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『無能なナナ』4巻ネタバレ紹介!
第20話 適者生存PART3
ナナの端末を奪い、通話の相手が誰なのかを問う橘ジン。
ナナは必死に橘の弱点を考えます。
ナナは橘になぜ私に変身しなかったのかと問いました。
橘はナナの能力を知りたがっていました。
しかし、能力が知りたければナナに変身してみればよいはずです。
橘はそれを無視し、端末を操作します。
その隙に、ナナは氷漬けにされた足を無理矢理はずし、洞窟の外へ逃げ出しました。
そんなナナをモグオに変身した橘が追いかけ、モグオの炎をナナの背後にぶつけます。火傷を負い、倒れるナナ。
橘はナナに端末を支給した者の存在を聞き出そうとしますが、ナナは重傷を負いながらも、知りたければ佐々木ユウカに変身して死んだ自分から記憶を引き出せばよいと言います。
橘はフッと笑い、恐怖や苦痛では口を割らないナナに信頼関係を築いていこうと提案。ナナに家族構成を尋ねます。橘はナナを気に入っており、ナナを殺したくはない様子です。
ナナは父と母と年のはなれた兄がいたと答えます。しかし、物心ついたときには既に兄は家を出ていたため、兄の記憶はありませんでした。
父親は能力者関連の庶務を扱う省庁の役人で、母は幼稚園教諭。二人とも“人類の敵”に殺されたのだとナナは言います。
“人類の敵”とは能力者のことかと橘は問いますが、ナナは意識を失いつつありました。
橘はそんなナナを背負いつつ、ナナへの信頼の証として、殺人鬼はナナだけではないかも知れない、と忠告をするのでした。
ナナが目を覚ますと、そこはミチルの部屋でした。
どうやら橘がナナをミチルの部屋の前まで運び、それに気づいたミチルが看病してくれていたようです。
人類の敵が怖くないのかと問うミチルに、怖くなんてないと思わず素の表情で答えるナナ。
ナナは両親が人類の敵に殺され、怖いよりもやっつけたい気持ちの方が強いとミチルに説明しました。
それを聞いて号泣するミチル。
ナナとしては色々と計算した上での発言でしたが、ミチルは嫌なことを思い出させたと謝りながら大号泣。
そんなミチルの嗚咽を聞きながらナナは両親が殺された日のことを思い出していました。
切断された父親の頭を抱えながら助けを求めたあの日のことを…。
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第21話 見えざる刃PART1
落ち着きを取り戻したミチルは、ナナに自分でよければ何でも話して欲しいと言います。
ナナは、両親は夜中に入ってきた強盗に殺され、その強盗が人類の敵だったのだと説明しました。
自分のことのようにつらい表情をするミチルですが、委員会から支給された端末には、ミチルの推定殺害人数は15万人以上と表示されていました。
ナナは佐々木ユウカのようにミチルにも裏があるのだろうと疑います。
さらにナナは「両親が殺されたのはわたしのせいなんです」とミチルに告げます。
ミチルは問いかけますが、ナナは傷が痛むと言って話を切り上げました。
シンジ、ユウカ、カオリの葬儀が執り行われました。
キョウヤは、今回は完全に殺人が起きたと担任に迫ります。
担任は次の定期船が来るまで休校で、上の人間の判断を待つことになると説明しました。
キョウヤは今度上の人間と電話が繋がったら俺に言えと担任にオラつきます。
そんな中、ナナはミチルに口を滑らせたことで過去の過ちを思い出していました。
両親が殺された日、ナナは自分の部屋の窓を閉め忘れていたのです。
そして、その閉め忘れた窓から強盗が侵入したのでした。
そんなことを思い出していると、隣に座っているミチルの様子がおかしいのに気付きます。
なんでもないと言いますが、体調が悪そうです。
ミチルのヒーリングの能力は使うと寿命が縮むと言われていました。ひとまずは様子を見ることに…。
ナナが部屋に戻ると、橘ジンが現れました。
具合が良さそうで安心したと言う橘。
ミチルに変身して治してくれればよかったのにと言うと、ミチルの能力は奇跡に近く、能力コピーでは代償が大きすぎると説明します。
ナナは奪われたままになっていた端末を返すよう橘に迫ります。するとそこへミチルが訪れました。
ナナが扉を開けると、ミチルは話があると言うので部屋の中へ。橘は猫に変身しており、ちゃっかりミチルに抱えられます。
ミチルはナナの両親が死んだのは「わたしのせい」という部分が気になり、ナナの力になりたいと訴えます。
仕方なく、自分はどこにでもいる普通の女の子で…とナナは語り始めました。将棋や囲碁、チェスが好きで漫画にもハマっていたこと、片付けをしないという悪癖があり、部屋は足の踏み場もないくらい散らかっていたことなどを話し、両親が殺された夜は深夜に部屋の窓から抜け出し、漫画雑誌をコンビニまで買いに走っていたことを話します。
そして、強盗犯は閉め忘れたナナの部屋の窓から侵入したのです。
それらのことから、ナナは自分のせいで両親が死んだと思っています。
そんなナナの手に自分の手を重ね、優しく包み込むミチルなのでした。
翌朝、キョウヤがナナを訪ねて来ます。そこにはミチルもおり、昨夜はナナとミチルが一緒に過ごしたことをキョウヤは確認しますが、とりあえずついて来いと二人を連れ出しました。
付いていった先は男子寮。再び死人が出たのです。
当然、ナナの犯行ではありません。ナナは自分以外に殺人犯がいることを認識します。
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第22話 見えざる刃PART2
殺されたのは石井リュウジ。喉を切り裂かれ、背中には刺し傷がありました。
キョウヤは隣室のモグオに揉み合う音や言い争う声などを聞かなかったか尋ねます。
石井の部屋はかなり荒らされていたのです。モグオは昨夜、子分の三人に説教をしており、それに夢中で何も聞いていないと言います。
キョウヤは子分三人にも同様に聞きますが、収穫はありません。
そして、それぞれの能力は、声を真似られる、幽体離脱ができる、全身を磁石にできるというものでした。
石井の遺体は今朝、恋人の空野フウコが迎えに来て発見したのだと言います。
キョウヤはフウコに能力を見せるよう言いますが、フウコは室内では周りを巻き込んでしまうので外に出ようと提案します。
外に出たクラスメイトたち。
フウコは自分の能力は大気を操る攻撃的なものだと説明します。
すると、キョウヤが服を脱ぎ、バラバラにされても死なないので自分に向けてやってくれと言います。
戸惑いつつも、能力を発動させるフウコ。
キョウヤはそれを真正面から受けました。
血しぶきが飛び、キョウヤは倒れます。慌てて駆け寄るフウコ。
しかし、キョウヤはむくりと起き上がり、工業用のカッターみたいなものだなと冷静に分析しました。
キョウヤは正確に狙いを付けられるのに室内では周りを巻き込んでしまうと言った理由を尋ねます。
フウコは風通しのよい場所でないとうまく使えないと説明しました。
キョウヤもナナも、殺害現場の部屋の窓が開いていたことを思い出します。
そこへ担任が走ってやって来ました。上の人間と電話が繋がったため、キョウヤを呼びに来たとのことです。
一旦この場は解散になりましたが、キョウヤはナナに現場を荒らすなよと釘を刺しました。
ナナは石井の部屋を調べます。
するとベッドの下に蛾などの虫が何匹か入り込んでいるのを見つけました。
そして、何かを考え込み、いつもと様子の異なるミチルに何か感づかれたかと疑うナナ。
ミチルは唐突に卒業後のナナの進路について尋ねます。ナナが首都圏の大学進学と答えると、ミチルは医者になりたいと言いました。
そして、ナナがよければ卒業後は自分の町で暮らさないかと提案します。母親が持っているアパートでも自分の家でも構わないとミチルは言います。
それを聞いたナナは表情を曇らせ、両親が殺された話をしたばかりですよね?と言い、ミチルを残してその場を後にしました。
部屋に戻り、感情を露わにしたことを反省するナナ。
そこへ担任がナナの新しい制服を持ってやって来ました。
橘に火傷を負わされたときに使い物にならなくなっていたのです。
その時、ナナはポケットに入れていた毒の小瓶がないことに気付きました。
火傷の手当てをしたのはミチルです。
もしミチルがあの毒をキョウヤに渡していたとしたら…と考えたところに、タイミング良くキョウヤが現れ、今さっきミチルが部屋に来たとナナに告げます。
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第23話 見えざる刃PART3
ミチルがキョウヤを訪ねたという事実に、自分のこれまでの犯行が明らかになったのではと身構えるナナ。
しかし、キョウヤの言葉はミチルとケンカでもしたのか、と意外なものでした。
キョウヤはミチルがナナのことで相談がある様子だったが、結局何も言わずに去っていったと言います。
ナナはミチルがナナの犯行を明かすかを迷っていると考えます。
その場にいた担任は、キョウヤの抗議のおかげで近々本土から偉い人間が視察に来ると告げます。
それを聞き、ナナは面倒なことになる前になるべく多く殺さなければ…と思うのでした。
キョウヤと共にフウコに事情聴取をするナナ。
キョウヤはフウコにユウカたちの葬式の後、何をしていたかを尋ねます。
フウコは部屋で読書をし、夜12時過ぎ、友達が来て明け方まで一緒にいたと言います。
さらにキョウヤは石井の部屋の目覚まし時計が5時にセットされていたことから、石井に早寝早起きの習慣があったかを確認します。
フウコは石井がダイエットのために毎朝ジョギングをし、11時には就寝していたはずだと言いました。
そして、最近は倦怠期で、石井とは疎遠になっていたことを話します。
石井はギャグが得意な人気者で、氷使いのセイヤよりもモテていたようです。
キョウヤが部屋を出た後、私は信じていますから、とナナはフウコに告げます。
フウコは、仇を…人類の敵を倒しましょうね…と言って泣くのでした。
部屋を出たナナはフウコが嘘をついていたかをキョウヤに問われます。
キョウヤはナナの心を読む能力をアテにしていたのです。
ナナは、意識を集中しておらず聞こえなかったと言います。
そして、犯行時刻がモグオの説教が終わった12時過ぎだとすると、友人と共にいたフウコにはアリバイがあり、犯行は無理だとキョウヤに説明しました。
しかし、キョウヤは遺体発見時、部屋の窓が開いており、明かりがついていたことから、窓を開けている時間帯、つまり11時の石井の就寝前までに犯行が起こったのだと言います。
石井の能力は身体を小さくすることで、毛穴の中に入るサイズにまでなれたそうです。
それほど身を隠すのに適した能力者を殺害するためには、不意打ちを狙うしかありません。
フウコであれば石井の隙を狙うのが可能で、さらに現場が散らかっていたのもフウコの能力なら説明がつくとキョウヤは言います。
予想以上に事件を紐解いているキョウヤに驚くナナ。
キョウヤは動機が分かったらフウコを詰めると言います。
一方のナナはミチルを詰めることに…。
ミチルの部屋へ行くと、ミチルは入浴中でした。ナナは部屋に入り毒入りの小瓶を探します。
すると、ミチルの日記帳が目に入りました。
疑いながら目を通すと、そこにはミチルからナナへの思いやりと信頼に満ち溢れた内容が綴られていました。
そこに橘ジンが現れます。橘は毒入りの小瓶を持っていました。
何がしたいのかと尋ねるナナに、橘は毒の小瓶と端末を渡し、ナナを殺人鬼に仕立てた人間をランチに誘いたいと告げます
そして、ミチルの風呂がずいぶん長いことをナナに教えました。
ハッとして風呂場へ向かうナナ。そこにはぐったりとしたミチルの姿がありました。
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第24話 見えざる刃PART4
ぐったりとしたミチルに駆け寄り、息があることを確認したナナ。
このまま放っておけばミチルは勝手に死ぬのではないかと思いますが、今はまずいはずだと思い直します。
風呂から助け上げてベッドに寝かせますが、脈も浅く、熱も高く、脱水症状まであり、このままでは本当に危ない状態です。
ナナは助けるわけではないと自分に言い聞かせながらも心配そうにミチルの手を握るのでした。
ナナは担任に医者の行方を尋ねますが、今は本土に帰っているとのこと。
よく見ると、職員室には担任以外の教員も全くいませんでした。
ナナは自分が殺人を繰り返しているせいで本土への帰還者が増えたのだと考えます。
キョウヤの部屋を訪ねると、キョウヤは手が離せないと言います。
なんと石井を解剖し、死亡推定時刻を確認していたのです。
ナナはミチルの熱が高く、薬を持っていないかと聞きます。
そして思わず、薬の知識に精通していなければ分からないようなことを口走ってしまいました。
詳しいんだな、と言うキョウヤに薬をもらい、水や砂糖、食塩と野菜などを入手するために店へ向かいますが、開いていません。
苦しむミチルのことを考えると、一刻の猶予もありません。ナナは意を決して店の窓を割り、店内に侵入します。
苦しむミチルを懸命に看病していると、キョウヤが救急セットを持ってやって来ます。
キョウヤはミチルを診察し、意識の混濁があるのがまずいので、ナナに定期的に呼びかけるよう言います。
その後、ナナは一晩中ミチルにつきっきりで看病したのでした。
キョウヤはモグオの子分の一人、全身磁石の男から話を聞いていました。
彼は最近学校の近くで石井のように首を斬られた小動物の死体をよく目にすると言います。
そして、キョウヤがモグオの説教をよく5時間も聞いていられるなと言うと、彼はモグオの声は苦情が来るほど大きくて聞くのはつらいと話します。
しかし、モグオにもいいところはあるのだとフォローします。
ミチルの熱が治まってきました。
よかったと思うナナですが、そんな自分に疑問を抱きます。
そこへ、フウコが訪ねて来ました。
フウコはミチルの傷の具合を尋ねますが、ナナはなぜ傷だと思ったのかを問い返します。
フウコは石井の事件と関連していると思ったと言い、ナナに少し休むよう進言します。
代わりにミチルを看病するとフウコは言いますが、ナナはフウコがミチルを襲った犯人かもしれないと疑い、断ります。
フウコが退室し、ミチルが倒れていた理由が分からないのがもどかしく、早く目覚めろと強く願うナナ。
「ミチルちゃん。起きて…」ナナの願いが通じたのか、ミチルが目を覚ましました。
ナナは安心して泣き出しそうな笑顔を見せます。
それはナナの嘘偽りのない表情でした。
驚いたような顔でナナの顔を見返すミチル。
風呂場で倒れていたと説明するナナに、首を斬られて瀕死の状態の猫を助け、その後だんだんと意識が薄れていったとミチルは言います。
襲われたわけではなく能力の代償だったようです。
近頃の考え込むようなミチルの様子も体調不良が原因で、キョウヤの部屋を訪ねたのも薬をもらうためだったと言いました。
その時、ミチルはナナの指先に切り傷を見つけます。
思わず舐めて治そうとするミチルを振り払い、ナナは「こんな怪我は放っておいても治ります!」とミチルを怒鳴りつけました。
今回のこともあり、能力を使うと寿命が縮んでしまうミチルを心配したのです。
ナナが俯きながらミチルの髪がボサボサだと言うと、ミチルはナナしゃんも…と返します。
いつものシャキッとしたナナとのギャップがおかしいと笑うミチルに、ナナは悪戯っぽく笑い、ミチルの頭をくしゃくしゃにしてじゃれ合います。
お互いボロボロの姿に心から笑い合う二人なのでした。
その頃、首を斬られたウサギの死骸を橘が見つけていました。
そして、近くに犯人がいることに気付き、誰を殺そうとも非難するつもりはないが、動物をいたぶるのはやめろと告げます。
ウサギの死骸を抱えながら、橘はナナの端末にあった推定殺害人数という根拠のない数字をナナに信じ込ませている人物の存在を考えます。
暗闇の中、島でのナナの働きについて、何人かが話し合っていました。
今度の島の視察には「鶴岡」という人物がやってくるようです。
そして、「ナナはおれの家族も同然」で自分が行くのは当然だと鶴岡は言うのでした。
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第25話 見えざる刃PART5
キョウヤはモグオの子分、鶴見川レンタロウに話を聞きます。
殺された石井と仲が良かったという鶴見川に、石井とフウコの仲について尋ねました。
すると、石井はフウコに一途で硬派ないい人間だったと鶴見川は目を輝かせます。それを無言で見つめるキョウヤ。
その頃、ナナはミチルにおかゆを作って食べさせていました。
これまで以上に仲良くなったようです。
しかし、笑顔の裏でナナは次のターゲットをフウコにしようと考えていました。
傍にいてほしいと言うミチルに笑顔で応えながら、ナナは焦っていました。
自分のこんな姿を鶴岡さんに見られたら恐ろしい、一度ミチルへの感情を殺さなければならないと考えていたのです。
ミチルと将棋をしながら、ナナは自分をいじめた相手でも助けようとするほどいい人なのはなぜなのかとミチルに問いかけます。
そして、日記に書いてあった「ヒトミしゃん」とは誰なのかを尋ねました。
詳しく聞きたいと言うナナに、ヒトミしゃんは恩人で…とミチルは語り始めました。
島に来る三年前、クラスの男の子の怪我を舐めて治したことで、ミチルは「気持ち悪い」「能力者っていい気になっている」と女子から中傷されてしまいます。
能力なんて無ければよかったと思いながらも、足を怪我した犬を能力で治しました。
すると、「すごい能力じゃんか」と同じクラスの細川ヒトミがミチルを褒めます。
この日をきっかけに、いじめられるミチルのことを助けてくれるようになったヒトミ。
普段、ほとんど学校に来なかったはずのヒトミがミチルのために学校に来てくれていたのです。
ある時、ヒトミがミチルに母親が風邪をひいたので治せないかと尋ねます。
しかし、ミチルの能力は外傷にしか効かず、病気は治せませんでした。
そうか、と空を仰ぐヒトミ。でも、ミチルの能力はかっこいい、待っている人がいっぱいいるんだから自信を持てと言ってくれました。
それからミチルは様々な人の病気を治すようになり、ヒトミとは疎遠になってしまいます。
ある時、ミチルは能力の使い過ぎで倒れてしまい、ようやく能力の代償を知り、入院することに。
すると、患者着を着たヒトミが訪ねて来ます。
そして、自分もずっと入院していたこと、実はカツラだったことを告白し、がんであることを明かしたのです。
不登校だったのも病気のせいで、治療に専念しなければならないのを無理して登校していたのでした。泣きじゃくるミチルに、ヒトミはちょっとくらい無茶したって大丈夫だと言い、誰かのためって思うからかっこつけられるのだと笑いました。
それからヒトミは亡くなったとミチルは言いました。
そして、「だからがんばるんです…」とナナに泣きながら微笑みます。
衝撃を受けるナナ。帰りますとミチルに告げて、立ち上がります。
一人になったナナは端末を取り出し、ミチルの推定殺害人数15万人以上という数字を確認しました。
苦し気にそれを見つめ、うずくまるナナ…。
第26話 見えざる刃PART6
部屋に戻ったナナは呆然として自分が戸締りを忘れたせいで両親が惨殺されたことを思い出します。
そこへミチルが追いかけて来ました。ミチルはナナに話したいことがあると言い、実はキョウヤの部屋を訪ねたのは薬をもらうためではなく、相談したいことがあったからだったと、嘘をついたことを謝罪します。
やはり犯行に気付いたのかとナナは思いますが、ミチルはナナの両親が亡くなった朝のことをよく思い出してほしいと予想外の内容を訴えました。
その日、リビングが静かだと思って子ども部屋を出たときに、何かを踏みつけたり、踏みつけないように気を配ったりした覚えはないかとミチルが言うのです。
そんな記憶は全くないと答えようとした時、ナナはハッとしてあることに気付きました。
ミチルは「やった!」と喜び、やっぱりナナのせいではないと言います。
ミチルは言います。
ナナの部屋はいつも足の踏み場もないくらいに散らかっていたはずなのに、朝起きて何も踏みつけなかったということは、夜中に両親が片付けていてくれた証拠だと。
ナナは片付けをしても戸締りまでしてくれたとは限らないと反論しますが、ミチルはいつも戸締りをナナに注意していたなら、両親は確認するはずだと冷静に説明します。
それでも自分が不用心だったという事実は動かないと項垂れるナナに、ミチルは激しい剣幕でナナのせいではないと訴えます。
ミチルはナナの手を握り、両親を殺害したのはナナではないと言いました。
頷くナナを抱きしめるミチル。
ナナは呆然としながら、ミチルが数日間考え込むような仕草をしていた答えがこれだったのだと悟ります。
何があってもナナの友達だと微笑むミチルに抱きしめられながら、ナナは「わたしなんかが…いいの?」と心の中で問いかけるのでした。
第27話 見えざる刃PART7
島に定期便がやって来て、校庭に店が立ち並びました。
ナナはミチルと見て回りながら、ぼんやりしています。
本当の友達などいなかったナナは、ミチルに友達と言われたことが実感できずにいるのです。
ナナは可愛いペンを手に取って、ミチルにプレゼントしたら喜ぶだろうかと頬を染めます。
そんなナナに、好きな男でもできたのかとキョウヤが問い掛け、驚くナナ。
キョウヤは犯人を詰めるので協力してほしいと言います。
動機が見えないため、犯人を監禁し尋問すると言うキョウヤ。
証拠はあるのかとナナは尋ねますが、キョウヤはまだだと答えます。
とにかく証拠がなければ犯人を刺激するだけだと言うナナに、動機が見えないということは、次に誰が狙われるか分からないということだと忠告します。
二人のやり取りを聞くフウコ。目が合い、その場を去っていきます。
帰り道で、ナナはミチルに店で買った可愛いペンを渡します。
うれしいです、とにっこり微笑むミチル。ミチルもナナにプレゼントを渡しました。
ぐっすり眠ってほしいと言う理由で、枕のプレゼントです。
ナナはありがとうと微笑みます。二人は仲良く寮までの道を歩いていくのでした。
キョウヤは誰かの部屋を調べていました。ベッドの中からはビニール袋に入った衣服が出てきます。
「空野フウコ」と書かれた血だらけのジャージでした。
証拠はもういいだろうとキョウヤは考えます。
ナナはミチルにもらった枕を抱えながらミチルは今何をしているだろうと考えます。
そこへ橘がやって来ました。
橘はミチルが海岸に向かう小道を一人で歩いていたと言います。
ハッとするナナ。橘がモグオに化けて声を掛けると、内密の話で呼び出されたということでした。
ナナは駆け出しますが、殺人鬼に呼び出されたのだとすると、能力の詳細が分からないため対抗できないかもしれないと考えます。
クラスメイトの協力を仰ぐにしても説明する時間がありません。ナナはキョウヤなら話が早いと彼のもとへ急ぎます。
ミチルは待ち合わせ場所にいました。こんばんはと声を掛けられ、振り向くと頬のあたりを何かがかすめました。
頬を触ると赤いものが流れています。それを見て震えるミチル。
どこからともなく声が聞こえます。
「キレイでかわいいものを汚したい」「ミチルのようなキレイでいい人を切り刻んでみたい」「キレイなものを馬鹿にすると自分に個性が感じられる」そして、ミチルに向かって何かが襲い掛かります。
ナナは必死にミチルを追いかけていました。
その時、端末のバイブが鳴ります。
通話ボタンを押すと、「おれだ」と聞き慣れた声がします。
ナナは瞬間的に背筋を伸ばし、直立不動の姿勢を取りました。声の主は鶴岡でした。
鶴岡はナナに「為すべきことをなせ」と告げ、電話を切りました。
ナナはミチルと友達になって浮かれていたと自省します。
ミチルがどうなろうと犯人を泳がせ、殺し合いをさせるべきだと苦しい表情で考えるのでした。
ミチルは襲い掛かる何かから必死に逃げていました。
しかし、転んで追い詰められてしまいます。
ミチルはナナが来てくれると言います。
“何か”は、ナナは来ない、ナナからはずっと嘘をついているような薄汚さを感じると言いました。
それを聞いて許さないと怒るミチル。
そんなミチルめがけて、何かが飛んできました。
目を閉じるミチルを、ナナが抱きしめて庇っていました。
ナナの背には大きなナイフが刺さり、呆然とするミチル。
“何か”は舌打ちをしてナナの背からナイフを抜き去ります。
ナナはもっと警戒すべきだったとミチルに謝ります。
犯人はモグオの説教を聞きながら幽体離脱をして犯行に及んだのだとナナは言い、石井の部屋の窓はモグオの説教を聞いてアリバイを作るために開け、突然開いた窓に驚いた石井の隙を突いて喉を掻き切ったのだと推理します。
そんな能力を持っているのは鶴見川レンタロウだけでした。
第28話 リバイバル
背中を刺されたナナを治そうと必死になるミチルですが、ナナはダメですと言いながらミチルを抱きしめて庇い続けます。
そのナナの背中を再び刺す鶴見川。「僕は犬飼さんを殺したい」と言いながらナナの傷をえぐります。
痛みに耐えながら、ナナは隙を作るから逃げろとミチルに囁き、鶴見川を挑発し始めます。
鶴見川はついにナナの首元にナイフを振り下ろしますが、それを肩で受け止めるナナ。
ナナはミチルに、鶴見川に罠を仕掛けたから早く逃げろと叫びます。
ナナが死んでしまうと泣きながらためらうミチルに、ナナは「早くしろこの馬鹿犬!」と怒鳴りました。
「お前みたいな偽善者は大嫌いだ」と心にも無いような酷い言葉をミチルに浴びせたナナ。ミチルはようやく走り出します。
力の抜けたナナからナイフを抜き去り、罠とは何かを問う鶴見川。ナナはフッと笑います。
罠を張ったというのは鶴見川を警戒させるための嘘でした。鶴見川は逆上し、ナナの頭上にナイフを掲げ、振り下ろそうとします。
その時、鶴見川が突然苦しみ始めました。ナイフを落とし、もがき苦しむ鶴見川を見ながら、ナナは「キョウヤめ…遅い」と呟くのでした。
その頃、学校のトイレではキョウヤが鶴見川本体の首を絞めていました。
「邪魔をするなぁ!」と幽体が戻ってきた鶴見川が怒鳴ります。
キョウヤは先程、ナナが訪ねてきた時のことを思い出しました。ナナは心の声が聞こえ、犯人は鶴見川だったと言い、そして鶴見川に呼ばれたミチルを助けたいとキョウヤを頼って来たのです。
そして、鶴見川の実体を捜すのをキョウヤ、ミチルを追うのをナナと手分けをしたのでした。キョウヤはミチルを追うナナの後ろ姿を心配しながら見送ったのでした。
キョウヤの心配は的中し、ナナは血だらけで倒れていました。ぼんやりと夜空を仰ぎながら、使命を放り出してなにをしてしまったんだとナナは考えます。
しかし、これまで犯してきた罪を考えればお似合いの死にざまか、とも思いました。
寒い…と思いながら、ナナの意識は遠のきます。ナナは両親に手を引かれながら、初めてお友達ができたと笑顔で報告しました。ミチルちゃんっていう…。
その時、目の前に本当にミチルが現れました。泣きながらナナを見つめ、必死に能力を使っています。
ナナはミチルを止めたいのに声が出ません。
ミチルは持てるだけの力を全て発揮し、ナナを救おうとします。
目を覚ましたナナは、ぼんやりと辺りを徘徊します。
そして、物陰に力尽きたミチルの姿を発見するのでした。
「やだ」と泣きながらミチルを抱きしめるナナ。ミチルの顔は優しく微笑んでいました。