本日はアニメ化もされ話題を集めた人気漫画『ドロヘドロ』のヒロイン・ニカイドウについてご紹介いたします！
- ニカイドウの死亡シーン
- ニカイドウとカイマンの関係性
- ニカイドウの魔法能力
- ニカイドウ・カイマンの最終回の結末
- 『ドロヘドロ』原作漫画を全巻無料で読む方法
ニカイドウについてご紹介する前に『ドロヘドロ』を無料で読む方法を簡単に解説します。
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【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリットを徹底解説！おすすめ漫画ランキングも紹介！
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戦うヒロイン・ニカイドウの初登場とカイマンとの関係性
ニカイドウの初登場は一巻の冒頭、カイマンが捕まえた魔法使いに喉の奥の男から何と言われたか問いかけるシーンからです。
女性の身でありながらそこらの男では太刀打ちできないほどの強さを兼ね備えている彼女は、カイマンの正体を探すためにあらゆる意味でとても重要な存在となります。
そんな二人にとってお互いは大切な友達。
ニカイドウの営む定食屋の空腹虫(ハングリーバグ)は周囲の治安が悪いため儲けが少なく、その上一番食べる客であるカイマンが支払いをしないため経営は圧迫されているようです（笑）
弁当をカイマンのバイト先に届けてあげたり、危険を顧みず共に魔法使いの世界へ行ったりと甲斐甲斐しい一面も覗かせますが、知人に『愛しているのか』と聞かれた際は照れながらも『大切な友達』だと答え、お互いあくまで恋愛ではなく友情の模様。
しかしカイマンが自分の正体を恐れて不安に陥った時のニカイドウの存在は大きく、深い信頼関係で結ばれているのは確かです。
この絶妙な関係性が良い…！
伝説の魔法使い…？！ニカイドウの魔法と悲しき過去とは？
ニカイドウが扱う魔法は『時を操る魔法』であり、その存在は伝説とまで呼ばれるほど希少なものです。
ケムリで作られた大きな黒い箱を使って未来や過去に移動することが出来ますが、その時間軸にいたニカイドウは消滅して存在しなくなってしまいます(存在する時間が重なると統合し記憶を引き継いだ『魔法を使ったニカイドウ』のみが存在できる仕組みになっている)。
しかしニカイドウは過去に起こした事件により魔法を使うこと、そして魔法使いであることを捨ててホールで人間として暮らすことを選びます。
孤児だったニカイドウは幼少期はおじさんとおばさん、魔法使いであった川尻(アス)と八雲という少女と共に暮らしていました。
気が強く勇敢な少女の八雲は空を飛ぶ魔法の持ち主であり、現在のニカイドウの戦闘スタイルが拳法なのも彼女の影響かと思われます。
その頃のニカイドウはケムリを出しても小さな黒い箱を出すだけでどんな魔法なのか分かりませんでしたが、練習すれば分かるだろうと言われた通り初めて一人で留守番をしたその日、ニカイドウは魔法の練習を始めます。
最初は手のひらに乗るほどのサイズだった黒い箱は成長して魔力が増えたからか身の丈半分ほどの大きさになっており、使いこなそうとしているうちに過去に行く魔法を無自覚に発動したのです。
しかし、過去で起こしたほんの些細な出来事によりニカイドウは大切な親友・八雲を失うことになってしまいました。
ニカイドウが起こした些細なことは、『過去に来たことに最初気が付かず、通りかかった過去のおじさんとおばさんに声をかけて抱き付いた』ことです。
八雲は川を流れていたところを拾われて助かる筈だったのですが、ニカイドウに気を取られたおじさんとおばさんが川を流れる赤ん坊の八雲に気が付かなかったため、そのまま沈んで死んでしまい彼女のいない未来に変わってしまったのです。
なので、ニカイドウは自分のせいで八雲が死んでしまったと思っているんです。
物言わぬ名もなき墓となってしまった親友…
大切な親友の運命を自分の魔法が歪め殺してしまったことに気が付いた頃にはもう手遅れであり、ニカイドウは幼いながらに八雲を救おうと何度も過去に飛びましたが、魔法が未完成なため救うことが出来ませんでした。
挙句にその影響で家族として一緒に暮らしていた全ての人の運命が変わった事により誰とも交わらなくなってしまい、その後悔から自ら魔法を封印したのです。
『時間を操る』という魔法の性質上、ニカイドウはずっと自分の存在さえ不確かに思えていました。
しかしそんな彼女だからこそ、記憶と顔を忘れ自分の正体を失ったカイマンに共感し寄り添うことができたのではないのでしょうか。
物語終盤で本領発揮するニカイドウの一生分の魔法を蓄えた『ブラックボックス』の存在。強力な魔法ゆえに使える回数はたったの5回だけ。
衝撃的…ニカイドウの死亡シーン
ホールくんの暴走が激化していく最中アスの魔法で黒い家へと避難した際、完全な悪魔へと変化を遂げたニカイドウ。
その姿はストアの包丁を手に入れるよう助言した悪魔のもので、それが未来から来た自分であることが判明します。
悪魔になると人の姿の面影は完全に無くなります(カッコイイ！)
未来の自分がとった行動を考えカイマンの存在に重要な意味があると思ったニカイドウは、魔法使いを殺すために追ってくるホールくんを倒すため単独で立ち向かいます。
ストアの包丁で一時は優勢に見えましたが、ニカイドウの魔法で時を超えたホールくんに包丁を奪われその身を切り刻まれ飲み込まれてしまいます。
ホールくんの一部であり有害な泥をかけられたカイマンも動けなくなり絶体絶命になったその時、魔法を使っていた過去のニカイドウが姿を現しました。
しかし全ての魔法を使い切ったために悪魔の資格を失い、人の姿に戻ったニカイドウはアスと共にカイマンの元へと向かいます。
自身が囮となりニカイドウがホールくんに立ち向かう最中、カイマンは全ての自分を受け入れ復活を果たしました。
アスの魔法で移動を試みますがストアの包丁の威力は凄まじく、カイマンを何としても生かそうとしたニカイドウの行動により黒い家に無事避難したカイマンが目にしたのは、二人の首のない死体でした。
決死の回避。この後…
混沌の行方とそれぞれのその後！『ドロヘドロ』ニカイドウの結末最終回は？
ホール君との壮絶な対決はカイマンの勝利により終結し、無事生き返ることが出来たニカイドウ。
半年後にはそれぞれが己の帰るべき場所に戻っていき、魔法使いたちが現れることが無くなったホールには平和が訪れていました。
ニカイドウとの約束通り空腹虫で(バイトとして)働いていたカイマンでしたが、そこにはギョーザの仮装をして客寄せのため路地に立つ姿が…
哀愁漂う立ち姿…
なんと、カイマンはギョーザに執着するあまり店員として使い物にならないとニカイドウに店から追い出されていたのです。
中毒とまで言われるほどギョーザに執着する男。
魔法使いの世界に帰ることが出来なかった毒蛾と鉄城を代わりのバイトとして雇ったことを知り、いよいよ焦るカイマンが頼ったのは一時的に魔法使いになった影響か見えるようになってしまったギョーザ男でした。
ギョーザ男にアドバイスを受けたカイマンはニカイドウにギョーザの作り方を教わり、真のギョーザの美味しさを知ることでまた空腹虫で働くことを許されます。
最後はホールの皆と店の繁盛を祈ってカンパイ！という、正に大団円な締めくくりでした。
ニカイドウの魅力
ヒロインでありながらもう一人の主役と言っていいニカイドウ。
ひたむきにカイマンを大切に思う友人であり、混沌にまみれた過去を紐解くための重要人物でもあります。
容姿、性格、魔法共に魅力的なニカイドウの魅力は一言では語り切れませんが、いくつか紹介させて頂きましょう。
スタイルも抜群！
ニカイドウは肉体的な強さと内面の強さを兼ね揃えつつも、過去のトラウマから自分の事となると消極的で後ろ向きなところがあります。
自分の正体を隠していることに負い目を感じつつ、カイマンに協力するためらならば魔法使いの世界に渡り危ない橋を渡ることも厭わない友情に厚いところも魅力的ですね。
基本的には熟考型であっさりした性格ですが従いたくない事には命を懸けても抗う頑固な一面もあり、煙との契約を拒むあまり体が治療を受け付けず瀕死になることも…
作中での衣装替えも多く、姿そのものが変わるところも特徴的ですね！(マスクの変更、悪魔化、男性化などなど…)
そんなニカイドウの活躍シーンをいくつかピックアップしていきたいと思います！
完全武闘派！バトルシーンがカッコイイ！
ニカイドウは魔法使いですが、その性質上終盤までほとんど魔法を使って戦うことはありません。
彼女の武器は身軽な体のみで、その躍動感のある身のこなしは二度対峙した戦闘狂の能井が気に入るほど。
中でも好きなシーンはこちら！
煙に追い詰められ、仲間のピンチにマスクを被ることを決意したニカイドウ。
マスクの存在自体は2巻で出ていましたが、装着した姿はこの時が初めてです。
本来ならば魔法使いあることを捨てたかったニカイドウ。
しかしカイマンやホールの仲間がピンチに陥った時は自分が魔法使いであることも利用する情の深さも持ち合わせています。
ポジティブかつクリエイティブ！悪魔化が進行したニカイドウ
魔法を使いこなせるようになるため、アスからの提案で始めた特訓は悪魔になるための試験と似たものでした。
重たい甲冑を着用したまま巨大コウモリの世話をして悪魔肉を食す日々を過ごし、己の中にある恐怖に打ち勝ったニカイドウは期せずして角や尻尾が生えたりと悪魔化が進んでいきます。
悪魔の物事を捉える基準は『笑えるか笑えないか』であり、基本的にみんな陽気で面白いことが大好き。
普段はどちらかと言うとしっかり者なニカイドウですが悪魔化が進行することにより性格や表情が変化していき、常に目を見開いた笑顔を浮かべ無邪気で荒々しい行動を取るようになっていきます。
大胆で独創的なファッションセンスも悪魔化の初期症状だそう（笑）
そして物語の終盤、本当に悪魔となった後は硬い口調に落ち着きのある振る舞いに変化しますが、悪魔の性格が抜けないアスに便乗するお茶目さも。
悪魔化していなければ恐らく踊らないであろうダンス…(笑)
カッコイイだけじゃない！ヒロイン的な優しい一面も
これまではニカイドウの強い部分ばかり紹介していましたが、彼女は同時に脆さも持ち合わせています。
自分の魔法で親友を失ってしまったことをずっと後悔しながらも出会うことのなくなったアスの手助けをしたりと、大切に思う人のためならば身を厭わず行動することがあります。
そんな彼女が顔も過去も失って自分のことが分からないカイマンに共感し、協力しようと思うのは自然なことだったのかもしれません。
とにかく早く本当の自分に戻りたかった筈が、次第に蘇ってくる記憶の断片から恐ろしさを感じ不安に陥るカイマンを優しく宥めるニカイドウ、という光景は作中何度か見られます。
「たった一人の大事な友達」と称すほど、八雲を失ったニカイドウにとって『友達のカイマン』は特別で大切な存在なのでしょう。
この笑顔…！
このように料理上手で強くてカッコいい！時には可愛いニカイドウ！
もちろん彼女のみならず、ドロヘドロに登場するキャラクターは個性的で魅力的な人物ばかり！
きっと気に入るキャラクターがいる筈ですので、気になったのなら是非とも読んで頂きたい漫画です。
『ドロヘドロ』カイマンの最後は死亡？復活？正体は魔法使いで素顔は？口の中を解説！
ドロヘドロ栗鼠の最後や魔法カースのネタバレ紹介！殺された理由や殺した人は誰？
『ドロヘドロ』煙の最後は死亡？素顔がかっこいい？マスク・キノコ能力について紹介！