ゴールデンカムイ二階堂浩平の最後は死亡でかわいそう？かわいい？過去や双子の兄弟・洋平との関係は？義手のお箸も

今回はゴールデンカムイに登場する「二階堂浩平」について紹介します。

二階堂浩平は、大事な兄弟を殺され、体の大部分を失い、さらに薬物中毒にまでなってしまうという壮絶な人生を送っています。

金カムファンの間ではよく「かわいい」「かわいそう」と言われている二階堂浩平ですが、そんな二階堂浩平がどんな人物であったか？最後には死亡するのか？について解説していきます。

また漫画『ゴールデンカムイ』を1巻から最終巻まで無料で読みたい！という方に『ゴールデンカムイ』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

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二階堂浩平は一体何者？モデルがいる？過去や正体を解説！

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二階堂浩平・洋平の誕生日です！
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— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) November 19, 2022

プロフィールは？

二階堂浩平（にかいどうこうへい）は、帝国陸軍第七師団に所属する一等卒で、杉元佐一（すぎもとさいち）や谷垣源次郎（たにがきげんじろう）、後に解説する双子の洋平（ようへい）と同じ階級に属しています。

静岡県の出身で、好物はみかん、嫌いなものは月寒（つきさむ）あんぱんです。

眉毛のない生気を感じられない目が特徴で、冷酷で残忍な性格です。

漫画では、第2巻の第15話「におい」で初登場します。

初登場で早くも杉元と争う！？

作品を通して杉元への復讐心に満ち溢れている二階堂浩平ですが、その理由は初登場での出来事にあります。

杉元は小樽（おたる）の遊郭街で刺青人皮に関する情報を探っていたところを拘束され、そのまま二階堂兄弟に第七師団の兵舎に連行されて拘禁されます。

杉元の見張りを命令されていた二階堂兄弟ですが、杉元からの抵抗や挑発に激高してしまい、禁止されていたのにも関わらず拷問をした上に殺そうと企てます。

しかし、白石由竹（しらいしよしたけ）の助けにより拘束具から解放されていた杉元の逆襲をくらい、双子の洋平は殺されてしまいます。

それ以降、二階堂浩平は双子・洋平の仇をとるべく、杉元への復讐を狙うようになりました。

モデルになった人物はいる？声優は？

ゴールデンカムイでは、歴史上実在した人物がモデルになっているキャラクターも登場しますが、二階堂浩平のモデルとされる人物はいないようです。

また、アニメでの二階堂浩平の声優は杉田智和（すぎたともかず）さんで、なんと双子・浩平の声優でもあります。

声も見分けもつかないので区別が難しいですね。

杉元への復讐は？死亡する？二階堂のかわいそうな最後について解説！

【今夜放送！】
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
第二十三話「蹂躙」

TOKYO MX：23:00
読売テレビ：26:16（17分繰り下げ)
札幌テレビ：25:54（10分繰り下げ）
BS11：25:00
FOD：23:00#ゴールデンカムイ
杉元佐一 VS 二階堂浩平
復讐に燃える二階堂！
因縁の対決の行方は⁉︎https://t.co/dSr6nrkV07 pic.twitter.com/5dRWJmZo81

— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) December 17, 2018

五稜郭での決戦！杉元と一緒に自爆？

果たして、二階堂浩平が切望する杉元への復讐は叶うのでしょうか。

杉元に殺害された双子・洋平の仇をとる最後の機会は、五稜郭（ごりょうかく）での決戦でした。

さっそく杉元を見つけた二階堂浩平は、杉元の顔を狙って改造義足から散弾銃を撃ちます。

銃弾は杉元の顔を軽く擦ったものの、不運にも命中しません。

次に、改造義手のお箸で杉元の喉あたりを刺します。

しかし、杉元が銃剣で二階堂の腹を刺し、みごとに貫通してしまいます。

すると、二階堂浩平は「ぶっ飛ぼうぜ杉元！！」と言って、持っていた手榴弾を引き抜いて杉元と一緒に自爆して道連れを試みるのでした。

亡き弟との「再会」？かわいそうなハッピーエンドについて！

しかし、杉元はそれを上手くかわし、爆発寸前の手榴弾を手にしている二階堂浩平からとっさに離れました。

このタイミングで手榴弾が爆発してしまうのですが、実は二階堂浩平の体にはまだ銃剣が刺さったままなのです。

二階堂浩平の体は爆発の勢いで押し上げられた銃剣によって真っ二つに切り裂かれてしまいます。

この瞬間、お互いの半身を見合っている状態で二階堂浩平は双子・洋平に会えたと錯覚するのです。

お互いの半身は「やあ浩平」「やあ洋平」と言い残して、そのまま爆風の中に消えていくのでした。

体の大部分を失い、モルヒネ中毒にも苦しみ、杉元への復讐も叶わなかった二階堂浩平ですが、亡き双子と「再会」できたということでハッピーエンドと捉えるファンもいるようです。

なお、この錯覚はモルヒネの中毒症状によるものだとされています。

双子の兄弟「洋平」とはそっくり？鶴見中尉を裏切ろうとしていた？人間関係について解説！

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— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) November 19, 2022

双子の浩平とは瓜二つ！しかし…

実は、二階堂浩平には双子の兄弟「洋平」がいます。

二人とも見た目が非常によく似ているだけでなく、立ち振る舞いや攻撃的な部分など、性格面でもそっくりなんです。

作品の中でも、お互いのことを「浩平」「洋平」と呼ぶので、兄弟の区別がかなり難しいです。

では、実際にはどちらの方が年上なのでしょうか？

週刊ヤングジャンプ公式サイトの「ゴールデンカムイ質問箱Q&A保管庫」にその答えはありました。

質問への回答には、「浩平が少しだけ早く生まれました。」とあります。

まさに一心同体の二階堂兄弟ですが、弟の洋平が杉元に殺されたショックは凄まじく、それ以降は杉元への復讐を狙うのが生きがいとなります。

鶴見中尉に裏切りを図る！？杉元への復讐が生きがいに！？

陸軍最強と言われた第七師団に所属する二階堂浩平ですが、その中でも鶴見（つるみ）中尉の下で軍務にあたっています。

鶴見中尉の真の目的は金塊探しとクーデターですが、二階堂浩平はそれらにあまり興味がなく、鶴見中尉に対する忠誠心もあまり見られません。

そんな彼はもともと尾形百之助（おがたひゃくのすけ）上等兵と共に鶴見中尉への造反を図っていて、弟の洋平が殺害されて以降は鶴見中尉のことなどさらにどうでもよくなってしまいます。

そんな造反組の尾形と行動中、 第七師団から離れていた谷垣源次郎の罠にはまり、ヒグマの襲撃を受けます。

その時、二階堂浩平の左耳はヒグマの攻撃によってえぐり取られてしまいます。

さらには鶴見中尉に造反の企てがバレてしまい、造反者の名前を吐くように鶴見中尉に命令されます。

なかなか口を割らなかった二階堂浩平は、なんと鶴見中尉に右耳を切り落とされる拷問を受けます。

そして、鶴見中尉から「杉元を殺させてやる」との一言がでると、あっさりと造反組の名前を吐き出し、杉元の復讐のためにも鶴見中尉の下に戻ることになります。

彼の復讐心を利用して造反者を洗い出すという鶴見中尉の頭のキレがすごいですね。

また、それだけ弟の洋平を殺した杉元への憎悪が強まっていたということもわかります。

二階堂浩平にとって、杉元への復讐が一番の生きがいとなっていることがわかる場面です。

二階堂浩平はモルヒネ中毒でダメになる？言動がかわいいと言われる理由は？

本日(8/2)発売のヤングジャンプ35号、
『ゴールデンカムイ』第168話掲載中です！
今週もぜひご一読ください。

先々週の鶴見中尉・先週の月島軍曹に続き、
今週も第七師団のフキダシアイコンをお届け！
洋平といっしょの二階堂浩平です。いやな時にぜひ！ pic.twitter.com/kMk4ptguSR

— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) August 2, 2018

右足を切り落とされる！？モルヒネとの出会いについて！

ヒグマによる襲撃で左耳を失い、鶴見中尉による拷問によって右耳を切り落とされて悲惨な状況の二階堂浩平ですが、さらなる過酷な運命が待ち受けています。

鶴見中尉は、江渡貝弥作（えどがいやさく）という人間の皮を使った剥製に長けた職人に偽の刺青人皮を作らせていましたが、証拠隠滅のために夕張（ゆうばり）郊外にある江渡貝の家を燃やすよう部下たちに命令します。

しかし、金塊を探していた杉元一派や土方歳三（ひじかたとしぞう）一派も現場に到着します。

あまりのタイミングに杉元への復讐を狙った二階堂浩平ですが、不幸にも土方との交戦によって右足を切り落とされてしまいます。

右足を失った二階堂浩平は激痛に苦しみ、治療のために入院することになります。

痛みを和らげるためが… 薬物乱用へ！？

そんな中、痛みを和らげるためにモルヒネが鎮痛剤として投与されます。

モルヒネは医療用麻薬として鎮痛目的の投与には有効ですが、麻薬であることには変わらないので、二階堂浩平は次第に乱用するようになってしまいます。

言動や行動が幼稚化！？中毒症状について！

結果的に二階堂浩平はモルヒネ中毒となってしまい、次第に中毒症状が現れるようになります。

中でも特に顕著なのが幼児退行で、言動や行動がかなり幼稚っぽくなってしまいます。

「ヤダーッヤダヤダヤダ」と子どものように駄々をこねたり、知らないおじさんが現れた時に「誰？ねえ…！！誰なの？怖いよおッ！！」といった調子で、完全に大人としての理性を失っていることがわかります。

鶴見中尉も二階堂浩平のことを子どもとして扱うようになり、「ダメ、二階堂、ダメッ！！」と言い聞かせたり、入院中にご飯をちゃんと食べない二階堂を見て「ちゃんと食べたらご褒美にモルヒネをやるぞ」と、モルヒネの中毒症状を逆手に二階堂浩平をうまくしつけています。

お箸の義手？最終的には役に立った？耳聞こえる？驚異の身体改造について！

【今月12/17(金)発売！】
『#ゴールデンカムイ』最新第28巻、
躍動のカヴァーが完成しました！

散弾炸裂!!お箸も爆裂!?
全身兵器のリベンジャー・二階堂浩平、
仇を目指して表紙へ突撃!!
さらに裏には有坂中将と…誰？誰なの!?

素敵な表紙をもらえた二階堂をぜひお手元へ!!
(カヴァー撮影：野田先生) pic.twitter.com/1MPNxmRrYk

— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) December 1, 2021

ただの義足ではない！？有坂中将との出会いについて！

両耳を失い、右足を切り取られ、入院生活でモルヒネ中毒になるという気の毒な状況の二階堂浩平ですが、そんな彼の元にとある人物がプレゼントをしにやってきます。

やってきたのは天才的な兵器開発者である有坂成蔵（ありさかなりぞう）中将でした。

大事な体の一部を失って自暴自棄になっている二階堂のために義足の製造をしてほしいという鶴見中尉のお願いで、二階堂浩平が入院している部屋を訪れます。

銃が仕込まれた義足！？杉元の復讐に利用される？

有坂中将はさっそく製造した義足を見せますが、二階堂浩平はそこまで興味を示しません。

鶴見中尉や二階堂浩平に勝るとも劣らないキャラをした有坂中将はその強烈な個性を発揮し、病院の中にいることなど気にせずにその義足から銃弾をぶっ放します。

それがただの義足ではなく、散弾銃が仕込まれた改造義足だとわかった二階堂は大いに喜びます。

二階堂浩平にとって改造義足を使う機会は網走（あばしり）監獄襲撃の時でした。

二階堂浩平は自身の改造義足で杉元の足を撃ち、ついに弟の洋平の仇をうつ瞬間がやってくると思われました。

しかし、惜しくもその改造義足を杉元に利用され、二階堂浩平は右手を失ってしまいます。

義手がアシリパを捕まえるのに役に立つ！？

こうしてまた体の一部を失ってしまった二階堂浩平にはさらなる入院生活が待ち受けていました。

そんな時に彼のお見舞いにやってきたのは、またもやあの有坂中将でした。

有坂中将が持ってきたのは、失った右手のための新しい義手です。

今回もただの義手ではないのですが、銃が仕込まれた作りではなく、指からお箸が出る機能しかない改造義手でした。

杉元の復讐に使えるものを期待していたであろう二階堂浩平にはかなりのショックだったのではないでしょうか。

しかし、この改造義手が思いもよらぬ場面で大活躍することになります。

刺青人皮の囚人を見つけるために札幌麦酒（サッポロビール）工場に集まった二階堂浩平を含む第七師団や杉元一派は交戦を余儀なくされます。

二階堂浩平は一人で工場内を徘徊していたアシリパを発見します。

二階堂浩平はアシリパを捕まえようとしますが、アシリパは持っていた小刀で二階堂浩平に反撃します。

これに対して二階堂浩平は改造義手を付けている右手で攻撃を止めるのですが、この時、改造義手からお箸が発射され、みごとにアシリパのおでこに命中するのです。

予想外のできごとにびっくりするアシリパを捕獲し、鶴見中尉のもとまで連行することに成功するのでした。