捉えよう。その国が見えれば俺たちは戦える」

 

「みらい」は戦後日本でも「ジパング」でもない新たな未来をつかみ取るため艦を進めます。

未来に向けて

大型化を余儀なくされましたが、原爆は一応の完成を見ました。

 

しかし、史実のアメリカ軍のように航空機に載せることは不可能となっていました。

 

また、原爆は日本海軍最大の戦艦「大和」に密かに搭載される可能性が高い、とのことでした。

 

それを聞いた菊池はその情報を急いで角松に伝えるべき、といいます。

 

角松は、いざという時のために用意しておいた「みらい」の自沈装置を菊池に渡していました。

 

それを菊池は角松からの信頼の証と受け取っていたのです。

 

原爆に関する情報を伝え聞いた角松は決意を新たにします。

 

「みらい」は度重なる連戦により消耗していました。第二次世界大戦という時代にて、イージス艦の各種装備はその先進性ゆえに電子機器やミサイル等の補給や修理が不可能です。

 

それでも角松は、「我々の目的は核攻撃の阻止。”みらい”に残された力のすべてをそのために使い切る」。

 

「みらい」は最後の決戦に臨みます。

 

時は移り、ついに始まった日本とアメリカの決戦、両軍は血で血を洗う決戦を繰り広げます。

 

アメリカ海軍は、上陸船団の護衛もそこそこに日本海軍との艦隊決戦に多くの艦艇を割きます。

 

場面は移り「大和」、草加の協力者によって乗っ取りが成功してしまいます。

 

「大和」はアメリカ軍の上陸船団に突入し、そこで搭載された原爆を使用するため単艦行動を開始します。

決戦の結末

「大和」には草加の協力者以外にも数多くの隊員が艦に残っています。あくまで人命を重視する角松は、対艦ミサイルでの撃沈ではなく「大和」への接近を選択します。

 

「大和」は「みらい」に砲撃を加えますが、草加の協力者だけでは「大和」は十全の能力を発揮することはできません。加えて「みらい」艦砲の精密射撃により、砲撃指揮に不可欠な測距儀も破壊されてしまいます。

 

「大和」の「人命」を尊重しつつその足を止めるため、艦載ヘリを用いた「大和」煙突への攻撃が開始されます。

 

尾栗は「いざという時、血気に逸った部下を止める」ためヘリに同乗します。

 

煙突への攻撃には成功しましたが作戦行動中に尾栗は還らぬ人となります。一時的に「大和」の足を止めることには成功しましたが、角松個人にとって防衛大学時代から付き合いのある尾栗の死はあまりに大きなものでした。

 

その後、草加の協力者以外の「大和」隊員は解放されます。

 

原爆の停止のため、角松ら一部の隊員は「大和」への突入を行います。

 

同時に一定の時間内に角松らが戻らなかった場合、角松は「大和」に対艦ミサイルを発射するよう隊員に指示しました。

 

壮絶な銃撃戦が繰り広げられる艦内。角松らはついに原爆のある場所にたどり着きます。

 

そのさ中、「大和」の機関は再び再燃し、上陸船団への突入を再開します。

 

角松らは原爆の起爆制御盤を解体しようとしますが、それ自体が罠で原爆は爆破へのカウントダウンを始めてしまいます。

 

原爆を止められるのは草加ただ1人です。一方、「みらい」は対艦ミサイルで大和を撃沈させることが可能です。

 

ここで角松と草加の交渉が始まり、草加の協力者たちとともに角松に同行した隊員たちは船外に脱出します。

 

その中、角松はアメリカ軍による「大和」への攻撃の余波で足に重傷を負います。

 

交渉とやり取りの結果、角松は対艦ミサイル「射つ」ことに、草加は「射たない」ことに望みを託し、「大和」から脱出しようとします。

 

「みらい」は射ちました。

 

着弾による弾薬庫の誘爆で草加は頭部に重傷を負います。

 

それでも2人は救命いかだによる脱出に成功します。

 

草加は自らがもう助からないことを悟り、角松に言います。

 

「私の手で”ジパング”を創りり上げることはできない(中略)あなたが生き残る。あなたの手に託したい。」

 

草加は角松にその思いを託しました。

 

その刹那、「大和」は大爆発を起こしました。

 

沈みゆく巨艦、大渦は草加を呑み込もうとします。

 

角松は草加に手を差し伸べます。

 

草加は「手を放し、”私”をいかせ」と言います。

 

それを受けた角松はついに手を放しました。草加は海底に沈み、角松は1人生き残ります。

 

その後「みらい」はアメリカ軍による1発の流れ弾によりあまりにもあっけなく沈没します。

 

生存者はありません。

まだ見ぬ国

アメリカ軍に救出された角松は、「大和」に同行し先に脱出した隊員たちを助けるよう要請しますが、「貴官らの存在は不条理なのだ。必要悪として許容される数しか存在してはならん」と拒否されます。

 

これにより彼らは時代から見捨てられました。

 

角松は原爆の解体がすんでいないことを伝え、「予言」通り原爆は海中にて爆発します。

 

海中での爆発だったので被害はありませんでした。

 

「予言」した角松はアメリカにとっての無視できない存在となりました。

 

原爆を巡る争いの中、日本とアメリカの決戦は被害を憂慮したアメリカ軍の撤退という形で幕を閉じました。

 

「日本に核開発で先を越された」ことによりアメリカは大きな衝撃を受けました。

 

その後も角松は次々と「予言」を的中させ、同時に講和への働きかけをします。

 

一方、日本にあった菊池は「見てきたものの説得力」と「戦後日本の確たるイメージ」により講和実現に向けて大きな働きをなします。

 

その後、航空機事故により菊池は姿を消しました。

 

その後の日本は史実と異なる道を歩み始めました。

 

早期講和に成功した日本は、海外領土の放棄を約束し、復興への道を歩みます。

 

ヨーロッパにおける大戦が終結し、世界は冷戦の時代に入ります。

 

「国防軍」とその名を変えた日本軍は、NATO(環太平洋条約機構)の一翼を担う存在となりました。

 

草加の目指した「ジパング」、それがどのようなものかついには明かされません。

 

しかし、航空機事故の直前、菊池はこう言い残しました。

 

「人々は得たものの少ない講和への不満を募らせ、徹底抗戦すべきだったと政府を批判している。(中略)だが人々は知らないのだ。あの講和で数百万の人がいきながらえたことを。私や”みらい”乗組員、そして角松洋介が願ったことはそれだけだった。」

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

漫画完結ラスト『ジパング』最終回結末ネタバレ!その後の最後はどうなった?

「みらい」と隊員

1隻のイージス艦が進水式を迎えていました。

 

国防海軍所属、「みらい」です。

 

老人となった角松は「みらい」の乗組員となる人物を追っていました。

 

彼らは名前・容姿共に角松の知る「みらい」の乗組員たちでした。

 

「俺の親父洋一郎は彼が小学生のころ亡くなっていた」

 

つまり、この世界に角松洋介という人間は生まれえないのです。

 

一方、他の乗組員はこの世界に生まれ「みらい」の乗組員となっていました。

 

「1つの世界に複数の同一人物は存在できない」

 

角松は1人生き残った理由を手にしました。

「みらい」に欠けたもの

イージス艦「みらい」の隊員たちが続々と乗艦していきます。

 

そう、車いすの老人角松の知る隊員たちです。

 

艦上の尾栗は「誰か1人足りない気がする」、と言います。

 

隣にいた菊池は「妙だな、俺もそんな気がしてな」、と返します。

 

「これで”みらい”は全員だ」尾栗によってこの会話は締めくくられました。

国防海軍所属「みらい」出航

時は現代、NATO(環太平洋条約機構)の合同演習に参加するため、ハワイ沖への艦隊の派遣が決定されます。

 

軍縮を訴える人々も港にあります。

 

一方、「頑張って来いよ!」「帰りを待っているぞ!」大きな声援が隊員を送り出します。

 

角松も帽振りで「みらい」を見送ります。

 

「みらい」をはじめとする艦隊は、定刻通りハワイへ入港しました。

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

 

おすすめ記事