本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。
『うしおととら』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読める？
いきなり、結論です。
『うしおととら』はこちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
『サンデーうぇぶり』は大手総合出版社・小学館が運営するサンデー公式の漫画アプリです。
『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
こののように👇『サンデーうぇぶり』では『うしおととら』全33巻を惜しげもなく無料公開してくれています。
仮に書店や有料電子書籍で『うしおととら』を全巻そろえた場合、15,246円もの大金が必要になってきます。
1冊462円×33冊＝15,246円
15,246円は、普通に大金です。
安心安全に、そしてタダで『うしおととら』を全巻読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法が最もお得です。
また『サンデーうぇぶり』では、『うしおととら』以外にも
- 名探偵コナン
- MAJOR（メジャー）
- MAJOR2nd
- からかい上手の高木さん
- ドロヘドロ
- だがしかし
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 今日から俺は
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
- からくりサーカス
- マギ
- 烈火の炎
- H2
- タッチ
などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。
半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです！
- 『うしおととら』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読める
- 『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する漫画アプリなので安心安全
- 『サンデーうぇぶり』をダウンロードする際にも一切お金はかからない
- 『うしおととら』以外にも数多くの名作マンガが無料で読める
以上がここまでのまとめです。
『からくりサーカス』も全巻無料で読める
『うしおととら』の作者・藤田和日郎先生が描く人気作『からくりサーカス』も『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読めてしまいます。
👇こちらの画像をご覧ください。
このように『サンデーうぇぶり』では『からくりサーカス』を1巻から最終43巻まで全巻無料で公開しています。
お金をかけずにお得に『うしおととら』に加えて『からくりサーカス』も全巻読みたい方は、『サンデーうぇぶり』一択です。
『双亡亭壊すべし』も無料で読める
『うしおととら』『からくりサーカス』などの大ヒット漫画を手掛けてきた藤田和日郎先生の最新作『双亡亭壊すべし』も『サンデーうぇぶり』で無料で読むことができます。
ただし、全巻ではありません。
この記事を執筆している2020年4月現在では、7巻までが無料で読める対象となっています。
『双亡亭壊すべし』の最新巻が発売されるタイミングで新たに1巻ずつ『サンデーうぇぶり』で無料更新していくと思われます。
「とりあえず、7巻まで読んでみたいな」
そんな方は、『サンデーうぇぶり』で読む方法がベストです。
オススメ漫画アプリ紹介
漫画アプリに関していうと、講談社が運営する『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。
- 進撃の巨人
- フェアリーテイル
- 新宿スワン
- ドメスティックな彼女
- ダイヤのA
- DAYS
- ザ・ファブル
- 頭文字D
- ベイビーステップ
- ホームルーム
- ちはやふる
- トモダチゲーム
- カイジ
- Dreams
- 十字架のろくにん
- 可愛いだけじゃない式守さん
- お願い、脱がシて。
- 復讐の教科書
- ハコヅメ～交番女子の逆襲～
- デスティニーラバーズ
- 島耕作
- はじめの一歩
- 食糧人類
- 神さまの言うとおり
- 監獄学園（プリズンスクール）
- ランウェイで笑って
- 七つの大罪
- カメレオン
- ドラゴン桜
- 砂の栄冠
- のだめカンタービレ
- 亜人
- ジパング
- 天空侵犯
- ハレ婚。
- マイホームヒーロー
- ナニワトモアレ
- 満州アヘンスクワッド
- 僕たちがやりました
- カッコウの許嫁
- ライアー×ライアー
- GIANT KILLING
- コウノドリ
- PとJK
- 彼岸島
- エリアの騎士
- いぬやしき
- シャーマンキング
などなど…
- 闇金ウシジマくん
- アフロ田中
- 土竜の唄
- アイアムアヒーロー
- ケンガンアシュラ
- ケンガンオメガ
- 今際の国のアリス
- 青のオーケストラ
- 薬屋のひとりごと
- からかい上手の（元）高木さん
- ダンベル何キロ持てる？
- めぞん一刻
- プロミスシンデレラ
- おやすみプンプン
- 灼熱カバディ
- 送球ボーイズ
- バトルグラウンドワーカーズ
- 出会って5秒でバトル
- チ。地球の運動について
- モブサイコ100
- 教え子がAV女優、監督がボク。
- 釣りバカ日誌
- ゾン100
- 裏バイト逃亡禁止
- 美味しんぼ
- 医龍
- イキガミ
- 闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説
- 九条の大罪
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい！」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか？
もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。
こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
『うしおととら』のアニメを無料視聴する方法は？
そんな方もいると思います。
マンガも良いですけど、アニメも良いですからね～！
『うしおととら』のアニメは、2015年7月から12月までに26話。
2016年4月から6月までに13話の計39話にて完結しています。
原作者・藤田和日郎先生の総監修の元、原作の雰囲気を忠実に再現し、最終章「白面の者との決戦」まで全エピソードを放送しました。
調べたところ動画配信サービス大手の『U-NEXT』で『うしおととら』全39話が配信されている事が判明しました。
『U-NEXT』には、31日間の無料トライアル期間がついてくるので、タダで『うしおととら』を視聴することが可能です。
また、今ならなんと『U-NEXT31日間無料トライアル』に登録することで新作映画や新作マンガの購入に使えるポイントが600円分タダでもらえます。
『うしおととら』を安心安全に、そして高画質高音質で楽しみたい方は絶対に公式な動画配信サービス『U-NEXT』がお勧めですよ。
引用：YouTube.com
👇こちらの記事では実際に無料トライアル登録時に付与された600円分のポイントを使ってタダで漫画を購入した方法を画像付きで解説しています。
U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介！U-NEXT登録方法も解説
U-NEXTへの登録方法についても詳しく説明しているので、U-NEXTへの無料体験をご検討している方は、ぜひ一読ください。
次に『サンデーうぇぶり』の使い方（システム）を簡単にご説明します。
『サンデーうぇぶり』では1日に読めるマンガの話数に制限があります。分かりやすく説明しているので、読み進めてください。
※3分程度で読めます。
『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方
『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ポイント』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『サンデーうぇぶり』のチケットとは？
『チケット』はチケットアイコン（↓黄色い線で囲んである）が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです。
『サンデーうぇぶり』のポイントとは？
『ポイント』は毎日、5～15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント（作品1話分に値する）を取得することが出来ます。
サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。（※ポイントを使って読む事ができるという意味）
↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット（黄色い線で囲んである）』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。
15秒程度の広告を流しておく（見なくてもよい）だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです！
この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。
【重要】さらに今なら『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント＝単行本3冊分
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。
操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ！
『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
ここまでを簡単にまとめると
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう！！(^^)/
『サンデーうぇぶり』掲載作品一覧
『サンデーうぇぶり』では以下のようなサンデー誌が誇る不朽の名作が多数無料で掲載されています。
・名探偵コナン・YAIBA・銀の匙
・犬夜叉・今際の国のアリス
・今際の路のアリス・H2
・焼きたて!!ジャぱん・タッチ
・MAJOR（メジャー）・拳児
・ジンメン・うえきの法則・マギ
・からかい上手の高木さん
・からかい上手の（元）高木さん
・ドロヘドロ・モンキーターン
・1/10の花嫁・最上の命医
・史上最強の弟子ケンイチ・MAR
・サイケまたしても・BUYUDEN
・あおざくら防衛大学校物語
・今日から俺は！！・競女！！！
・からくりサーカス・だがしかし
・結界師・ARMS・薬屋のひとりごと
・ゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
・湯神くんには友達がいない
・烈火の炎・ファンタジスタ・電波教師
・イナズマイレブン・信長協奏曲
・古見さんはコミュ症です。
・神のみぞ知るセカイ・switch
・BE BLUES!～青になれ～
・双亡亭壊すべし・天使な小生意気
etc・・・・・・
『うしおととら』のあらすじ
中学生の少年、蒼月潮は寺の住職である父紫暮と二人暮らし。
ある日、紫暮に命じられるまま自宅の蔵を整理していた潮は、地下室でとんでもないモノを見つけてしまう。
それは、遥けき彼方より民に恐れられ、蔵の中で５００年もの間封じ込められていたという大妖怪とその腕に突き立てられた“獣の槍”と呼ばれた霊槍だった。
やがて不気味に、そして静かにバケモノが潮へ語りかける。
「この槍を抜きな、小僧…」
以上が簡単なあらすじです。
『うしおととら』の世間の評価は？
今噂になってる『うしおととら』ですが、読んだことない人はマジで1回読んだ方がいい。
魅力的なキャラだけではなく、伏線回収がワ〇ピなみ。読めば読む程引き込まれる事間違いなし！
因みに私もとらと真由子の関係性が一番好き。推しはとらと、鏢さんと、うしおのお父ちゃんの紫暮さん( ˘ω˘ ) ✨— 小春 (@kanai0515) March 5, 2020
私の一番好きな漫画はうしおととらです。話の構成、伏線の貼り方、全てのキャラを大切に描くのを、この漫画で学びました。
何度読んでも泣ける！！
— 百世 渡(ﾓﾓｾ ﾜﾀﾙ) (@wataru_k111) March 5, 2020
とりあえずうしおととらは１３巻あたりまで一気に読んでもらいたい。6巻あたりでだいたいみんな一度は涙腺爆発するんだけど私的には１１巻あたりから１３巻あたりまでの怒涛の展開を読んで理解してほしい
— おかもと (@okmtsn115) March 6, 2020
うしおととらはマジで名作なので見て欲しい
線が多いから最初ちょっと絵が見辛いかもだけど、読んでいくとそんなの関係なくなる、めっちゃ面白いし泣ける— 生春巻き (@harrrrrn0v0v) March 8, 2020
30代のおっさんを泣かすうしおととらは名作…
— 八十 一甫 (@yaso_kazunori) March 15, 2020
餓眠様読んだ時に衝撃が走ったのを今でも忘れられない。何十年も前のことなのに。そして次から次に魅力的なキャラを生み出してくれる。超大作ってうしとらの為の言葉だよね。
すべての台詞がカッコよく、自分のバイブルと言っても過言ではありません！ぜひ読んでみてほしいです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
伏線回収は見事としか言いようがないですねぇ…この他にも小説や短編集などもありますのでぜひ本屋さんか古本屋さんへヽ(*´∀｀*)ﾉ
全巻もってる！すっごく面白い。この作者のやつほかにも「からくりサーカス」「月光条例」の2つもおススメです！少し読んだだけでも面白いし最後まで読むとそれまでの話が全部繋がってて最高です！こんだけ褒めるとサクラとか言う人いるけど普通に違うからねwwとにかく面白いから絶対読むべき！
私が小学生のとき、ビデオでアニメを見てました。20年ほど前か。漫画も実家にあり、中学か高校生くらいの時に漫画を全巻読んだ記憶があります。どの回か忘れたけど泣いたなー。ほんとに面白かった。深いし。ちょっと長いけど是非読んで欲しい。絵もこの人にしかかけないタッチですごく好きです。トラ、かわいい。
藤田先生の最高傑作。全てのエピソードに意味があり終盤見事に伏線回収。ここまで完璧なラストを迎えた漫画は無いと思う。からくりも名作だけどやっぱりうしとらが一番好き。
藤田先生作品の最高傑作にして少年漫画の最高峰だと思ってる。藤田先生作品の登場人物の表情の描写は心に響く…。
『うしおととら』序章「うしおとらとであうの縁」
うしおととらの出会い
主人公・蒼月潮（あおつき うしお）は、500年の歴史をもつ寺の住職をする父がいます。
いつものように潮は、父である僧侶の口癖を聞かされています。
「この寺にまつられている”槍”は妖怪退治の名人の槍なんだぞ！」
いつも聞かされる胡散臭い話にムカついている潮は、父と殴り合いの喧嘩をすることがしばしば。
結果、いつものように父に負け、罰として蔵の掃除をすることになってしまいます。
500年の歴史ある寺の蔵ゆえに、檀家からの寄贈品などが沢山入っています。
蔵の掃除をしていると何かにつまずき転んでしまう潮。
足元を見ると、扉があり、その扉の取っ手にどうやらつまづいてしまったようです。
扉を開けようとした瞬間、扉が壊れ、地下へ落ちてしまいます。
すると何やら不気味な気配を感じます。
ふと、後ろを振り向くと、トラのような大人の人間サイズ以上の妖怪が姿を見せます。
とらと槍
どうやら、その妖怪は「槍」を肩に刺されており、封印されているようです。
妖怪に驚く潮に「やれやれ500年ぶりの人間はずいぶんやかましいな。」と話す妖怪（後に”とら”と潮に名付けられる）。
槍は人間にしか抜くことが出来ず、その妖怪は500年間ずっとここに閉じ込められていると言います。
「この槍を抜いたらお前はどうする？」と質問する潮に、その妖怪はこう答えます。
「まずは、お前を食いそのあとは、昔のようにこのあたりにいる人間たちも食い地獄に引き込む」と。
もちろんそんなバケモノの槍を抜こうとはしない潮。
妖怪をそのままにして蔵を出た潮は、僧侶の父に蔵の妖怪について聞こうとしますが、「日本海の方を1週間ばかりプラプラしてくる」と置手紙を残して父は出かけてしまっていました。
「うしお」と「とら」が共闘！
そんな時、幼馴染の中村麻子（なかむら あさこ）と井上真由子（いのうえ まゆこ）が潮に貸したノートを取りにやってきます。
潮は「忘れていた！」とノートを取りに行こうとしますが、空中に飛来する小さな虫のような妖怪を目にします。
麻子と真由子に小さな妖怪が飛来していないか？と尋ねても、どうやら二人にはこの妖怪たちは見えていないようでした。
蔵に封印されていたトラのような妖怪の仕業に違いない！と思った潮は、すぐに蔵へ戻り、妖怪に問いただします。
妖怪曰く、「それは、わしの妖気がよんだ虫怪（ちゅうかい）魚妖（ぎょうよう）」
その妖気に誘われやってきたのが、小さな飛来した妖怪だと言います。
外からは、麻子や真由子の悲鳴が聞こえます。
「わしなら、その妖怪を倒せる」という妖怪（トラ）に「約束は守れよ」と槍を抜く潮。
しかし、その妖怪は槍の封印から解かれるといきなり潮を襲います。
「誰が人間との約束を守るんだよ！」そう語る妖怪。
怒った潮は、槍を持つと髪が長くなり雰囲気ががらりと変わります。
その気迫でその妖怪（トラ）を脅し、虫怪（ちゅうかい）魚妖（ぎょうよう）を倒させます。
潮自身も獣のような外見になり虫怪と魚妖を倒していきます。
こうして、2人の関係が始まっていきます！
ここまでが序章のあらすじです！
この続きは『サンデーうぇぶり』にて読み進めてください!(^^)!
『うしおととら』の見どころ紹介
はい。この題名をみたときに「あれ？どんな漫画なんだろう」と思う人が十中八九いると思います（笑）
私も初めて見たときは、「うしおととら」という一人の人物が主人公かと思っていました。
となりのトトロみたいな(笑)
全然違いますね。「うしお＆とら」でした（笑）
主人公である潮は住職の息子。
ある日、蔵から一本の槍「獣の槍」と槍に500年間も封印されている大妖怪「とら」を発見します。
妖怪に襲われた女友達を助けるためにとらと契約し、封印を解きます。
契約は一瞬でなかったことにされますが、獣の槍の適格をもつ潮を恐れ、なんだかんだ妖怪を倒します。
とらは潮を喰べるためにとりつき、この日からこの二人のコンビが生まれ妖怪たちと戦い、獣の槍奪回をもくろむ刺客、様々な波にのまれながらも絆を強めながら立ち向かっていく二人。
だからこそ、「うしおととら」。
画風については個性的ではありますが、だからこそこの世界観が成り立っているのだと思います。
画風で読むのをやめようと思った方がいたら、それ本当にもったいないですよ！
こんな大作はなかなかないと思いますので是非ページを進めてください！
憧れが砕けたその先には。
物語終盤、本作で最大の敵である白面の者（九尾の大妖怪）との最終決戦を前にうしおととらは喧嘩別れをしてしまいます。
その理由は、うしおが慕っていた秋葉流という人をとらが殺したことにありました。
流は獣の槍の伝承者候補の一人で、潮のよい兄貴分として慕われ、うしおにとってあこがれの存在でした。
流も獣の槍に執着はなく、過去何度も潮ととらに力を貸しています。
そんな流を変えてしまったのは皮肉にも潮の姿でした。
どんな困難なことに直面しても強い意志を持って立ち向かっていく姿をそばで見ることは、流にとってまぶしすぎるものでした。
幼少期から特に努力もせずになんでもできた流は本気で生きることをやめ、どこか物足りない気持ちを隠したまま表にださないように生活を送っていました。
そんな中、白面の者に見透かされ、寝返るようにアプローチを受けます。
まさに「光と闇」
潮と流はそう言い表すことができます。
どこまでも流を尊敬し憧れる潮と虚無感があり、潮に尊敬されることについてどこか重荷になっている流。
流れが望んだのは本気の自分を出すことができる「とら」との戦いでした。
結果、心を痛め、自分の手を汚すとらと自分の気持ちが追い付かない潮は仲たがいしてしまいます。
その後「とら」一人では白面の者に立ち向かえずボロボロにされてしまいます。
ここの絶望感は計り知れないものでした。読者も歯がゆさを感じている方が多かったでしょう。
人を泣かせる超大作だ。
その後再び心を通い合わせ、白面の者をあと一歩で倒せる具合に差し掛かった時、白面は獣の槍の気配をたどり自らの目をつぶし、とてつもない速度で攻撃するようになります。
攻撃に反応できない潮ととら。
とらは、苦渋の決断をし、潮の手を取り、ある行動を起こします。
獣の槍をとらの体に突き刺すことで、「ある理由」で白面が獣の槍を感知できなくすること。
感知できなくなった拍子をつき、なんとか白面を倒す二人。
しかしとらも獣の槍で貫かれているため消えていきます。
「ばかやろう死ぬんじゃねえとら。まだオレを喰ってないだろう」という潮のセリフにその次に笑顔のとらが残す言葉は読者の涙腺を崩壊させたことは間違いないでしょう。
「もう喰ったさ。ハラぁ……いっぱいだ」と。
封印を解かれ、潮を喰うことにあれだけこだわっていたとらが…二人が出会い、様々なことに触れてきたからこそ、最後に告げたこの言葉は涙なくしてみることはできませんよ。
この出会いは偶然ではなく必然。
一人の人間と一匹の妖怪が絆を深めあい、ともに成長する物語。
それが「うしおととら」。必見です。
『うしおととら』1巻あらすじネタバレ紹介！
序章 うしおとらとであうの縁
主人公の蒼月潮は５００年ほどの歴史を持つ寺の息子です。
寺の住職である彼の父は「妖怪変化は目には見えなくても存在している」「寺に祀られている槍は妖怪退治の名人のありがたい槍だ」と潮が子供の頃から毎日言い聞かせていました。
しかし、潮はそんな父の話を信じてはいません。
毎回、潮はその事で彼の父と口論になり、最終的には殴り合いの大喧嘩になるのが恒例になっていました。
ある日、父親との喧嘩に負けた潮は蔵の中の古本を虫干しする様言いつけられます。
潮は愚痴を言いながらも蔵の中の本を運んでいると、蔵内で地下室に通じる扉を見つけました。
潮が扉を開けようと力を籠めると蝶番が壊れてしまい、彼は地下室に落ちてしまいます。
潮はすぐに起き上がりますが、背後に何かいる気配を感じ思わず振り向きます。
そこには正に妖怪と言えるとらの様な生き物が、地下室の壁に槍で縫い止められていました。
目の前の妖怪は、自分に刺さっている「獣の槍」を抜くよう潮に命令します。
しかし、潮は妖怪が槍を抜いたら悪事を働くつもりだと分かると、すぐに地下室から出て地下への出入り口を塞ぎ、父にこの事を報告しに行きました。
しかし父が家にいません。
彼は丁度家を出てしまっていたのです。
一方、家の外では潮の同級生の麻子と真由子が訪れていました。
３人が雑談をしていると、潮は周囲に虫のような妖怪が大量に飛んでいるのに気づきます。
同級生２人には見えない事が分かると、彼は一目散に地下室の妖怪の所に向かいました。
潮は自分に何か術を掛けたのかと妖怪に問いかけます。
妖怪は、地下室に溜まっていた妖怪の妖気が地下室の扉を開けた事で解放され、それに引き寄せられた低級な小妖怪が境内に集まっているのだと解説します。
そして、この小妖怪達は周囲の人間に危害を加えるので、槍を抜けば何とかしてやると妖怪は続けます。
潮は妖怪を貫いている槍を抜きますが、途端に妖怪は潮を攻撃します。
約束を守る気がない妖怪に潮は憤ります。
すると彼の髪は伸び、荒々しい形相に変わってしまいました。
槍を構える潮の姿に、妖怪はかつて自分に槍を刺した侍を思い出し恐怖に駆られながら倉の外に飛び出しました。
そして追いかける潮から逃げながら、物凄い速さで小妖怪を一掃します。
一方、女子達は小妖怪から逃げて潮の家に立てこもっていました。
小妖怪達は集合して一匹の大きな妖怪になろうとしています。
そこに妖怪が彼らに深手を負わせ、潮が槍でバラバラに切り裂いてとどめを刺します。
戦いが終わると、すぐに潮の長髪は元の長さに戻り、雰囲気も以前に戻りました。
潮は、槍の正体が獣の槍という人の魂を力に変えて妖怪を退治する武器である事、使う者は獣と化していく事を槍を通して知ります。
潮は、自由になった妖怪が立ち去ろうとする所を捕まえて、妖怪の妖気のせいで今後も他の妖怪が出てくるのだからしばらく自分と居るように言いつけます。
仕方なく同意した妖怪は、すきを見て潮を喰おうと企てます。
一方で潮もこの妖怪を世に放つわけにはいかないと決心します。
潮は妖怪の名前を「とら」と命名します。
こうして二人は共同生活を始めたのでした。
第一章「石喰い」其ノ壱 旧校舎に消ゆ
騒動の翌日、５００年間の封印が解けたとらは、学校に行く潮に早速ついて行きます。
潮がついて来ないように言っても、とらは潮が槍を離せば隙を見て襲うつもりだと言って聞き入れません。
結局、とらは潮に槍で返り討ちにされるのでした。
潮が校内で友人達と話していると、昨日潮の家に来ていた真由子と麻子が現れます。
二人ともあの騒動は夢だったと思っている様で、真由子は夢だったなんて信じられないと潮に話しかけます。
一方、あんなものは夢に決まっていると言う麻子。
どうやら麻子は潮とは犬猿の仲らしく二人は顔を合わせるとすぐにそっぽを向いてしまいました。
真由子と麻子は図書委員会活動として今から旧校舎で社会科で使う資料の運搬をしに行ってしまいます。
彼女達が行った後、とらは潮が麻子を好きな事を見抜いてからかうのですが、また潮に返り討ちに合うのでした。
場面は変わり、麻子達は他の委員達と一緒に旧校舎の中を資料のある場所まで歩いていました。
真由子は先ほどの件について、麻子が潮の事が好きなのに素直になれないのをからかいます。
雑談しながら麻子達は目的地に着きますが、全員そこにある鎧に目が入ります。
鎧の不気味さに麻子達は戸惑いますが、すぐに荷物を運び始めました。
一方、潮がとらと一緒に授業を受けていると、槍が突然震え、潮の頭の中にも槍から強烈な音が響きます。
直後、地鳴りのような大きい音が教室まで響いてきました。
槍を持って旧校舎に向かう潮、彼の目に飛び込んできたのは半身が石になった一人の図書委員の姿でした。
第一章「石喰い」 其ノ弐獣の槍発揮
図書委員はパニックになっており、潮が事情を聞いても「皆が石に」と泣き叫ぶばかり。
彼がすぐに旧校舎内で麻子達を探しますが、誰も見つかりませんでした。
学校はすぐに警察を呼び、マスコミも取材にくる事態になります。
潮は、今回の事件について知っている事を話すようとらに問い詰めます。
人間なんかどうでも良いと思っているとらは、簡単には話そうとはしません。
潮との喧嘩の末、「石喰い」という妖怪について話し始めました。
彼らは人を自分の世界に引きずり込み、その結界内で人を石に変えて食べる習性があるとの事。
すぐに潮達は旧校舎に向かいました。
一方、旧校舎内では警察たちが本日の捜査を終えて帰る所でした。
しかし、結界の中から麻子と真由子は石になりかけながらもずっと彼らに助けを求めていたのです。
二人以外の委員はすでに全身石になっていました。
彼女達の背後では、石喰いが、二人が恐怖に怯えながら石になるのを待っています。
体が石になる恐怖に二人は涙を流しますが、麻子は恐怖に負けないと決意します。
そんな麻子に石喰いは、麻子の石化の進行に追い討ちをかけるのでした。
その頃、潮達は旧校舎内を走っていました。
とらの助言を受け、結界の破る方法を知った潮は獣の槍で結界を切ります。
途端に刀を構えた鎧が現れて潮を攻撃しますが、潮が反撃します。
しかし、とらはそいつは石の侍で石喰いではないと叫びます。
潮がその事に驚いた隙を狙い、鎧の眼孔から百足の様な生き物が勢いよく飛び出し、潮の喉に食いつくのでした。
第一章「石喰い」 其ノ参 百足変化
潮に攻撃した鎧の内側から無数の百足の妖怪が現れます。
潮は自分の喉に噛みつく百足を両手で抑える時に槍を手放してしまいます。
石喰いの攻撃によって満身創痍になった潮は、1人で逃げようとするとらに「頼む」と助けを求めます。
「助けろなんて命令するな」と、とらは怒りますが、潮は自分ではなく麻子達を含む図書委員全員を結界の外に運ぶよう頼んだのでした。
とらは、これまで自分に対して偉そうだった潮が自分に頼むことに意外に思いながらも優越感を感じたのか、指示に従います。
潮以外全員を結界の外に運び、潮にもこっちに来るよう呼びかけます。
しかし、すでに潮の体は半分以上石になっていました。
人間は自分の命が一番大事なんだろう、と潮に叫ぶとら。
潮は、「お前にはわからんよ。」「お前に食われてやらなくて悪い」と笑うのでした。
石喰いに食われる覚悟を決めた潮。
そこにとらが「お前はわしが食うんだ」と閉じかけた結界の隙間を無理やり広げます。
ですが、石喰いの攻撃によってとらも長時間は持ちません。
どうにかして石喰いに攻撃をしたい潮、ひたすら槍が欲しいと願います。
すると、槍が反応して潮の元に飛んでいき、潮の胸に刺さりました。
途端に潮の石化は解けます。
槍は次に閉じようとする結界の隙間に入りつっかえ棒の様にして結界が閉じるのを防ぎます。
自由になったとらは旧校舎が壊れるほどの電撃で石喰いを攻撃します。
鎧は壊れ、とうとう石喰いの正体である百足の妖怪が現れました。
とらの助言を受け、潮は石喰いを倒します。
最後に、麻子達を槍で石化から戻した後、潮はとらとその場を後にするのでした。
第二章「絵に住む鬼」 其ノ壱 礼子
蒼月家では、久しぶりに帰ってきた潮の父が、潮に恒例の寺に伝わる槍と封印された妖怪の話をしていました。
潮の父は、地下室の扉は開けてはならないという言い伝えを説明します。
気まずい潮はすぐに退散しようとしますが、その時に彼の父は彼が持っている槍ととらを見てしまいます。
地下室の扉が最早なくなっている事を確認してショックで動けずにいました。
潮はそんな彼を気にせず、麻子と真由子と一緒に画家の羽生道雄の展覧会に出かけます。
潮は羽生道雄のファンだそうで、展覧会に行ける事を喜んでいました。
潮は、二人に彼の作品について解説します。
羽生道雄は自分の娘の礼子を生涯に渡って何回か描いていました。
しかし、周囲に認められてきた時から彼の画風は変わり、禍々しい作品ばかり作成します。
そして最後に礼子を描いてから羽生は死んでしまったとの事。
彼の遺作を見て、とらは絵に込められた作者の「憎悪」を感じ取ります。
そして人を呪って死んだ羽生が鬼になる事を確信するのでした。
翌日、潮は登校して早々三年生の間崎に生意気だと絡まれます。
潮も反撃しますが、殴り返されてしまいます。
周囲が遠巻きに見ている中、「私を殴れ」と潮を庇って一人の女子が出てきました。
間崎は彼女に「まだそんなことを言っているのか、羽生」と言い、すぐに立ち去ります。
潮を助けた彼女こそがあの礼子像のモデルである羽生礼子だったのです。
しかし、礼子は周りから「死にたがりの羽生」と呼ばれ遠巻きにされます。
彼女は過去に自殺未遂を繰り返しており、彼女に近づいた人間も変な事故にあってしまうのだと噂されていました。
しかし、潮は気にせず羽生道雄の娘の礼子に自分の絵のモデルになってもらおうと考えるのでした。
一週間後、下校中の礼子に、絵のモデルになってくれるよう潮はお願いします。
熱心に説得する潮に対し、礼子は死んだ父が自分を呼んでおり、礼子自身に近づいた他人も巻き込まれると言って先に曲がり角を曲がりました。
潮が追いかけようとしますが、突然大型トラックが潮めがけて突っ込んできます。
すかさず、獣の槍でトラックを両断しますが、その際に鬼のようなものが飛び立ちました。
とらが攻撃すると、鬼は姿を消してしまいました。
第二章「絵に住む鬼」 其ノ弐 間崎
潮は礼子に関わった人が事故にあう原因は先ほどの鬼だと気づきます。
とらは、羽生道雄が礼子に他の人間が近づく事を憎んでいるのだと言い、これ以上礼子に関わるなと忠告します。
一方帰宅した礼子は、子供の時に死んだ父の死ぬ間際の事を思い出していました。
既に狂っていた羽生道雄は、礼子にずっと自分のものでいてくれるように言い聞かせていました。
高校生になった礼子は、今も言いつけ通り一人ぼっちです。
彼女はもう他人に何もしないでほしい事、そして自分も後を追うつもりな事を最後の礼子像を前に、すでに亡くなっている父に語るのでした。
夕方、潮は麻子に礼子の事情を知っているか聞くため、麻子の家を訪れます。
麻子は一年生の時に礼子が転校してきた時の事を話して始めます。
礼子は最初は周りから離れていましたが、麻子と接するうちに少しずつ心を開いて皆とも打ち解ける様になります。
しかし、彼女に告白をした３人の男子が次々事故にあいます。
直後、彼女も自殺を試みますが、未遂に終わりました。
その後、礼子は麻子に彼らの事故は自分のせいだと言うのです。
昔から自分に近づいた人間は事故にあうのだと礼子は麻子に告げ、姿を消そうとしますが、礼子を追いかける麻子の頭上に糸切狭が落ちてきたのです。
麻子は間一髪で礼子に助けられましたが、礼子は泣きながら麻子に謝り、走って行ってしまいました。
それ以来、彼女は誰ともかかわる事も笑う事もなくなったのです。
潮は、麻子の家から帰る途中で間崎と遭遇します。
間崎は潮に礼子と関わるのを止める様に言いますが、潮は聞き入れません。
再度、二人の喧嘩が始まりました。
戦いの最中に、潮は礼子が一人ぼっちの理由を教える様に言います。
彼女が可哀そうじゃないかと叫びながら潮が仕掛けた頭突きで間崎は負けてしまいました。
間崎は礼子の幼馴染で、羽生道雄の事も知っていたのだと語り出したのです。
第二章「絵に住む鬼」 其ノ参 鬼
学校の屋上で、潮はとらも気にせず一人で何か考えこんでいました。
潮を呼びにやって来た麻子も彼の様子を見て事情を聞きます。
潮は先日の間崎から聞いた話を話し始めました。
礼子が幼稚園の頃は両親もいて彼女も幸せそうだったが、礼子が小学二年生の時に彼女の母が父の教え子と駆け落ちをしてしまい、それ以降父の様子がおかしくなり礼子も笑わなくなった事を間崎は喋ります。
羽生道雄は妻に逃げられてからは絵が描けなくなり、礼子の給食費も払えなくなりました。
親戚が礼子を引き取ろうとすると、羽生は彼らにペインティングナイフを振り回します。
自分には礼子だけなんだと呟く彼の顔は、当時の間崎には鬼の表情に見えました。
最後に間崎が礼子の家に行った時、礼子の後ろで最後の礼子像を描く羽生の姿を見ます。
自分の魂を絵に塗り込めようとする彼の顔は正しく鬼の顔でした。
数日後に羽生は亡くなり、そして礼子の周りで事故が起こるようになったのです。
話を聞いた麻子は、今後礼子とどう付き合うか潮に尋ねます。
今まで通り礼子と接するのだと明るく言う潮。
麻子は、潮なら礼子を何とかしてくれるんじゃないかと応援するのでした。
今日の体育の授業では、潮のクラスはフォークダンスを踊ります。
潮は一人で見学している礼子を見つけます。
礼子に触ったら何が起こるか分からないと言う周りを一喝して、潮は踊りを教えてほしいと礼子にお願いします。
始めは拒否する礼子でしたが、最後には潮と踊り始めます。
間崎と麻子は、ずっと無表情だった礼子が初めて見せる表情に嬉しく思っていました。
しかし、潮達は突然できた風の壁に閉じ込められ、潮は背後から何者かに攻撃されてしまいます。
それは先日潮ととらが目撃したあの鬼でした。
礼子は鬼を「お父さん」と呼び、潮は礼子を父から引き離そうと思っていないと伝えます。
父が住んでいる礼子像の側にずっといるから、これ以上人を傷つけるのを止めて欲しいと懇願する礼子を見て、潮は鬼に怒りを覚えました。
丁度、校庭で大きな風が周囲の生徒を吹き飛ばしている異常な光景を見た間崎が潮達を助けにやって来ます。
間崎の目の前には鬼を殴ろうとする潮の姿がありましたが、あっけなく鬼にやられて倒れてしまいます。
鬼が止めを刺そうとした瞬間、鬼の手が何者かに攻撃されます。
顔を上げた潮達の目の前には、潮達の前で鬼に立ち向かうとらの姿がありました。
まとめ
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