ゴールデンカムイ鯉登少尉の最後は死亡?裏切り?過去や兄父との関係は?かっこいい名言やかわいい薩摩弁も紹介!誘拐師団長

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今回は「ゴールデンカムイ」に登場する鯉登少尉を紹介します。

 

浅黒い肌をした端正な顔に特徴的な眉毛、自顕流独特の猿叫とともに繰り出される華麗な剣術に、同郷でなければ理解不能な薩摩弁!

 

どれを取っても魅力の尽きない鯉登少尉ですが、いったいどのような人生を送ってきたのでしょうか?

 

強く美しい薩摩隼人を徹底解剖していきます!

 

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鯉登少尉の過去は?兄がいた?誘拐された?父との関係や初登場やモデルを紹介!

我儘ボンボンだけどカッコいい!鯉登少尉の過去!!

鯉登少尉の本名は鯉登音之進(こいとおとのしん)。大日本帝国海軍将校の父を持ち、裕福な家庭で育った彼は大日本帝国陸軍第七師団の少尉として働いています。

 

なぜ海軍将校の息子が陸軍へ?と気になっている方も多いでしょう。

 

それには鯉登の過去が関係しています。

 

鯉登は鹿児島の裕福な家庭の次男で、平之丞(へいのじょう)という十三歳年上の兄がいました。

 

母親譲りで色白だった兄を、幼い鯉登は「桜島大根」とよくからかったのですが平之丞は一度も怒らなかったそうです。

 

海軍少尉だった平之丞は日清戦争の黄海海戦で戦死してしまいます。

 

当時鯉登はまだ八歳でした。

 

そんな幼い子供が兄の戦死を告げられるとはどれほど辛いことか、想像するまでもありませんね。

 

それだけではありません。

 

同じく日清戦争に参加していた鯉登の父親・平二(へいじ)は平之丞の乗った軍艦・松島が大破する様子を直視していました。

 

平二は戦争が終わってから笑うこともなくなり、それどころか悪さをした音之進を叱ることもなくなってしまい、鯉登家の家族関係はバラバラになってしまいました。

 

鯉登は海城学校(現在の海城中学高校の前身で、海軍兵学校へ進むための海軍予備校)に進学しますが問題行動ばかり起こすようになってしまいました。

 

そして、船に乗ると兄のことを考えて酷い船酔いを起こすしてしまうようになってしまいます。

 

十四歳の夏休み、故郷の鹿児島で鯉登は三輪バイクに乗っていました。

 

平二がフランスの知り合いからもらった高価なバイクですが、鯉登は勝手に乗り回しています。

 

そんな時、鯉登はバイクで人を撥ねてしまいました。

 

のちの鶴見中尉です。

 

鯉登は気をつけろ死にたいのかと鶴見に暴言を吐いてそのまま行ってしまいます。

 

鶴見は鯉登を追いかけてきてバイクを止めました。

 

何をするのかと激昂した鯉登は、自分は鯉登家の息子だぞと威張ります。

 

そんな鯉登に鶴見は、喧嘩をするなら自分の名前でしろと言います。

 

痛いところを突かれた鯉登は鶴見に自顕流の技で攻撃しますが、鶴見は見事素手でかわし、鯉登の顔を思い切りビンタしました。

 

ビンタをされてすっかり戦意喪失した音之進。

 

大人に叩かれたのはそれが初めてだったのです。

 

鶴見が西郷隆盛の墓参りをしたいのだと言うので、鯉登はお詫びに鶴見をバイクに乗せて案内することにしました。

 

墓地につくと、鶴見は一緒に食べようと鯉登にお菓子をくれます。

 

そのお菓子は「月寒あんぱん」でした。

 

現代でも北海道のアンテナショップなどで手に入るお菓子です。

 

鯉登は月寒あんぱんを半分兄の墓に供えました。

 

誰の墓かと鶴見に訊かれ、鯉登は兄の墓だと答えました。

 

そして、自分が死ねばよかったと嘆きます。

 

鶴見は話してごらんと鯉登に言いました。

 

そして、父のためにいなくなった兄の穴を埋める義務はないとも言いました。

 

鯉登は鶴見に兄のことと、それが原因の船酔いのことを話しました。

 

船酔いのために一日しか船に乗れない自分が海軍将校になどなれるはずがないと鯉登は悲観します。

 

鯉登家は平二の仕事の関係で函館に引っ越すことが決まっていました。

 

鯉登は兄が寂しがるかもしれないと言います。

 

鶴見は、函館は桜島と風景が似ているからきっと気に入ると鯉登に言います。

 

そして、また会えたら友人になろうとも言いました。

 

二年後、十六歳になった鯉登は相変わらずバイクを乗り回してばかりでした。

 

あの調子では海軍兵学校の受験にも失敗するのではないかと周りの人に陰口をたたかれています。

 

そんなとき、鯉登はロシア語を話す何者かに誘拐されてしまいます。

 

その四日後、鯉登家に鶴見中尉がやってきます。

 

誘拐犯はおそらくロシア人のため、ロシア語に堪能な鶴見中尉が適任であるとされたためです。

 

鶴見によると鯉登の三輪バイクはロシア領事館の敷地から見つかったのですが、ロシア領事館は夏場は無人のため、そこに鯉登はいないとのこと。

 

そして誘拐の目的はお金ではないとも。

 

なぜなら単なるお金持ちの子供であれば函館にはたくさんいますが、さらわれたのは海軍将校の息子です。

 

ロシアが関与し、海軍将校の息子を狙うということは政治的な目的であることが考えられます。

 

平二は函館の対岸に完工間近の海軍基地「大湊水雷団」の監督です。

函館には要塞があり、函館港には大湊に配置予定の水雷艇もありました。

 

ロシアにとって要塞も海軍基地も邪魔なので、破壊させる目的で誘拐事件を起こしたのではと鶴見は推理し、監禁されている鯉登もそれを察していました。

 

そんな時、ロシア領事館に電話がかかってきます。

 

しかし鶴見は電話を取らせません。

 

犯人からかも知れないのにと言う平二に、鶴見は電話の鳴る頃合いが良すぎると言います。

 

ロシア領事館は監視されているから、一日知らんぷりでいようと鶴見は言います。

 

そして準備が整ってから鯉登を電話に出させて安否確認し、交換手に番号を聞いて現場を特定しようと鶴見は言いました。

 

平二は、犯人たちの要求が大湊水雷団や函館要塞の無力化だとしたら、それを合図にロシアが戦争を仕掛けてくると考えます。

 

息子一人のためにたくさんの国民を犠牲にするわけにはいかない。

 

だから鯉登は国のために死んでもらうしかないと平二は言いました。

 

その頃、監禁されている鯉登は誘拐犯から食べ物を与えられていました。

 

一度食べた覚えのある味に、鯉登は何かに気付きます。

 

朝になり電話交換室の開業時間がやってくると、鶴見たちは作戦に着手しようとします。

 

鯉登の無事を確認したのち交換手に番号を聞き出し、領事館から部下たちへ合図を出して番号を知らせ突入するというものです。

 

その時領事館に電話がかかってきました。

 

平二は、息子に「国のために死ね」と言い聞かせるつもりだと言いました。

 

電話を取ると、誘拐犯は要塞と駆逐艦を破壊しろとロシア語で言いました。

 

鶴見はそれを平二に伝え、誘拐犯に鯉登を電話に出せと要求します。

 

電話口で平二は、鯉登に国のために死ぬように伝えます。

 

鯉登は電話の向こうの父に、兄のような息子になれず申し訳ないと言います。

 

自分は生まれてこなかったものと思ってほしいとも言いました。

 

平二はそんな息子のの言葉に何かを感じます。

 

鶴見が交換手から番号を聞き出し、鯉登が監禁されている場所は五稜郭の陸軍訓練所だということがわかりました。

 

鶴見と、平二の部下は馬で向かおうとしますが馬は急な坂を怖がって動きません。

 

すると、平二は三輪バイクに乗って出てきました。

 

鶴見は平二の運転するバイクの後ろに乗って、鯉登の救出へと向かいました。

 

その頃鯉登は誘拐犯相手に暴れ回り、殺せと言います。

 

戦って死んだなら父上に見直してもらえると、涙ながらに言います。

 

その瞬間、平二が鯉登を助けにやってきます。

 

自分の名前を呼ぶ父の声に、鯉登はまさかと顔を上げます。

 

その時誘拐犯の一人は、ロシア語で「ボンボンが」と言い鯉登のこめかみに銃を当てます。

 

すると平二は何者かに殴られ、倒れてしまいました。

 

父の声が聞こえた方向から銃声が鳴り響き、鯉登は父を心配します。

 

そんな鯉登の目の前に現れたのは、鶴見中尉でした。

 

思わぬ再会に鯉登は目を輝かせます。

 

平二の意識が戻ると、平二は鯉登に「よく戦った、誇らしい」と言います。

 

鯉登は、誘拐犯に食べさせられたものは月寒あんぱんであったと言います。

 

そして十四歳の夏に出会った「月寒あんぱんの人」が助けに来るなんて運命だと鯉登は目を輝かせます。

 

その後鯉登は進路を海軍兵学校から陸軍士官学校に方向転換し見事合格します。

 

鶴見は鯉登を、仲の悪い海軍と陸軍の橋渡しになってくれる人になると言いました。

 

初登場は敵として!?第七師団の薩摩隼人

鯉登少尉の初登場は単行本十巻でした。

 

当初は主人公・杉元の敵として登場しました。

 

杉元側についている囚人・白石が第七師団にとらわれた際、杉元たちは詐欺師の鈴川を網走監獄の典獄・犬童に変装させて白石の奪還を試みます。

 

その時登場したのが鯉登少尉でした。

 

鯉登はいきなり、鈴川扮する偽犬童に「ちんちんぬきなっもした」と言います。

 

なぜここで下ネタ!?と驚く人も多いでしょうが、これは薩摩弁で「だんだんと暖かくなってきました」という意味です。

 

犬童典獄は月形の樺戸監獄でも典獄を務めていたことがあり、そこで薩摩出身の囚人たちと接していた関係で薩摩弁が堪能であり、本物ならば薩摩弁がわかるはずだと鯉登は薩摩弁で話しかけたのです。

 

偽犬童は薩摩弁で応対します。天才詐欺師の鈴川は作戦のために薩摩弁まできちんと勉強していました。

 

しかし、鈴川は鯉登から薩摩弁で「相当な飲兵衛だそうですね」と言われて「最近は弱くなった」と薩摩弁で答えたのですがその瞬間射殺されてしまいます。

 

鯉登は鶴見中尉から本物の犬童は下戸だと聞かされていたため、偽物だと判断して鈴川を射殺したのです。

 

噓がばれてしまった杉元たちは白石を連れて逃げ、飛行船に乗り込むのですが鯉登は抜群の身体能力で飛行船に飛び乗ってきます。

 

自顕流の技で襲い掛かる鯉登ですが、白石に蹴落とされてしまいました。

 

森の木に落ちて助かった鯉登ですが、鶴見中尉のブロマイドを眺めながら、鶴見中尉に叱られてしまうとしょんぼりしてしまうのでした。

実はかわいいお坊ちゃま?眉は母譲り?鯉登少尉のプロフィール!

公式ファンブックによると、鯉登は十二月二十三日生まれです。

 

身長体重については正確な数値は不明ですが、他の登場人物と比較する形で表示されており、身長は「鶴見と同じくらいで、江渡貝より高く杉元より低い」体重は「尾形より重く都丹より軽い」そうです。

 

好きな食べ物は月寒あんぱんで、嫌いな食べ物は桜島大根だそうです。

 

恩人たる鶴見の象徴である月寒あんぱん。

 

そんな月寒あんぱんですから、好物になるのも無理はありません。

 

また、作中でフレップ(コケモモ)のワインを甘酸っぱくておいしいと言っていたり、スーシュカ(ロシアの菓子パン)を嬉しそうに食べていたりするシーンがあることから元々甘いものが好きなのではと推測できます。

 

明治時代では甘いお菓子といえば贅沢品ですから、裕福な家で甘いものをたくさん食べて育ったことが伺えますね!可愛らしい一面です。

 

そして嫌いな食べ物である桜島大根は、戦死したお兄さんの象徴です。

 

戦死したお兄さんを連想させるから食べられないのだと思うと、とてもかわいそうで泣けてきます。

 

そして鯉登といえば何といっても特徴的な眉毛ですが、これはお母さん譲りのようです。

 

作中に登場する鯉登の母ユキは鯉登そっくりの眉毛を持つ美人な奥様でした。

 

こんなに綺麗なお母さんがいるなら、鯉登が整った顔立ちをしているのも頷けますね!

 

鶴見への裏切り?騙されていた鯉登少尉はどうする?

真実を知り、浮かぶ疑念

樺太で尾形に襲われた際、鯉登は尾形からロシア語で「ボンボンが」と言われました。

 

「Баpчонок(バルチョーナク)」

 

それは十六歳の時誘拐犯に言われた言葉です。

 

鯉登の胸に疑念が浮かび、鯉登はロシア語が堪能な月島にバルチョーナクとはどういう意味かと訊きました。

 

「ボンボン」だがどこでそれを聞いたのかと月島は言います。

 

それを聞いた鯉登は怒りを交えた深刻な表情になります。

 

あの時鯉登を誘拐したロシア人は実はロシア語を話す日本人で、誘拐事件は鶴見による自作自演だったのです。

鯉登は月島を問い詰めます。

 

あの覆面の中にお前もいたのか?自分たちは鶴見に利用されていたのか?

 

父上の前でハッキリさせたい、鶴見本人に直接聞きたい。

 

そう問い詰める鯉登に、月島がとった行動はというと……?

「救われた」?思わずゾッとする月島の言動!

問い詰められた月島は、「あなたたちは救われた」と、恐ろしい表情で鯉登に言います。

 

たしかに、この事件によって鯉登は救われたと言うことができます。

 

長男の戦死によりバラバラになっていた鯉登家は、誘拐事件によって再び絆を取り戻しました。

 

しかし鯉登にしてみればたまったものではありません。

 

誘拐され何日も死の恐怖に怯える羽目になり、今も利用され続けているのです。

 

しかし、実の父親に虐待された上自らの手で父を殺めてしまった過去のある月島は鯉登親子の絆を冷めた目で、妬ましく見ていたようです。

 

月島からすれば、鯉登の受けた傷など些細なことなのかもしれません。

 

鯉登は激怒しますが、怒りを隠しながら鶴見に心酔しているふりをして道化に徹しました。

 

鯉登少尉の最後は死亡か生存か?師団長になるって本当?気になる結末まとめ!

旗手として!決戦の地五稜郭!

暗号の解読によりアイヌの金塊が五稜郭にあることがわかり、五稜郭では鶴見とその手下たちと杉元らとの戦いが巻き起こります。

 

当然、鯉登も月島も鶴見の陣営で戦います。

 

月島は、鯉登も巻き込まれてしまうと鶴見に言います。

 

すると鶴見は、鯉登が我々の旗手にふさわしいか信じてみようと言います。

 

旗手とは連隊旗手のことで、戦場で軍旗を持つ役割のことです。

 

眉目秀麗で成績優秀・品行方正であることが求められ、また「弾に当たらない」というゲン担ぎのために童貞であることが求められます。

 

ちなみに公式ファンブックによると鯉登も連隊旗手を意識しているとのことでした。

 

確かに鯉登は容姿が良い上にエリートですし職務にも忠実で旗手にはピッタリですね。

 

旗手に童貞が求められるということは、それを意識する鯉登も童貞であると考えて間違いないでしょう。

 

やはり良家の令息ですから、お嫁さんを貰うまでは性的な行動を慎む主義なのかもしれません。

やめろ月島!金塊争奪戦の行く末!

争奪戦が激化する中、鶴見と月島はアイヌの土地の権利書を確保するため五稜郭の訓練所跡に入っていきます。

 

そこは鯉登がかつて監禁されていた場所です。

 

やはり心に傷を負っていた鯉登は一瞬怯みます。

 

訓練所跡の戸棚には古くなった月寒あんぱんが置いてあります。

 

そこで鯉登は鶴見に対して、あなたは嘘をつきすぎて嘘で試した人からの愛しか信じられないのではと問いかけます。

 

鯉登は、そもそも自分たちは政府転覆を図る反乱分子であるからこの戦いで負ければ裁かれることとなると言います。

 

自分たち親子の場合は自らの選択であるからどうなっても受け入れる、しかしもしもの時は部下を守るために鶴見を殺すと宣言しました。

 

そんな鯉登に、鶴見は負けるつもりはないと言います。

 

鯉登は、鶴見が「私の力になって助けてくれ」と言ってくれたならついていったと嘆きます。

 

鯉登は月島についてくるよう言いますが、月島はなお鶴見についていきました。

 

鯉登は土方歳三と戦います。

 

皆のために勝たなければならないと、迷いのない太刀筋で挑みます。

 

鯉登は勝利しましたが、肩と顔に深い傷を負ってしまいます。

 

一方月島は柔道の達人である囚人・牛山に行く手を阻まれ、手榴弾を使って捨て身の攻撃を試みます。

 

そんな月島を見て、鯉登は急いで止めに入ります。

 

鯉登と月島は二人とも牛山に突き飛ばされますが、月島の手から放たれた手榴弾で牛山は倒れます。

 

ですが元々深手を負っていた二人はもうボロボロです。

 

月島は瀕死の重傷を負っても鶴見のために働き、「鶴見劇場をかぶりつきで観たい」と鶴見から離れようとしません。

 

鯉登は、もう月島を開放してあげてほしいと鶴見に懇願しました。

 

最後の師団長!?感動の結末とは

鶴見ら第七師団の反乱分子たちは金塊争奪戦に敗れ、鶴見は杉元と戦い海に落ちてそのまま行方不明となりました。

 

傷の癒えた月島は、鶴見の沈んだ函館湾で遺品を探していました。

 

同じく傷の癒えた鯉登は、いつまで探すつもりなんだと月島に言います。

 

月島は、鶴見亡き今どうやって生きていけばいいのかわからないと言います。

 

そんな月島に、鯉登は自分の力になって助けてほしいと言います。

 

月島はなんと答えるのでしょう?

 

そして、このふたりはその後どうなるのでしょう?

 

気になったあなたは単行本を是非ぜひチェック!

鯉登少尉と月島軍曹は名コンビ?薩摩弁が特徴の鯉登とハイスペック補佐月島!

緊張すると早口の薩摩弁に!?月島はなんでもしてくれる?

鯉登が登場したばかりの物語中盤で、鯉登と月島は微笑ましいやり取りをたくさん見せてくれました。

 

そんな微笑ましいふたりのやり取りを紹介しましょう!

 

鯉登が囚人の白石を取り逃がした際、鯉登は鶴見中尉に叱られてしまうのではと落ち込んで情緒不安定になり騒いでいました。

 

なんだか心配になってしまいますが、大丈夫!月島軍曹が鯉登の大好きな鶴見中尉の写真を差し出して機嫌をとってくれます。

 

元々月島は叩き上げ軍曹として新任少尉の鯉登を補佐しているのですが、メンタル面のサポートもバッチリなようです。

 

また、鯉登少尉は大好きな鶴見中尉の前だと緊張して早口の薩摩弁でしか話せなくなってしまいます。

 

そんな鯉登少尉が鶴見中尉とコミュニケーションをとるときにも、月島が間に入りサポートします。

 

鯉登が月島の耳元で伝えてほしいことを話し、月島から鶴見に伝えてもらうのです。

 

また、鯉登は鶴見の写真の隣に自分の写真の切り抜きを貼るというある意味先進的な趣味を持っています。

 

鯉登は新しい写真が手に入ると、米をつぶして糊を作ってほしいと月島に要求します。

 

これについて月島は「嫌です」と即答していましたが……。

 

ちなみに公式ファンブックによると、原作者野田サトル先生は鯉登と月島の関係について「ワガママでお転婆な姫様と教育係の侍女」と表現しています。

 

怖い一面?例の事件の真相がバレた月島は……?

普段鯉登の世話を甲斐甲斐しく焼く月島ですが、怖い面もあります。

 

前述の「あなたたちは救われた」発言がその最たるものですね。

 

鯉登は鶴見に利用されていましたが、月島もまた、鶴見に「救われ」、そして利用された身です。

 

しかし悲惨な生い立ちの月島は鶴見に救われた残りの人生はすべて鶴見のために使うと決めています。

 

鶴見は必要とあらば鯉登をも殺す気だと月島は言います。

 

そして汚れ仕事は自分がするとも言います。

 

つまり、月島はいざとなれば鯉登を殺すことも厭わないということです。

 

その後、鯉登が杉元に刺され小樽の病院に入院した際も月島は尿瓶を持って鯉登の看護をしていました。

 

隙あらば殺せるよう、監視するためかもしれませんね。

「まだ遅くない」鯉登が月島に与えたもの

そんな複雑な関係の鯉登と月島ですが、ある変化が現れます。

 

鯉登が小樽の病院に入院中、谷垣の恋人・インカラマッも同じ病院に入院していました。

 

そんなインカラマッは谷垣の子供を妊娠しており、谷垣は彼女を連れて脱走しようとします。

 

そんな谷垣を見つけた月島は鶴見を裏切ったとして谷垣の抹殺を図ろうとしますが、医者でもある囚人・家永に麻酔薬を打たれて倒れます。

 

同じ病院にいる鯉登も当然それに気付きましたが、鯉登は迷った末に彼らを逃がしました。

 

しかし月島は麻酔を打たれた体に鞭打って谷垣を逃がすまいと追いかけます。

 

鯉登は大怪我をしている体をおして馬に乗りそんな月島を追いかけてゆきました。

 

アイヌの村へたどり着いた谷垣を射殺しようとする月島に、「上官命令」だと鯉登は銃を下ろすよう言います。

 

それに対して、月島はたくさん殺してきた自分はもう遅い、後に引けないと言います。

 

そんな月島に鯉登は「まだ遅くない」と言いました。

 

その直後インカラマッが産気づき、鯉登と月島はお産の手伝いをすることになりました。

 

お産が済むと、鯉登は月島に自分を信じてついてきてほしいと言いました。

 

トナカイを見て大はしゃぎ?かわいい上にかっこいい鯉登少尉!名言はもちろん迷言も!

天真爛漫ボンボンに手を焼く軍曹殿。お世話は大変?

お坊ちゃまだけあって鯉登は無邪気で世間知らず。

 

見たことがないものが多いのか、珍しいものを見つけるとすぐひとりで行ってしまいます。

 

樺太では勝手にフレップワインを飲みに行ったり、小さいトナカイがいたとはしゃいだり、まるで子供のようです。

 

月島はこれ以上子守をするつもりはないと言っており、やはり子供のようだとおもっているようですね。

よくも部下たちを!時折見せる将校の顔!

そんな鯉登ですが、やはり天下の帝国陸軍将校です。

 

時には勇ましく戦います。

 

アイヌの少女アシリパが尾形とキロランケに連れ去られた際、鯉登と月島は杉元、谷垣と樺太へアシリパ奪還に赴きます。

 

その際に谷垣がキロランケに深手を負わされ、月島もキロランケの仕掛けた爆弾で負傷します。

 

部下を傷つけられた鯉登は勇猛に戦い、爆弾をも跳ね飛ばす大立ち回りを見せました。

 

「よくも部下たちを!」と激昂し、戦う鯉登少尉の姿は必見です!

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