新宿スワン南秀吉 川口洋介の最後の死因は?生きてる?撃ったの誰かネタバレ!ヒデヨシ殺しの犯人を原作漫画で解説

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新宿スワンで邪悪な存在感を漂わせる南秀吉(ミナミ ヒデヨシ)。

 

登場は物語序盤のみとなりますが彼のインパクトは絶大で、物語中盤でも影響を与えております。

 

映画版では山田孝之さんが演じ、見事なハマリ役だったことも功を奏しているでしょう。

 

今回は南秀吉について解説してきます。

 

そして、秀吉を語る上では川口洋介(カワグチ ヨウスケ)の存在は欠かせません。川口洋介についても併せて解説していきます。

 

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南秀吉&川口洋介のプロフィールを紹介!

南秀吉のプロフィール

  • 本名:古屋秀吉
  • 年齢:19歳
  • 出身:千葉県
  • 性格:横暴で欲深い

 

秀吉は横暴かつ非常に欲深い人間で、自分がのし上がるためなら、人を陥れてでも何でもやる人間です。

 

スカウト通りでは先輩を押し退けて声掛けしたり、龍彦がアポった女性の電話番号を盗み、メモリーを消したりと、やりたい放題です。

 

秀吉の悪行はここだけに留まらず、スカウトの仕事とは別で覚せい剤の売買もしておりました。

 

秀吉がスカウト業に精を出していたのは、バーストの幹部になり、覚せい剤の売買を有利に広げるためでした。

 

幹部になれば多くの店とパイプを持つことができ、加えて部下もできて自分の時間も増えることから、覚せい剤売買で今よりも多くの利益を産むことができ、闇社会のトップの座に近づけます。

 

そんな秀吉ですが、実は中学時代は背も小さくイジメられっ子で、両親に捨てられ天涯孤独の身でした。

 

イジメられていたところを、同じ中学だった龍彦に助けられた時から、「龍彦のように強くなりたい」という気持ちが生まれますが、しかしその気持ちが歪んだ形へと成長してしまい、その結果「金と女と暴力」でしか生きられない人間になってしまったようです。

 

また、秀吉のモデルは「クローズの加藤秀吉」ではないか、という説もあります。

 

確かに髪型など見た目は少し似ておりますが、加藤秀吉はどちらかというと正義感があり、悪事には手を染めないタイプで、秀吉とは真逆であることから、完全なモデルとは言い難いでしょう。

 

川口洋介のプロフィール

  • 本名:川口洋介
  • 年齢:19歳
  • 出身:不明
  • 性格:優しく人当たりがいい

 

洋介は当たり障りなく、誰にでも優しく話しかけやすい性格です。

 

あの秀吉が彼女に洋介を紹介している、彼女の家まで連れてきていることから、洋介がとても親しみやすい性格だということがわかります。

 

洋介は、喧嘩したり女性にオラついたりと秀吉のような「攻めの属性」ではなく、龍彦の話し相手だったり、バーストに情報を伝えたりと、「守りの属性」であることがうかがえます。(バースト幹部だと時正のような存在)

 

序盤では龍彦の良き相談相手として、龍彦をサポートしてくれました。

 

主人公の良き相棒、目立ちはしないが縁の下の力持ち的なポジションで、最終回まで居てくれると思っていましたが、秀吉編完結後には全く登場しませんでした。

 

誰もが単なるフェードアウトかと思いましたが、実は全く登場しなかったのは後に繋がる伏線であることが判明します。(後述で解説)

秀吉と洋介の年齢、出身地について

秀吉・洋介ともに龍彦と同じ19歳であることは、龍彦がバーストの寮に入った初対面時で判明しています。

 

秀吉の出身地は、バーストに追われている時に千葉県出身であることが明らかになっております。本名の「古屋秀吉」を聞かされた後に、龍彦が中学の同級生だったことを思い出します。

 

洋介の出身地は不明ですが、寮に住んでいたことから出身は東京以外、東京だとしても23区外の可能性が高いでしょう。

 

南秀吉を殺した犯人は?死因は?

スカウトの身でありながら、覚せい剤の売買というルール違反を犯してしまった秀吉。

 

一旦は龍彦に捕まるも温情で見逃してもらい、ここから人生やり直すといった矢先に駅のホームに突き落とされ、その人生に幕を閉じます。

 

当初は覚せい剤市場を荒らされたヤクザが、面子を保つために殺したと推測されましたが、実は突き落とした犯人は洋介、それも葉山に命令されてからの犯行でした。

 

実は秀吉に覚せい剤の売買をさせたのは葉山で、その葉山も元々は売人でした。(後の横浜王国編でタキにばらされます)

 

秀吉さえ死ねば自分に疑惑を持つ者は居なくなるだろうといった、葉山の極めて卑劣で人道から外れた陰謀でした。

 

洋介も尊敬する葉山の頼みは断れず、親友をこの手で殺めたのはさぞかし無念だったでしょう。

 

南秀吉は生きてる?ピアスまで再現!

洋介の出番消滅はフェードアウトではなく伏線だった!

秀吉編完了後、龍彦に部下ができ、その部下達と渋谷AV編、闇金編で暴れ回りますが、そこに洋介の存在は描かれていませんでした。

 

秀吉死亡後に失踪したことから、洋介に対して疑い、あるいは心配しているシーンを描かれてもいいような気がしますが、描写は一切なく横浜王国編で”忘れた頃に”登場しました。

 

元々そこまでインパクトの大きいキャラでもなかったため、単純にフェードアウトかと思われましたが、その後のエピソードで重要人物として登場させるなど、さすが和久井先生といったところです。

親友「秀吉」への想い

秀吉を殺し、空っぽになった洋介は、秀吉と同じ髪型、服装、ピアスを着用、そして自らも「南秀吉」を名乗り、横浜に辿り着きました。

 

顔も整形したのでは?と思われがちですが、秀吉になりきっていた洋介は常に顔を強張らせており、目が吊り上がっている状態でした。

 

バースト時代は常に優しい顔をしていたので、そのギャップで整形疑惑が持たれていましたが、龍彦がすぐ気づいたので整形ではないでしょう。

 

洋介と秀吉はあの汚いバースト寮で共同生活を送る間柄でもあり、秀吉の彼女の家にも言ったことがある(第31話:4巻)ので、かなり仲が良かったと思われます。

 

どんどん自分を闇に染めていく、闇に染めなければ自分の価値を見出せなかった秀吉からすれば、洋介は唯一の光だったかもしれません。

 

秀吉の容姿を真似たことは、命を奪った秀吉の分まで生きるという、洋介の決意の表れだったのかもしれません。

 

壮絶な川口洋介の最後とは?実は生きてる?銃で撃ったのは誰?ネタバレ

横浜王国編で、アリサ(タキの彼女)の提案で洋介を覚せい剤の売買から足を洗わせようとした龍彦ですが、実は既に計画はタキにバレていました。

 

龍彦たちの前に現れたタキは、「お前を解放してやる」と洋介を抱きしめた後、洋介を銃で撃ちました。

 

撃たれた勢いで洋介は海に落ち、そこから上がってくることはありませんでした。

 

誰もが洋介は死んだと思いましたが、実は防弾チョッキを付けており、海に落ちたのもタキの提案による演技でした。

 

銃で撃つ前に「お前を解放してやるよ」と言ったのは、人生を終わらせてやる、という意味ではなく新しい人生を迎えさせてやる、という何とも粋な計らいでした。

 

タキのメモに書かれていた「12/28 13:00 大さん橋 洋介」というメモから、タキ洋介と落ち合う予定だったことがうかがえます。

 

残念ながらタキは自ら命を絶ち、約束の場所には行けませんでしたが、代わりに龍彦が洋介と再会しました。

 

そこにいたのは秀吉のフリをした洋介ではなく、オールバックだった髪もおろし、顔つきも穏やかな、龍彦がよく知っている洋介でした。

 

「俺も全部忘れっから、洋ちんも全部忘れて、ふつーに生きよう!」

 

洋介はここから本編への登場はなく、最終話で登場人物の今後が描かれた際には、「地方で警備員のバイトをしながら弁護士を目指し勉強中」という様子が描かれていました。

 

龍彦の最後の言葉どおり、全てを忘れ、しがらみから解放されることができ、洋介は平穏な生活を手に入れることができました。

 

映画館「新宿スワン」南秀吉役は山田孝之!原作漫画との比較!川口洋介役は?

2015年に映画化された新宿スワンですが、アンダーグランドの世界を描いた作品とは思えないほどの豪華キャストです!

 

主演の白鳥龍彦役に綾野剛さん、ヒロインのアゲハ役に沢尻エリカさん、そして南秀吉役は山田孝之さんがキャスティングされました。

 

「クローズZERO」、「闇金ウシジマくん」で一気にワイルドな役が似合う俳優さんとなり、秀吉役は大抜擢とも言えるでしょう!

 

川口洋介役は、仮面ライダー出身の「久保田悠来」さんです。

 

原作漫画の洋介とは雰囲気が異なり、長身で妖艶な色気がある洋介に仕上がっています。

 

原作との違いを比べながら鑑賞してみるのも良いでしょう。

 

映画第二弾の横浜王国編で「秀吉なりきり洋介」が登場。見事に原作漫画のイメージと合っています。

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