「アオアシ」はビックコミックススピリッツ（小学館発行）で、2015年から連載されているサッカー漫画です。
「アオアシ」の主な内容としては、主人公・青井 葦人（あおい あしと）がJリーグのユースチームでプロサッカー選手になる為に奮闘する物語になっています。
「アオアシ」の魅力は、臨場感溢れるサッカー描写・登場人物の心理描写などで、発行部数は1900万部を突破しています。
そんな「アオアシ」ですが、登場人物の1人に栗林晴久（くりばやし はるひさ）がいます。
栗林は主人公・葦人の先輩で、高校生ながらプロサッカー選手として活躍する、作中屈指の天才キャラクターです。
今回は栗林のモデル・プロフィール・能力・名言などを紹介します。
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『アオアシ』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める？
『アオアシ』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
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栗林晴久のモデルは久保建英選手？
久保建英選手とは
【久保建英「トルシエ魔術」に衝撃】https://t.co/044hKmmMkO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 14, 2024
栗林というキャラクターのモデルの1人には、久保建英選手がいると言われています。
久保建英選手とはプロサッカー選手で、現在（2024年1月時点）スペインのTOPリーグの、レアル・ソシエダというチームに所属しています。
久保建英選手の特徴は何といっても、突破力のあるドリブルとテクニック。
この2つの特徴は高く評価されており、15歳でU-20日本代表に召集された経験があり、現在（2024年1月時点）は22歳ながらサッカー日本代表のTOPチームに召集されています。
そして久保建英選手の経歴面での特徴としては、幼少期からスペインと深く関わった生活をしていることです。
小学2年生の時にはスペインにある世界最高峰のチームの1つ、バルセロナのキャンプに参加しています。
そして小学4年生～中学1年生まで、スペインのバルセロナの下部組織で、サッカー漬けの生活を送っています。
久保建英選手のはこのようなサッカーの実力や経歴を持っており、彼のことを「天才」と呼ぶ人は多いです。
栗林のモデルが久保建英選手と言われている理由は？
栗林のモデルが久保建英選手と言われている理由、それは2人には多く共通点があるからです。
まず栗林は作中で、屈指の天才キャラとして描かれており、サッカーの実力も本物です。
まるで久保建英選手を彷彿させる突破力のあるドリブル、テクニックを作中で披露しています。
また栗林は16歳ながらU-20日本代表に召集されていますが、この点も15歳でU-20日本代表に召集された久保建英選手と被っています。
さらに栗林は小学生の頃、1年間スペインに住んでいたことがあり、「必ずいつかスペインに戻る」と作中で明言しています。
ちなみに栗林が作中で唯一、同世代で自分のライバルだと考える選手はバルセロナに所属しています。
久保建英選手もスペインと多く関わった人生を送っており、これまた共通点となっています。
極めつけは栗林が作中で交わした、エスペリオンというチームとの雇用契約の内容、久保建英選手が現実で交わした、FC東京というチームとの雇用契約の内容がほとんど合致しているという事実が存在しています。
このように栗林と久保建英選手は、共通点が非常に多いため、モデルになったと言われています。
栗林晴久のモデルは「スラムダンク」の仙道？
「スラムダンク」の仙道とは
ここだけあれから1年後No.6。仙道彰、魚住を復帰させて臨んだウィンターカップ予選で牧海南を破り優勝。本大会でも大活躍。惜しくも決勝の山王戦で敗れるも河田相手に35点を決め堂々大会得点王に輝く。沢北ロスの高校バスケ界で一躍スターダムにのしあがる。続く。#仙道彰 #スラムダンク pic.twitter.com/WPEx3dWyAm
— 寿太郎 (@iyasakajutaro) July 9, 2023
栗林というキャラクターのモデルの1人には、バスケ漫画・「スラムダンク」の仙道というキャラクターがいると言われています。
仙道は作中で、天才と言われるキャラクターで、チームメイトから「仙道ならやってくれる」と絶大な信頼を寄せられています。
仙道の性格はマイペースで、初登場時には遅刻をし、監督にも「寝坊です」で済ませていました。
モデルが仙道と言われている理由は？
栗林のモデルが仙道と言われている理由、それは2人には多く共通点があるからです。
まずこの2人は外見が瓜二つで、性格的にもマイペースと共通しています。
仙道はバスケ部に遅刻しときながら、監督に「寝坊です」と済まし、栗林は会話のペースが自分本位で、チームメイトの話を急に無視するなど独特な特徴を持つキャラクターです。
また栗林・仙道はそれぞれの作中で、「天才」と評価されています。
栗林・仙道は共に「あいつにボールを回したら、何かをしてくれる」とチームメイトから絶大な信頼を置かれています。
このように栗林と仙道には、共通点があるため、モデルになったと言われています。
栗林晴久のプロフィール・漫画内での立ち位置を紹介！
栗林晴久のプロフィール
栗林…#アオアシ #栗林晴久 #週刊ビッグコミックスピリッツ pic.twitter.com/Evq7XGqHU4
— フーゴ814 (@de9b3e353b854e7) January 15, 2024
以下、栗林の基本的なプロフィールになります。
名前：栗林 晴久（くりばやし はるひさ）
誕生日：6月13日
星座：ふたご座
血液型：A型
身長：178cm
体重：66kg
栗林は作中屈指の天才キャラとして描かれており、主人公・葦人が所属しているエスペリオンユースというチームの「最高傑作」と言われています。
実際に、高校生ながら日本のTOPリーグでプロデビューを果たし、プロの試合の中でも「観客・監督に技術を見せつける」など、余裕のあるプレーを行う程、実力が飛びぬけています。
このような実力があるため、葦人などからは「あの人にボールを回すと、何かをしてくれる」という信頼を置かれています。
一方で栗林の内面的を一言でいうと、マイペースです。
栗林のマイペースな特徴を象徴するように、作中では以下のような、会話シーンが登場します。
栗林「青井（主人公）、サイドバックてさ」
青井「え？」
栗林「コンプリートしてる選手、世界的にもいないんだぜ。お前ならできるよな。」
青井「な、なんスか？コンプリートって・・・」
栗林（青井の質問を無視、別の話題に移る）
このように周囲の人間からするとデメリットにも感じるマイペース度合いですが、サッカーの試合では「どんな状況になろうと、怖けない」というメリットになります。
例えば、試合時間残り20分、1点ビハインド、味方1人退場という危機的状況に追い込まれた試合がありました。
この状況でも栗林は「素晴らしい試合展開、闘争心残っている奴はいるか？」と自チームを鼓舞しています。
栗林晴久は漫画内ではどんな存在？
主に栗林は主人公・葦人が所属するチーム、エスペリオンユースの先駆者として描かれています。
栗林はその圧倒的な実力で、エスペリオンユースのTOPを常に走り続け、高校生ながらプロの世界で活躍しています。
その姿はプロになるための見本を、エスペリオンユースのメンバーに指し示しているかのようです。
実際に、主人公・葦人は16歳でプロデビューを果たした栗林に対して、「あれこそが目指すべき姿」と語っています。
エスペリオンユース監督・福田からも、「日本から世界に羽ばたくための道を切り開いてほしい」「お前が成功すれば、後から続く選手に道ができる」「まずはお前に賭ける」と栗林に思いを託されています。
栗林晴久のサッカーの実力・能力は？テクニックやフィジカル、ポジションについて紹介！
栗林晴久のテクニック
栗林のテクニックは作中でもずば抜けています。
栗林がアジア最強クラブを決める大会に出場した際も、「観客に技術を見せつけるプレー」を意図的に行う程の余裕があります。
栗林が柏商戦に出場した際は、「後ろから飛んできたボールを、背面でトラップする」「柏商の選手は、ボールどころか栗林に触れることすらできない」という圧倒的なテクニックを見せつけています。
また、栗林には「広い視野」と「直感」という武器があります。
栗林は試合中、常に首を振り選手の位置を把握しようとしており、「どの状況でも、正答となる4つの選択肢を持ち、その中から1つを選んでプレーをする」と作中で語っています。
そして、栗林の直感とは「自身の学習したものが、瞬時かつ勝手に思い浮かぶ」という能力のことです。
この能力があることにより栗林は、フィールド上の誰よりも最善手にたどり着く速度が早く、試合を有利に進めることができます。
栗林晴久のフィジカル
栗林のフィジカルは作中でもあまり取り上げられてはいません。
栗林自身も「フィジカルという言葉は、テクニックのない人間の言い訳だと思っている」と語っており、フィジカルよりテクニックを重視していることが分かります。
栗林晴久のポジションはどこ？
栗林はミッドフィールダーというポジションを務めることが多く、ファーメーションを組んだ時は、栗林は中央に位置していることがほとんどです。
栗林は中央ポジションのどこにでも指示が出しやすい、という特徴を存分に生かしてプレーをしています。
それが見受けられのが、栗林がプロ選手と混ざって練習をしている時です。
栗林はその時も、年上で自分よりキャリアを積んでいるプロ選手に対して、積極的に指示を出し、プロ選手もその指示に従って行動しています。
このように栗林は中央のポジションであることが多く、司令塔という役割をこなしています。
栗林晴久のライバルはサッカークラブ「バルセロナ」に在籍している！？
栗林晴久のライバルとは？プロフィール紹介！
「世界」を、楽しんでこい!!
栗林が意識するデミアンをはじめ、スター揃いのバルセロナユース!
サッカーの考え方、ステージが違うチームを相手に、福田監督は世界へと葦人たちの背中を押す!!葦人の目、エスペリオンのパスサッカーが世界に通じるか!? 期待しかない😃 pic.twitter.com/FPwi8Nh2tU
— しろくろ (@shirokuro0614) December 31, 2023
栗林が同世代で唯一、ライバル視している選手の名前はデミアン・カントと言います。
以下、デミアン・カントのプロフィールになります。
名前：デミアン・カント
年齢：16歳
所属チーム：バルセロナユース
背番号：10番
ポジション：フォワード
デミアンの特徴は、宗教を信仰していることです。
デミアンは幼少期は十字架を持ち歩いており、16歳になっても会話のところどころに「神」という単語を用います。
また、デミアンは虐待を受けていたような描写があり、幼少期は大人に頭を撫でられそうになると拒否反応を起こしていました。
そしてデミアンにはもう1つ不思議な特徴があります。
それはデミアンが取材を受ける時に、描写されました。
デミアンは取材を受ける際、「取材モード、取材モードの部屋ってどこらへんだっけ」と自身の頭を触りながら、不思議な発言をしています。
そしてこの動作を行った直後、まるで人が変わったかの表情をし、取材に対して大人のような受け答えを披露しています。
このことから、デミアンは状況によって態度を変えることができる、TPOの備わった人物であることが分かります。
栗林晴久とはなぜライバル関係になった？
栗林8歳の時、デミアン（8歳）に、バルセロナ主催のU-10特別キャンプで出会いました。
そのキャンプの中で、栗林はデミアンと勝負し、栗林がデミアンを圧倒し、見事勝利しました。
しかし同じ日の夜、栗林はデミアンはたまたまサッカー場で顔を合わせ、デミアンが「もう1回」と勝負を申し込みました。
この勝負も栗林が圧倒するかと思われましたが、なんと結果は真逆。
今度は栗林がボールに1度も触れられず敗北しました。
「昼と夜とで別の人間になっていた」と栗林が評すほど、デミアンの実力は昼に比べて、跳ね上がっていました。
栗林はこの1日のことを「まるで心霊体験のような1日だった」と発言しています。
この1日の経験から、栗林はデミアンをライバル視しており、「デミアンが出る大会には、自分も出場したい」と考えるまでになりました。
またデミアン自身も「バルセロナに入団できたのは、栗林のおかげでもある」と、栗林のことを意識していると考えられる発言をしています。
痺れること間違いなし？『アオアシ』栗林晴久の名言紹介！
「それが俺でありたい」
14巻 第145話【ノート】
『今この瞬間、世界最高の選手って誰だ、青井？
その時代 その時代、世界中の誰にこの質問をしても、パッと思い浮かぶ選手っているだろ？俺は、
それが、俺でありたい。』#アオアシ#栗林 pic.twitter.com/9VNZREdULU
— アオアシ⚽️名シーン特集 (@aoashimeigen) February 9, 2022
この名言は、原作第145話にて栗林が発しました。
栗林は以下の流れで、この名言を発しました。
青井「栗林さんはどこを目指して、サッカーをしてるんですか？」
栗林「今、世界最高の選手って誰だ？」
青井「え？」
栗林「いつの時代、誰に質問しても、すぐに思い浮ぶ選手っているだろ？」
栗林「俺は、それが俺でありたい」
栗林「人生をサッカーに投じると決めて、これを目指さない理由が俺にはわからない」
この名言は、栗林が当たり前のように、世界最高の選手を目指していること示しています。
この意識の高さに思わず痺れてしまいます。
「俺は、俺も勝つし、チームも勝たせてきたからな」
この名言は、原作第164話にて栗林が発しました。
栗林は以下の流れで、この名言を発しました。
栗林と同学年の選手・桐木「自分のレベルに合わせられないチームメイトを切り捨てたい気持ち、分からないか？」
桐木「チームに合わせたパスも出せるが、その瞬間に俺は死んでいく」
栗林「それじゃあチームは勝てないぜ、チームが犠牲になってもいいのか？」
桐木「お前ならわかるだろ、俺の気持ちが」
栗林「分からないな。俺は、俺も勝つし、チームも勝たせてきたからな」
この名言は、栗林が何も犠牲にしないで、常に自分の欲求を叶えてきたことを示していると考えられます。
この栗林の完璧超人ぶり、まさに天才です。
「闘争心残っている奴はいるか？」
栗林晴久#アオアシ #栗林 pic.twitter.com/THM7R0UMZg
— アオアシ⚽️名シーン特集 (@aoashimeigen) February 11, 2022
この名言は、原作第199話にて栗林が発しました。
栗林がこの名言を発したのは、船橋学院戦です。
船橋学院は、U-18日本代表のトリポネが率いる超強豪です。
そんなチームを相手に、試合時間残り20分で、1点ビハインド、さらに味方が1人退場し10人で戦わなくてはいけない状況になり、栗林以外の選手は顔に絶望の表情が浮かんでいました。
そんな、状況の中で栗林は「闘争心残ってる奴はいるか？」と笑顔でチームメイトに問いかけました。
栗林のマイペースな性格を象徴するシーンの1つですが、どんな状況になっても諦めない栗林のカッコよさが前面に出ています。
「俺の予想できない事ばかり起こる素晴らしい試合展開」
この名言は、原作第200話にて栗林が発しました。
前話の199話では強豪相手にチームが追い詰められ、絶体絶命のピンチを迎えていました。
そんなチーム状況の中、栗林は「闘争心残っている奴はいるか？」と呼びかけますが、チームメイトは困惑した表情を栗林に向けます。
栗林はチームメイトの困惑した顔に、呆れたような表情を向けて、このような発言をします。
「理解できない、俺の予想できないことばかり起こる素晴らしい試合展開、なぜそんな情けない顔になるのか」
この発言から、栗林は絶体絶命のピンチさえも楽しむことができるような、他とは一線を画す存在ことが示され、思わず痺れてしまいます。