人気マンガ『天使なんかじゃない』。
今回は、そんな『天使なんかじゃない』の最終回・結末はどうなったのか？を分かりやすく解説します！
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『天使なんかじゃない』あらすじ紹介！
『天使なんかじゃない』は、少女漫画雑誌『りぼん』に、1991年9月号から1994年11号まで連載されていた大人気少女漫画です。
創立したばかりの私立聖（ひじり）学園高校の１期生として入学した冴島翠（さえじま みどり）は、２学期早々生徒会役員選挙に立候補させられてしまいます。
そんな翠ですが、立候補者の中に翠が密かに憧れていたリーゼント頭の男子・須藤晃（すどう あきら）がいることを知り、やる気を出して演説すると、見事生徒会副会長に当選しました。
第一期生徒会役員には、女子に人気の瀧川秀一、その瀧川に淡い恋心を抱く麻宮裕子、翠とは中学時代からの知り合い河野文太、そして須藤晃が当選しました。
翠はそんな生徒会メンバーと共に、生徒会活動を行いながら、晃への想いや麻宮との友情など、悩み、苦しみながらも、人として大きく成長していく物語です。
今回は『天使なんかじゃない』のあらすじ・結末をネタバレを含みながらご紹介させて頂きます！
『天使なんかじゃない』登場人物紹介！
『天使なんかじゃない』の主要な登場人物を簡単に解説します！
冴島翠（さえじま みどり）
私立聖学園高校１年生で、第一期生徒副会長。
いつも元気で明るく、しっかりもので中学の頃からクラスの人気者。
誰からも愛されるキャラクターですが、実は大きな口がコンプレックス。
絵を描くのが好きで美術部を発足させました。
特技は物まねで、工藤静香や吉田美和などが得意です。
生徒会長の須藤晃とは恋人同士。
須藤晃（すどう あきら）
第一期生徒会長。
リーゼント頭など外見や言動は不良っぽいですが、雨の日に捨て猫を拾うという優しさもあります。
横浜出身で、学校近くのアパートで一人暮らしをしています。
父親は大手企業の社長ですが、中学の頃に両親が離婚し、母親や妹と別れて暮らしています。
学費以外の援助を受けていないため、日替わりで様々なアルバイトをしています。
聖学園では禁止されているバイクでこっそり通学しています。
グレていた中学時代に異母兄弟の将志から勉強を教わり、将志の恋人のマキちゃんに好意を抱いていました。
麻宮裕子（まみや ゆうこ）
第一期生徒会書記。
通称・マミリン。
頭脳明晰なお嬢様で、涙ぼくろが特徴のクール美人。
いつもは三つ編みをしていますが、髪をおろすと派手な美人になります。
中学からの同級生である瀧川秀一に５年間片思いしています。
父親はラブホテルとパチンコ屋の社長で、お手伝いさんがいるお嬢様です。
翻訳関係の仕事に就くのが夢で留学したいと思っています。
とっつきにくい性格や雰囲気のせいで孤立しがちでしたが、冴島翠の猛烈なアプローチで親友になります。
瀧川秀一（たきがわ しゅういち）
第一期生徒会会計。
女性に優しく、長髪の美形で人気者。
男子にも変わらず優しいことから、須藤晃から「おそわれそう」と言われています。
周りからはいつもさわやかで温厚なイメージを持たれていますが、実は計算高く、また優柔不断な部分もあります。
河野文太（こうの ぶんた）
第一期生徒会書記。
通称・文ちゃん。
生徒会におけるムードメーカーで、お祭り人間と呼ばれるほど明るく能天気。
冴島翠とは、中学時代の同級生で友人。
少々巨体で、スポーツ刈りが特徴のラグビー部。
原田志乃（はらだ しの）
瀧川秀一の中学の後輩であり彼女。
ぱっちりした目をしていて色白で華奢な体型をしています。
人形のように顔が小さく美少女ですが、中学時代はぶりっ子な性格が災いし、いじめに遭っていました。
そのことが原因で、わがままでぶりっこで腹黒な少々ひねた性格です。
冴島翠に密かに憧れを抱いており、須藤晃と翠のコンビを羨ましいと思いながら、心の支えにしています。
坂本将志（さかもと まさし）
須藤晃の家庭教師をしていましたが、実は晃とは異母兄弟です。
サングラスにロン毛で怪しさ満点な出で立ちをしている喫煙者。
画家志望でパリに長期滞在していますが、いつも住所不定で連絡がつきません。
サングラスを外すと優しい目をしていて、料理上手な一面もあります。
牧博子（まき ひろこ）
聖学園の美術教師でマドンナ的存在。
通称マキちゃん。
将志とは高校時代からの恋人。
ロングヘアーで美人なうえに、背も高くスタイルも抜群。
おしゃれにも気を使っていますが、実は家にいるときはメガネで三つ編みというギャップもあります。
周りからは完ぺきな女性として見られていますが、実はうっかりさんで、足が遅く、料理が苦手で、好き嫌いも多い。
『天使なんかじゃない』最終回に至るまであらすじ紹介！生徒会結成！
『天使なんかじゃない』の最終章までのあらすじを紹介します。
第1章 生徒会結成
夏休み明け初日から風邪をひき学校を休んでいた冴島翠（さえじま みどり）は、なんと2学期早々生徒会役員選挙に推薦されてしまいました。
持ち前の明るさで演説に向かう翠の前に現れたのは、リーゼントヘアの男子生徒・翠が片思いしていた須藤晃（すどうあきら）でした。
憧れの晃の前でトップバッターの演説を無事終えた翠でしたが、ピースサインを掲げて帰っていく際、マイクの延長コードにつまずき大転倒。
全校生徒にパンツを見られてしまいます。
傷ついて泣いている翠のため、機転を効かせた演説をする晃。
そのおかげで無事演説会は終了しました。
投票の結果、生徒会長は須藤晃、副会長に翠が任命されました。
その他に、友人の河野文太（こうの ぶんた）、爽やかイケメン瀧川秀一（たきがわ しゅういち）、その瀧川に恋心を抱くクールな麻宮裕子（まみや ゆうこ）が第一期生徒会メンバーとなりました。
初顔合わせが行われ、聖学園初の企画が発表されました。
学園祭という最初の大仕事で、生徒会メンバーの絆も深まっていきます。
そんな中、翠は晃の鞄に「Dear HIROKO」と書かれたプレゼントがあるのを偶然見つけます。
HIROKOの存在が頭から離れない翠は授業中に泣き出してしまいました。
そのことを噂で聞いた晃は、ぶっきらぼうながらも慰めてくれました。
第2章 スタンド・バイ・ミー
いよいよ迎えた文化祭当日。
翠は瀧川に恋心を抱くマミリンを手助けしようとします。
しかし、晃にたしなめられた翠はHIROKOのことを思い出し、ついムキになって反論して飛び出します。
美術教師のマキちゃんに慰められた翠は、晃を探しにダンスパーティー会場に向かいました。
そこで、生徒会室で1人机に突っ伏している晃を見つけます。
その時、ちょうど講堂からスタンドバイミーが聞こえてきました。
「スタンド・バイ・ミー、この曲すっげー好き」
晃に誘われ踊りだした翠は、幸せな気持ちで学園祭を終えます。
学園祭後、一緒に帰るようになった晃と翠。
ある日、晃が「ひろこ！」と叫びました。
晃が呼び止めた相手は、小学三年生の妹「広子」でした。
ずっと「HIROKO」が誰なのか気になっていた翠は、晃の彼女ではなく妹だったことに喜びます。
広子は、両親の離婚で晃とは別々に生活していると聞かされました。
ある日クラスメートから美術教師マキちゃんの下の名前は、実は博子（ひろこ）だと聞かされます。
しかし、HIROKO問題は終わったと思っている翠は大して気にしませんでした。
初めて晃とデートをすることになった翠ですが、妹の広子も登場し3人で海に行きました。
翠のいない時に、広子は晃に言います。
「広子、翠ちゃんとなら仲良くするもん。でも、あの人はいや。広子とおんなじ名前の人」
HIROKOの真実を翠はまだ知りません。
第3章 広子とヒロコ
12月24日の終業式。
翠は手作りのクリスマスケーキを持って晃の家に押し掛けますが、晃はバイトで不在。
一方、晃もバイト終わりに翠の家に電話をかけますが繋がりません。
すれ違う2人は、晃のアパートの前で出会い、初めてのキスをします。
冬休みが明け、晃から「広子の誕生日プレゼント」の買い物に付き合って欲しいと頼まれます。
翠は、あの「Dear HIROKO」は、妹の広子のことではない！！と衝撃を受けます。
一方、生徒会役員会では4月の新入生歓迎会に向けて話し合いが行われていました。
そこで翠は、マミリンの恋を応援するため、マミリンを主人公、瀧川をヒーローとした『シラけた姫と7人分の大男』という劇を提案しました。
恥ずかしがりながらも劇だけでも恋人になれることが嬉しいマミリンは承諾するのでした。
翠と美術教師のマキちゃんは、歓迎会の買い出しに出かけた帰り、マキちゃんの家に寄ることにしました。
そこで、翠の足元を走り抜けた白い猫に向かってマキちゃんが「ミルク！」と声を掛けたのを見て、「Dear HIROKO」はマキちゃんだと確信します。
なぜなら、翠が晃を好きになったきっかけは、公園で白い猫（ミルク）を拾う晃を目撃したからでした。
晃を問いただすことができない翠に、マキちゃんはパリにいる高校時代から付き合っている恋人の話をします。
その話を聞いた翠は、二人の関係をそっとしておくことに決めました。
第4章 新入生歓迎会
季節は春を迎え、聖学園第2回目の入学式になりました。
新入生歓迎会に向かう途中、マミリンは、瀧川の恋人・原田志乃（はらだ しの）に出会います。
志乃の前でキスシーンのある劇をすることが恥ずかしくなったマミリンは、トイレに立てこもって泣き出しました。
そこへマミリンを慰めに翠がやってきますが、翠のせいだ！と思ってしまったマミリンは翠に「あんたなんか大嫌い」と言ってしまいます。
しかし、トイレのドアをよじ登って「あんたがあたしを嫌いでもあたしは好きよマミリン！」と翠は返し、マミリンは無事劇に出ることができました。
次の日曜日。
晃から「話がある」とデートに誘われた翠。
観覧車の中、晃の話が何なのか不安で緊張した翠は、マーブルチョコをぶちまけてしまいます。
そんな翠に晃は、マキちゃんは晃が中学の頃知り合った家庭教師の恋人だと伝えます。
和解した2人は、もう一周延長した観覧車でキスをしました。
第5章 将志さん
翠が晃のアパートで料理をしているとチャイムが鳴りました。
「おかえりダーリン♡」と勢いよくドアを開けると、そこにはロン毛にサングラス、咥えタバコの怪しい男が立っていました。
それは、マキちゃんと晃が帰りを待ち望んでいた、坂本将志（さかもと まさし）でした。
すぐにマキちゃんに知らせると、大粒の涙を流しながら飛び込んできました。
その後、将志と暮らし始めた晃からキャンプの企画を聞かされた翠は、生徒会メンバーも誘います。
夜中、トイレに目を覚ました翠は、晃と将志の会話を聞いてしまいます。
晃は、マキちゃんを置いてパリに行った将志に結婚するよう説教をします。
そして「おれは…博子（マキちゃん）が好きだった」と吐き出した言葉に、翠は一筋の涙をこぼしました。
第6章 ハトの日
翠の17歳の誕生日、晃からプレゼントを受け取ります。
それはきれいな銀の羽のネックレスでした。
夏休みが明ける頃、また将志が海外へ旅立ちました。
一緒に来てほしいと誘われたマキちゃんでしたが、全てを捨ててついていくという選択ができませんでした。
マキちゃんの誕生日、翠は幼なじみのケンのライブに晃を誘います。
しかし、晃は翠の誘いを断り、マキちゃんと過ごしました。
晃が自分ではなくマキちゃんを選んだことに翠は落ち込みます。
第7章 大運動会
ヤンキー風のコスプレで大運動会が始まります。
教員リレーに出場したマキちゃんですが、転倒して足を怪我しました。
そこで誰よりも先に彼女を助け起こしたのは晃でした。
思わず泣きそうになった翠は、トイレに駆け込みましたが、そこで晃からもらったネックレスを失くしていたことに気付きます。
第8章 天使のほほ笑み
クリスマスイブの日、マキちゃんがお見合いをすることになりました。
そのことを事前に知っていた翠ですが、ずっと言えず悩んでいました。
しかし、お見合い当日、待ち合わせしていた晃に打ち明け、止めに行かせます。
翌日、翠は晃から「おれは博子をどうしてもほっとけないんだ。将志が帰って来る日を一緒に待っててやりたいんだ。そばで見守っててやりたいんだ。そのことがおまえを苦しめるだけならおれ達はもうだめだよ」と、伝えられます。
翠はそれを受け止め、2人は「友達」に戻ることにしました。
漫画アニメ完結ラスト『天使なんかじゃない』最終回結末ネタバレ！晃と翠その後の最後はどうなる？
『天使なんかじゃない』の最終章のネタバレです。
「友達」に戻った翠と晃
冬休みが終わり、翠はバッサリ髪を切ります。
晃とも今までと変わらない態度で接しています。
そんな翠は、晃のことで落ち込んでいたところを慰めてくれたケンと付き合うことにしました。
しかし、晃と別れたことを知らない生徒たちは、翠が浮気をしていると思い嫌がらせをします。
そこで、自分がケンの優しさを利用していたことに気付き、ケンに別れを告げるのでした。
自分の本当の気持ちに向き合う覚悟を固めた翠は、晃のアパートへ向かいますが、晃は引越しし、学校にも休学届けを出していました。
マミリンの５年間の片思いの行方
瀧川に距離を置こうと言われた志乃ですが、生徒会選挙に立候補します。
見事、次回生徒会長に当選した志乃は、マミリンに対してずっと抱いていた罪悪感を謝罪し、瀧川に別れを告げました。
晃に会えないショックで寝込んでしまった翠のため、マミリンや生徒会メンバーは翠が運動会で失くした「銀の羽のネックレス」を探します。
みんなで探したおかげで、無事ネックレスを見つけたマミリンは、「翠…今度こそ幸せになれるよね？」と涙を流します。
それを見た瀧川は、マミリンを愛おしく感じキスをしました。
ようやくマミリンの５年間の片思いが実ったのでした。
晃と翠の想い
高校三年目の春、晃から翠に電話がかかってきます。
晃はマキちゃんと将志の幸せのため、将志を探しにパリへ行っていたのでした。
晃はパリの画家から得た情報でインドで将志と再会し、マキちゃんと幸せになるよう伝え、日本に帰国しました。
「おれがおれの手で幸せにしてやりたいと思うのはお前だけだ」と晃から想いを聞けた翠、長くすれ違い続けた2人はようやく想いを通わせるのでした。
『天使なんかじゃない』読者の評価や感想は？
天使なんかじゃない
面白い
マミリン最高— ちろ (@Tiro_boc) August 9, 2023
待てばゼロ円系アプリでときめきトゥナイトを読んでいる最中ですが、他にも色々読んでます。
天使なんかじゃないとか花男とかナナとか諸々。
いやぁやっぱり有名な漫画は面白いね！面白いから有名になるんだね！
そんなことを早朝から思う大田さんバースデー🎂🎊🍾— ようこ (@youko_oronain) August 1, 2023
矢沢といえば、最近天使なんかじゃないとご近所物語読んでる。単行本で買いたいくらい面白い。懐かしい。最高。矢沢違いw
こどものおもちゃも読んだ。イタズラなkissは何周もした。
最近の楽しみといえば寝かしつけ後の漫画アプリ😍— す ふ ぃ ん (@sphin666xxx) July 29, 2023