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『灼熱カバディ』3巻は漫画アプリ『マンガワン』で読める
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『灼熱カバディ』3巻 ネタバレ紹介!
17話 二人の獣
畦道から王城に交代した事で能京は一気に8点差まで追い上げ、雰囲気はざわつきます。
怪我の手当を終えた畦道も複雑な心境です。
井浦は前半最後の流れで奏和にプレッシャーを与えたかったのですが、六弦が空気を締め、高谷は強気な態度のため、奏和はそれ程プレッシャーになっていないようです。
後半戦が始まります。奏和・高谷からの攻撃です。
高谷は王城の動きを見て、速さで回避ではなく相手の動きを予測して動いているのではないかと推測します。
高谷は王城に勝てるのはパワーと考え、敢えて掴ませてから振り切る作戦に出ます。
高谷は囮として前に出て王城に掴ませようとしますが、王城にリズムを狂わされた上、掴まれたら倒されそうになる脅威を感じました。
高谷は後ろにいた水澄と宵越をタッチし帰陣します。油断せずに作戦を切り替えたのです。
今度は王城が追撃して高谷のタッチを狙います。高谷はすんでのところで王城をかわします。
王城はボーナスラインまでたどり着いたところで4人に取り囲まれ、更に外側には高谷が待ち構えます。
しかし王城は守備をこじ開け、帰陣します。
王城がボーナスライン1点、2人タッチで3得点。25-18で、アウトになっていた水澄と宵越が戻ります。
その後は王城と高谷の点の取り合いです。同じ人数だけタッチしていましたが、残り1分半で32-28。4点差まで追い上げました。
タッチの人数は同じであるものの、ボーナスライン獲得の差で徐々に点差を詰めていったのです。
能京の追い上げムードの中、能京の頭脳担当井浦だけは不安を覚えていました。
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18話 俺の最善を
奏和の30秒のタイムアウトが終わり、これから能京の攻撃が始まりますが、能京サイドは不穏な空気が漂っています。
井浦が次の攻撃は王城を出さないと伝えたのです。
王城と井浦の間に険悪なムードが漂います。
奏和が王城の攻撃に慣れてきている上、疲労が溜まりつつあるので王城の怪我のリスクを心配しているのです。
王城は怪我を恐れていては勝てないと攻撃に出ようとしますが、また怪我をしてしまうと大会に出られなくなります。井浦は大会を最優先に考えたいのです。
もちろん井浦はこの練習試合に負けるつもりはありません。ただし次の攻撃で高谷を追い出さないと勝てない上、高谷は並の攻撃手では倒せません。
王城は宵越に高谷への攻撃を託します。
宵越の攻撃が始まります。今まで宵越は自分が勝てればいいと思っていました。
しかし王城・井浦の大会へ賭ける思い、初心者の自分がエースから大事な場面を託された事で「自分が勝てれば良い」から「チームを勝たせたい」へ変化しました。
宵越は目線をフェイクに使い、高谷のタッチを成功させます。掴もうとする高谷をかわして帰陣しようとしますが、チェーンの技法で挟まれてしまいます。
そこに六弦が倒しに向かいますが、宵越も負けていられません。
チェーンを上から脱出し、自陣に戻ろうとします。そこで高谷がまた倒しに行きますが、宵越は何とか横から手を伸ばして帰陣します。以前高谷にやられた技法です。
宵越は攻撃成功で2点追加し32-30まで追い上げ、高谷をアウトにさせました。
残り時間は52秒、奏和と能京がそれぞれ1回攻撃で終わり程度の時間です。つまりもう高谷は攻撃する機会はありません。
奏和に残された選択肢は時間稼ぎをするか点差を広げるか。奏和は後者を選びました。六弦が攻撃にでます。
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19話 STRUGGLE
残り52秒、奏和2点リードです。ボーナスラインすら与えるわけにいかない能京は必然的に前で守備を行います。
双方のチーム共に安全策がない中、六弦の攻撃が始まります。
六弦は王城を狙います。焦る水澄・伊達・宵越に対して井浦が指示を出し諌めますが、その瞬間井浦は六弦から目を離してしまいました。
井浦はタッチされるかと思いましたが、六弦は王城狙いのため、井浦に見向きもしません。
井浦は六弦と初めて会った時を思い出します。出会った当初、六弦はほとんどカバディの知識はありませんでした。
攻撃手がコートに手をついているのに攻撃失敗にならない事に六弦は疑問を持ち、井浦が解説をしました。
カバディにおいて攻撃失敗は「審判が自陣に帰ることが不可能」と判断した時です。STRUGGLEは「もがく」という意味であり、攻撃手が捕まっていたとしてもキャントが続いて自陣に戻ろうともがいていれば攻撃が終わりではないのです。
六弦が知らなかったのは圧倒的な力があるため、相手をもがかせない上、攻撃の際にコートに手をついた事がなかったのです。
井浦は六弦との圧倒的な差を見せつけられていました。ずっと井浦は凡才はどうすればいいのか考え続けていたのです。
さて、六弦の攻撃は続いています。六弦は王城をタッチしたくても水澄や伊達の守備の上手さ故に、なかなかタッチ出来ません。
六弦は以前の能京なら王城のワンマンチームと感じていましたが、選手の育成力の高さを感じます。六弦は王城がチームを育てたと思っていますが、実際に能京のチームを育てたのは井浦です。
六弦の攻撃時間が30秒を越え、王城のタッチを狙いに来たと思いきや、守備の水澄・伊達をタッチしました。本当は王城をタッチしたかったのですが、2点取れば確実に奏和が勝てると見越したのです。
帰陣しようとする六弦を前に王城と宵越が立ちはだかります。
王城と宵越は次の攻撃のためにタッチしに来ないと踏んでいました。倒れそうになる六弦ですが、部長の威信をかけて踏みとどまります。
そこへ井浦も六弦を倒しに来ます。攻撃手全員で止めにきたのです。
六弦は倒されますが、キャントは続き何とか帰陣しようとします。水澄・伊達は六弦を倒しにかかりますが、敵陣までの距離が短く、六弦を倒すと指が陣地に届いてしまいます。
そこで井浦が六弦の腕を掴み、帰陣を阻止します。
井浦は作戦・仲間・両手を使ってようやく六弦の腕1本をとめる事が精一杯。実力の差を痛感しますが、凡人である井浦がカバディを続けるのはカバディが面白くて堪らないからなのです。
六弦のキャントが止まり攻撃が失敗に終わりました。能京が攻撃を始めようとした瞬間ホイッスルが鳴ります。
奏和は攻撃失敗のため能京1点獲得、そしてタイムアップで試合終了。
32-31で能京が負けてしまいました。
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20話 誰だと思っている
32-31で試合終了。能京は負けてしまいました。
宵越は残り時間が50秒もあり、そこまでキャントが続くわけがないと抗議しますが、王城と井浦が諌めます。
能京も時間をうまく使い、前半終了のタイミングで相手を全滅させました。六弦はそこで時間の使い方を学んだのです。
悔しがる宵越は大会の日程を聞きます。8月の大会が3年生にとって最後の大会になります。
支度を終わり、能京カバディ部が帰る時に六弦が井浦に握手を求めます。
今まで六弦の眼中になかった井浦は握手を求める相手を間違えていないかと返しますが、六弦は井浦を強敵と認め、名前を尋ねます。
井浦は「オージョーノユージン」と皮肉で返しますが、王城から名前を伝えられます。
一方、高谷が宵越に握手を求めますが宵越は拒否します。高谷は宵越に「全力で追っておいで」といい握手を交わします。
高谷は宵越に「素人くん」と呼んでいましたが(宵越がカバディを始めてまだ浅いため)宵越は名前を名乗るものの「たっつん」とあだ名をつけ、終始軽いノリで話し皆と挨拶を終えます。
しかし能京が帰った後、高谷は試合後にも関わらずまた練習を始めたのでした。
能京カバディ部は帰りのバスでミーティングをします。そこで指摘されたのは守備力不足です。
高谷が27得点、王城が23得点と超攻撃戦でした。チーム全体の向上のために全てを見直す事になりました。
夜、宵越は寝付けなさそうな気配を感じていました。昔から試合に負けた日はなかなか眠れないようです。ランニングに出ようとした宵越は川の前にいる畦道を見かけます。
畦道は練習の成果を発揮できなかった事に悔しがり、宵越の活躍も素直に喜べませんでした。
そんな畦道に宵越は呆れています。練習の成果を試合で発揮できない事が普通で、スポーツ未経験の畦道は認識していなかったのです。
宵越は自分がエリートであり、そんな人間が何故カバディをやっているか。また不倒の宵越を倒したのは誰か畦道に問います。
不倒の宵越を倒した畦道が負けると自分自身の株が落ちてしまうので宵越は畦道に落ち込まないで練習する事を促します。
自信を取り戻した畦道は叩いた弾みで宵越を川に突き落としてしまいました。
その頃サッカー部は宵越の勧誘のタイミングについて悩んでいましたが、ケンカをする宵越と畦道を慌てて止めに入るのでした。
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21話 お帰りなさい
奏和との練習試合が終わり、変わらない日常が戻ったものの、宵越はサッカー部員からカバディを応援され始めるなど、多少変化は生じています。
宵越がトイレにいた所、畦道から早めに旧体育館に行って練習をしようと声をかけられますが、宵越はある事が気になっています。
ここ数日、宵越をずっと睨みつける目つきの悪いリーゼント男がいたのです。
畦道を無理やり男の元へ派遣させると、男は畦道に用があったらしく、宵越は慌てて逃げ出します。
その後、畦道は笑顔で宵越の元へ戻ります。目つきの悪いリーゼント男の名前は伴伸賢。カバディ部に入部希望でした。
伴は顔は恐いものの、声は非常に小さくコミニケーションが取りにくいです。
宵越は伴のような怖い人がいると、今後入部希望者が来ても伴に怖がってしまうから部員が集まるまで保留にすべきと主張します。
さて、放課後の旧体育館に伴を含めた3人の1年生が入部希望に現れました。2人は伴に誘われて練習試合を見て入部を決断したようです。
ボブヘアの可愛らしい容姿をした人見と太っている関です。人見は女子に見えますが実は男。男らしくなりたくカバディ部に入部希望でした。
伴の小声を畦道が通訳するなど、伴と畦道はばっちり仲良くなっています。
一方、宵越は太った関に体重を問います。関は85キロと答え、80キロ以下でないと試合に出られないため拒否します。
厳しい宵越に対し、畦道は入部してから解決すればいいのではと言いますが、宵越はカバディは好きだけでは通用せず他人から言われた程度で諦めるなら始めない方がいいと答えます。
厳しい宵越の事を伴は以前から知っていたようですが、宵越は伴の事を知りません。
宵越は先輩方が来る前に3人のチェックをする事にします。とはいえ、人見はまずは見学です。
宵越が攻撃、畦道・伴・関は守備です。
伴は宵越と出会った頃を思い出します。小2の夏、伴は目つきの悪さから周りにリーゼントヘアにさせられます。小心者の伴は周りの器用な人間に振り回されますが、宵越は伴を振り回す人達をサッカーで圧倒したのです。
伴はつい宵越に声をかけます。宵越は伴のリーゼントヘアにびっくりしますが、目立って良いと肯定します。目立つ存在になるとプレッシャーがかかりますが、それでも結果を出すサッカー選手が宵越の憧れだったのです。
そこから伴にとって宵越は憧れの存在になります。伴もサッカーを始め、練習や試合を可能な限り見ていました。
しかし宵越がサッカーがつまらなそうになり、ついには完全にスポーツを辞めたと聞いていました。そんな宵越がスポーツを再開する事を伴はずっと待っていたのです。
伴は尊敬する宵越に少しでも近付きたいのです。そんな純粋な思いと裏腹に伴は恐ろしい目つきをしており、宵越は怯みます。その隙に畦道が宵越の足首を掴むものの、自陣との距離が近いため宵越はそのまま倒れて帰陣を狙います。
そこに関が強烈なタックルをして宵越は帰陣失敗です。
関は中学時代に相撲をしていました。宵越は眼鏡を外すとイケメンな関に苛立ち、理解不能な伴、どう見ても乙女な人見に戸惑います。
宵越が頑なに認めないでいると、カバディ部の先輩達が旧体育館に現れました。
3人のカバディ部入部が決まったのです。
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第22話 それぞれの役割
8月の大会まであと4ヶ月。まずは1回戦突破出来るチーム作りです。
しかし王城がいれば1回戦突破出来るであろうと宵越は疑問に思います。
そこで水澄がコソッと伝えます。どうやら井浦のくじ運が悪く、大会1回戦から強豪校に当たっているようです。井浦がゴマかすようにポジション決めに移ります。
左角に宵越、右角に王城です。端のポジションは周りこむ必要があるのでスピードがあり、攻撃にも出やすい事で王城・宵越が選ばれました。
中央左に水澄、中央が伊達、中央右が伴。伴は早速抜擢されます。
右中央が井浦で左中央は畦道です。関も畦道と同様スピードとパワーがあり、身長も近いので畦道と関は交代で左中央のポジションになりました。
関に優しい言葉をかける畦道に宵越は甘さを感じます。
さて、守備練習を重ね今日の練習終了です。人見はまだ戦力にはなりませんが、伴も関も3年生は評価しています。
そうこうしていると畦道が追加練習を申し出ます。練習の成果は試合では1/3しか発揮できないならば3倍以上の練習を畦道はしたいのです。
以前は敗北を知らない畦道に対し王城は「このまま頑張って」と声を掛けたのに対し、今回は「全然ダメ」と言い放つようになったのです。
翌日の練習では宵越が攻撃手を務めます。やられてばかりの人見は畦道に謝りますが、畦道は優しい言葉をかけます。
そんな畦道に宵越は甘やかしと感じています。
宵越は仲間には弱さを教える事が本来の優しさと考え、ロールキックで人見のタッチを狙いますが畦道は人見を庇い、そのまま宵越の足首を掴みます。
厳しさを教える事は宵越の役割ですが、畦道の考える強さは「仲間が弱いなら助け、自分が弱いなら仲間に教えてもらう」です。
畦道の真剣な表情に宵越は驚きます。
周りが支援に向かう間に畦道1人で宵越を倒してしまいました。
負けず嫌いな宵越はもう1度攻撃に出たがりますが、守備を強化したいので、宵越にも守備練をしてほしいのです。
そこで守備練の方法を変える事にします。
チーム水澄:水澄、畦道、伴
チーム伊達:伊達、宵越、関
井浦・人見は両チームに所属
王城が両チームに攻撃して失点の少ないチームの勝ちです。
地獄の練習が始まります。
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第23話 ケンカっしょ
王城相手の守備練は5日目になりますが、両チーム40点前後の失点です。
特に2年生2人は互いを頼ってしまうので特にやりにくさを感じています。
水澄は伊達に依存している事に気付いています。自宅で筋トレをしつつ、伊達と出会う前の事を思い出します。水澄は伊達より半年早くカバディを始めています。
水澄は能京入学時、大型バイクを乗りこなす美人な母から問題は起こさない事、ダサい奴とは付き合うなとだけ釘を刺されます。
水澄は中学時代はヤンチャしていましたが、高校ではケンカをやめて楽しい高校生活を過ごすと母親に宣言します。
しかし、何故か中学時代を知る井浦からなかば脅される形でカバディ部に入部させられます。
カバディどころかスポーツマンをカッコ悪く感じていた水澄でしたが、スリルのあるカバディは水澄に合っていました。水澄が1番パワーもあり、伊達がいなくても怖いものはありませんでした。
さて、王城相手の練習も7日目を過ぎました。徐々に失点は減っているもののなかなか王城を倒すことは出来ません。
カバディは攻撃手が強いと試合は有利と畦道は考えますが、水澄はカバディは攻撃手がいくら強くても守備が弱いと追いつかない仕組みになっていると答えます。
水澄は初めての大会の苦い思い出を話します。強豪校と当たり、水澄は狙われ何度もアウトにされますが、負けじと王城が得点してまたコートに戻ります。
これらを何度も繰り返す内に居ない方がマシなのではとまで考えてしまったのです。
大会で苦い思いをした水澄はパワーのある守備が必要と考え、ガタイが良く、いつも教室の隅からグランドを眺めるクラスメイトに声を掛けます。伊達です。
伊達は怪我をして野球を辞めましたが、何を始めるか考えて既に2学期になっていました。やる事が決まっていないからと水澄は伊達をカバディ部に勧誘します。
伊達はパワーがあるもののスピードがなく、応用の効かない不器用なタイプ。いわゆる水澄が思うダサい奴でした。
さて、2度目の大会はどうなったのでしょうか。狙われる相手が1人から2人、つまり水澄と伊達が狙われまたもや負けてしまいました。
大会の帰りイライラした水澄と伊達は殴り合いのケンカを始めました。
細腕の王城に止められ、ケンカは終了します。それから水澄と伊達は協力しあい、遊びに行くようになり仲良くなったのです。
ランニングに出た水澄は伊達と会います。
そこで水澄は伊達に成長して王城に貢献する事が「1番かっくいい」とし、昔に戻ってケンカする事を誓ったのでした。
王城戦10日目に突入です。
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第24話 自分の周りを
練習終了し、各自失点をチェックすると水澄チームは35失点、宵越のいる伊達チームは40失点です。
宵越が気になる点は水澄チームは初心者である伴・人見の失点が少ない事です。特に両チームに所属する人見は水澄チームにいると5点失点が少ないのです。
王城は伊達チームで人見の失点が多いのは互いの理解が少ないからと指摘します。練習中の様子しか知らないのは良くないとし、一緒に遊ぶ事も大事と話します。
1年生で遊びに行く事になりましたが、宵越は今まで遊んだ事がなく、畦道は遊んでいた場所が少なく、伴は遊ぶ相手が居ず、人見は自分では決められないためなかなか遊ぶ場所が決まりません。
そこで関が取り仕切る事になりました。行き先はボウリング場。遊んだ事が殆どない宵越はボウリング場に来てもトレーニング目的に考えてしまいます。
ボウリングは部活のチームに分かれてチーム戦を行う事になりました。慣れない宵越はガターでしたが、畦道はストライクをとります。
人見は伴に手加減した方がいいのでは声を掛けますが、伴は必要無いとジェスチャーします。伴の言う通り、投げるごとに宵越はうまくなり追いつきました。
結果、畦道・伴のチームの勝利です。フォローする人見ですが、チーム戦は仲間の不足を補わなければいけないから自分がもっと点を取らなくてはいけなかったと宵越は主張します。
宵越は両チームに所属していた人見がボウリングでも畦道のチームにいた方が点が高い事に気付きます。人見は畦道に毎回フォームを注意されたため、今までで1番スコアが良かったようです。
ボウリングが終わり、畦道と伴は水澄に呼ばれているため、別れます。宵越・関・人見は一緒にご飯に行く事になりました。
関と人見に宵越は自分の何が悪いか聞きます。畦道が人見のフォローをする分、畦道の失点が増えてしまう話を人見はします。
宵越はそのやり方は甘いと感じます。
そこで関は宵越は優し過ぎると指摘します。畦道は練習を常に見ていて要求が多いのですが、宵越は負けると自分の責任と背負い込み、人に頼らない所がすごいと関は話します。
関の発言で宵越は関や人見をアテにしていなかった事に気付きます。強い選手を見ると勉強になるので、王城の事ばかり見ていて、他は何も見ていなかったので理解出来なかったのです。
宵越は自分が成長すればチームの不足を補え、チームプレイであると考えていましたが、成長出来るのは自分だけです。周りを成長させるのはもっと難しい事を宵越は痛感します。
さて、試合形式の練習を始めます。意表をつくために宵越は王城の前では嘘の作戦を伝えます。
関がスタートからつっこみ、王城がカウンターでかわします。嘘の作戦を聞いていた王城は少し戸惑います。王城がカウンターを使った隙に宵越が掴みに行きます。そして実は人見も宵越と同じタイミングで王城を掴みに向かっていました。
井浦と伊達は王城から警戒されていますが、人見は無警戒な上、宵越よりスピードが劣ります。宵越と人見が同じタイミングで掴みにかかると時間差が生まれるのです。人見はがっちりと王城の腰を掴む事に成功しました。
重ねて伊達が倒しに行きますが、王城は人見を盾にしてうまく帰陣しました。
作戦は失敗に終わりますが、ぎこちないながらも宵越は人見を褒めます。
王城は今回初めて倒されるかもと感じたようです。
第25話 カックイイ男に
井浦も伊達チームの変化を感じます。宵越は周りを活かそうとし、慎重な伊達が人見ごと王城を倒しに行ったのです。
次は水澄チームとの試合です。
水澄も畦道も能力は高いのですが、スポーツの経験が浅い故駆け引きする力が弱いのです。そのため一瞬の油断が経験上相手に読まれてしまいます。
一方、伊達や宵越はスポーツ歴が長いため段取りを組んで動く事ができ、駆け引きも出来る反面、予想外の事態に弱いです。
冷静さと勇敢さの両方がカバディには求められます。
水澄のチームで対戦が始まります。伊達や宵越は王城から疲労を感じませんが、水澄は畦道に王城の様子を聞きます。畦道は王城の疲労は確実に蓄積されていると断言します。
水澄は顔に出さない王城の疲労を読み取る事が出来ません。しかし水澄は王城は顔に出さないだけで自分が頼りないから楽ではなかった事に気付きます。
その後、王城の意表をつく事に成功します。畦道のある能力を活かしているのです。
畦道は自分の体がどう動いているか細かく把握出来るだけでなく、他人の体の位置も把握できます。
そのため感覚を周りにまで張り巡らせる事で、相手が触れられる距離を察知できます。
その後、フェイントなどを駆使して畦道は王城の足首を掴み、水澄は倒しに行く事を成功させます。
しかし、その後王城が意地で這いつくばった形になり帰陣を成功させます。
王城の力になるようなカックイイ男になると水澄は決めていましたが、王城に技術だけではなく意地でも負けてしまい、自分をダサいと悔しがります。
そこで声を掛けたのは伊達です。
過去に自分達が手も足も出なかった王城が倒れていて、意地の勝負まで持ち込むことが出来たのは「カックイイ」ってやつだと。
これで対王城の練習は終わりになります。これらの練習は2ヶ月後の大会で大きな意味をもたらすのです。