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漫画『今際の国のアリス』6巻を無料で読む方法は?
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『今際の国のアリス』6巻 ネタバレ紹介!
特別編 はあとのよん②
「死んだ!?死んだ!?」
目の前で人が死んだ現実を突きつけられた堂道隼人の姿から物語は始まります。
少数派で間違えれば即げぇむおおばあとなり、死につながってしまうげぇむ「あんけぇと」
参加者の恐怖は大きくなる中、次の問題が出されていきます。
目の前の出来事が何度も蘇り、恐怖に押しつぶされそうになる隼人。
「だめだ・・・!!さっきの光景が・・・目に焼きついて消えないッ・・・!!」
そんな中、“ある参加者”を除き、問題に間違えてしまう参加者たちには、ペナルティーの電流が流れます。
なんとかペナルティーにも耐えた矢先、参加者の中野一人である、サングラスの男が提案します。
「協力しよう!!それしか助かる道はねぇ・・・!!」
その言葉を皮切りに、次の問題に対し、協力姿勢をみせている参加者の女性。
彼女は、正解はこちらだと口にするも、動揺を隠しきれない隼人。
残り時間が過ぎていく中、問題の正解が現れました。
その答えは、彼女が口にした答えの反対だったのです。
「なんなんだよそりゃあァァァァァァ!!?」
彼女を信じたサングラスの男は問題の答えを間違ったことにより、地面に一直線に落ちていくのでした。
もはや誰も信じることができない状況となってしまった中、次の問題が出されます。
次の問題の答えがわかるという女性は、人を殺してしまったことにたいしての罪悪感すら持っていない表情です。
隼人はその姿を見ながら、もうウンザリだ、どこにいても騙され、裏切られる、と、絶望の表情を浮かべます。
彼は次の問題が出されたときに、あえて自分から、この問題の答えを口にします。
「お願いだからオレを・・・信じてください・・・!!」
大粒の涙をこぼしながら、改めてみんなで協力しようと呼びかけながらの発言だったのです。
その姿を見た他の参加者は、隼人が言った答えを信じ、問題に答えます。
問題の答えが現れた時、隼人以外の参加者は絶望することになります。
そう、隼人が言った答えとは違う、もう一方の答えが映し出されたのです。
「アンタまさか・・・!?私達をだましたの!?」
隼人がとった行動は、多くの裏切りを受けてきたことへの仕返しであり、人を騙すことで自分が助かろうと考えでの行動なのでした。
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特別編 はあとのよん③
参加者を騙したことにより、ボーナスアップを得た隼人は、ビルの18Fまで昇り詰めていました。
ついさっきまで自分を騙そうとしていた参加者の女性を見下しながら、
「罰を受けて、当然だろッ!!」
憎しみに満ちた表情を浮かべながら、自分がやったことは間違いなんかじゃないと、自分を正当化しようとします。
間違えたペナルティーを受けている参加者を見下している隼人。
しかし、罰を受け、苦しそうな表情を浮かべる女性を見ているうちに、自然と目から大粒の涙がこぼれ落ちてきました。
ふと過去に親友の二宮から裏切られたことを振り返り、二宮は本当に悪いやつだっただろうか、と考えます。
二宮は隼人にすれ違いざまに、
「ゴメン・・・」
と、苦しい表情を浮かべながら、つぶやいていたことを思い出しました。
二宮は決して、最初から隼人を裏切ろうなどとは考えていませんでした。
二宮がしたことと自分がしたことが重なり、隼人の口からは、謝罪の言葉が溢れ出てきます。
「ゴメン・・・!!ごめんなさい・・・!!」
何度も何度も騙したことを謝る隼人の言葉を遮るように、げぇむの問題は非情にも出題されていきます。
自分を信じてほしい!と何度も説得して答えを伝える隼人。
しかし、女性には彼を信じることなど到底できないという感情が溢れ出し、隼人が言った答えとは違う答えを選んでしまいます。
ブブーッ!という音とともに、静かに、彼女が乗ったりふとは地面に落ちていくのでした。
絶望に打ちひしがれる隼人。気がつけば彼は19Fにまで昇り詰めています。
もう生きていても仕方ない、と考える隼人はりふとから身を乗り出そうとします。
次の問題が既に出題されており、この問題に対してついに“ある参加者”が声を出します。
「正解は、少数派だ」
答えを聞いた隼人は、今更何を信じたらいいのか、もしかしたらこの参加者も自分のことを騙そうとしているのか、と混乱してしまいます。
信じるべきか、疑うべきか、一通り心の中で葛藤した後に隼人が考えたことは、
「このまま人を信じられずに、生き延びるくらいなら・・・」
そう言って、“ある参加者”が伝えた少数派を選択します。
問題の正解が現れます。
正解は、少数派。
“ある参加者”は、隼人を騙したりしていなかったのです。
ごおるについた隼人は、人殺しのげぇむはもうたくさんだ!という思いで、走り去っていきました。
残るぷれいやあは“ある参加者”一人だけ。
問題がどんどんと難しくなり、いよいよ彼もお手上げの状態になってしまいます。
もう終わりか・・・その考えが頭の中をよぎった時、ビルの屋上から声が聞こえました。
「問題を、教えて下さいッ!!」
声の主は、先程走り去った隼人でした。
彼は問題のヒントとなるものを手に、“ある参加者”を助けようという思いで、戻ってきたのです。
問題を伝えると、隼人が持っているヒントがぴったりと答えを示しており、あっというまに“ある参加者”も、ごおるを迎えることができました。
げえむが終わり、この世界のことについて詳しく教えてもらった隼人。
ひとしきり会話がおわり、去っていこうとする“ある参加者”にその歩みを止めるかのように隼人は話しかけます。
「あのッ!オレ、堂道隼人っていいます。あなたの、名前は・・・?」
立ち去ろうとしていた足を止めて、顔を隠していたフードをとって、彼は名を名乗りました。
「アリス。有栖良平」
この言葉を最後に、再び本編に物語は戻っていきます。
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第23話 はあとのじゅう③
「いいから、るうるを説明してくれないか?」
ウサギたちに、拘束を解いてもらい、助けられたアリスはこう言い放ちます。
今行われているのは まじょがり。難易度はハートの10
アグニの残酷な提案により、次々とビーチにいた仲間たちが殺され、残り人数は39人にまで減ってしまっています。
アグニについている、ラスボスも、ニラギも、過去の自分を正当化するかのごとく非情な行為を止めようとはしません。
非情な殺戮が行われているという真実を聞き終えたアリスは、涙を流し、心の中で考えます。
「俺達は皆(みな)ほんの少し誰かより傷つきやすくて、ほんの少し誰かに優しくされたいだけなんだ・・・」
皆の苦しみを感じながら、うつろな表情のまま、アリスはついに言葉を発します。
「これ以上・・・げぇむの思い通りにはさせない。もう誰一人傷つけずにげぇむをくりあする。」
きっと止めることができる、その言葉を部屋の中の皆に伝えています。
でも実際にどうやってげぇむを止めるかについて、皆がおのおのに話をしていきますが、どれも的をいることはできていません。
「それじゃあダメだ・・・!!攻めるべき本丸は、このまじょがりの本質・・・つまり、まじょの立ち位置」
まじょの目的はいったいなんなのかという本質を考えた先にある答え、それは、まじょがりを開始させること、そして、全員をげぇむおおばあにすることだったのです。
このげぇむはハートのげえむ。
ぷれいやあの心を弄ぶのが本質です。
おのおのが考える中、アリスは自分がまじょであれば、このげぇむをどのように動かすか、に視点をおいてひたすら考えます。
その頃、アンとクイナがまじょの手がかりをもとに、まじょを探し出そうとする場面に移り変わります。
武当派に見つからないように行動していたにも関わらず、狂人であるラスボスに見つかってしまいます。
手がかりをもったアンを先に行かすようにラスボスの前に立ちはだかるクイナは、アンに向かって、こう言い放ちます。
「さっさといかんかい。げえむくりあの唯一の希望とやら、無駄にしたら承知せんからな・・・!!!」
同じ頃、メインロビー屋根エリアで狙撃を続けるニラギに退治しているチシヤ。
こちらもこの二人の殺し合いが始まろうとしています。
様々な場面が交差する中、アリスの思考がいよいよ答えに辿り着こうとしていました。
そうしてアリスはついに、一つの答えにたどり着きます。
「見つけた・・・まじょがりの、突破口・・・!?」
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第24話 はあとのじゅう④
対峙するラスボスとクイナ。
ラスボスは過去を捨て、今際の国に永住することを近い、ここまで戦い抜いてきた強者です。
その強さは、今まで近くで見てきたクイナも十分に理解しています。
クイナはラスボスに対し、
「今からでも遅ない・・・協力せぇへんか?」
と、協力体制をつくることを提案します。
しかしラスボスの意思は全く揺るがず、
「オレはオレの信じる方法で、まじょを探せばいい」
そう言い放ち、協力を求めたことを悔やむクイナに刃を振り下ろします。
クイナとラスボスの殺し合いの始まってしまいました。
一方メインロビー屋根では、チシヤとニラギが対峙しています。
「オレを殺(や)るだァ?」
ニラギに対し、いつもの自信ありげなチシヤ。
挑発の言葉を交わしあった後、チシヤはあろうことか銃を持ったニラギに向かって一直線に走り出します。
狙撃銃といえど、至近距離でも十分狙える!とチシヤを狙うニラギ。
その瞬間、チシヤは懐に持っていた、金庫から盗んだビーチのトランプの束を宙に放り投げます。
宙を見上げ、混乱するニラギ、それに一直線に向かうチシヤ。
ニラギがチシヤに標準を合わせようとした瞬間、チシヤは懐に隠していた手製火炎放射器をニラギに放ちました。
「ぎゃああああああああああああああああああ」
炎に包まれたニラギは屋根から落ちていくのでした。
その頃、クイナはラスボスのあまりの強さに、苦戦を強いられています。
必死に避けるクイナは、その強さの理由、ラスボスの過去がどんなものだったのかを訪ねます。
「オレに、過去などない・・・」
過去を嫌い、過去を忘れ去ろうとしているラスボスの姿を見て、自分自信も過去を嫌っていたクイナは、どこか自分とラスボスは似ていると感じてきます。
「アンタのおかげで、ようやく決心がついたわ・・・」
フーッっと大きく息を吐き出し、クイナは続けます。
「ウチは生きるために、今一度過去と向き合う!!」
その構えは、力強い漢(おとこ)の構え、そう、クイナは本当は、“男性”だったのでした。
ラスボスとクイナの本当の死闘が始まろうとしていた時、411号室にいるアリスは、げぇむの真相に近づいていきます。
今までは、アリス自身がまじょなら、という視点で考えていましたが、そこに答えは出てきません。
しかし、
「オレがこのげぇむの主催者なら・・・!?」
この視点に辿り着いた時、アリスはスッと立ち上がり、こう言い放ちました。
「げぇむを終わらせに行こう。まじょが誰だかわかったよ・・・」
残された時間と人数が削られていく中、アリスたちはついにげぇむの真相へとコマを進めていきます。
第25話 はあとのじゅう⑤
「嬉しいな。真剣に命の獲(と)り合いができるとは・・・」
刃に確実に相手を殺そうとする念を込めながら、ラスボスがクイナと対峙しています
じっとラスボスの動きを見つめるクイナ。
挑むのであれば、相手を殺す気で行かなければならないことは明白な中、自分にその覚悟があるのか、クイナは悩み続けています。
クイナが男として育てられていた時代、武道の練習の際にいつもクイナは相手にトドメを刺すことを躊躇していました。
父親は師範代であり、幾度となく度胸のないクイナの姿に喝を入れます。
そんな過去がちらつく中、ラスボスをどう倒すかを考えるクイナ。
その瞬間、大きく斬りかかってくるラスボスの攻撃に、迷いの表情を浮かべたまま、間一髪でクイナはその攻撃を避けます。
「その程度か。オレとお前では生きる覚悟がまるで違う・・・」
ラスボスがクイナにそう言い放った瞬間、病に倒れた母の姿が浮かび上がります。
誰かを守ろうと思ったことのないコイツに、負けるわけにはいかない!という思いとともに確実にラスボスを仕留めるつもりで立ち向かうクイナ。
最後の一撃、と、大ぶりになったラスボスの攻撃に対し、落ちていたペットボトルを使い攻撃を回避したクイナ。
その一瞬のスキを見計らい、喉元への蹴り、倒れ込んだラスボスに最後の一撃となる全力の拳を叩きつけ、戦いは幕を閉じました。
一方その頃、1Fのロビーへ向かうアリスたち。
「確信はないけれど・・・まじょはそこにいる・・・!!」
アリスはぼろぼろな表情ですが、力強く皆にそう言い放ちます。
1Fの廊下進み、ロビーへ向かっていた時、ある男と対峙してしまいます。
「!!・・・クイナ・・・!!」
そこには、先程の死闘を終えたはずのクイナの髪の毛を掴み、引きずり歩く、アグニの姿がありました。
対峙するアリスとアグニ。
アグニの目を睨みつけ、アリスはアグニに問いかけます。
「アンタは、まじょなのか?」
静まり返る廊下。無表情のアグニ。
どちらか判断がつかない状況のまま、アリスは続けます。
「もし、アンタがまじょじゃないのなら、オレと協力してまじょを捜・・・」
ズドッッ!!!!
強烈なアグニの蹴りが、アリスの身体にめり込みます。
アリスの仲間たちはその姿を見て、アグニは自分を守るために、たくさんの仲間を殺して、助かろうとしたのだ、アグニには、まじょには誰も敵わない、と、絶望を感じます。
しかし、アリスはアグニの目を見て、確信します。
「やっぱりだ。アンタはまじょじゃない・・・」
ざわめく仲間たちの表情と、そんなわけがないという声が飛び交います。
「アグニがまじょよ!!そいつがモモカを殺したのよ!!」
その声を聞いたアリスは、違う、という表情とともにこう切り出します。
「アグニが殺したのは、モモカじゃなく・・・」
次の一言が、大きく今後の展開を変えていきます。
「ボーシヤ。アンタがボーシヤを殺したんだな?」
それを聞き、異様な表情と共に動揺を隠せないアグニを見て、アリスは、
「その表情なら読める・・・YES(イエス)だよな・・・」
確信に迫る中、次の話へと、物語は進んでいきます。