ブリーチ石田雨竜の最後は死亡？技や能力の強さは？最終回のその後は結婚？裏切りの理由や父母親・名言紹介！敵正体

2022年10月10日より最終章「千年血戦篇」がアニメで放送開始されました。

今回はBREACHの登場人物の一人である石田雨竜（いしだ うりゅう）について紹介していきます。

作中では黒崎一護ら現世組のメンバーとともに同じ空座（からくら）第一高等学校の同級生にして、滅却師（クインシー）と呼ばれる一族の生き残りです。

作中序盤では死神代行である黒崎一護に対して敵意を示していた雨竜ですが、ソウルソサエティ篇・アランカル篇・死神代行消失篇と様々な場面で味方となって協力していました。

ところが、最終章である「千年血戦篇」では敵である滅却師集団に加わり、裏切り者の立場になってしまいます。

滅却師とは何か、雨竜は本当に裏切ったのかとともに石田雨竜がどんな人物なのかを紹介していきます！

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石田雨竜とはどんな人物？プロフィール紹介！

千年決戦篇は推しの石田雨竜が主人公なので最終章をやらずに2012年にアニメが終わり10年の時を得てやっとアニメ化が決まった時は嬉しかったですね。BLEACH楽しみですね。#BLEACH#BLEACH_anime pic.twitter.com/wosMajLpvJ

— ゆうきちゃん (@yukikun1109) October 10, 2022

石田雨竜（いしだ うりゅう）は週刊少年ジャンプに連載された漫画「BREACH」の登場人物です。

基本的なプロフィールは以下の通りです。

• 身長 171cm（高校1年時）-> 177cm（高校3年時）
• 体重 55kg（高校1年時）->57kg（高校3年時）
• 血液型 AB型
• 誕生日 11月6日
• 好きな食べ物 自分で作った鯖の味噌煮
• 嫌いな言葉 いきあたりばったり

家族構成

• 父 石田竜弦（りゅうけん） 空座（からくら）総合病院院長
• 母 故人 片桐叶絵（かなえ） 石田家使用人
• 祖父 故人 石田宗弦（そうけん）滅却師の師匠

本作の主人公である黒崎一護（いちご）とは高校のクラスメイトです。

公の記録では200年前に死神によって殲滅させられたはずの対ホロウ退魔眷族(けんぞく)「滅却師（クインシー）」の生き残りです。

祖父の宗弦も滅却師であり、雨竜は彼のことを尊敬し、師匠(せんせい)と呼んでいます。

一方で、父の竜弦は「金にならない」という理由で滅却師を否定し、それに対して雨竜は反発をしています。

反発の証拠に、実の父を呼び捨てにしています。

とある事件によって死神に見放された祖父が死亡することとなり、ソウルソサエティに関係する者(つまりは死神）を嫌悪しています。

雨竜の父である竜弦と黒崎一護の母である黒崎真咲(まさき)はいとこにあたるため、雨竜と一護の関係としては、はとこという事になります。

しかし、雨竜が作中でこの事実を認知しているかどうかは定かではありません。

早くに母を亡くし父とも不仲であるため、高校生にして一人暮らしをしています。

常に滅却師であることへの意識が高く、会話の中でもその節が感じ取れます。

基本的には冷静沈着で、芝居のような口調が特徴的です。

高校の定期テストでは学年トップになるほどの頭脳を持ち、教養もかなり高いです。

その他、趣味として裁縫が挙げられます。

1年生にして手芸部の部長を務めるほどの実力の持ち主で、イヤミで「メガネミシンとのあだ名をつけられる場面もありました。

石田雨竜の滅却師（クインシー）としての師匠は祖父の宗弦！その最期に隠された秘密とは？

孫の雨竜に対して滅却師の力と技を伝授したのが実の祖父である宗弦です。

本日の誕生日キャラ
BLEACH 石田宗弦#石田宗弦生誕祭#石田宗弦生誕祭2018#BLEACH pic.twitter.com/BgkDPcsBqB

— ジャンプ 懐かしの名シーン (@jump_meiscene) March 21, 2018

「現世に居ることで常にホロウの監視ができる」と滅却師の必要性を死神に対して訴え続けていましたが、5体の巨大ホロウに襲われてしまい、死亡してしまいます。

宗弦は死神の援護を待っていましたが、一向に死神は到着せずの結末です。

実はここには涅マユリの裏工作が絡んでいました。

涅マユリにとって滅却師はあくまで「貴重な研究材料」です。

そこでマユリは死神の援護をあえて遅らせることで、残された肉体を用いて研究をしようと考えていたのです。

ソウルソサエティ篇においてその事実を知った雨竜は怒りを露わにし、マユリは倒されることになりました。

石田雨竜は父親の竜弦とは不仲？どんな関係？その正体とは？

雨竜にとっては父親で、雨竜にとても似た顔立ちをしています。

物語の舞台である空座町にある「空座総合病院」の院長です。

先代・石田宗弦から全ての力と技術を継承し “最後の滅却師”を名乗ることを許された
ただ一人の男の名だ pic.twitter.com/JLU19jfhvM

— ジジ (@tsumtsumlovelov) September 20, 2017

滅却師十字を所持している正真正銘最後の滅却師でありますが、本人としてはとにかく「金にならない」ことから滅却師を嫌っています。

滅却師に対して誇りを持っている雨竜とは正反対の考え方をしているため、仲は非常に悪く、息子からは呼び捨てにされている状況です。

純血統滅却師でありながら、自身としては父である宗弦の代で滅却師は終わりだと主張しています。

しかし、雨竜がマユリ戦の後に滅却師の力を失ってからは、「二度と死神と関わらない」という条件下で滅却師の力を取り戻す訓練をするなど、父親として息子を気にする部分もあります。

滅却師を嫌っておきながら、その実力は本物です。

メノスグランデ級の巨大なホロウであっても、難なく倒すことができます。

武器である霊子兵装は力を抑えて短めにしていますが、その状態でも十分に高い威力を発揮しています。

石田雨竜の母親は石田家の元メイド？死亡した理由とは？

ゲミシュト・クインシーで、雨竜の実の母です。

#LinkJPアニメキャラ例え

サブリーダー もも

BLEACH 片桐叶絵 pic.twitter.com/tV9ggA4cE2

— G4SUKE2【たみてぃー】 (@_GASUKETU_) June 10, 2016

由緒正しきエヒト・クインシーである石田家に幼少期より使用人として仕えていました。

雨竜の父である竜弦のことを当時は「坊っちゃま」と呼び、密かに想いを寄せるようになります。

本作最終章である千年血戦篇の9年前の6月17日に、ユーハバッハによるアウスヴェーレンによって滅却師の力を失い、死亡してしまいました。

石田雨竜の最後は死亡？裏切った後に敵となった？最終回のその後は結婚？

千年血戦篇で雨竜は、ヴァンデンライヒのハッシュバルトという人物に連れられて、ヴァンデンライヒに合流しています。

その際に滅却師の王であるユーハバッハから直々に後継者として任命されており、彼と同様のシュリフトである「 A」を与えられています。

星文字とは、ヴァンデンライヒにある組織「シュテルンリッター」のメンバーが冠するアルファベットです。

ユーハバッハが自らの魂を刻むことで与えられ、このアルファベット1文字から連想される能力を持つことができます。

その結果雨竜は、「アンチサーシス」という能力を授かり、指定した2つの間に起きた出来事を逆転させることが可能となりました。

“ 完全反立 ”

指定した2点の間に
“ 既に起きた ” 出来事を
“ 逆転 ” させる事ができる

今回はシンプルに
僕と君の “ 傷 ” を “ 逆転 ” させた pic.twitter.com/cSCilTIS71

— ジジ (@tsumtsumlovelov) August 5, 2020

ただの裏切り者に見えた雨竜ですが、実は雨竜側にも計画がありました。

その計画は、倒す術が無いようにすら感じるユーハバッハの計画を打破することが目的としていました。

ヴァンデンライヒの拠点であった真世界城を破壊してユーハバッハを道連れにしようとしましたが、ハッシュバルトによって阻止され、戦闘をすることになります。

計画は失敗に終わるかと思いきや、ユーハバッハの討伐を一護に託しました。

一護とユーハバッハの戦闘における最終局面では、父の竜弦から授かった鏃（やじり）を用いて奇襲をかけることでユーハバッハの能力を一時的に無効化し、勝利に貢献しました。

その後、雨竜は父である竜弦と和解をしているようです。

母の叶絵がユーハバッハのアウスヴェーレンによって死んだことに対する竜弦の気持ちを雨竜なりに理解したのではないでしょうか。

10年後の雨竜は、原作でも結婚している様子は描かれていません。

おそらく独身だと考えられます。

また、医大を卒業した後に父と同じ医者になっている姿が描かれています。

和解をした竜弦が院長を務める空座総合病院で働いていると考えられます。

医者の姿で登場した原作のシーンでは、一護達と集まりチャドの試合を観戦する予定でしたが、予定が合わずに一人で中継を観戦している様子が描かれています。

そんな様子を見た病院の看護師達は、休みが合わなかったが見たい試合を一人で見る雨竜に対して「何その可愛い理由」と言っています。

10年後も変わらず一護らと繋がっていることや最後の最後まで雨竜らしさを感じるシーンでした。

滅却師（クインシー）って何？能力や基本用語について解説！石田雨竜の技や能力の強さは？

最終章「千年血戦篇」では死神の敵として登場する最注目の存在である滅却師について紹介していきます！

BLEACHをリアルタイムに本誌で読んでいた世代にとっては興奮するものがありましたね😃✨
早く滅却師との戦闘を見たいです pic.twitter.com/OiqgkVQkik

— TSUBAKI FIVE (@FiveTsubaki) October 10, 2022

まずは滅却師について簡単に紹介していきます。

滅却師とは、ホロウに対抗するために集められた、霊力を持つ人間のことです。

死神との違いは基本的に2つあります。

「戦闘スタイル」そして「ホロウに対しての考え方」の2つです。

まずは戦闘スタイルですが、死神が己自身の霊力を力に変えて戦闘するのに対し、滅却師は大気から霊子を集めてコントロールするといった戦闘スタイルを取ります。

ホロウに対しての考え方としては「滅却師」という名の通り、完全に滅却することを是としています。

つまり、死神のようにホロウをソウル・ソサエティに送ることとは真反対の考え方だと言えます。

最終章では、この滅却師の集団が「ヴァンデンライヒ」と名乗り、全ての滅却師の祖であるユーハバッハが指導者として君臨しています。

そんなヴァンデンライヒがソウルソサエティへの宣戦布告、そして襲撃を行ったところから最終章「千年血戦篇」が始まります。

また、滅却師の技や武器などに関連する言葉にはドイツ語が使用されることが多くあります。

次に、滅却師の基本的な能力について解説していきます。

「霊子兵装（れいしへいそう）」

まずは「霊子兵装（れいしへいそう）」です。

ヴァンデンライヒの滅却師たちは「ハイリッヒ・ボーゲン」と呼んでいます。

滅却師がホロウと戦闘する際のもっとも基本的な技で、弓状の形態をしています。

「飛廉脚（ひれんきゃく）」

続いては「飛廉脚（ひれんきゃく）」です。

護廷十三隊の十二番隊隊長である涅マユリによると「足元に作った霊子の流れに乗って高速移動する高等歩法」と紹介されています。

死神の使用する瞬歩（しゅんぽ）、アランカルの使用するソニードに相当する高速移動術です。

「クインシー・レットシュティール」

続いては「クインシー・レットシュティール」です。

後述する「散霊手套（さんれいしゅとう）」によって鍛錬した滅却師が、その手套を外した時の姿です。

実は祖父であり師匠である石田宗弦が作り出しました。

本来の滅却師のレベルを大幅に超えた霊子収束能力を得ることができ、大気中の霊子だけでなく、同物質で構成されたものであれば強制的に分解し、取り込むことができるまでになります。

「乱装天傀（らんそうてんがい）」

続いては「乱装天傀（らんそうてんがい）」です。

石田雨竜の最終奥義であり、霊子を糸状にすることによって動かない体を操り人形のように強制的に動かすことができます。

最後に滅却師に関する用語について解説していきます。

「エヒト・クインシー」

まずは「エヒト・クインシー」です。

純血の滅却師を示す言葉で、作中では石田宗弦や石田竜弦、黒崎一家などが該当します。

「ゲミシュト・クインシー」

次に、「ゲミシュト・クインシー」です。

純血統滅却師とは異なり、人間と滅却師の混血の存在です。作中では石田雨竜と片桐叶絵が該当します。

千年血戦篇に登場するユーハバッハによるアウスヴェーレンにより全員が滅却師の力を奪われてしまいました。

石田雨竜が使用する武器や技とは！

「弧雀（こじゃく）」

まずは、「弧雀（こじゃく）」です。

BLEACHでも初期の雨竜の(散霊手套付ける以前)弧雀めっちゃ好き pic.twitter.com/MlIJ3GOXs7

— L＝ラズワルド🦅MUGENビート1日目&ウマ4th2日目 (@Lazward_1214) January 4, 2020

石田雨竜が用いる「霊子兵装」の名称です。

雨竜が弧雀を用いる際にはクインシークロスを媒介としています。

『#BLEACH 千年血戦篇』第1話、面白かった！構成も作画もぴえろさん、気合入ってたなぁ。原作全巻持ってるけど読み返すのを我慢して毎週楽しみに観よう。写真は2005年に商品化させて頂いた滅却師十字ブレスレット、今も大事に持っています。#bleach_anime pic.twitter.com/KvClzq2rvn

— 藤井義貴 (@takfzy) October 12, 2022

「散霊手套」

次に、「散霊手套」です。

これ知ってる。BLEACHの石田が装備して修行した散霊手套だ。 pic.twitter.com/gh1wo29ZkA

— 会社員 (@shiningriemann) May 4, 2017

霊子の高レベル拡散能力を持つ手袋です。

本来の名称は、「ライデンハルト」と言い、雨竜の師匠である宗弦がヴァンデンライヒから持ち出したものでした。

この手袋を使用した状態で七日七夜弓を成すことは、その高レベル拡散能力を上回る霊子収束能力を身につけたこととなり、戦闘力が大幅に向上します。

「銀嶺弧雀（ぎんれいこじゃく）」

次に、「銀嶺弧雀（ぎんれいこじゃく）」です。

銀嶺弧雀 検索してみたけど、やばいw pic.twitter.com/ISlVPq2Apk

— 市丸もも🍊 (@Pari__puuu) April 23, 2019

雨竜は涅マユリとの戦いで「クインシー・レットシュティール」となり、その副作用として滅却師の力を失ってしまいます。

そんな雨竜が霊力を取り戻した際に、新たに使用していた「霊子兵装」です。

以前の滅却師十字とは異なり、五角形の滅却師十字を媒介として形成されます。

なんか部屋から滅却師十字が出てました。私は滅却師だったのでしょうか pic.twitter.com/eV7Kl3eOYf

— シノア🐝💜333 【桜柱】✂️💌 (@ErDBOk4plDjosZQ) April 12, 2022

「銀筒（ぎんとう）」

次に、「銀筒（ぎんとう）」です。

霊力をあらかじめ溜めておき、必要な時に術を発動する滅却師の道具です。

使用する際には口上が必要となります。

作中で主に使用されていたのは「ハイゼン」「ヴォルコール」「グリッツ」です。

「ハイゼン」は、「大気の戦陣を杯に受けよ（レンゼ・フォルメル・ヴェント・イ・グラール）」と唱えることで発動できる技です。

銀筒を4つ使用し、結界によって相手を攻撃します。

「ヴォルコール」は、「盃よ西方に傾け（イ・シェンク・ツァイヒ）」と唱えることで発動できる技です。

銀筒を2つ使用し、落下などの衝撃を和らげる防御技です。

「グリッツ」は、「銀鞭下りて五手石床に堕つ（ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト）」と唱えることで発動できる技です。

1本の銀筒を相手に投げ、霊子の帯で相手を縛り付ける技です。

「ゼーレシュナイダー」

最後に、「ゼーレシュナイダー」です。

#元にした作品とそのオマージュを貼る
銀嶺弧雀とゼーレシュナイダー

弓も見ずらいけれどそれっぽくパーツ配置してたり···
矢に使う剣は、手元にあったサムライマスターソードのクリアVerをたくさん使いました(^^; pic.twitter.com/pVmlwsMLGn

— アルハザード (@Alhazred_0114) August 17, 2021

滅却師の武器は基本的に弓の形状をしていますが、ゼーレシュナイダーは唯一刃を持った武器になります。

父である竜弦が空座総合病院の隠し倉庫に保管していたもので、そこから雨竜が拝借してきたものです。

形状からしても「剣」と誤解されることが多いですが、あくまで滅却師は弓を主体とした戦闘スタイルであるため、この武器は矢として扱われています。

石田雨竜の名言5選！

作中序盤のセリフが中心ですが、石田雨竜の名言を紹介していきます。

名言その① 死神代行篇

「勝負しないか黒崎一護 死神と滅却師とどちらが優れているか解らせてあげるよ 死神なんてこの世に必要ないってことをさ」

雨竜と初めて対面した一護は、実は雨竜がクラスメイトでさらにはテストの順位が1位であることを知ります。

雨竜を尾行していましたが、あっけなく雨竜にバレてしまいました。

高校入学時から一護の異常な霊力の高さに気付いていたこと、5月の半ばに死神の力を身につけたこと、そして朽木ルキアの正体にも気付いていたと告げる雨竜。

雨竜の祖父であり師匠であった宗弦は死神に見捨てられたことによって死んだことを知っていた雨竜は、同じ死神である一護に勝負を仕掛けます。

その時に放ったセリフです。

死神に対する強い憎しみを感じるセリフであるとともに、前置きとして一護を言論で詰めていく様子も含めて雨竜らしいシーンでした。

名言その② ソウルソサエティ篇

「そしてさようなら 君には最早 後悔させる時間すら惜しい」

ソウルソサエティに侵入した際に七番隊第四席・一貫坂慈楼坊（いっかんざか じろうぼう）と戦闘することになります。

慈楼坊は「一番弱そうだから」という理由で同じ現世組でソウルソサエティに侵入した井上織姫（いのうえ おりひめ）を集中的に狙います。

このセリフは、そんな慈楼坊に雨竜がトドメを刺す際に放ったセリフです。

「常に女性から狙うなんて無様な真似、そうそうできることじゃない。まともな誇りなど持っていたらとてもできない戦い方だよ。お見事。」と皮肉めいた前置きの後のセリフということもあり、こちらもとても雨竜らしいセリフではないでしょうか。

名言その③ ソウルソサエティ篇

「ーーーー滅却師の誇りに懸けて 僕は お前を殺す」

十二番隊隊長である涅マユリとの戦闘の際に、彼が祖父であり師匠の宗弦の仇であることを知ります。

涅マユリは多くの滅却師が「滅却師の誇りにかけて」と何度も口にしていたことをバカにするようなそぶりを見せました。

雨竜は激しい負傷をしていましたが、そんなマユリに対して激昂し放ったセリフです。

原作でもとても迫力のある1コマとなっています。

あくまで「滅却師」として、仇であるマユリを倒す強い気持ちを感じるセリフですね。

名言その④ アランカル篇

「ゼーレシュナイダーは剣じゃない クインシーは 弓矢以外は使わない」

チルッチ・サンダーウィッチが斬魄刀（ざんぱくとう）を解放したことによって追い詰められる雨竜。

そこで取り出したのが弓を使った戦闘をする滅却師にとって唯一の刃を持った武器「ゼーレシュナイダー」でした。

ゼーレシュナイダーを用いて勝負を優勢に進める雨竜でしたが、最終局面でチルッチは「リーチの長い方が勝つ」とし、「剣」として勝負を決めようとします。

そこで雨竜が放ったセリフです。

滅却師なのに剣を使うのかといった驚きを読者に与えつつ、やはりそこは滅却師。

矢としてゼーレシュナイダーを用いて敵を仕留めました。

改めて雨竜が滅却師に誇りを持っていることを感じるセリフでした。

名言その⑤ 死神代行篇

「石田雨竜 滅却師 僕は 死神を憎む。」

いつものようにホロウ退治に向かったルキアと一護。

しかし、現場に向かうとホロウはすでにいなくなっていました。

そこに現れたのが雨竜でした。

ソウルソサエティからの指令よりも早くホロウの存在を感知した雨竜は、弓状の武器を用いて一瞬でホロウを退治してしまいます。

「な……何なんだおまえ…！？」と驚く一護に対し雨竜が放ったセリフです。

原作でも基本的には「死神」を中心に話が進められていた中で、「滅却師」という新たな存在の登場シーンでのセリフということもあり、とても印象的なセリフでした。

石田雨竜についてのまとめ

• 石田雨竜は、対ホロウ退魔眷族である滅却師の生き残り
• 滅却師に共通する力を用いつつ、身近な人（祖父や父）からの助けを経て様々な武器や技を使用する
• 祖父の宗弦は「師匠」で雨竜に滅却師の基本を叩き込んだ人物だったが、最期は死神の裏工作と涅マユリの実験によって残酷に亡くなった
• 父の竜弦は滅却師を嫌っていて表向きでは雨竜と対立していたが、滅却師としての実力は本物で、雨竜を導く存在であった
• 母の叶絵は石田家に仕える使用人であったが、ユーハバッハの聖別によって滅却師の力を失い亡くなった
• 最終章の序盤では裏切ったかのように見えたが、最後は一護らに協力をしてユーハバッハの討伐に協力をした
• 10年後は結婚はしておらず、おそらく独身と考えられる
• 父と同じ総合病院で医者として働いている
• 10年後も変わらず一護らと親交がある