ドラマが爆発的な人気を博している『今際の国のアリス』。
そんな『今際の国のアリス』の中で特に残酷非道で印象深いゲーム『かくれんぼ』。
そんな『かくれんぼ』の助かる方法や攻略法はあったのでしょうか。
徹底解説してきます。
また漫画『今際の国のアリス』を全巻無料で読む方法をご紹介します。
漫画『今際の国のアリス』を全巻無料で読む方法は？
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ハートの7『かくれんぼ』で助かる方法とは？鏡や工具が正解？攻略方法・生き残る方法を考察！
かくれんぼで最終的にアリスはチョータ、カルベ、シブキの3人の仲間を失ってしまったのですが、４人で助かる方法はなかったのか？攻略方法を考察していきます。
①鏡を使っておおかみ役が３人を同時に見て認識する
ルールではおおかみが一定時間ひつじを見てしまうとおおかみ役が入れ替わる、とされていたので複数人同時に見た時にどうなるかということは言及されていませんでした。
モニター下には全身の姿が反射される鏡のようなものがあったことが描かれていました。
この作品で無駄なものが描写されることはあまりないので、その鏡がゲーム攻略の糸口として書かれていた可能性はあります。
とはいえ、この方法では3人は助かることは出来ますが。結局1人はひつじとなってしまいますので、仮にこの方法を思いついてもアリス達は実行しなかったかもしれません。
②工具を使って首輪を外す
2つ目は工具を使用して首輪を外すことです。
首輪は制限時間を超えると爆発する、と説明されました。
それを聞いた時、怯えたチョータがムリに外そうとしますがアリスがムリに外そうとすると爆発してしまうかもしれないと止めるシーンがありましたが、振り返るとルールで首輪を外そうとしてはいけないというルールはありませんでした。
制限時間を超えると爆発する、と説明がされた直後だったためアリスがそう思ったのは仕方がない部分はありますが、会場入り口の机に並べられた道具には、スパナやドライバーなどもあったので、それを持っていっていれば首輪を外すことは出来ていたのではないかと考察されています。
アリス達は最初の時点で斧やノコギリといった武器になりそうなものばかり選んでしまってたこと、1人しか生き残ることが出来ないと思い込んでいたことから、アリス達はこの道具も殺し合いのためのものだと判断してしまっていました。
工具本来の使い方、という原点に立ち返れば攻略出来ていたのかもしれません。
今際の国のアリス
ふと気になってかくれんぼでの生存ルート検索したら、そんなとこが罠と思わなかったけど、納得もした— 魔王みっころ (@Micoro1234) December 15, 2019
ドラマと原作漫画の『かくれんぼ』を比較！どこが違う？
ドラマのかくれんぼと原作漫画のかくれんぼはゲームのルールや結末の流れは大体同じです。
しかしシブキの立ち位置、行動が若干変わっていました。
ドラマでは元の世界でOLであったシブキは部長と不倫関係にあり、部長の協力もありプロジェクトリーダーに抜擢されたばかりで死ぬわけにはいかないと考えていました。
かくれんんぼが始まりアリス・チョータ・カルベはルールを把握しきれず立ち尽くす中、一早く生き残るためにはおおかみとなって逃げることだと気づいたシブキは、大声をあげて自分に視線を向けさせ、自分がおおかみになった途端、一目散に逃げ出します。
カルベがすぐにシブキの意図に気づき追いかけ、シブキとカルベが戦闘している最中に現れたアリスがおおかみになり、アリスは逃げます。
アリスは逃げ回りますがシブキとカルベに挟み撃ちにされてしまいます。
シブキはアリスに「生きる覚悟がある人間が生きなきゃ意味ないのよ！」とアリスを責め立てます。
そしてシブキが手に持っていた鉈をアリスに振り上げます。
その時、チョータがシブキに飛び掛かって動きを止めてアリスを逃がします。
残されたシブキは「ヤラせてやっただろ！」とチョータに叫びます。
シブキは自分に有利にゲームを動かすために、チョータと体を重ねて、チョータを自分の味方として都合良く使おうとしていたのです。
殺し合い、いがみ合いが続く中で、チョータのアリスとカルベを想った激白を聞いたアリスはゲームを降りる宣言をします。
しかし同じことを考えていたチョータとカルベはアリスの元へは向かいません。
シブキは3人を犠牲にしてでも生き残る気でしたが、チョータがシブキの口を押さえてその手を阻みます。
シブキは部長との枕営業で昇進し、男なんて体を許せば都合よく使えるという風に思っていました。
チョータは部長と違い、シブキの意に反して親友たちと積み重ねた日々の思い出を、親友であるアリスを守ることを選びます。
そんなチョータの行動を見てシブキの心は揺れ動きます。
死を間近にしながらも幸せそうに笑ってカルベとインカム越しにバカ話をするチョータの姿に今までの考えをひっくり返されるのです。
最後はチョータと強く抱き締め合いながら、首輪が爆発してしまいます。
ドラマではシブキが手段を選ばず相手を蹴落としてでも生きようとする、このかくれんぼの中では悪者のような立ち位置で描かれていました。
そんなシブキの心境の変化を生み出したのは、チョータの親友たちを想う純粋な心で、最後はチョータと共に死を受け入れます。
ドラマではかくれんぼに限らず、ゲームを通してそれぞれのキャラクターを深堀りする描写も多かったので、シブキの行動の背景と変化、チョータとシブキの関係性を深く描きたかったことが見て取れます。
今際の国のアリス、ドラマ第3話のかくれんぼ見たけど思った以上にシブキさんが改悪されてたな。。
原作はちゃんと3人の思いを紡いで、アリスに狼を譲るのに、ドラマは半ば強引だったな。。#今際の国のアリス#Netflix pic.twitter.com/QHQ8HINNoW— くろ / 28Lab (@28Lab2) December 13, 2020
ドラマでの『かくれんぼ』の舞台・植物園の撮影場所はどこ？
ドラマでかくれんぼの舞台となったのは作中では「新宿区立自然植物園」という名前の施設でした。
こちらの撮影場所は大阪市鶴見区「咲くやこの花館」で行われたそうです。
撮影は1週間近くかけて行われたそうで、徹夜での作業、夜間は照明でライトアップされるなどかなり大掛かりな撮影だったようです。
壮大な植物園でのゲームの映像は迫力満点ですので、是非未視聴の方はご覧になってみてください！
今際の国のアリスのロケでも使われた屋内植物園とかもあったりでなかなか見どころがある。 pic.twitter.com/c1ZONiZy5d
— ぴんちょす (@FctKa1z6XfcVI5P) April 20, 2021
かくれんぼは何話で登場した？
かくれんぼは原作漫画では第11話～第13話で登場しました。
ドラマではシーズン1の3話で登場します。
それまでのゲームよりも難易度が高いとはいえ数字の７のゲームでこれだけの難易度でしたので、今後絵札のゲームなど始まるとどんな恐ろしいゲームが待ち受けているのかと話題になりました。
『今際の国のアリス』ハートの7かくれんぼのルールは？結末をネタバレ！
ハートの７かくれんぼは序盤の大きな山場となったゲームです。
読者の中でも作中屈指のトラウマ回と話題になったこのゲームの結末について解説していきます。
このかくれんぼは作中で3つ目のゲームでした。
今際の国に迷い込んだアリスと、親友であるチョータとカルベ、そして初日のゲームに共に参加し、行動を共にするようになったシブキの4人で参加しました。
アリスとカルベは初日のゲームをクリアした後、今際の国で生き延びていくために、ゲームに慣れることを目的におにごっこというゲームに参加しました。
無事おにごっこをクリアするものの、カルベは脇腹をケガしてしまっていました。
このおにごっこには、初日にゲームで足を負傷してしまったチョータと、死の恐怖に囚われてしまっていたシブキは参加していませんでした。
シブキはゲームに対して臆せず挑むアリスとカルベに対して引け目を感じており、自身の不安を和らげるため、アリス達がゲームに参加している間にチョータと体を重ねます。
おにごっこにクリアしたアリスとカルベは今際の国で生きていくために必要なビザを多く持っていましたが、チョータとシブキはビザが残り1日になってしまいます。
このままではチョータとシブキはビザが切れて、今際の国で生きていくことが出来なくなるため、4人はゲームに参加することにします。
カルベはおにごっこに参加した時に参加者の集まりであるビーチの存在を知り、それが自分たちにとって希望になると考えていたため、ケガをしている中でも前向きにゲームに参加しようとしていました。
しかしチョータとシブキは、アリスとカルベよりもビザが少ないこと、ゲームへの不安を感じていたことから、アリスとカルベに対して強く当たります。
カルベは短気な面もあるため、売り言葉に買い言葉という状況になってしまいます。
4人の雰囲気は最悪のままゲーム会場に入ります。
入口には自由に持って行っていいと書かれた机に斧やノコギリ、スパナやドライバーといった工具類が置いてあります。
どんなゲームか分からない4人は、ひとまず武器になりそうな道具を選んで持っていきます。
また、必ずつけなければならないというセンサー付きのメガネと首輪を装着します。
かくれんぼのルールは、広い植物園を舞台に、１人のおおかみ役と３人のひつじ役に分かれひつじはおおかみから隠れて、おおかみに見つかるとセンサーが反応し、そのひつじがおおかみに入れ替わる、という普通のかくれんぼです。
しかしクリアの条件が非情なものでした。
そのクリア条件はおおかみだった人だけが勝利という、通常のかくれんぼとは逆のルールでした。
制限時間後にひつじだった人はゲーム開始前につけた首輪が爆発してしまうというルール説明がされ、アリス達は困惑します。
ゲーム主催者から、4人の内誰か1人は生き残る良心的なゲーム、とアナウンスがされると4人はさらに混乱します。
それは1人以外は死んでしまうということを意味することで、ゲームが始まっても4人は動けずその場に立ち尽くしてしまいます。
アリスは必死に打開策を考えますが、これまでのゲームでもルールは絶対だったという事実から、このルールでは4人で生き残る方法を思いつくことが出来ません。
困惑した状態で4人がそれぞれを見合い、おおかみ役がどんどん入れ替わっていく中でシブキがおおかみになったタイミングで1人が助かるなら自分は死にたくない、とその場を離れて隠れようとします。
その行動がきっかけとなりゲームは殺し合いの様相を呈しておおかみ役を争う構図になります。
ゲームが進み、アリスがチョータからおおかみ役を奪いおおかみとなります。
チョータはアリスに懇願しますが、アリスは「もう…ダチじぇねぇ。」と言い捨てその場から離れます。
アリスは広い植物園で物陰に隠れます。
怒り狂ったカルベはアリスを殺してやると叫び、シブキもアリスを探し回ります。
首輪にはインカムがついているため離れても4人の会話が聞こえるようになっているのでその叫びも聞こえてきます。
離れても説得出来るようにしているのか、あるいは話し合いをして生き残る価値がある1人を決めさせたいのか…意図はわかりませんが、アリスはここで感情を遮断して気配を消して、自分が生き残ることを選びます。
そんな中、制限時間が残り5分となったタイミングでインカム越しにチョータが語りかけます。
チョータは自分はもういい、誰が助かっても構わないけど、こんな終わり方だけは嫌だと言います。
そしてアリスとカルベが命懸けでおにごっこに参加している間に、自分はシブキと体を重ねていたことを告白します。
2人が頑張っていることをわかっていながら自分は逃げ回ってしまっていたと涙ながらに謝ります。
死が目前に迫って皆自分のことしか考えていない中、チョータだけが親友であるアリスとカルベのことを考えていたのです。
誰よりも優しい奴だとアリスが考えていたチョータのカッコいい一面が見られたシーンでした。
アリスはその言葉を聞いて、出来の良い弟と比べられ続けて家でも居場所がなく生き辛さを感じていた中で自分がこれまで生きてこられたのは2人のおかげであると考え直します。
そしてアリスはインカム越しに自分はゲームから降りる、と宣言します。
自分は殺し合いを放棄する、モニターの下に自分はいるから見つけてほしい人は来てほしいと言いモニター下に向かいます。
しかし、チョータの言葉を聞いてカルベもアリスと同じことを思っていた、我を忘れてしまった自分に親友の大事さを思い出させてくれてありがとうと告げ、モニター下には行かないと告げます。
チョータも死ぬのは怖いけど親友のために懸ける命なら惜しくないとその場を動きません。
シブキははじめこそ、自分は今際の国に来てから出会っただけの関係、友情ごっこは関係ないとモニター下に向かいますが、カルベが自分の夢はアリスが前に語ってくれた夢に影響されていた、お互いにその夢を叶えて酒でも酌み交わすのが本当の夢だったと語る話をインカム越しに聞きます。
その話を聞いてアリス達の人生を背負って生きていくことなど出来ないと思い直し、モニターに向かうことをやめます。
誰もモニター下に来ず、このままでは自分1人だけが生き残ってしまうと焦ったアリスは大声で皆の名前を呼び探しますが、広い植物園で本気で隠れられてしまっては、見つけることができません。
ここにきて、その様子はさながらかくれんぼをしている様子に変わります。
そして制限時間が迫り3人がアリスに対して応援や感謝を述べて、ついに首輪が爆発してしまいます。
1人生き残ってしまったアリスは傷心状態ながら、3人の死体を供養したいと植物園の会場を燃やし、この今際の国に復讐することを誓います。
この序盤で主要キャラだったアリスの仲間たちが一気に死んでしまうという展開は連載当時から衝撃的な展開だとして話題になりました。
『今際の国のアリス』かくれんぼ編まで読んだ。必死に探し回り始めたところで泣いた。殺伐とした状態で進めばまだ良かったのに……インカムなんかついてるあたり、主催者の“意地の悪さ”ってのが伺える。
— まさお (@Luvia_hs) May 2, 2014
今際の国のアリスで一番エグくて好きなゲームはかくれんぼ
破綻したゲームで散々精神蝕んで、最後にゲームが成立してしまうあたり、マジ好き
— りょ→ (@anisondejuggle) December 11, 2020