フルーツバスケット草摩由希はなぜ真知と結婚？キスは何話でいつから好き？過去やその後の最後の結末紹介！名言あきと

1998年から2006年まで白泉社『花とゆめ』で連載された作品「フルーツバスケット」。

2001年にアニメ化された後、2019年に再度アニメ化されるなど今もなお根強い人気を持っている作品です。

春アニメ「#フルーツバスケット」2nd season、4月6日より放送開始決定！ 本田透、草摩由希らが海辺を駆けるビジュアルも公開
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— アキバ総研公式 (@akiba_kakakucom) March 4, 2020

今回はもう1人の主人公とも言われる草摩由希(そうま　ゆき)について紹介していきます。

王子様ともお姫様とも呼べる美しい容姿をもつ由希。

草摩由希尊い。
ねぇ、このイケメン王子様がネズミになるんだよ？は？もう飼うよ、すき… pic.twitter.com/v53p10DsH4

— たすく (@TaSssku) May 28, 2019

十二支の呪いがテーマとなっている今作ですが、草摩家の当主である草摩慊人(そうま　あきと)と深い繋がりを持つキャラクターの1人でもあります。

なぜ透ではなく真知と結ばれたのか、草摩家の慊人とはどういう関係があるのか、詳しく解説していきます。

また漫画『フルーツバスケット』を1巻から最終巻まで無料で読みたい！という方に『フルーツバスケット』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

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オススメ漫画アプリ紹介

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草摩由希はなぜ真知と結婚？いつから真知を好きだった？何巻の何話から両想いになる？

結婚相手が真知だった理由

結論から言ってしまうと、由希は透とは結ばれません。

由希が本当の意味で好きになって結ばれるのは、草摩家の人間ではなく学校の生徒会で一緒になった倉伎真知(くらぎ　まち)です。

格闘技で強くなる事で隠していた弱さ、だと解釈しています。草摩由希の笑顔がみられるようになりました。生徒会の皆様や翔と携わるようになってからは逞しく成長されてます。真知と…これからも… https://t.co/365GWFB8AE #フルバ感想 pic.twitter.com/tAucUvCcGN

— 雅子👵🏼毎日をより楽しく💓💞 (@Hikarihikaru12) August 26, 2020

真知は草摩とは関係ありませんでしたが、他のキャラクターと同様に深く傷ついている女の子でした。

生徒会で一緒の真鍋翔(まなべ　かける)は異母兄妹で、2人とも母親同士の論争に巻き込まれていました。

父親がお金持ちということでどっちが継ぐかという争いだったんですが、翔が嫌になって暴れたことで翔の母親は跡継ぎ問題から離脱。

翔はそのことで自由の身になりましたが、真知は自由とは言えない精神状態にあり、由希と出会った当初は生徒会室を暴れてぐちゃぐちゃにするという行動をとっていました。

由希が何に悩んでいるのか知らない真知でしたが、由希が学校で真っ暗な部屋に閉じ込められてしまい嫌な過去を思い出してしまったとき、椅子で扉を破って助けてくれたのが真知でした。

ほとんど口を利かない真知が「大丈夫ですか？心細いのは嫌かと思って」と言って、由希を助けてくれた真知のこの言葉で、真知に対する感情が変わっていくのが分かります。

真知と母親との関係性は、由希のそれとかなり似ています。

子供を道具のように扱っている真知の母親は真知自身を全く見ていません。

同じように心細そうにしていた由希がどんどん変わっていく様を見て、真知の中でも何かが変わっていきます。

お互いに必要な言葉が分かる、痛みを知っているということで、由希と真知は惹かれあったんだと思います。

由希はいつから真知を好きだった？

意識し始めたのは真知が由希のことを「どこも王子らしくなんかない」と言ったときからじゃないかなと思います。

みんなから王子様扱いされてきた由希は、いつもどこか寂しそうな笑顔で「そんなことないよ」と言っていて、それを見ていた真知は由希に違和感を感じていました。

【📺今夜25:30】#フルバ 第24話

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由希が意識するよりも先に、存在が薄くてつまらないはずの自分の意見を聞いてきたり、待ち合わせ場所に誰も来てない中で真知を見つけて「真知がいた」と笑顔で話しかける由希に真知の方は好意を持っていたような描写があります。

何巻の何話で両想いになるのか

個人的な感想ですが、17巻の100話という区切りのいい話数で両想いになっているんではないかと思われます。

由希×真知いいなぁ#フルーツバスケット #フルバ pic.twitter.com/Dnw9onmpwg

— なっツン (@Nattsun___3) June 28, 2021

#フルーツバスケットTheFinal
由希＆真知最高すぎんか？ pic.twitter.com/vqLPl0Y67M

— てふてふ (@tefu_tefu_180) June 27, 2021

滅多に自分を出さない真知が、由希に挨拶するためだけに必死に探し回っている姿を見て由希の顔が赤くなっています。

真知の方も、普段は他人に興味がない言動が多いにも関わらず、息を切らしてまで由希を探していたことからも好意があることは明らかだと思います。

由希に「ありがとう」って頭をポンってされた瞬間真っ赤になって手を払いのけているので、両想いはこの瞬間ではないかと考えています。

草摩由希のその後の最後はどうなる？結末は？

由希の結末

由希を救った1番のキャラクターは間違いなく透ですが、生徒会で出会った翔の存在もかなり大きいと思います。

由希が草摩の人間以外で初めて感情を表に出した人物であり、「つまらない」と思っていた自分自身に対して容姿とは関係なく羨ましいという意味で「いいなぁ」と言ってきたのが翔です。

由希にとっての後の親友となる翔と出会ったことは由希にとって、大きな分岐点となっているはずです。

作品自体の結末として十二支の呪いは全員解けます。

原因は語られていません。

#フルバ Fin10話

いいぞ由希！もっと言ってやれ。守れないとか資格がないとか夾が勝手に思ってるだけで透は一緒にいることを望んでる。なら一緒にいてやれよ
由希と真知、魚ちゃんと紅野、燈路と杞紗、そして透と夾。各々の話が結末に向かってる。このまま大団円で終わってくれればもう言う事ないです pic.twitter.com/VS4dnrfX3j

— ぷらむ (@plum_osaka) June 9, 2021

由希は呪いが解ける前に、慊人に自由になることを宣言していて、呪いが解けたときには涙を流していました。

嫌な呪いではあったけれども子の物の怪とはお別れだったからです。

由希自身はトラウマからも解放され、真知に合鍵を渡したりと新たなスタートをきっています。

由希のその後

由希と真知の間には息子が1人生まれています。

「フルーツバスケットanother」ではメインキャラクターの子供たちがメインとなっていますので、ぜひ読んで頂きたいです。

草摩由希は透とは結婚する？キスはしてる？

透と結婚する？

冒頭にも書きましたが、由希が結婚するのは透ではなく真知です。

作中の序盤では、透に対してアプローチしているように見えたり、恋心を持っているかのような描写が多くありました。

ですが、先ほども書いたように由希は透に母性を求めていたことが分かっています。

透への気持ちが母性だと気付いた由希はその想いに蓋をしました。

自分のそういう考えに気付いたとき、戸惑って恥ずかしくて気付かないフリをした由希は、わざと透に男性として接しようとし始めます。

でもやっぱり違うとはっきりと意識したのが、真知の言葉だったんじゃないかなと思います。

透とのキス

口にするキスはしておらず、おでこにキスをしたシーンはあります。

草摩紫呉(そうま　しぐれ)や夾、透たちと海に旅行に行ったとき、由希は透の額にキスをします。

終わりと始まりの意味を込めてしたものでした。

きっかけは、海に来ていた慊人に言われた「勘違いするのもいい加減にしたら？」という言葉。

透には「キスをしたことは謝らない、その代わり忘れてしまっていいから」と言い、自分の気持ちに区切りをつけたんだと思います。

自分が透に好意を持つことで慊人が透にひどいことをすると思った由希は、自分の気持ちに蓋をすることに決めました。

草摩由希の過去は？両親や兄である綾女(あやめ)との関係は？王子様キャラで人気？

草摩由希のプロフィール

十二支の呪いによって子の物の怪が憑いている由希。

才色兼備とはまさに彼のことであり、美少女のような可憐な見た目をしつつも、王子様のように颯爽と現れて透を助けてくれたりもします。

成績優秀で運動神経も良く、何かと敵対してくる格闘マニアの草摩夾(そうま　きょう)にも一撃で勝ってしまうほど武道にもたけています。

ただ、かなり手先が不器用という一面もあり、このギャップがたまらないというファンの人も多いようです。

幼い頃から気管支が弱く、医者の草摩はとりが主治医として度々診察をしてます。

学校内には「プリンス・ユキ」というファンクラブがあり、男女関係なくモテすぎるためクラスメイトの男子からは「羨ましいを通り越して怖い」とまで言われてます。

本人は自分の女性っぽい見た目に対してかなりコンプレックスを持っていて、見た目をいじられるのをかなり嫌っています。

高校入学と同時に、同じ十二支の物の怪憑きである紫呉の家で居候をしていて、そこに透と夾も一緒に暮らしていますが、夾との仲は最悪です。

両親・兄との関係性

由希の両親は自分の得のためだけに、実の息子である由希を慊人に押し付けました。

由希を道具として扱っていて、三者面談は勝手に日にちを変更したりとかなり自分勝手な人間として描かれています。

由希の進路も勝手に決め、担任教師の繭子(まゆこ)にも偉そうな態度だった母親。

幼い由希が、慊人に囚われていた部屋から逃げたい、助けてと訴えたとき、母親はご当主に気に入られてよかったと笑って由希を残していきました。

そんな過去のことも忘れて「嫌だ」と言ったことがないじゃないと由希に言ったりする母親は、人生の優先順位の上位にお金と権力をおいており、子の物の怪の由希を草摩からもらえる多額のお金のために利用してきました。

母親のこういう言動に打ちひしがれていた由希を助けたのは、兄である草摩綾女(そうま　あやめ)でした。

綾女は大人版由希を呼べるほど美しい容姿をしています。

中身は由希とは全く違い、王子様(というか王様)を素でいくキャラクターです。

十二支の巳(へび)の物の怪憑きであり、初登場はまさかの透の服の中でした。

幼い頃の由希が慊人に囚われていると知りながら放置していて、そのことを後悔しているお兄さんらしい一面もあります。

三者面談ではいつも通りの調子で綾女の独壇場となり、母親から由希を守ってくれました。

由希への言動はいつも凄まじくズレていますが、大人になった綾女は子供の頃由希を拒否した情けなさを受け入れてくれた弟のことを本当に大切に想っています。

由希自身も兄からの愛や透から受けた優しさによって成長し、自分の気持ちを冷静に正直に母親に伝えることができています。

その結果、母親とも徐々にではありますが、良好な関係を築けている描写があってとても嬉しいです。

草摩由希の過去

幼い頃、由希にとっての世界は慊人と母親と障子越しに見える景色が全てでした。

物心ついたときには側に慊人がいて彼の遊び相手として1日中外に出ず2人きりで過ごしていましたが、ある日突然、慊人がねじれてしまいます。

1日中「由希がいかに可哀そうで低俗な人間か」を教えてくる怖い存在となり、そのことが原因で口をきけなくなった時期があるほど、由希にとって慊人という存在は恐怖心を植え付けられる対象となっていました。

他の十二支と口をきいた事もなく、いつも自分を「嫌われ者」だと思って生きてきた由希。

偶然夾に会った時には「この世から消えればいい」と言われ、母親には恥をかかせるなと殴られ、兄に救いの手を伸ばしても拒否されるという壮絶な幼少期を過ごしています。

小学校の時に初めてできた友人は、鼠になってしまったことで崩壊。

はとりから記憶を隠蔽しなければいけない事態に発展しました。

どんどん弱っていく自分、でも誰も会いに来てはくれない。

とっさに部屋を飛び出し、偶然透の母親である今日子(きょうこ)の姿を見ます。

透が帰って来ないとなりふり構わず泣きわめくその姿に「あんな母親もいるんだ」と思った由希。

その時に迷子になっていた透と出会います。

自分の後を必死に付いてくる透に「自分が今必要とされている」と強く感じた由希は、もう誰も覚えていなくても確かに必要とされた瞬間があったんだと思い出します。

一度はそうして光を見た由希でしたが、まただんだんと暗闇にのまれていき、希望は絶望へ、憧れが妬みへと変わっていってしまいます。

王子様キャラで人気がある？

昨日はフルーツバスケットを見てた。
草摩由希の壁ドン(´=ω=.｀)
すごいナチュラルだった、イケメン(´=ω=.｀)
最近の壁ドンは、わざとらしいというか。 pic.twitter.com/QG6vxbs4Hv

— のりしお (@kifebot_SH) March 1, 2015

女性のような見た目ではあるものの、言動がとにかくカッコいいのが由希というキャラクター。

文化祭で女装した由希を可愛いと思った透。

由希が着ていた綺麗なドレスを見て「（私では)全然ダメです」「でも憧れます」と言った透に「本田さんの方が絶対可愛い」と返した由希の表情がイケメン王子様すぎて、ファンの心が撃ち抜かれました。

ホワイトデーには透に髪飾りをプレゼントし、「お気に召されましたか？姫」「光栄の至り」と言いながら髪飾りにキスしたシーンもまた、人気シーンの1つです。

草摩由希の草摩家での立ち位置は？慊人(あきと)との関係性は？

草摩家での立場

子の物の怪は、十二支の頂点にして神に1番近い存在とされています。

子の物の怪憑きはそれほどに珍しく特別であるとされていたので、神と呼ばれる慊人と同等のような扱いをされてきました。

慊人との関係

十二支の人間の多くは、慊人に対して恐怖心や嫌悪感を持っています。

その中でも由希は特にその気持ちが強く、慊人に何か言われる度に心が崩れそうなほどのダメージを受けています。

慊人が透に会いに学校へ来た際、お正月に草摩家へ来なかった由希に再教育が必要だと言い放つ慊人。

幼い頃から暗い部屋で由希を精神的に追い詰めてきた慊人は、由希を含めた十二支たちをペットかなにかのように思っている闇の深いキャラクターです。

慊人は由希に、この世は真っ暗で君の一生も真っ暗だと洗脳に近いことをしてきました。

希望なんて全くないんだから「いつか救われる」なんて勘違いするな、と何度も何度も言葉の暴力で殴られてきた由希。

透と出会ったこと、学校で草摩以外の人間と深く関わっていくことで、由希の中の慊人への恐怖心は徐々に変化していきます。

草摩由希の『フルーツバスケット』での名言集

「誰かに好きだって言ってもらって初めて自分を好きになれると思うんだ」

由希自身が自分を嫌いで、好きになれなかった原因が本当の自分を見て好きだと言ってくれる人がいなかったからなんですよね。

親も兄も、もちろん慊人も。

草摩家の人間も誰も、十二支の子の物の怪憑きで特別扱いしているだけで、誰も由希自身に好きだと言ってはくれませんでした。

親の愛情を伝えることの重要さを学べる言葉です。

「嫌なら攫っていくから覚悟して」

王子様由希が出たときのセリフです。

とにかく胸キュンがすごい。

透との身長差でより王子様度が増してます。

「“もうしない”ことが解決じゃないだろ、“どうして”するのかをお互いに理解しなくちゃ」

部屋を荒らすことが癖となってしまっている真知に言った言葉。

フルーツバスケットという作品は、本当に教育にいい題材だなぁと実感できるセリフです。

もう2度としないという真知に、しないことが目的なんじゃなくて、そういった行動をとってしまう原因を理解しようとする由希の優しさが感じられます。