ジョジョ カーズのその後の最後は復活？最強のスタンド？考えるのをやめた名言やディオとの関係は？

柱の男達。

それは二千年も眠りについているという壁に埋まった人物達。

その中でも最も進化への執念が強く、狡猾な天才がいました。

その名はカーズ。

何故彼は進化にこだわるのか、何故二千年も眠りについたのか。

彼の詳細から、彼が開発した第一部でも登場した石仮面の繋がりについて徹底解説していきます！

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カーズとは！？石仮面を作った男！！ディオとの関係は？

二千年の眠りから目覚めた柱の男達。

その一角を担うジョジョ二部のラスボス「カーズ」

彼はいったい何者なのか、その詳細に迫っていきます。

カーズとは何者なのか？

そもそもカーズの生い立ちについては作中では簡単にしか触れられていません。

彼は闇の一族の生まれでその民族は寿命が長く、太陽の光に弱いという特徴がありました。

ほとんどの者は争いを好まない性格だったので、そこでの生活を享受していましたがカーズだけは違いました。

いつか太陽を克服したい、その想いを胸にカーズの研究が始まりました。

彼は脳の隠された力を引き出すことで太陽を克服し、究極生命体に近づくことができると考えました。

しかし、そんな彼の考えを同族達は非難します。

彼らは進化を目指すカーズの思想は「他の生物を危険にさらすことになる」と危険視したのです。

闇の一族と対立したカーズは自身の考えに賛同したエシディシと当時赤ん坊だったワムウ、サンタナ以外の者を皆殺しにしました。

そして彼らは旅に出るのでした。

カーズは研究の過程で石仮面を作り、その石仮面に必要な光を集める鉱石「エイジャの赤石」が必要なことに気が付きます。

その中でも特別な曇りのない「スーパーエイジャ」が石仮面には必要だということで、当時はローマの皇帝が所持していたため、ローマに侵攻しますが赤石は見つからず、カーズ達は休眠期に入ったことで二千年の眠りにつくのでした。

作中での石仮面とは？

石仮面が初めて登場したのはジョジョの第一部でディオ・ブランドーという青年が居候しているジョースター家で見つけたことが始まりでした。

その効果は「仮面をかぶった者が吸血鬼になる」といったものでした。

具体的な効果は、

1.太陽の光に弱くなる

2.不老不死になる

3.血を吸うことで体を回復させることができる

4.人間以上の身体能力を身に着ける

というものです。

しかし、カーズにとってはその石仮面の効果すら失敗に終わっているのです。

それもそのはず、カーズ達闇の一族にとっては仮面をかぶったところで元々長命だったカーズが不死身になったり、吸血すれば回復できるようになるくらいしか効果がなく（柱の男達は似たような力で相手の生命エネルギーを吸い出すことができるが、それで回復するかは不明）、本来の目的の「太陽の克服」は達成できないからです。

何故石仮面だけでは失敗作なのか、それは脳を刺激する骨針の押しが弱いからです。

スーパーエイジャと組み合わせることで骨針の押しが強くなり、初めてその真価を発揮するのです。

そして太陽を克服し、究極生命体になれるとカーズは確信したのでした。

また、石仮面自体は第二部でその正体が明かされましたがスタンド能力で戦うことがメインになった第三部以降では石仮面は全く登場しなくなりました。

カーズの力とは？彼のスタンドは？その実力は作中最強！

カーズは初登場時でも十分な強さを誇っていましたが、石仮面をかぶった後でも比べ物にならない強さを手に入れました。

ここではカーズの強さの詳細に迫っていきます。

カーズの実力とは？スタンドはあるのか？

カーズ達柱の男達は「闇の一族」とよばれる一般人とは異なる存在です。

石仮面をかぶった人間以上の身体能力を持っており、太陽の光以外の攻撃は致命傷になりません。

それに加えてカーズ達は他の闇の一族よりも戦闘経験があるはずですので、ちょっとやそっとじゃ死ぬことはありません。

そのタフネスな体に加えて、彼らにはモード（流法）という特殊能力があります。

カーズのモードは光。

腕から体細胞を硬質化させたであろう刃を出し、その刃に棘が高速で動き回り、チェーンソーのような状態になりそこから光を放つことで光のモードと呼ばれています。

その切れ味は、全身をサイボーグにしたドイツ軍人のシュトロハイムをいとも簡単に切断してしまうほどの切れ味です。

突き出た刃は体の一部でもあるので、そこから相手の生命力を吸い出すこともできます。

体から繰り出される究極の斬撃こそがカーズの力なのです。

カーズは進化する！？究極生命体とは？

物語終盤になるとカーズはエイジャの赤石を奪うことに成功し、シュトロハイムが攻撃目的で照射した紫外線がきっかけで石仮面はカーズを究極生命体へと進化させます。

そもそも究極生命体とは何か、無敵であり、老いず、死なず、あらゆる生物の能力を兼ね備え、その能力を上回り、その姿かたちは彫刻のように美しさを基本形とする、それが究極生命体なのです。

現にカーズは太陽の光を克服し、太陽の光を背にしても堂々たる姿を見せていました。

戦闘に関しては彼は翼を生やし、羽を硬質化させて飛ばすことができます。

その後ピラニアに変化させることもでき、体から離れた細胞でも自在に生物の力を操ることができるなど応用力もあります。

ジョセフはどんな攻撃も通用しないことからマグマに突っ込ませようとしますが、泡状の殻をまとうことでマグマすら克服、彼に通用する攻撃は存在しないとキャラクターや読者を絶望の淵へ追いやりました。

我々が国家の支配を受け続ける理由として、生物として弱いが故に福祉などの庇護を必要とせざるを得ないというのはあると思う
なのでトランスヒューマニズムを促進してジョジョのカーズみたいになれば国家の支配から脱することができるのではないか(暴論) pic.twitter.com/Cj2e2KULuj

— 果糖・降板 (@pornowaffen_div) June 19, 2024

カーズの最後…そして彼は考えるのをやめた

どんな攻撃も通用せず執拗にジョセフを追ってくるカーズ。

彼は果たして倒せるのでしょうか。

ここでは彼に訪れた結末について解説していきます。

ジョセフ対カーズ！その結末は…？

単行本12巻でマグマにカーズを倒してもらおうとしましたが、カーズはマグマすら克服してしまい、ジョセフは左腕を切り落とされ万事休す。

カーズは太陽を克服したことで波紋も習得してしまい、ジョセフは波紋でとどめを刺されそうになります。

しかし、ジョセフは無意識にエイジャの赤石をかざします。

すると、ジョセフとカーズの周りにあふれんばかりの波紋が流れます。

赤石の正体は本来太陽光を集める、つまり太陽のエネルギーを持っている波紋を増幅させる石だったのです。

波紋の力が溢れたことでカーズ達がいた火山は大噴火をし、遥か空の上へ飛ばされてしまいます。

カーズはこのままだと自分の実が危ないと思ったのか、それとも何もしなくともジョセフはこの噴火と共に死ぬと思ったのか、ジョセフを置いて逃げようとします。

しかしそこでハプニングが。

先ほど切り落とされたジョセフの腕も打ち上げられてカーズののどに刺さったのです。

この事態で気をそらしてしまったカーズは更に打ち上げられてきた他の岩にぶつかり上空へ打ち上げられてしまい、最終的には宇宙まで追い出されてしまうのでした。

そして彼は戻って来なかった

火山の噴火と思いもよらないアクシデントで宇宙まで打ち上げられてしまったカーズ。

彼は体内から空気を噴射させて地球へ戻ろうとします。

しかし、宇宙の冷たい気温の中カーズの体は一瞬で凍ってしまいました。

全ての生物の能力を兼ねていても生物には体温があり、その体温を維持できなければどんな生物も死んでしまいます。

しかし、カーズは不死身なので死ぬことはありません。

全身が凍り、地球から遠ざかってしまい、死にたいと思っても死ぬことができません。

そしてそのうちカーズは考えることを止め、完全に凍って生物なのか鉱物なのかわからない存在となり、永遠に宇宙空間を彷徨うのでした。

-先生は-
一時的にブルアカに入れなかった….
青輝石とクレジットの中間の生命体となり
0時まで夜をさまようのだ。
そして入りたくても入れないので
-そのうち先生は 考えるのをやめた。#ブルアカ #緊急メンテ #ジョジョ #カーズ pic.twitter.com/4lLhD5tnhV

— バターコーンさん (@butter_corn_san) July 22, 2024

カーズはその後作中で復活するのか？

永遠に宇宙空間を彷徨っているカーズ。

彼は今後作中で登場することはあるのでしょうか。

結論から申しますと「もう登場しません」。

運よく地球に帰ってくることもなければ、ジョセフの過去の回想シーンなどに登場するということもありませんでした。

そのため、ジョジョの奇妙な冒険が第三部、第四部と物語が進む中でも、カーズは宇宙空間のどこかにいるということですね。

カーズの名言！ネット用語の元ネタ！

カーズはラスボスということもあり、登場回数も非常に多く、彼は多くの名言を残して生物と鉱物の中間体として宇宙で彷徨っています。

ここでは彼の有名な名言をピックアップして紹介していきます。

カーズの名言紹介！結構人間臭い？

「頂点に立つ者は常にひとり！」

第23話でカーズが戦闘を行う前に放ったセリフです。

この時点で他の柱の男はジョセフに倒されてしまい、残るは自分一人となった背景があります。

作中でも仲間を大切にしている描写が多々あったカーズらしからぬセリフですが、散っていった仲間への悲しみを打ち消すための一言なのかもしれません。

「どんな手を使おうが……最終的に…勝てばよかろうなのだアアアアッ！」

こちらも同じく第23話でのセリフで、波紋使いのリサリサとの一対一での決闘を影武者を使い卑怯にも勝利した場面です。

カーズは他の柱の男のワムウとは違い、戦いの誇りは持ち合わせていません。

このように手段を問わず、結果だけを追い求めたからこそカーズはここまで強くなれたのかもしれません。

#ガチでクソだと思った悪役を挙げろ

コイツだよコイツ(# ﾟДﾟ)

ジョジョ2部のカーズ。 pic.twitter.com/gmaPdHEZgP

— LゆううぅぅSS(ひぐらしのなく頃に祭2保存委員会) (@faqdqHI0lZ996g7) July 12, 2024