本記事はこんな疑問を解決します。
余談なのですが、違法な無料漫画サイト(zipやrarファイルを含む)では、ウイルスによる感染率が年々高くなっています。
今回ご紹介する『結界師』2巻を無料で読む方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『結界師』2巻は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で読める
いきなり、結論です。
『結界師』2巻は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて無料で読むことができます。
サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
『サンデーうぇぶり』は大手総合出版社・小学館が運営するサンデー公式の漫画アプリです。
『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『結界師』2巻が『サンデーうぇぶり』にて無料で読めると言いましたが、この記事を執筆している現在(2020年)では第1巻から最終35巻まで無料で読むことができます。
👇このように最終35巻まで配信中です。
安心安全に、そしてタダで『結界師』を第1巻から最終35巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
また『サンデーうぇぶり』では、『結界師』以外にも以下のような名作と呼び声高いマンガの数々を無料で読むこともできます。
- 名探偵コナン
- メジャー(MAJOR)
- メジャーセカンド(MAJOR2nd)
- YAIBA
- switch(スイッチ)
- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 今日から俺は
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
- からくりサーカス
- マギ
- 烈火の炎
- H2
- タッチ
- 信長協奏曲
- だがしかし
などなど…
半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
↓『サンデーうぇぶり』の使い方に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!
また同じく小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』も特にオススメです。
以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。
- 闇金ウシジマくん
- 土竜の唄
- アイアムアヒーロー
- ケンガンアシュラ
- ケンガンオメガ
- 今際の国のアリス
- アフロ田中
- ブラックジャック
- 火の鳥
- 薬屋のひとりごと
- からかい上手の(元)高木さん
- ダンベル何キロ持てる?
- めぞん一刻
- 青のオーケストラ
- おやすみプンプン
- 灼熱カバディ
- 送球ボーイズ
- 出会って5秒でバトル
- モブサイコ100
などなど!
「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『サンデーうぇぶり』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
『結界師』のアニメを無料視聴する方法は?
そんな方もいると思います。
マンガも良いですけど、アニメも良いですからね~!
『結界師』のアニメは、2006年に始まり、2008年に全52話を放送し最終回を迎えています。
そんな『結界師』のアニメは、調べたところ動画配信サービス大手の『U-NEXT』で全52話が配信されている事が判明しました。
『U-NEXT』には、31日間の無料体験がついてくるので、タダで『結界師』を視聴することが可能です。
また、今ならなんと『U-NEXT31日間無料体験』に登録することで新作映画や新作マンガの購入に使えるポイントが600円分タダでもらえます。
『結界師』を安心安全に、そして高画質高音質で楽しみたい方は絶対に公式な動画配信サービス『U-NEXT』がお勧めですよ。
👇こちらの記事では実際に無料体験登録時に付与された600円分のポイントを使ってタダで漫画を購入した方法を画像付きで解説しています。
U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介!U-NEXT登録方法も解説
U-NEXTへの登録方法についても詳しく説明しているので、U-NEXTへの無料体験をご検討している方は、ぜひ一読ください。
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
『結界師』2巻 ネタバレ紹介!
第8話 雪村時雄
雪村家に、着物姿の女性が訪れていました。
裏会の人でしたが、時音の祖母・時子はそのような話は聞いていませんでした。
しかしその女性は、緊急時の正式な書状を持ってやって来ていました。
女性の名前は、春日夜未(かすがよみ)。
極秘任務で、実地調査をするためにしばらくの間、雪村家で生活することになります。
夜未は、「あなたのお父様には本当にお世話になりました。とてもにこやかで、楽しい方でしたわ。」と時音に伝えます。
そして続けて、「落ち込んでる私をいつでも笑って励ましてくれて、私、あの笑顔にどれだけ救われたことか…あんなかたが、あんなに若くしてお亡くなりになるなんて…世の中って理不尽なものですね」と言いました。
~時音が幼少のころ~
「お父さん。お仕事行くの?あたしも行く。」
父・時雄の後ろ姿に時音は声をかけます。
しかし、時雄は笑顔で、「それはまだダメだな。」と答えます。
「なんで?あたしもうちゃんと術使えるよ!」と時音は反対します。
時雄は「うん、それはよくわかってる。時音はとびきり優秀だ。」と答えます。
時音は、「手伝いたい」と伝えますが、時雄は「内緒の話をしよう。」と言います。
「父さんな、時音が大好きなんだ。かわいい1人娘を戦場に出すなんて耐えられない!だからせめて中学に上がるくらいまではさ、父さんにまかせといてよ。」と伝え、仕事に行ってしまいます。
その晩、胸から大量の血を流しながら時雄は帰宅します。
時子は、家まで時雄を運んだ墨村家の式神を追って玄関まで駆けていきます。
玄関には良守の母が立っており、「すみません。時雄さん、かけつけた時にはもう…でも当の妖は私が退治しておきましたから…本当になんで時雄さん、一人で無理をしたのか…」と、語りました。
玄関に残っていた時音は、血まみれの父・時雄に右肩をつかまれ、「時音、奴らに、隙を見せるな。」と最後の言葉を聞きました。
時音は幼少のころから優秀だったんですね(^▽^)
父の最後の姿を見た時音はショックだったでしょうね…
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第9話 鬼使い
~夜の烏森学園~
「時音ー!何か異常あったかー?」と、良守が声をかけます。
「別に。今、白尾が裏の方見て回ってるけど…」と答えます。
その返事を聞いた良守は、時音の様子が変だと感じています。
斑尾を見回りに追いやった良守は、時音の隣に座り、試作のチョコレートケーキを一緒に食べようします。
しかしその時、侵入者が現れました。
侵入されたあたりに着くと、木の上から夜未が落ちてきました。
夜未は「違う!違うのよ!実地調査の対象が実はこの土地でこそこそかぎ回ってたなんてことは絶対にないのよ!」と自分でばらしてしまいます…
「じゃあ、さっきの異変って、この人が…?」と良守が聞くと、「あ、そうそうごめんなさい!それは私の能力が…」と夜未が言いかけるも、「術者が能力を自ら明かすなんて失態あり得ませんわ!」と続けます。
「ところでそちらのあなた…もしや墨村さんの?」と夜未が聞き、初対面の2人は、お互いに自己紹介をします。
そして、「せっかくですから、お茶にしません?」と、夜未が言い、3人でお茶をします。
良守が作ったチョコレートケーキと夜未が持ってきた煎茶を楽しみます。
「失礼ですけど、あなたが墨村の22代目の?」と夜未は聞きます。
「ええ、まあ。」と良守は答えますが、夜未は「へー」と少し不思議そうに答えます。
「私ね、時雄さんとは親しくしていただいてましたのよ。でも、墨村の方とはあまり…やっぱり、私などとは格が違ってるので…」と夜未は話し続けました。
翌日の夜の烏森学園には、良守と夜未が先に来ていました。
「昨日のお礼においしい和菓子をもってきたの。」夜未が言います。
「いいですよ。俺も話したいことあるし…」と良守は答えます。
良守と夜未は、敷物の上で向かい合って座り、良守が先に話し始めます。
「あの、時音のことなんですけど…あいつの前で、あいつの父さんの話しするの、やめてくれませんか?いや、話自体が悪いわけじゃなくて、あいつは、自分の父親のことをすごく誇りに思ってるから、この仕事にもすごく真面目に取り組んでて…それに、俺は小さかったからよく覚えてないけど、あいつの父さんはかなりひどい死に方をして、それを目のあたりにしたらしいから…辛いことも、思い出してしまうと思うんです。」と、夜未に伝えます。
「あなた、優しいのね…」と夜未は答えます。
そして、良守は夜未が持ってきた和菓子とお茶を食べました。
すると、良守は寝てしまいます。
夜未は、「こんな甘い子が正統継承者だなんて、世の中って理不尽ねぇ…いいよ、ヨキ。出といで。」といいます。
すると、大きな鬼が出てきました。
遅れてきた時音は急いで侵入者のもとへ駆けつけます。
しかし、その途中にあった落とし穴に落ちてしまいます。
「術者って結構簡単なワナに弱いのよねぇ…変なものに鼻が利きすぎるせいかしら…」夜未はそう言い、大きな鬼が穴を岩で塞いでしまいます。
「鬼使いの夜未、この烏森の地乗っ取らせていただきます!」と、夜未は嬉しそうに言いました。
夜未の目的は一体なんでしょうか…気になりますね!
そして良守のチョコレートケーキ、どんまい(笑)
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第10話 追憶と憎悪
夜未は「この土地にいるだけであなたは強くなれるのよ、ヨキ。
だからここを私たち2人のものにしましょう…」と、大きい鬼・ヨキに伝えます。
「そしたらヨキ、足も速くなる?
頭もよくなる?」とヨキが聞くと、夜未は「ええ、そうよ、もう誰も…あなたをバカになんかしないわ。」と答えます。
落とし穴に落ちた時音は、結界で岩を持ち上げようとしますが、できませんでした。
「無駄よ。その岩には呪力除けを念入りにかけたから。」と夜未が言います。
すると、時音は横穴をあけて、落とし穴を脱出します。
大きな鬼のヨキを見た時音は、式神を飛ばし、応援を呼ぼうとしましたが、ヨキの長い尻尾で消されてしまいます。
夜未が「人質は他にいるわ。あの子、いらないわ。」と言うとヨキの尻尾が時音に向けて攻撃を仕掛けます。
時音は結界で攻撃を防ぎながら、「あなた、良守をどうしたの?」と聞くと、夜未は「大丈夫、とある所で丁重に扱ってるわよ。」と答えます。
「だから良守をどうしたのよ!」と再度聞くと、「ちっ…どいつもこいつも、もう少し自分の心配したらどうなのかしら。」と、夜未は言います。
時音は結界の上からヨキの足に踏まれ、それに耐える状態が続いています。
その時良守は、ハっと目を覚ますと知らない場所にいましたが、「粘るわねぇ…」という夜未の声が聞こえます。
「亡き父の残した仕事だから頑張るってわけ?だとしたらくだらないわね。いいこと教えてあげる。私、あんたの父親、大っ嫌いだったの。たいした術者でもないくせに、こんなたいそうな土地まかされて…はじめから無理に決まってるじゃない。案の定、荷が重すぎて早死に。ホント笑ったわぁ。」と夜未は言います。
「父はあたし達のために頑張ってくれてたの。そんな言い方…」と、時音が反対するも、「頑張りゃいいってもんじゃないのよ。
弱い人間のできることなんてたかが知れてんだから。
どれだけバカにされてもいっつもヘラヘラ笑ってるだけ。無能もいいとこ。
ただの無駄死によ。意味なんかないわ。」
夜未が話し続けているあいだも、ヨキの力は増していきます。
「一気に潰して。」と夜未がヨキに言ったとき、ヨキの背中から良守がでてきました。
そして、時音の結界に置いている足を滅します。
するとヨキは後ろに尻餅をついてしまいます。
「意味ないっての取り消せ。」と良守が言います。すると夜未は「何よ…何も知らないくせに…」と答えますが、「知らねーよ。でも、あいつの父さんは自分の大事なものを守ろうとして戦ってた。無駄死になわけねえだろ。」と、良守は言います。
良守は絶妙なタイミングできましたね!
さあ良守頑張れ!
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第11話 誓い
“薬は十分に盛ったし、効いてもいた…
こんなに早く目覚めるはずはない。
やはりこの土地に選ばれた人間ということなのか…”と良守を見て、夜未は考えます。
良守は、「その鬼連れてこっから出てってくれ。俺にしたことは別にいいから。」と言います。
「そうね、私が間違ってたわ…殺しておくべきだった。」と夜未は答えます。
すると良守に向けてヨキの尻尾が飛んでいきます。しかし、良守はそれを避けて木の裏側に隠れます。
すると、時音が来ました。
良守は時音に「大丈夫か?ケガとかないか?」と聞きます。
「ええ。あんたは平気?」と、時音も良守に聞きます。
「ああ!俺は別に縛られてただけだし…」
“あたしは力を使いすぎたもう十分には戦えない。”と時音は考え、「奴らにもう時間を与えたくない、手短に説明するよ。
さっき飛んできた矢みたいなのはあの鬼の尻尾。
動きの速い尻尾で相手をとらえて、パワーのある本体で押しつぶす。
ただし本体の動きはかなり遅い。」と言います。
「わかった。で、俺は何をすればいい?考えてんだろ?」と良守が聞きます。
「いい?鬼はあの人の指示で動いてる。あんたには鬼の相手を頼む。
その隙にあたしは…あの人をとらえる。」
「OK」と答えます。
そのころのヨキは良守に結界で切断された足が再生されていました。
それを見た夜未は“すごい…回復力が格段に上がってるいける!この土地は、私達の見方でもある!”と思いました。
「なんだ、もう再生したのか。そうこなくっちゃなぁ!」と良守が言うと、良守にめがけて、ヨキの尻尾が飛んできます。
“確かに早いが、根本が固定されてる分、動きが読みやすいが丸ごと囲うにはでかい。1部分ずつ潰しても無駄。でも、目的は鬼じゃない!ひとまず、奴の体勢を崩す!”そう考えて良守はヨキの両足首を滅します。
ヨキの肩に乗っていた夜未は木の上に落ちてしまいます。
すると、後ろから時音が夜未の首に『くない』をつきけ、「動かないで。あの鬼におとなしくここを出ていくよう命令して。」と言うが、ヨキが木を持ち上げて、夜未を助け出します。
夜未は「鬼と言葉なしでも通じ合えるのが、鬼使いなのよ。」と言います。
ヨキの肩に乗っている夜未の近くを良守が滅しながら、「もういいかげんにしろ。殺されたいのか?早く出てけよ!ここはあんたの手に負える場所じゃねーんだ!」と叫びます。
しかし夜未は「あんたには絶対にわからないわね…ヨキ!いきなさい!」と声をかけます。
尻尾を使い、再度良守を攻撃し始めます。
「ヨキ!この烏森の地で、あなたはもっと強くなれる!」と、夜未が言うと、「わかった。」とヨキが返事をします。
すると、ヨキの尻尾は急激に増え、変化します。
「強いものを増やして、弱いものを減らす。でもバランスも大事…たくさんありすぎても邪魔だ。ちょうどいい数…この体は大きすぎる速く動けない…強く、速く、無駄をなくす…そうか、お前、もういらない。」
ヨキがそう言うと、夜未とヨキがつけている呪具が切れました。
「ああなるともう別の生き物だ…もうあんたの声も届かない…」
『くない』を使う時音は忍者なのか?(笑)
まだまだバトルは続きそうですね!
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第12話 良守VSヨキ
“今のうちなら、まだ隙があるか…”
そう思い、良守はヨキに駆けていこうとするが、夜未に袖を引っ張られ、邪魔をされてしまいます。
「悪いけど、あれを放っとくわけにはいかない。でも別に殺すつもりはねーよ。あの鬼があんたの大事なもんだってんならさ。」と良守は言います。
時音は「バカでしょ?でもあいつ、あれで本気なんですよ。」と言います。
「あんたらみたいなガキに同情されるなんてまっぴらよ。」と夜未が答えます。
「同情なんてしてません。あたしは、あの鬼、始末した方がいいと思ってます。ただ、あいつはああいう奴なんですよ。」
“だいぶサイズがコンパクトになったななら囲めるか?”と良守は思いましたが、ヨキは素早く学園内を移動しながら、破壊を繰り返します。
“すばらしい…これがおれなのか…”破壊を繰り返したヨキは、自分の力を確認しました。
良守の前に戻ったヨキは「1つ確認したい。お前が個々の番人か?」と聞きます。
「そうだけど?」と良守は答えます。
「まったくこの土地はすばらしいな、力を試す相手まで用意してある。」ヨキはそう言い良守に襲い掛かります。
良守とヨキの様子を見ていた夜未は「ヨキ!あの岩を使いなさい」と、呪力除けを張った岩を示します。
ヨキは良守にめがけて岩を投げるも、良守には当たりません。
ヨキは「なるほど、呪力除けか…だがつまらんな。
こんな小細工は、弱い奴が使うもんだ。
お前もだ。防戦一方のつもりか?」と言います。
「お前こそまだ、自分の力で俺の結界破れてないぜ。やってみろよ。その力で。」と良守は答えます。
するとヨキがまた良守に襲い掛かります。
“奴の速さでは囲う隙がない…なら…今しかない!”良守は、自分を覆っている小さい結界の外に、自分を含めてヨキを大きい結界で囲みました。(※大きい結界の中に小さい結界があります)
良守は結界から脱出します。良守はヨキの首から下を結界で囲むことに成功しました。
「ヘタすると首とぶぜ。おとなしく、俺の言うこと聞いてもらおうか」と良守が言います。
「面白いぞ小僧!この程度の結界、破れぬと思うか⁉この俺に!力を…」とヨキが話します。
“さらに変形しやがるのか⁉”と良守は思いましたが、ヨキの腕はとれてしまいます。
「進化が急激すぎたのね…体の方がもたなくなったんだわ…」と時音が言います。
「月刃(げっぱ)」その声と一緒に、ヨキの体は縦に半分に切られます。
裏会の2人と良守の祖父、時音の祖母の4人が到着しました。
良守のアイディアが光りましたね!
夜未がちょっとかわいそうでしたね…
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第13話 裏会
「なんだあんた達…」良守は疑問を投げかけます。
「裏会・実行部隊“夜行”。裏会総本部の命により、離反者。春日夜未を捕捉しに参った。」
ヨキはまだ再生しようとします。
「月刃」
三日月の形をした刃がヨキを切り刻みます。
「ちょっと待てよ!なんだあんたら…」と、良守は声をかけるも、攻撃は続き、「炎陽玉(えんようぎょく)」といって、大きな炎の弾がヨキを焼き尽くします。
良守は、焼けているヨキの中から、キラッと光るものを見つけ、取り出します。
夜未は「ごめんなさい、ごめんなさい。ヨキ」と謝り続けます。
「この女の処遇については、組織内で審問にかけますのでおまかせを。この土地については、幹部もいろいろと考えているようでね、確かに危険ですが…なかなか面白い場所のようですからねぇ」と、夜行の1人が言います。
「一言申し上げておきますが、いくら裏会のお歴々であっても、この土地を汚すようなことがあれば、私たちが全力で阻止いたします。それをお忘れなきよう…」と時音の祖母が伝えます。
夜行の2人と夜未は帰っていきます。
「あの…」
良守が夜未に声をかけます。
「本当はこういうのとっといちゃいけないんだけど…」と言って、ヨキの角を手渡します。
「あ。ちょっと待って、今…」と良守が言うと、手のひらサイズの角が割れて、小さなヨキがでてきました。
夜未は涙を流して、ヨキとの再会を喜びます。
そして夜未は「あんたの父親が大嫌いだって言ったの、本当よ。
自分を見てるみたいでさ…弱いくせに何かを守るために必死に戦って、でも結局負け犬なのよ。
あんたの父親は死んで、私はヨキを守りきれなかった…」と言いました。
時音は「あたしは…負け犬だとは思いません。
最後まであたし達のために戦ってくれた、父に感謝しています。」と夜未に言いました。
そして時音は「良守。今日はありがとう。助かったわ。」と言いました。
良守は嬉しそうに頭の後ろをかきました。
時音からのお礼の言葉!よかったね良守の祖父は出番なし(笑)
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第14話 ただそれだけ
「裏会って何なの?」
昨夜の裏会の人を見た良守は祖父に質問します。
「裏会っちゅーのは、異能者の異能者による異能者のための自治組織」と答えます。
しかし良守は「全然わかんないんだけど…」といいます。
祖父は続けて、「やっとることは大きく分けりゃ、地域ごとの異能者のとりまとめと闇の事件の取り扱いの2つじゃな」と教えてくれました。
「お前も、裏会の名簿にゃ登録されとるぞ。」
「え、そうなの⁉」と驚く良守。
「今じゃ妖も少なくなってきたからの、異能者の取りまとめの方が、大変らしい。
力を持て余してろくなことをせん輩もおるからな。
組織には、そういう者に居場所と力を使う場を与える意味合いもある。
まあ、お前にゃ関係のないことじゃ。」と祖父が言います。
「関係ないってなんだよ!」と良守が言うと、「正統継承者のお前にゃ関係ない。
ありゃあ…家督を継げぬはみ出し者の異能者たちを母体とした集団じゃからな。」と祖父は答えました。
朝、通学路の先に時音を見つけた良守は、「時音―!時音!」と叫びながら近づきます。
近くに来た良守は、「俺らも裏会の名簿に載ってるっての知ってた?」と聞きます。
時音は「あんた、やっとそういうのに興味出てきたわけ?」と逆に呆れたように聞き返します。
良守は「さすがに、実物を見るとさ―それによく考えたら俺らの周り、よくわかんねーことだらけだなーと思って。でも、1番よくわかんねーのはあの烏森の地だな。進化の仕方っていうかさ―力の与え方に差がある希がするんだけど…あれさ―妖なら無差別ってわけでもないんじゃね?ほら、昨日の鬼もさ…」と話します。
時音は「あんまり面白がるんじゃないよ。あの土地は、あんたが思ってるよりずっと怖いところなんだから。」と言います。
「そうかな…俺はあの場所を怖いと思ったことは、1度もないけどな。」と良守は答えました。
“俺が怖いと思うことはただ1つ。この土地で、俺の目の前で、大切な誰かが傷つくこと。ただそれだけだ。”
良守の心意気がかっこいいですね!
さて、烏森の土地はいったいどんなところなんでしょうか?
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第15話 寒桜【前編】
神田百合奈(かんだゆりな)は烏森学園中等部に通っています。
生徒の間には烏森学園77不思議の言い伝えがあり、
その1つが“狂い桜”です。
冬も近いという時期に桜が咲きます。
百合奈と友人2人は昼休みに狂い桜のもとへ行きますが、高等部の生徒がいっぱいで花見ができませんでした。
そこで友人の1人が、「夜桜っていうのはどう?」といいますが、「おいお前ら!そういうくだらねーことはするな!夜の学校は危ねーんだよ!」と良守が近くの木陰から言います。
~その日の夜~
「なんで桜ばっかり何度も咲くんだろーな。」と、良守は斑尾と話しています。
「殿様、桜が好きだったからねぇ…」と斑尾が答えます。
「“狂い桜”かどっちかっていうと、“狂わせ桜”だよな。」
「ああ、時守様もそんな風に言ってたよ。桜ってのは見るものを浮かれさせるからねぇ…平常心じゃいられないのさ。でも、時守様によると、それこそが烏森のツボなんだとさ。」といいます。
その時、「アヤノー、キョーコちゃーん!ごめんごめーん。遅れちゃった―って、あれ?」と、百合奈が来ました。
「帰れ。」と良守が言います。
「なんですか、いきなり⁉お言葉ですが私、人を待たないと…」と百合奈が言います。
「あの2人なら俺がとっくに追い返したぞ。」と良守が答えます。
すると様子を見ていた時音が「良守。どーすんのよその子。よりによって桜の咲いた晩にさぁ」と言います。
「もう来ないと思ったんだけど…とにかく神田、早く帰って」と、良守が言ったその時、大量の妖が来ました。
百合奈は良守が張った結界に入れられています。
開祖の時守と同じ考え方をしている良守。
似てるんでしょうか?
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
第16話 寒桜【後編】
「責任はあんたがとりなよ。一般人に迷惑かけないのが間流の流儀なんだからね。」と時音が言います。
良守は「大丈夫だって。一般人にゃ俺らが1人で暴れてるようにしか見えねーって。」と、返事をします。
良守は、大きな結界を使い、妖を退治します。
時音は、1体ずつ素早く囲み、滅していきます。
ですが、続々と妖たちは来ます。
良守は、桜から少し離れ、桜の木全体を結界で囲みます。結界の中は時音に任せます。
そして、空からやってくる妖が、桜の木の上にたくさん集まってきたところを大きな結界で滅します。
百合奈は、結界の中から全てを見ていました。
良守と時音が結界を作って、滅しているところを…
そして、良守が近づいてきました。良守は結界を解除します。
しかし、結界の中にいるため、妖のように今度は自分が殺されると不安になってしまい、泣き出してしまいます。
斑尾が百合奈に近づいて匂いを嗅ぐと、「ああ、やっぱりね…あの子、霊感あるよ。だから見えてるってこと。」と、良守に伝えます。
「えーーー。」と驚いた良守は、「ごめん!ほんっとごめん!」と謝ります。
「まさか見えてるとは…ていうか怖い思いさせるつもりじゃ…」と説明しようとします。
百合奈は、そんな良守を見て、“まるで普通の男の子みたいだ…”と思いました。
良守は「巻き込んどいてなんだけど、俺らのこと、内緒にしといてくれるかな?」と聞きます。
百合奈は、「言わないよ、変に思われちゃうもん。」と返し、「墨村君は、そういう変な力があるの、いやじゃないの?」と聞くと良守は「ん?別に。ま、家業をいやだと思ってた時期はあるけどでも、周りにとっちゃ変でも、俺にとっちゃもう普通のことだからなぁ…どうとも思わねーな、今さら。」と答えます。
「そっか…すごいなぁ…」と百合奈は言います。
「ま、ともかくさ、俺はまだ仕事あるから送れねーんだわ。だからこれも秘密にしといてくれる?」と良守が言いました。
“あの人は変だ。今の私も、相当変だ。なのになんだか楽しいのはなぜなんだろう?”と、良守の式神と手をつないだ百合奈はそう思いながら家に帰りました。
次の日、桜の花は跡形もなく消えていました。
烏森学園77不思議。多くないですか?(笑)
一般人を巻き込んだけど、大事にならなくてよかったですね!
サンデーうぇぶり
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ