人気マンガ『嫁にしたい男』。
今回は、そんな『嫁にしたい男』の最終回・結末はどうなったのか？を分かりやすく解説します！
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『嫁にしたい男』あらすじ紹介！
嫁にしたい男はココハナで2018年から2020年まで連載されていた少女漫画です。
主人公の谷りな（たに りな）は一見美人で社長秘書として仕事もこなし、後輩からは大人の女性と慕われ、周囲からデキる女として一目置かれる存在です。
しかし、りなはある秘密を抱えていました。
実は彼女は汚部屋の住人で、家事全般が苦手、「嫁が欲しい」とぼやいていました。
ある日、社長から買い物を頼まれたりなは、その帰りにエレベーターが混んでいたため階段で移動しますが、誰も見ていないと思い大股で登っていた所、スカートが破れてしまいます。
そこで登場するのが成田海斗（なりた かいと）、彼は同じ会社の営業をしていて、自分が着ていたジャケットでりなの破れたスカートを隠してくれたのです。
後日、後輩の誘いで飲み会に参加したりなは、その席で成田と再会します。
そしてその飲み会で泥酔したりなは、成田に送ってもらう事になりますが、自分の汚部屋を見られ、秘密を知られてしまいます。
我に返ったりなは“このままでは私のイメージが下がり人生終わる!!”と思い、成田を呼び出し口止めしますが、秘密を守る代わりに、自分の家が決まるまでの間、家に泊めて欲しいと条件を出される事になります。
「私達、一応、、、男と女だよ?」とりなは言いますが、「俺年上ないし、谷さん?ないから」と成田は答えます。
“こんな奴だったのか!”と成田に対してのイメージが最悪だったりなでしたが、秘密を守る事を死守したい気持ちには勝てず、渋々同居に応じる事にします。
しかし成田が家にやってきて数日の間に、成田の家事のレベルの高さに、“嫁にしたいレベル”だなと思い始めるのです。
そんな矢先、成田は自分の家を見つけ出ていこうとしますが、りなは「家事をしてくれると助かるの、一緒に暮らさない?」と成田を引き留めます。
りなの必死な姿を見て成田も一緒に暮らそうと同意し、2人の同居生活が幕を開けるのでした。
『嫁にしたい男』登場人物紹介！
『嫁にしたい男』の主要な登場人物を簡単に解説します！
谷りな（たに りな）
社長秘書室に勤め、外見も綺麗で仕事もこなし、周囲から一目置かれる存在です。
しかし、誰も知らない実態はかなりのずぼらな性格で、家事全般が苦手であり汚部屋の住人です。
自分の代わりに家事をこなしてくれる“嫁”が欲しいと考えています。
成田海斗（なりた かいと）
りなと同じ会社の営業部に勤める会社員で、りなより年下です。
家事全般が得意で、しっかり者です。
りなの事をがさつな人だと思っています。
久我山理（くがやま おさむ）
りなの行きつけのお店“マグカッポウ”で見かけていた、りなの憧れの王子的存在です。
『嫁にしたい男』最終回に至るまであらすじ紹介！りなと成田が同居？
『嫁にしたい男』の最終章までのあらすじを紹介します。
憧れの久我山さん
成田との同居生活が始まり、同居のルールを細かく決められたりなは、自由に生活出来ない事や、成田と口喧嘩になる事に疲れ、同居を早まったと少し後悔していました。
そんな中、りなが唯一ウキウキしていたのは、行きつけのお店“マグカッポウ”でよく見かけていた“王子”の存在でした。
ある日いつものように“マグカッポウ”に寄ったりなは、マスターの気遣いで王子と急接近することになります。
王子の名前は久我山理（くがやま おさむ）といい、仕事上でも顔見知りになります。
成田とも無事に仲直りしたりなは、ある日成田が探しているレコードを一緒に探しに行きますが、見つからず、先に帰っていいと言われマグカッポウに寄る事にします。
そこで偶然会った久我山が限定品だったそのレコードを２枚持っているから譲るよと言ってくれた事がきっかけで久我山の家まで取りに行く事になります。
その時久我山とLINEの交換をし、食事に誘われて嬉しいはずでしたが、なぜかその日は断ってしまいます。
それから数日、久我山から連絡がない事を気にしていたりなでしたが、久我山から改めてデートの誘いの連絡があり、ウキウキしながら成田の前で洋服を選びます。
そんなりなを成田は不機嫌そうに見ていました。
デート当日、気合が入っていたりなでしたが、成田が高熱を出してしまいます。
久我山とデートなら行きなよという成田でしたが、りなは心配になり、「ルームメイトが熱を出した」と久我山に連絡して成田に付き添います。
数時間後、いつもの様に憎まれ口を叩けるようになった成田を見て元気になった事をりなは喜びます。
そんなりなを見て成田は思わずキスしてしまいます。
突然の出来事に戸惑うりなでしたが、成田はよろけただけだと言い、翌日も何もなかったかのように出かけてしまいます。
そして久我山から誘いを受けたりなは、久我山とのデートを楽しみますが、一方でルームメイトが女性だと思い込んでいる久我山に、成田と暮らしているという事を言い出せなくなってしまいます。
しかしその日、また泥酔したりなは、久我山に家まで送ってもらう事になり、迎えに出た成田がルームメイトだという事を知られてしまいます。
翌日、久我山に知られてしまったと嘆くりなは、成田から「谷には俺が合ってるよ」と言われ、どうゆう意味か聞きますが、「そのままだよ」と言われます。
前日のキスの件もあり、久我山の存在がありながらも成田の事を考えている自分に次第に気付いていくようになります。
後日、“マグカッポウ”で偶然会った久我山とルームメイトが成田だったという事実を話すりなでしたが、「同居を解消して欲しい」と言われてしまいます。
一緒に暮らす事が久我山にとっては良くない事だと理解出来る一方で、成田との生活の居心地の良さを手放したくないりなは、同居の解消は嫌だと一度は思いますが、久我山から正式に告白された事で、やっぱり同居は良くないと考えます。
成田が自分をどう思っているのかわからないりなは、成田がどんな反応をするのか心配しながらも、一緒に暮らすのをやめないかと伝えますが、成田は何か言いたそうにしながらも「わかった、出ていくよ」と言い、その場で部屋を出て行ってしまいます。
成田が出て行って１週間でりなは元の汚部屋の住人に戻っていました。
成田はどこで暮らしているのかと気になりながら日々を過ごすりなは、ある日りなの元気がないと心配した後輩が用意した食事の席で成田と再会しますが、また口喧嘩になってしまいます。
イライラしたりなは、勢いで久我山に連絡をし、成田との同居解消の報告と久我山へのOKの返事をしようとします。
久我山の家に招かれたりなでしたが、思わぬ事態が発生してしまいます。
久我山から料理を作って欲しいと頼まれてしまったのです!
困ったりなは成田に電話をし、その場をなんとか切り抜ける事が出来ました。
そして、久我山から告白にいい返事を期待されるりなでしたが、「自分は久我山さんが思っているような人間じゃないです」と話し、部屋を後にします。
どうして返事が出来なかったのか、考えながら歩くりなの元に、成田が息を切らして駆けつけます。
りなと久我山が一緒にいるのが嫌だった成田は、「やっぱり家に戻る、谷が嫌だって言っても戻るよ」とりなに話します。
それを聞いたりなは「私も一緒にいたい」と答え、自分が今一緒にいたいのは成田なのだと気付きます。
そんなりなに成田は「すきだよ 谷」と自分の気持ちを伝えるのでした。
自分の気持ちがわからないりな
成田と一緒に居たい気持ちはわかっても、それが“好き”なのかわからないりなは悩んでいました。
ある日、会社で偶然会った久我山に同居は解消しないと話すと、「彼が好きなの?」と聞かれます。
答えに詰まるりなでしたが、「好きかわかないけど自分らしくいられる」と久我山に伝えると、じゃあ諦めないと久我山に言われてしまいます。
自分の事が本当に好きなのか成田に確かめるりなでしたが、「谷といると楽しいよ」と言われ、「私も楽しいよ、だからこのままの関係でいいんじゃないかな」と答えます。
関係の変化にりなはずっと戸惑っていました。
そんなりなを見て成田は「じゃあキスしてみよう」と話し、お試しのキスをする事になります。
その時はお互いに何も言わなかった２人でしたが、その出来事があってから、りなは成田と付き合ったらどうなるんだろうと意識するようになります。
翌日、成田からクリスマスデートしようと誘われたりなは戸惑いながらもOKします。
それからお互いに忙しく、家でもなかなか顔を合わせない日々が続きましたが、りなは成田へのクリスマスプレゼントを用意し、自分がデートを楽しみにいているんだと実感するようになります。
クリスマス当日、急な仕事が入ったりなはデートに遅れてしまいますが、成田は全く怒らずにエスコートしてくれます。
りなの為にプレゼントを用意してくれ、りなが選んだプレゼントも喜んでその場で身に着けてくれた成田の優しさもあり、楽しい時間を過ごした２人は一緒に家に帰ります。
家に着くと「今日はこのまま一緒にいたい」と言われたりなはドキドキしながら時間を過ごしますが、いざとなると決心がつかず、「自分の気持ちがハッキリしないまま流されてできない」と断ってしまいます。
そんなりなに成田は
「俺もっとがんばる」
「本当に好きになったら俺の恋人になってよ」
と責めることなく、受け入れるのでした。
成田の気持ち
年末年始は穏やかに過ごした２人でしたが、仕事が始まるとまた大きな出来事が２人にふりかかります。
成田の作ったお弁当を持って会社に行くと、そのお弁当をみた同僚たちから、さすが女子力が高い！と褒められます。
家事が出来ない事を秘密にしているりなは、心の中で“成田の料理は世界一だからね!”を誇らしく思っていましたが、事態は急変!りなの家で手料理を振舞うホームパーティをして欲しいという話になってしまいます。
断り切れなかったりなは、開催を約束しますが、家に帰り成田に相談します。
事情を理解した成田は協力を快諾し、２人が一緒に暮らしている事を隠し、料理の準備も全てしてくれて、ホームパーティーを開きます。
そのパーティーで同棲についての話題を久我山からふられた成田は、
「一緒に暮らすのは楽しい」
「自分が変わっていくのがわかるし、その人が自分の一部になってるんだなと思う」
という話をします。
りなは自分と暮らす成田がそんな風に考えてくれていたと知り、とても嬉しい気持ちになります。
漫画ドラマ完結ラスト『嫁にしたい男』最終回結末ネタバレ！りなや成田・久我山その後の最後はどうなる？
『嫁にしたい男』の最終章のネタバレです。
やっと自分の気持ちに向き合えるりな
それから間もなく、成田は仕事が忙しくなり、家でもあまり会えない日が続くようになります。
たまに顔を合わせても、どこか成田におかしな雰囲気を感じていたりなでしたが、話を出来ずに日々を過ごしていました。
そんなある日、会社で頑張っている成田の姿を見ていたりなは、成田の同僚から成田がインドネシアに海外赴任すると聞かされます。
成田がいなくなると知ったりなは、直接成田に海外赴任の事を聞くことにしますが、成田は行くのをやめようと思っているから安心しろと話します。
それを聞いたりなは、付き合っていないから自分が何か言える立場じゃないと思いながらも、複雑な気持ちを抱えるようになります。
成田の帰りが遅い為、久しぶりに寄った“マグカッポウ”で久我山と再会したりなは、成田が海外赴任することを相談します。
「行って欲しいけど、行って欲しくない」と話すりなに久我山は「大事な事を話さない所があるよね」と言います。
言い返そうとするりなに対し久我山は、「本音で話し合った方がいいよ、彼はそれが出来る人なんだよね」と話します。
急いで家に帰ったりなを待っていたのは、成田からのメモが添えられた卵焼きでした。
それを見たりなは、今までずっと成田が自分に気持ちを伝えてくれていた事を思い返し、やっと、成田が好きだと確信を持つことが出来るようになります。
それからしばらく、海外赴任についてお互いの事を考えてそれぞれ悩んでいた2人でしたが、久しぶりに２人で家でゆっくり過ごした日に、成田は海外に行く決心をしたことをりなに話し、りなも成田が決めた事ならそれがいいと賛成します。
そして成田の提案で休日に出かける事にした2人は久ぶりに楽しい時間を過ごします。
しかしその帰り道、寂しさを隠しきれなかったりなは泣いてしまいます。
それを見た成田は泣かないでと言いますが、「本当はさみしいよ、行ってほしくない」とりなが言います。
それを聞いた成田は、「好きだ 谷も俺の事好きって言えよ」と抱きしめます。
もうごまかしきれないと思ったりなは、「私も成田が好き」とやっと伝える事が出来るのです。
海外赴任も遠距離になるけど頑張ろうとお互いにやっと納得した答えが出せた2人でしたが、翌日、なんと成田の海外赴任の話がなくなります!
そんなオチで騒動は幕を下ろしますが、2人はやっと恋人同士になれたのでした。
まだまだ素直になれないりな
付き合ってから初めてゆっくり家で過ごせる事になった日に、りなは楽しみで可愛いパジャマや美味しそうなケーキを買い溜めて家に帰りますが、それを素直に成田に話せず、成田が作ってくれた料理も素直に美味しいと言えなくなっていました。
可愛くて素直になれないと悩んだりなは、本当は全部に成田の為に準備した事、成田の料理も本当はすごく美味しかったのに言えなかった事などを打ち明けます。
そんなりなに、成田は優しく「普段通りでいいよ」「２人らしくていい」と伝え、りなも安心して付き合えるようになります。
そんなある日、りなが同窓会に行く事になりますが、そこにりながかつて好きだった先輩も来ると知った成田は心配になり、会場まで迎えに行きます。
帰り道、成田を安心させようと「私は成田だけだよ」と伝えると、成田から「じゃあ結婚する?」と言われます。
驚いたりなは「いつ?」と聞きますが、「今すぐに」と言う成田。
戸惑うりなに「考えておいて」と成田は言います。
後日、りなが「まだ付き合って1か月だし、今すぐでなくてもいいんじゃないかな」と言うと成田はいつものようにわかったとりなの考えを尊重するように納得します。
その翌日から成田は出張に行ってしまうのでした。
出張の間、りなはまた汚部屋に逆戻りし、自分の好きなように気ままに過ごします。
しかし、会社の上司夫婦と偶然一緒に食事をしたことで結婚を強く意識するようになり、結婚するなら成田がいいなと思います。
そして自分が成田の事をきちんと考えていなかった事を自覚し、後悔します。
家で一人不安になり泣いているりなの元に成田が帰って来ます。
結婚について改めて考えた2人でしたが、成田から「少しの間離れただけだけど、この先ずっと一緒にいたいと思った」と言われたりなは成田との結婚を決意するのでした。
マリッジブルーも乗り越えて
結婚を決めた2人はお互いの両親に挨拶をすることに。
先にりなの両親に会った成田は、緊張しながらもきちんと挨拶をし、両親もとても喜んでくれましたが、翌日成田の両親に挨拶をすると、成田の母親から「安心して仕事ができるように家の事はやってあげてね」と言われます。
家事が出来ないりなはその言葉がひっかかってしまいます。
更にりなは自分の母親が結婚を喜んでいる反面、寂しさを感じている事を知って、このまま結婚して大丈夫なのかと悩み始めマリッジブルーになってしまいます。
気持ちが揺れて悩むりなは自分の胸の内を成田に相談しますが、「そんなんで結婚できるのかよ」と成田から言われてしまい、それがきっかけで喧嘩になってしまいます。
しかし数日後、成田はりなに
「そのままでいいんだよ、りながいるだけでいんだよ」
「一生一緒にいようよ」
と伝えます。
そんな成田の言葉に“この人だったら乗り越えていける”とりなは確信し、マリッジブルーを乗り越える事が出来るのでした。
それから２人はずっと秘密にしてきた関係を周りの人たちに打ち明け、家族や友人、たくさんの人たちに囲まれて結婚式を挙げます。
その翌日、目を覚ました2人は結婚式楽しかったね、と微笑みます。
そしてりなが「一緒に住み始めた時、成田が家事出来るのみて」「成田を嫁にしたいと思ったんだよ」と話すと、成田が「へぇ、、、俺はずっと」「りなを嫁にしたいと思ってたよ」と答えます。
嫁にしたかった男は、家事だけでなく、大きな包容力も持ち合わせた最高な男だったのでした。
『嫁にしたい男』読者の評価や感想は？
『嫁にしたい男』
田島みみ単純に絵が好き（画風が変わってから）。服がお洒落で私好み！主人公の女の子がかわいい！田島先生の漫画に出てくる主人公の女の子は、皆素直でかわいらしい。男は大抵爽やか。作中の平和な空気感が好き。#嫁にしたい男 #田島みみ #漫画
— baby (@baby32226057) January 14, 2021
田島みみさんの嫁にしたい男面白いんだが！！！家事できる男の子レベル高しww続きの新刊でてるんだが、本屋自粛で行けない(；▽；)ネットも売り切れやった。。。ちょっとだけ我慢します(＞＜) pic.twitter.com/kTxAMGmMKg
— ハルカ (@haru_i395) May 1, 2020
成田最高ー！！グイグイくるのにりなの気持ちを思いやっていて、いろんなことに気づいてくれる…嫁にしたい男からもうこれは彼氏（旦那？）にしたい男になった(〃ω〃)ダメ押しにかわいくヤキモチやくとか惚れてまうやろーりなになりたい人生だったー！！#嫁にしたい男 #田島みみ 先生 pic.twitter.com/4CUGJU4YG1
— むつみ (@MMu0827) April 26, 2020