怪物事変 最終回完結した?結末や最後ラストを予想ネタバレ!アニメ漫画ラスボスは飯生?

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漫画『怪物事変(けものじへん)』は『ジャンプSQ.(スクエア)』で連載されている人気漫画です。

 

2017年から連載開始し、2021年1月からはアニメも放送されました。

 

また、2018年「次にくるマンガ大賞」13位、2018年「全国書店員が選んだおすすめコミック」3位など複数の漫画賞へランクインしている、たいへん注目度の高い漫画です。

 

『怪物事変』は、「怪物(けもの)」と呼ばれる人間とは異なる生き物たちが存在する世界を舞台にしています。

 

「屍鬼(クーラー)」と人間の間に生まれた半妖の少年・夏羽(かばね)を主人公とし、「怪物」専門の探偵・隠神(いぬがみ)や同じ事務所で働くシキ・晶(あきら)といった仲間たちとともに、「怪物」に関する事件を解決していきます。

 

夏羽は実の親の消息を探すため、赤子の頃から持っていた不思議な力を持つ『怪物の結石』のひとつ・『命結石』の秘密を追います。

 

今回は『怪物事変』の最終回や結末の予想について紹介しています。

『怪物事変』をお得に読む方法はあるの?

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

 

例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。(←1番オススメの漫画アプリ

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しかし、『怪物事変』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません

 

見つけ次第、追記いたします。

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『怪物事変(けものじへん)』は完結した?最新巻は何巻?

原作は完結した?

結論からお伝えしますと、『怪物事変』はまだ完結していません。

 

コミックは2017年から連載しており、2023年11月現在も続いています。

 

現在は『京狐の里』編におおよその決着がつきましたが、まだ解決していない疑問や新たに出てきた謎がたくさんあります。

 

例えば、『怪物の結石』が全て揃ったら具体的にどうなるのか、飯生(いなり)の目的は判明したもののどのように達成するつもりなのか、またそれを止める手立てはどんな方法なのかなどです。

 

飯生との対決に向けて、登場人物たちそれぞれが成長しながら、謎を解いたり、新しい疑問を投げかけたりして、読者の興味を引く展開を作っています。

 

そのため、原作の完結はまだ先になると思われます。

 

最新巻は何巻まで出ている?

2023年11月現在、単行本は19巻まで刊行されています。

 

次巻は公式サイトに「2023年12月4日頃に発売」という記載がありますので、発売までもう少しです。

 

『京狐の里』編にはほぼ決着がついたと思われますが、里で手に入れた結石はどうなってしまうのでしょうか?

 

そして新たな展開はいったいどんなものになるのか、どのキャラクター・出来事が中心になるのかは現状ではまだ分かっていません。

 

隠神の過去の因縁、野火丸(のびまる)の目的など、気になる謎はまだまだたくさんあります。

 

いったい次巻からはどうなっていくのか、最新刊の発売が楽しみですね!

 

あと何巻で完結する?

おそらく多くても約50巻以内で完結するのではないかと予想します。

 

まだ『怪物の結石』に関することや夏羽の両親に関すること、飯生の動向や野火丸の思惑など、さまざまな謎が残っています。

 

最低でも、もうふた山くらいは大きな展開があるのではないかと考えています。

 

この物語はいったいどんな決着を迎えるのでしょうか。

 

そして、夏羽たちはどのように成長していくのでしょうか。

 

彼らがどんな道を歩んでいくのか、最後まで見届けたいと思います。

 

『怪物事変』最終章に至るまでのネタバレまとめ

飯生や野火丸・伊予姫(いよひめ)など、個性豊かな「怪物」陣営をまとめて紹介!

化狐・雪女など、姿かたちもさまざまなモノたちの伝承が、漫画・ゲーム等媒体を問わずいろいろな作品で取り上げられています。

 

『怪物事変』ではどのような扱いとなっているのでしょうか?

 

この世界で「怪物」と呼ばれる者たちは種族も豊富で、とても個性豊かです。

 

「怪物」とは「古来からこの世に潜み、人に見つからぬよう人と関わりあって生きる者」とされ、人間とは異なる体質・能力を持った生物の総称です。

 

彼らは人間に見つからないように隠れて暮らしていますが、近年では人と必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されており、人間と「怪物」のハーフである「半妖(はんよう)」が生まれることもあります。

 

以下に、おもな「怪物」の種族をラインアップしました。

 

化狐(バケギツネ)

炎や幻を操り、姿を変えることができます。

 

また、イヌ科のため鼻がきくようです。

 

操れる能力は個々で差があり、炎または幻に特化したタイプがいたり、近接攻撃タイプや「糊で傷を塞ぐ」ような特殊技をもつタイプがいたりなど、とても個性的です。

 

京狐や那須狐など、所属が違えば住まいや思想にも違いがあります。

 

飯生一派は警視庁の警視として人間社会に潜入し、自分の部下に化狐や他の「怪物」を使って、人間や「怪物」を支配しようとしています。

 

登場人物では紺(こん)・飯生・野火丸や捜査特課の刑事たちが属している種族です。

 

化狸(バケダヌキ)

「変化」の力を操り、自分自身や物体の姿を変えることができます。

 

人間に化けたり、葉っぱをお金に変えたりなど用途はさまざまです。

 

変化のレベルには個人で差があり、常に人間の姿で過ごし学校まで行っているものもいれば、まだ狸の姿のままでしかいられないものもいます。

 

また、変化が不得意でも特殊な術が使えるタイプもいます。

 

性格は明るくお祭り好きな者が多く、里に行った際は隠神が戸惑うほどの豪華な歓待で出迎えました。

 

四国の屋島寺(やしまでら)という化狸の里や、群馬県の「うどん処いよちゃん」他、日本各地に多くの化狸たちが住んでいます。

 

登場人物では隠神・伊予姫たちが属している種族です。

 

蜘蛛(アラクネ)

蜘蛛の能力を駆使し、糸を使うことができます。

 

糸はさまざまな特性をもち、対象を捕縛・拘束したり、身体強化や糸をまとった透明化をしたりすることが可能です。

 

また、糸を包帯のように身体に巻き付けることで肉体の再生・修復ができるような、回復系の能力を持つものもいます。

 

登場人物では組(くみ)、彼女の子どもで半妖ですがシキ・綾(あや)が属している種族です。

雪女子(ユキオナゴ)/ 雪男子(ユキオノコ)

水分を凝固させることで氷塊を生成したり、触れたものを凍らせることができます。

 

種族的には女である「雪女子」がほとんどですが、100年に一度だけ「雪男子」という男子が生まれます。

 

男子を産んだ女は命を落としてしまうため、「雪男子」は産みの母親の存在を知らないケースが多いようです。

 

また、雪男子は『怪物の結石』に力を込めた始祖・「六花(りっか)」の力を宿しており、強力な技を使うことができます。

 

登場人物では晶と兄の結(ゆい)が属している種族です。

 

屍鬼(クーラー)

「血を持たぬ鬼」と言われ、「滅びぬ肉体を持つ」という非常に特殊な力があります。

 

頭部が残っていれば欠損した肉体は瞬時に再生できますが、復活する際は炎が燃えながら肉体を生成していくようで、首が密閉されスペースが無いときや純粋に力を使いすぎたときなど、場合によってはすぐに復活できないときもあります。

 

日本在来の「怪物」ではないようですが、現状で屍鬼は夏羽しか登場していないため、他の屍鬼がいるのか、里はあるのか……など謎多き種族となっています。

 

登場人物では夏羽が属している種族です。

 

この他にもさまざまな「怪物」たちが存在しますので、ぜひ原作を読み、それぞれの種族に着目してみてください。

 

「怪物」たちと人間たちとの関係は?

この現代に生き、生活している人間たちは、ほとんど「怪物」の事を知りません。

 

その理由は、後述する「怪物事変」が原因です。

 

ただし、「人間の血肉を喰らいたい」などさまざまな理由で「怪物」たちが事件を起こすケースや、「怪物」と人間が結ばれて子をなすケースもあり、「怪物」と人間が関わる可能性はゼロではありません。

 

なぜなら「怪物」は、人間の生み出す「精神」「感情」などのさまざまなエネルギーを糧にして生きているからです。

 

「怪物」たちの知能レベルに種族差があるため、法律など「人間に見つかってはいけない」という厳密なルールもありません。

 

そのため、知能の高い狐が勝手に秩序を保つよう取り締まっており、関わった人間から「怪物」の記憶を消す……正確に表現すると「幻を見せて夢だったと思わせる」ことをしています。

 

「怪物」側が人間たちに対して望んでいる関係性は、主に二つのタイプに分けられます。

 

一つは、隠神が望むような『共存』の関係です。

 

これは、お互いが存在することを認め、尊重し、協力し合うという関係です。

 

隠神は、自分たちの事務所で「怪物」が引き起こす怪異現象を解決することで、人間と「怪物」の共存を目指しています。

 

もう一つは、飯生が望むような「支配」の関係です。

 

これは、人間を魅了する力や結石の力を使って人間を操り、自分にとって都合の良い国を作ろうとするという関係です。

 

飯生は警視庁の警視として人間社会に潜入し、自分の部下に化狐や他の「怪物」を使って、人間や「怪物」を支配しようとしています。

 

また、人間たち側の組織として『ゲンジ』という、京都府公安警察の怪物専門捜査チームがあります。

 

実は、日本政府や公安警察は「怪物」の存在を認知しているようです。

 

リーダーは源 頼電(みなもと らいでん)という現総理大臣の息子が務めています。

 

「怪物事変」とはいったい何なのか?

『怪物事変』の過去の出来事である「怪物事変」とはいったい何なのでしょうか?

 

「怪物事変」は、千年前に人間と「怪物」との間で繰り広げられた戦争のことです。

 

かつて人間と「怪物」は垣根なく暮らしていましたが、何らかの理由で互いに対立するようになり、長く激しい戦争が続きました。

 

仕掛けたのはどちらともなく、何がきっかけだったかはまだ分かっていません。

 

醜い争いの果て、強い力を持った「怪物」の長たちが己の力を込めた『怪物の結石』を生み出し、混沌を治めることができました。

 

結果、人間と「怪物」は互いに距離を置くことを決め、それぞれの世界に暮らすようになりました。

 

人間は「怪物」の存在を忘れ、「怪物」は人間に見つからないように隠れるようになり、人間と「怪物」の関係を断絶するきっかけとなったのです。

 

漫画のタイトルを冠(かん)した出来事、ということは相当大きなものであったと予測されます。

 

漫画アニメ『怪物事変』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ!

ラスボスは誰?飯生?それとも別の存在??

現在のところ、ラスボスの最有力候補は飯生、または彼女が復活を目論(もくろ)んでいる、とある存在ではないかと予想します。

 

『怪物の結石』を複数集めている彼女とは、どこかの段階で必ず決着をつけることになるでしょう。

 

または、飯生の影に隠れた他の大物がいる、という可能性もゼロではありません。

 

飯生が進めていることをすべてひっくり返し、他の大物と夏羽たちが『怪物の結石』を奪い合うような展開も、もしかしたらあるかもしれません。

 

ラスボスが誰になるか、非常に楽しみです。

 

そして作者の藍本先生はとあるボスキャラの設定部分で「変身するボス」と「最初は美しかったのに、力を得るにつれ醜くなっていく」のが好きと書かれており、ラスボスとなる存在も同様に「何段階か変化」し「最終的には醜い姿になる」のではないかと予想しています。

 

まだ連載中のため実際どのようになるかは不明ですので、展開がいったいどうなるのか楽しみにしながら読んでいきたいですね。

 

力の結晶『怪物の結石』はいったいどうなる?

『怪物の結石』とはいったい何なのでしょうか?

 

これは前述した、人間と「怪物」との間で繰り広げられた戦争・「怪物事変」を止めるために生み出された力の結晶です。

 

「怪物」の長たちが己の力を込めたこの『結石』は、いったいどういう物なのでしょうか?

 

石同士が炎のようなものを出しながら融合したとき、夏羽が欠けた部分を復活させる時と同じようだと隠神は気付きます。

 

強大な「怪物」の力を封じ込めるにはそのへんの石では砕けてしまうが、「屍鬼」の肉体ならば耐えられるのではないか、と。

 

そして最近出てきた『陰結石』『陽結石』は「一緒にしたら里に災いが起こる」と京狐の里では伝えられています。

 

これらはそれぞれ「右脳」「左脳」に位置しているようです。

 

このことから、あくまで予想ですが『怪物の結石』は肉体を腕・足などとシンプルに分けたのではなく、心臓など重要な臓器が別個結石化している可能性も考えられます。

 

もちろんシンプルに肉体を分け、『陰結石』『陽結石』が一緒になった場合そのまま頭部が復活する可能性もあります。

 

現在名前が出ている石はおおむね夏羽たちか飯生たちのどちらかが所持していますが、「全部で何個あるか」「どの石が何のパーツか」はっきりしていないため、話の展開によっては新たな石がいくつか出てくるかもしれません。

 

そしておそらく、最後には全ての『結石』が一つとなり、石であった「屍鬼」が復活するでしょう。

 

いったい、どんな人物が復活するのでしょうか?

 

もしかしたらそれは、夏羽の父親かもしれません。

 

彼が敵となるか味方となるか、非常に興味深いですね。

 

夏羽と紺や隠神たちはどうなる?彼らのその後をネタバレ予想!

『怪物事変』の最終回後、夏羽たち主要キャラクターはどうなるのでしょうか。

 

彼らのその後を予想してみました。

 

隠神自身は伊予姫や屋島の狸たちのために補佐に回るような話が作中で出ていたため、最終回後は屋島に戻るかもしれません。

 

隠神怪物相談事務所自体は夏羽やシキたちが引き継ぎ、また「怪物」や人間たちのために依頼を解決する日常に戻るのではないでしょうか。

 

各地を飛び回り、今までに縁を結んできた人たちと協力して秩序を守っていくと思われます。

 

そして気になる夏羽と紺の関係ですが、恋愛に対して未熟な二人が、自分たちなりに気持ちを育んできており、惹かれ合っているようにも見えます。

 

このあと、最終的には結ばれるかもしませんし、もちろん良い友達のままかもしれません。

 

作中では明確な回答が出ず、読者の想像に委ねる……ということもありえます。

 

また、ストーリー中なのか最終回後かはわかりませんが、夏羽の母親のことが判明する展開はどこかしらで出てくると思われます。

 

「怪物」たちの多くは里など、それぞれの種族が一カ所にまとまって生活していることが多いため、もしかすると「屍鬼の里」のような場所があるかもしれません。

 

夏羽の父親が『怪物の結石』になっている可能性は前述しましたが、母親に関する情報は1巻に登場した叔母のところへ「幼いうちに石とともに預けられた」ということ以外、生死すらも一切不明です。

 

状況により実際に会えるのか、お墓参りをする形になるのか、どちらかのようなことにはなると考えています。

 

これはあくまで私の想像ですので、実際の展開がどうなっていくのかは不明です。

 

ですが、できるだけ多くの人が幸せでいられることを望んでいます。

 

『怪物事変』主要キャラクターを紹介!

夏羽(かばね)

夏羽は、「屍鬼」の父親と人間の母親の間に生まれた半妖の少年です。

 

13歳位の少年で、現在は隠神怪物相談事務所に所属しています。

 

フルネームは「日下 夏羽(くさか かばね)」。

 

身体能力が高く、「屍鬼」の再生力や過去の境遇で得てしまった痛みへの鈍さもあり、かなり無謀な戦闘もやってのけます。

 

「怪物」特有の「渇き」を癒やす『命結石』で本能を抑え、自我を保ち、屍鬼としての力をコントロールできています。

 

ある田舎の村で母の妹にあたる女性……叔母が経営する旅館で暮らしていましたが、彼の叔母や従弟を含む周囲から疎んじられていました。

 

ですが、怪異現象解決の依頼を受けた隠神が夏羽を半妖の少年と見抜き、隠神の事務所へ連れ帰ってくれたことで境遇を改善することができました。

 

現在は怪物相談事務所で働きながら、「実の両親に会う」という目標に向かって頑張っています。

 

笑顔などの自然な表情をすることはまだ苦手で、「怖い」などいろいろな感情も少しずつ覚えていっているところです。

 

物事の本質を見抜く力や人の心に寄り添うことができ、真摯(しんし)なものいいをするタイプです。

 

そのため、夏羽は皆に好かれています。

 

隠神(いぬがみ)

隠神は、狸の怪物「化狸」です。

 

36歳位で、「怪物」が引き起こす怪異現象の調査・相談などさまざまなことを行っている隠神怪物相談事務所・通称「怪物屋(けものや)」と呼ばれる施設の代表です。

 

フルネームは「隠神 鼓八千(いぬがみ こはち)」。

 

変化で身体の性質を別の物に変化させることができ、自身の変化や触れたものを別の形に見せかけたり、物体を具現化したりできます。

 

彼はこの能力で肉体の一部を銃などに変えたり、狸に変化してナビゲートしたりと実に幅広い活躍を見せます。

 

シキや晶を拾う前は相棒と探偵業を営んでおり、店がバーのようになっているのは相棒の趣味のようです。

 

相棒のことがあったり、他にもいろいろなことを知っていたりするようですが、隠神にはまだまだ謎が多いです。

 

織(シキ)

シキは、蜘蛛の怪物「蜘蛛(アラクネ)」の母親と人間の父親の間に生まれた半妖の少年です。

 

14歳位の少年で、隠神怪物相談事務所に所属しています。

 

フルネームは「蓼丸 織(たでまる しき)」。

 

「蜘蛛」の能力で蜘蛛の糸のようになる汗などを使い、罠の作成や身体強化、透明化などさまざまな技を使いこなします。

 

実の両親のことを、悪い想像をしてしまい探せずにいましたが、夏羽たちと打ち解けたことにより聞く勇気を持つことができました。

 

父は亡くなっていましたが、母、そして妹の綾と再会することができます。

 

努力家であり冷静で頭の回転も早いため、強くなれるよう苦手な相手にも修行をお願いしたり、夏羽と晶とともに受けた試練でも発想力と工夫で一番早くクリアできたりしました。

 

晶(あきら)

晶は、雪女の一族に100年に一度生まれる怪物「雪男子(ユキオノコ)」です。

 

15歳位の少年で、隠神怪物相談事務所に所属しています。

 

フルネームは「岩木山雪里白那之五十六子 晶(いわきやまゆきさとしろなのごじゅうろくし あきら)」とかなりの長さです。

 

可愛いもの・SNS映えするものなどが好きで、逆に怖いものや気持ち悪いものが苦手です。

 

洋服も可愛らしい女性ものを着ていますが、男として見られたいという思いがありスカートは着用しません。

 

能力は水分を凝固させ、雪や氷を操ったり、吹雪を発生させたりすることができます。

 

最初は怖がりな性格もあり能力をうまく使いこなせませんでしたが、夏羽たちと依頼解決に向けて頑張り、一人でも戦えるほど強くなりました。

 

また、風習のため里の外に出られなかった過去があり、双子の兄「結」のおかげで、晶は先に生まれ故郷から脱出することができました。

 

結と後から東京で合流するために、「怪物屋」で働きながら彼を探しています。

 

紺(こん)

紺は、狐の怪物「化狐」です。

 

14歳位の少女で、狐の能力として耳や尾を出したり、火を操ることや爪や牙などで直接攻撃をするのが得意です。

 

警視庁の化狐・飯生の部下で彼女のことを盲目的に信頼し、隠神怪物相談事務所と敵対していました。

 

ですが実は、那須に住み結石を護る「石鎮」の一族の出身でした。

 

彼女は幼少期に飯生によって一族を殺され、記憶を改竄(かいざん)されて飯生に従うようになりました。

 

本当の記憶を取り戻してからは、自分の意志で夏羽たちと行動するようになります。

 

夏羽に対しては「紺の一番」だと無自覚に好意のような特別な感情を抱いており、彼に対して一喜一憂したり、嫉妬したり、甘えたりすることがあります。

 

野火丸(のびまる)

野火丸は、狐の怪物「化狐」です。

 

飯生の部下で、警視庁「捜査特課」のリーダーを務めています。

 

火を操ることが得意で『花火種(はなびだね)』という時限発火できる技を主に使用し、その他に狐の能力として耳や尾を出したり、直接攻撃や自身の肉体を変化させるなど、オールマイティーな能力を持っています。

 

本来は19歳位の青年ですが自在に姿を変えることができるため、「見た目が可愛いほうが得」などの理由から、普段は13歳位の少年の姿をとっています。

 

飯生に従っているのは自分だけの……極めて個人的な理由のようです。

 

ある任務で右腕を負傷した際治療を断り、その後別の腕を移植します。

 

どのような腕かはまだ不明ですが、かなり危険なもののようで……

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