今回紹介するキャラクターは、リーゼントがトレードマークの大型CBである冨樫慶司です。
180cm超えの身長に恵まれた体格を武器に力強い守備を見せてくれます。
またアシトとは寮生活で同室であり、互いに教え合い切磋琢磨し互いに大きく成長していきます。
見た目通りの柄の悪さや皮肉屋な面もありますが、情に厚い一面もありアツいプレーも見せてくれる、そんな冨樫の魅力を読み解いていきます。
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冨樫慶司は元ヤン!過去には黒田・竹島らとの確執も!?
入団式に暴走族と共に遅刻して登場する荒くれ者!
冨樫の初登場は2巻の東京エスぺリオンユースの入団会見の時でした。
アシト達にとってお披露目の場であり、注目されているユースチームということでメディアも注目して集まっており、選手たちの父兄も参加していました。
会見が行われる中、突如バイクの爆音が鳴り響き、リーゼントヘアーのガタイがいい男が登場します。
その男が冨樫でした。
遅刻したにも関わらず悪びれることもなく、遅れた理由は仲間たちと夜通しバイクを走らせていたからだと言います。
冨樫はアシト達の代で唯一のスカウト生で、福田監督が自ら声を掛けて入団した選手です。
福田監督はそんな冨樫に対してバイクの連中と手を切るかサッカーを捨てるか選べといったはずだと凄みます。
そんな福田監督に対しても冨樫は送ってもらっただけだとかわします。
バイクで遅れて登場した、ヤンキーにしか見えない風貌の男に、会場からは不安げな声が生まれます。
するとアシトが冨樫の前に立ち、福田監督の話が聞けないから早く座れと冨樫を窘めます。
冨樫はアシトを値踏みするように見ると、アシトに対して突然お前は昇格生かと尋ねます。
ユースの選手は過半数がジュニアユース、中学生チームからの昇格です。
冨樫はアシトがジュニアユース出身かと尋ねたのです。
アシトがセレクション合格だと伝えると、冨樫はそれならいいんだと一転笑顔になり、アシトの肩を叩きます。
その後アシトの横に座っていた、昇格生である黒田はアシトに対して冨樫には気を付けろと耳打ちします。
この時から既に冨樫と黒田たち昇格生との間には隔たりがある雰囲気がありました。
小学生時代にエスペリオンの練習に参加した冨樫が感じたこととは
その後、実際に練習が始まっても彼らがまともにコミュニケーションを取ることはありませんでした。
Bチームでの活動でリーグ戦が始まってもチームは噛み合わず、アシトがDFに転向し欠場してからは決してレベルが高くないリーグでエスぺリオンBチームは連敗してしまいます。
冨樫はCBで昇格生の竹島とコンビを組みますが、お互いに全く連携を取りません。
あまつさえ竹島は試合中でさえ冨樫とほとんど話をしないのにそこそこ守備が出来ていると自慢気に語ります。
そんな状況で問題が浮き彫りになるシーンがありました。
連敗中のチームに、Aチームのキャプテンである義経が怪我の調整で出場して、圧倒的な実力を見せて義経のゴールでリードして、いい雰囲気で試合が進む時がありました。
冨樫が上がった隙を突かれてカウンターの守備の際、猛然と戻る冨樫と竹島が相手のドリブルに対して声を掛け合わずに相手の選手をお見合いしてしまい、失点してしまうシーンがありました。
その後、その試合SBとして出場したアシトの活躍もありチームは無事勝利しますが、冨樫と竹島の関係はこのプレーをきっかけにさらに悪化してしまいます。
試合後、アシト達は次戦の対戦相手で、リーグ首位に立つ武蔵野FCの試合を観に行っている間に、冨樫と竹島が揉めてしまいます。
2人とも顔に痣があり殴り合いをした形跡がありました。
守備陣がこのままでは武蔵野と戦えないと、アシト達は冨樫と昇格生達に過去何があったのか探ります。
昇格生の中でも入団時からAチームにいて、初めからアシト達に対しても友好的な、中立的な立場にいる遊馬に話を聞きます。
冨樫が黒田たち昇格生を毛嫌いする理由は、「ユースは精神力が弱い」、「プロになるためだけのサッカーをする」ということでした。
冨樫は実は小学6年生の時にエスぺリオンのジュニアチームに練習参加したことがありました。
その時から黒田達はエスぺリオンのジュニアチームにいて、高い技術を持っており冨樫は必死に食らいついていきます。
当時FWだった冨樫は、練習試合に出場した時には自分が昇格生達の練習台にされているような感覚になります。
大きな違和感を覚えながらも、実力が劣っているからだと言い聞かせます。
そして試合前に黒田と打ち合わせした戦術で、黒田の指示通りにパスを出し黒田がGKと1対1の場面を作ります。
すると黒田は突然バックパスをします。
当然黒田が打つと思っていた冨樫はドフリーでしたがそのボールに反応出来ずチャンスを逸してしまいます。
冨樫からすればなぜ打たないのか、と憤りますが黒田は、冷静に確実に1点を取るためだと言います。
納得がいかない冨樫でしたが、自身の得点にこだわらずチームの得点を優先しているのだと理解します。
しかし、冨樫にとって練習参加の最終日、自身の合否がかかった試合で、冨樫にとっては確定的な出来事が起きます。
その試合では彼らにとっては、次のステップであるジュニアユースの監督が視察に訪れていました。
その試合での黒田、竹島のプレーはそれまでとは違うものでした。
前の試合ではDFにも関わらずガンガン攻撃に上がっていた竹島は安全なプレーで守備をし、黒田はプレー中にも関わらずチラチラとジュニアユースの監督を見ています。
そして以前はバックパスをしたようなシーンで、この日は抜け出して自らシュートを打ちゴールを決めます。
そんな黒田たちのプレーを見て、アピールのためにプレーを変えているのだと怒りを覚えます。
試合の中で、相手選手に抜け出されてしまいルーズボールが自陣のゴールに向かっていくシーンがありました。
ボールを取りにいけばゴールポストか、味方GKと衝突してしまいそうな微妙なボールに、ケガを恐れて誰も反応出来ません。。
そんな中、冨樫がゴールに体を投げ出す決死のクリアでピンチを防ぎます。
黒田たちのプレーを見て、冨樫はアカデミー生は怪我をしないように、プロになるためのサッカーをしている、勝つためのサッカーをしていないプライドを優先する甘えた連中と彼らを軽蔑し、試合中にも関わらず彼らを叱責します。
そうした態度を見られて素行に問題があると評価されたことも原因で、結局冨樫はエスぺリオンに入ることが出来ませんでした。
冨樫はただ気に入らないからという理由でなく、自身の信念と黒田たちのサッカーへの向き合い方が相容れないと感じていた過去があったのです。
この話を聞いて大友、橘は難しいが黒田たちに賛成、プロになることが最優先であると言います。
しかしアシトは正しいかはわからないが強いのは冨樫、そういう強さがないと武蔵野には勝てないと奮起します。
冨樫のそうしたメンタルの強さ、まっすぐな芯の強さは彼の魅力です。
#アオアシ 20話
冨樫のJr.ユース練習生時代が明らかに。
なんか怖っ…自分の子供だったら、こんなところでサッカーさせたくないな。
でもプロになるためには?正解は無いかもだけど。
ただ黒田みたいのが息子だったらヤダなあと思う😅
次の武蔵野戦に繋がる良いエピソード、試合楽しみ。 pic.twitter.com/jkGBoLH7rW— MAKI 🇺🇸 (@Makinekoamerica) August 28, 2022
息子のサッカーを見ていて「もっとああしたらいいのになぁ〜…」と、もわっと思うことはあってもなんて言っていいのか分からなかったことを今日読んだアオアシ15巻の冨樫くんが全部言っててくれて、今年一番のそれなーーーーー!!!!が私の中で爆発しました。
— ぴこ太郎の母 サッカーU11子育て垢 (@ZOD6bxTFq0pvedX) May 24, 2022
冨樫慶司は実はいいやつ!?ポジションはCB!アシトの師匠に?
入団当初、基礎練習で苦しむアシトと共に特訓する!
東京エスぺリオンユースに入団した当初、ずっと部活動であまり高くないレベルでサッカーをしていたアシトは練習に全くついていけません。
まず「止めて蹴る」を最低限のレベルで出来るようになるようにならないと話にならないとBチームの望コーチに言われ、そのための練習を毎日毎晩、寮の門限を破ってまで愚直にやり続けます。
そんなアシトを見かねて同じセレクション合格で仲の良い大友、橘もアシトの夜の練習に付き合っていました。
通常練習の際に、夜練の疲労が溜まっていることですぐにバテてしまうアシトを見て、望コーチはアシトが寮を抜け出しているのではと同室の冨樫に、アシトが夜に抜け出していないか問いかけます。
冨樫はそれに対して寝てるから知らないと白ばっくれます。
以前冨樫は、アシトが母親に負担をかけている、楽にさせるためにプロにならなきゃいけないと言っていたことを偶然聞いていました。
そんなアシトの境遇を知って、努力するアシトをかばったのでした。
冨樫の情に厚い一面が見られたシーンですね。
なかなか止めて蹴る、が上達しないアシトに対して、先輩の平から、冨樫が自分たちジュニアユース出身者とは違う技術を持っているから教わったらどうだと言われます。
その日の夜、アシトはコーチに釘を刺されたことを理由に大友、橘と共にやっていた練習を休むからと断りますが、自分で何とかうまくなろうと1人で練習しようとコソコソと抜け出そうとします。
そんなアシトに対して、冨樫が今日は自分が付き合うと言い出します。
大友と橘を思っての行動をしたアシトを気に入ったのかもしれません。
冨樫はアシトに対して様々なアドバイスをしますが、ひどく抽象的なアドバイスでアシトには全く伝わりません。
アシトが手本を見せろ、と至近距離から強烈なパスを冨樫に出すと、冨樫は柔らかいトラップでボールを止め、さらにその後スムーズな動きで蹴ったボールは練習場の電灯の柱に見事に当てます。
その動きでアシトは、ずっと冨樫が言っていたボールを止めた後の動きが大切、その後のプレーに繋げる目的のトラップをするということを理解します。
冨樫は小学5年生の時、偶然会った福田監督からサッカーを教わったという過去がありました。
わずか15分程度の短い時間でしたが、福田監督からのアドバイスは答えの1歩手前のようなものばかりでした。
当時の冨樫はもっとわかりやすく教えてくれと懇願しますが、自分で見つけた答えは一生忘れないと福田監督から言われます。
その時の指導をずっと反復し続け、暴走族の仲間とつるんだ時でも、毎日の練習は欠かさず福田監督からの教えを自分なりにつなぎ合わせて冨樫は技術を身に着けていきました。
その時の経験から冨樫はアシトに対して直接的なアドバイスをしなかったのです。
また冨樫が見かけによらず努力家な一面があることが明かされたシーンでした。
アシトにとってエスぺリオンでの初めての師匠は冨樫だったのです。
キレ者の一面も!一早くアシトの才能に気づいていた!?
アシト、黒田や朝利らが通う学校の教室で、練習の時の話をしている内に、激しい言い争いに発展した場面がありました。
後に語られたことですが、言い争いのきっかけになったアシトが黒板に書いたモノに違和感を覚えた冨樫、遊馬、杏里がその後教室に残って話すシーンがありました。
アシトが黒板に書いたものは、その練習の際のピッチの人の配置、ボールの動きを書いたものでした。
アシトが話した内容はここから自分にどうボールを繋げて自分がゴールを取るかという話でした。
その話に対して黒田はどうして自分がゴールを取ることが前提になっているんだと憤慨したのですが、この3人は違うことに違和感を覚えていました。
同じピッチに立っていた冨樫と遊馬は自分の周囲の選手達の位置は正しい、おそらくピッチ上の全選手の配置が合っていることに気付きました。
ピッチ上の全選手の動きを把握して覚えているなんてオカルトだと杏里は驚きますが、冨樫はアシトの上達の早さ、応用力の高さに驚いており、アシトの目が良いことに気づいていました。
冨樫は決してあり得ない話ではないと語ります。
アシトの特別な才能であるイーグルアイについて冨樫は一早く勘付いていたのですね。
その後サイドバック転向を告げられたアシトに、杏里は納得がいっていないと、アシトの特異性に気付いていた冨樫と遊馬に対してアシトはなぜサイドバックなのか意見を求めることがありました。
杏里は卓越した視野を持つ選手ならば中央のポジション、トップ下やボランチをやるべきだと言います。
杏里の意見には、冨樫、遊馬共にその意見では中央のポジションがえらい、サイドバックは将棋でいう香車と思ってしまっているのが滲み出ている、その考えは勿体ないと杏里を諭します。
2人の意見は、アシトがサイドバックで司令塔になることを福田監督は考えているということでした。
後にアシトにとってキーワードになる司令塔という言葉は、ここで初めて登場したのです。
アオアシの冨樫みたいな頭のキレるヤンキーキャラめっちゃくちゃ好きなんよな〜
— のんちゃん (@titotiyoasuka) June 18, 2022
海堂杏里との関係は!?冨樫慶司を目覚めさせた言葉とは?恋愛相談まで?
杏里に言われた言葉で冨樫がアシトに教えを乞う!
Aチームにアシトと同時期に昇格した冨樫ですが、冨樫がAチームのベンチにも入れない中、アシトが途中出場ながらAチームデビューをした試合をスタンドで観ていた冨樫は明らかにふて腐れた表情を見せていました。
そんな冨樫に対して、同じくスタンドで試合を観ていた杏里から、思ったよりもつまらない人だと言われます。
カチンときた冨樫ですが、杏里から続けてアシトのことを下に見ている、アシトから何か教わろうとしたことがあるのかと言われ何も言い返せません。
練習でも精細を欠き、福田監督からBチーム降格を示唆されてしまいます。
そんな冨樫は練習後、寮の部屋で突然アシトにサッカーを教えてくれと言います。
アシトが出場した試合の映像を一緒に振り返りながら、アシトがどういう考えをしてプレーをしていたかを事細かに聞き出します。
そして実践練習をする、と立ち上がり大友や橘、黒田や朝利も連行して夜練をするようになります。
その練習中にも積極的にアシトに教えを乞う姿には黒田や朝利らを驚かせました。
冨樫はアシトから教わることでアシトの武器である視野を獲得しようとしていました。
杏里の言葉がきっかけで冨樫は変わろうとしたのです。
この夜練での特訓が、後に青森青蘭戦の奇策に繋がりのです。
将来は監督になりたい杏里の師匠にも??
教室での会話がきっかけで冨樫と杏里は関わる機会が増えます。
また杏里の言葉がきっかけで冨樫を奮い立たせ始まった夜練にも、たまたま杏里が居合わせてボール出し役で参加したりと杏里と冨樫の関わりは増えていきます。
エスぺリオンユースの試合に足繁く通う杏里に、試合後に自身のプレーについて杏里に通話で解説をするということも行っていました。
将来サッカーチームの監督になりたい杏里にとっては、選手目線でのプレーの話が聞ける貴重な機会でした。
その会話の中で、冨樫が杏里に対してアシトに惚れていることをからかう描写もありました。
サッカーの指導だけでなく恋愛の相談もしていて、冨樫と杏里の距離が近づいていることが現れています。
杏里はアシトに告白をするほどアシトに好意を寄せていますが、アシトには全く伝わっておらず、また花という強力なライバルがいて杏里は厳しい状況です。
冨樫と杏里の組み合わせは相性も悪くなさそうですし、今後の関係の進展にも要注目です。
冨樫慶司のかっこいいシーン紹介!魅力と強さ・さらにまさかのFW転向!?
東京武蔵野戦で、黒田・竹島との連携を見せる素晴らしい守備!
Bチームで当時リーグ首位に立っていた東京武蔵野戦で、冨樫はそれまで大きな溝がった黒田・竹島らとの連携を見せます。
東京武蔵野ユースにはアシト達と共にエスぺリオンユースのセレクションを受けるも落ちてしまった金田と中野が在籍しており、金田はセレクションに落ちた悔しさから肉体改造をして東京武蔵野ユースのエースにまで成長していました。
金田を止めないことには勝利することは出来ないでしたが、前半終了間際に黒田が金田からボールを奪われたのを起点にピンチを迎えます。
ゴール前の混戦で冨樫と竹島が連携を取れていないのを突かれてしまい金田にボールを押し込まれてしまいます。
ボールがゴールラインを割る直前に必死に戻ってきた黒田がゴールポストにぶつかりながらクリアして失点を防ぎます。
このプレーで黒田は額から流血してしまいます。
黒田のケガを恐れない必死のプレーに冨樫は驚きを隠せません。
後半開始前のロッカールームでの会話で、黒田は怪我を理由に交代を促されますが、自分のせいでチームが負けることは耐えられないと志願してプレーを続行します。
そんな黒田に対して、まだ黒田のことを認められない冨樫は、ユースのプライドは立派なものだと悪態を突きます。
しかし、望コーチから黒田は腹を括ったがお前はどうなんだと問われ言葉に詰まってしまいます。
後半開始前には竹島からも声を掛けられ、守備の連係、金田をどう抑えるかを話し合います。
後半開始から東京武蔵野は金田にボールを集め、冨樫と竹島の間を狙うようなプレーをしますが、連携してチャレンジとカバーをしっかり行うことで金田を完全に抑え込みます。
竹島と連携して守備をするようになったことで、中盤の黒田の動きとも連動するようになり攻撃にも好影響を及ぼします。
完全に守備が安定し、竹島は冨樫に対して、言い切りはしませんでしたが、今までで一番…とやりやすさを口に出します。
ベンチの他の昇格生の1年生達は竹島と冨樫が会話していることに感動していました。
その後冨樫と竹島の連携で失点を許さず、アシトらの活躍もあり3-1で快勝し、この試合をきっかけに冨樫とアシトはAチームに昇格しました。
優勝を懸けた青森星蘭戦で奇策!ワントップ冨樫慶司!
Aチームが戦うプレミアリーグの最終節、勝たなければ優勝出来ないという窮地に立たされてしまった東京エスぺリオンユース。
最終節の相手は優勝を直接争う青森星蘭戦で、冨樫はアシト、大友と共にスタメン出場します。
高校1年生ながらJチーム内定が決まっている、U-18日本代表でもある北野擁する青森星蘭の攻撃陣を阿久津と共にCBで出場した冨樫は前半を無失点で切り抜けます。
そして後半開始から、エスぺリオンユースは準備してきた奇策を披露します。
2人の交代でDFを投入し、スタメンの右SBの山田とCBの冨樫のポジションを変更します。
後半開始から猛攻を仕掛けてくる青森星蘭に対して、山田、冨樫共に中盤の位置でプレーをします。
猛攻を仕掛ける青森星蘭の攻撃を退けエスぺリオンの攻撃のターンになった時、なんと冨樫が最前線に走り出します。
そのフォーメーションを見た杏里はスタンドから、「ワントップ冨樫慶司!?」と驚きを隠せません。
これまでずっとDFとしてプレーしていた冨樫のFW起用は読者も驚かせました。
エスぺリオンの戦術はワントップに冨樫を置いて、冨樫にボールを預けてキープさせて、その間に攻撃の陣形を整えるポストプレーをするという戦術でした。
実は冨樫は夜練でアシトから視野の獲得のために教えてもらっており、福田監督の指導もあり私生活から周りを見るように過ごし、広い視野の獲得に成功していました。
その努力の過程を知っていた福田監督は冨樫のワントップ起用、ポストプレー戦術に踏み切ったのです。
阿久津よりも恵まれたフィジカル、またアシトに基礎技術を教えるほどの元々の足元の上手さを持つ冨樫はポストプレーを高いレベルで行いエスぺリオンの攻撃を牽引します。
そして冨樫のポストプレーを起点に、アシトのスルーパスから遊馬の先制ゴールが生まれました。
杏里の言葉をきっかけに始めた視野の特訓、夜練の成果・杏里との個別指導と冨樫の努力が形と現れてチームの勝利に貢献した試合でした。
アオアシはたくさん名台詞あるけど、ワントップ冨樫慶司と俺が阿久津渚だはそれまでの過程含めて今でも鳥肌が立つ
— 頂点眼 (@cho_tengan) April 28, 2022
『アオアシ』での冨樫慶司の今後の展開は?阿久津との大型コンビ結成か!?
新チームでの冨樫はレギュラーCB筆頭!
アシト達の1年目のリーグ戦が終わり、3年生が引退した新チームでは、冨樫はほぼ間違いなくレギュラーのCBとなるでしょう!
1年生からカップ戦やリーグ戦で経験を積み、大一番の青森星蘭戦でもスタメンでしたし、レギュラーを努めていた志村は3年生のため、阿久津とコンビを組むのは冨樫になると思われます。
阿久津・冨樫共に高身長でフィジカルも強いので相手チームにとっては脅威ですね。
また冨樫はワントップでポストプレーをするというオプションも持っているため、間違いなくエスぺリオンユースにとって重用されるでしょう。
今後の活躍、成長が楽しみですね!
トップ昇格の可能性はあるのか!?
ユースチームである以上、プロ、トップチームに昇格することが目標ですが、冨樫が今後トップ昇格する可能性は多いにあるでしょう。
アシトと共に一早くAチームに昇格して経験を積み、また視野の獲得など大きく成長しているので、まだまだこれからの2年間で飛躍が期待されます。
アシトの師匠でもあり、夜練でのロープ練などの成果もありアシトとの連携も抜群です。
ずっとCBとSB、距離的にも近いところでプレーしていたこともありアシトが司令塔として活躍することが見込まれる今後は特に冨樫の輝きも増してきそうです。
アオアシには魅力的なキャラクターが多いですが、冨樫は初登場時からかなりのインパクトを持った個性的なキャラクターです。
杏里との関係性も次第に仲が深まっており、恋愛模様も注目され、ますます目が離せません!
見れば見るほどアオアシは冨樫推しになります。
— doncreek (@donk22852488) September 18, 2022