ジョジョの奇妙な冒険第五部の物語中盤から登場する青年、ドッピオ…。
彼は何やらボスと連絡を取っている描写が見受けられます。
秘密主義なボスが唯一直接連絡を取れるドッピオとは一体、何者なのか！
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- ジョジョの奇妙な冒険 4部 ダイヤモンドは砕けない
- ジョジョの奇妙な冒険 5部 黄金の風
- ジョジョの奇妙な冒険 6部 ストーンオーシャン
- ジョジョの奇妙な冒険 7部 スティール・ボール・ラン
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ドッピオとは何者なのか？ボスに最も信頼されている側近？
一見すると気の弱そうな青年のドッピオ。
そんな彼はイタリア最大の犯罪組織「パッショーネ」のボスと連絡を取れるほどのパイプを持っています。
犯罪組織のボスとコンタクトが取れる青年…、彼は何者なのでしょうか？
ドッピオは物語中盤、主人公ジョルノ・ジョバーナやその上司ブローノ・ブチャラティ達がボスの行いに納得できず組織を離反したタイミングで登場します。
そこでは彼はボスから何か電話のようなものでボスからジョルノ達の抹殺を依頼されている様子が描かれていました。
そして、ドッピオはボスの故郷であるサルディニア島に向かったタイミングでその全体像が描かれています。
体格は青年のようで、性格も好青年のような印象が言動から感じられます。
そして特筆すべき点があるとしたらその髪色。
遠目でもわかるくらい派手なピンク色をしており、どことなく作中に登場するボスの娘「トリッシュ」に似た印象を感じます。
以上が彼の第一印象ですが、作中では度々その違和感を感じることになります。
それはボスから連絡を受けている時や、この後解説する戦闘シーンではとても青年とは思えない言動、そして肝の座りようを実感することになります。
ドッピオの正体は二重人格者！？電話がキーワード？母親は？彼の系譜に迫る！
前述したようにドッピオには度々情緒不安定な所があります。
それは何故なのか？
彼は二重人格者なのでしょうか？
その正体に迫っていきます。
彼は二重人格者？その根拠は…。
ドッピオは作中では情緒不安定な所がありますが、それはただの性格の問題というにはあまりにもかけ離れた言動をしています。
この行動に当てはまる要因があるとすれば「多重人格障害」が当てはまります。
この症状は強いストレスを受けた際に自分を守るために複数の人格を作り出してしまうといったものです。
作中では人格どころか肉体までも人格が切り替わった際に変化してしまうこともあるのだとか。
結論を述べるとドッピオは多重人格障害の疑いがあるのです。
というのも彼は策中で明らかにおかしな挙動があります。
彼は度々ボスから電話を受け、指令を与えられている描写がありますが、その「電話」というのが人形だったり、たばこだったりと明らかに受話器ではないのにそれらを使って「電話をしているように」振舞っています。
しかも電話がかかってきたときの着信音。
「トゥルルル」と自分で言っています。
これは情緒不安定どころではありません。
彼は「電話」という行為を通じて別の人格と入れ替わっているのではないのでしょうか。
娘が何でも電話だと思って耳に当ててもしもしってやるんだけど、ドッピオかもしれない pic.twitter.com/EWvNqQOPIr
— とむそん🌷 (@tomuson) March 15, 2025
ドッピオの本当の正体とは！
先に結論から述べますと、ドッピオの正体は「ボスの別人格」です。
普段人前に姿を現せない代わりにボスが作り上げた人格だったのです。
肉体も、ボスは筋骨隆々な感じですがドッピオはやせ細っている感じで人格の切り替えと同時に体の構造も入れ替わっているのです。
そして、ボスとドッピオは「電話」という行為を通じてお互いの人格同士で会話をしているのです。
おままごとのように不自然なボスとの電話の正体はこれだったのです。
ですがたまに電話が終わったタイミングでドッピオがボスと話していた内容を覚えていたりいなかったりと人格同士で情報共有した内容は完璧には記憶できないようでした。
以上のような二つの人格を使い分けてボスとドッピオは生活してきました。
ではボスは過去に何か強いストレスを受けたことがあるのでしょうか？
ドッピオ、もといボスは獄中で生まれます。
そしてサルディニア島の神父の元に引き取られ、すくすくと成長していきました。
その際にトリッシュの母親と出会っています。
ある時、神父はボスに車をプレゼントしようと思い、空いた部屋を拡張して駐車場を作ろうとしました。
そして床を掘っている時に事は起こります。
なんと床から女性が現れたのです。
その女性とはボスの母親で、彼女は口を縫われた状態で生きたまま床に埋められていたのです。
神父がそのことに気を取られていると、背後からつるはしを持ったボスが神父を撲殺してしまいました。
そしてボスは自身の育った街を全て焼き尽くし、そこに住む住人を皆殺しにしました。
ボス自身も行方不明ということにして自身の記録を抹消したのでした。
ここまでが作中で描写されたボスの過去です。
ここまで見ると彼が強いストレスをどこで受けたのか、見当が付きませんがひょっとしたら元々別の人格を持った状態で生きていたのかもしれません。
その後ボスはエジプトでスタンド能力を覚醒させる矢を発見し、自身もスタンド能力に目覚めました。
そしてその力を利用してイタリア最大のギャング組織「パッショーネ」のボスとなったのでした。
ドッピオのスタンド能力！
ドッピオは前述したとおりボスの別人格です。
そのためスタンドはもちろんボスの能力を使えるのですが、完璧に使うこなせるわけではありませんでした。
ここで簡単にボスの能力を解説します。
ボスのスタンド名は「キング・クリムゾン」。
能力は直近の短い時間を消すことができ、短い時間だけの未来予知を得ることができる能力です。
また、予知をした瞬間を消すこともできるので正に無敵です。
自分の不都合な未来を変えることができるのですから。
ドッピオはその能力の中で予知とキング・クリムゾンの腕のみ使うことができるのです。
そのため、時間を消し飛ばして移動できないことから相手と戦うときはかなり近づかないといけないというのが欠点でもあります。
それでも戦う分にはあまりある力ですよね。
ドッピオにしてエピタフを使うのが正解です( ˘ω˘ ) ｽﾔｧ… pic.twitter.com/p3BbjqADlR
— hirontino (@hirontino) March 12, 2025
リゾットvsドッピオ！ドッピオ最大の山場！
アニメ26話でボスはジョルノや自身の命を狙うヒットマンチームのリゾットという人物がボスの故郷のサルディニア島に向かったことで自身の正体が探られることを危惧したのでしょう。
ドッピオにサルディニア島に向かうことを指示します。
なんとかジョルノ達よりは早く着きましたが、そこに待ち構えていたのはリゾット。
自身の正体は隠し通さなければならないドッピオ。
ボスの正体に一刻も早く辿り着きたいリゾット。
二人の運命はいかに！
ボスの故郷、サルディニアへ
ドッピオはボスの命令を受けてサルディニアの港が一望できる場所へ移動します。
サルディニア島にやって来るであろうジョルノ達を見張る為です。
しかしそこでボスからの電話（人格の切り替え）がかかってきます。
その内容はリゾットに見張られているから気を付けろという内容でした。
その直後ドッピオに一定の距離を保ちつつ話しかけてくるリゾット。
緊迫した状況の中ドッピオはある方向に目をやってしまいます。
そこにはジョルノ達のチームの一人、ナランチャのスタンド「エアロ・スミス」がいました。
エアロ・スミスをドッピオは見てしまったことでリゾットにスタンド使いとばれ、そのまま戦闘に入ります。
襲い来る強烈な攻撃…。決着はいかに…？
リゾットの攻撃はとても強力でした。
彼のスタンド「メタリカ」は中距離から鉄分を磁力で操り相手の体内で鉄のカミソリやハサミを使って攻撃できるからです。
これはある程度近づかないと攻撃できないドッピオにとっては相性の悪い能力です。
そこにリゾットは鉄分を体中に纏い透明になることができるのでさらに厄介です。
しかしドッピオも予知の能力を使いリゾットに攻撃を食らわせることに成功します。
しかし状況的にはドッピオが依然として不利…。
決着はどうなってしまうのでしょうか。
リゾットにより重傷を負ってしまうドッピオ。
ボスとしても自分の体にダメージが入るのは看過できない為、余計なことをせず、自分と人格を切り替わることを勧めます。
しかしドッピオはやれると言い放ち再びリゾットに攻撃を仕掛けます。
ですがその攻撃もリゾットには読まれてしまい絶体絶命…。
その時、エアロ・スミスがリゾットを攻撃します。
実はドッピオは途中からボスに変わっており、ボスがこちらを攻撃するようにリゾットが作っていたメスをナランチャに向けて投げていたのでした。
ボス以上の致命傷を受けたリゾットは最期にボスもろとも道連れにしようと思いますが、キング・クリムゾンの能力でそのまま殺害されてしまうのでした。
ドッピオは死亡した？彼の最後とは…
最終的にドッピオはジョルノ達の目的地であるローマで殺害されることになってしまいます。
彼はローマでジョルノ達を待っていたポルナレフという人物のスタンドが暴走したことでローマ中の生物の精神が入れ替わったことでボスと勘違いされたジョルノ達によって倒されたのでした
彼は最期までボスのことを考えながらその短い生涯を終えたのでした。