ビースターズ ハルの最後は死亡?レゴシとホテルでキス?子供や結婚は?名言や食べられるかネタバレ!

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擬人化した動物たちの、熱すぎる青春ドラマ。話題沸騰の漫画「BEASTERS」。

 

2024年にはアニメ3期「BEASTARS FINAL SEASON」の配信も決定し、ますます注目を浴びています。

 

今作のヒロイン、ウサギの「ハル」について徹底解説していきます!

 

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『ビースターズ』のヒロイン・ハルは可愛いルックスだけど性格はヤバい?

ハルとレゴシ、衝撃の出会い!反応がメンヘラ?

「BEASTERS」の設定は、肉食獣と草食獣が、危ういバランスのもと、共存する世界。

 

お話の舞台は、全寮制の名門校「チェリートン学園」です。

 

ある日草食獣の生徒が、肉食獣の生徒に食い殺されるという衝撃の「食殺事件」が起こってしまいます。

 

犯人は分からず、学園はピリピリとしたムードに。

 

主人公のハイイロオオカミ、レゴシは、犯人を捕まえて元の平和な学園を取り戻そうと、ひとり決意を固めています。

 

しかし、部活で遅くなったある夜、自らの中に眠る肉食獣の衝動に突き動かされ、小動物に襲いかかってしまうのです。

 

強く抱きすくめただけで、噛んだり食べてしまったりはしなかったものの、鋭い爪で相手の腕に傷を負わせてしまい、落ち込むレゴシ。

 

所属する演劇部の雑用で、学園の屋上にある園芸部を訪れると…嗅ぎ覚えのある匂いが。

 

そこに立っていたのは、昨夜、抱きすくめた白いウサギ。

 

彼女は、園芸部の3年生、ハル。

 

レゴシは、自分が食べようとしたハルに、あろうことか一目惚れしてしまうのです。

 

ヒロインがヒーローに「食われそうになる」!こんな衝撃的な出会いは、なかなかないですよね?

 

しかも、レゴシに抱きすくめられていた間のハルの心の声も、すごい!

 

「ずっと色々な奴のエサであり続ける人生だった」「早くして 食べるなら一口で」

 

逃げようともがくわけでもなく、ハルはすぐに死を覚悟しています。

 

結局は、恐怖と本能が勝って、レゴシの隙を見て走って逃げていきますが、「生きることに絶望してしまっている女の子」であることがわかりますね。

 

メンヘラ系、と言ってもいいのかもしれません。

 

そんなハルは、レゴシとの出会いでどう変わってゆくのでしょうか?

 

嫌われ者の清楚系「ウサビッチ」?いろんなオスと〇〇◯してる?

ここでハルのデータを見てみましょう。

 

10月19日生まれの18歳、星座は天秤座になります。

 

身長105㎝・体重15㎏と小柄で、レゴシとの身長差は、なんと80センチ(連載当初)!

 

チェリートン学園高等部3年生で、レゴシの一つ上の学年。

 

園芸部の部長…というか、そもそも部員はハル一人だけです。

 

小柄な身体に真っ白な体毛、花を愛し、たった一人で、たくさんの草花の世話をしているハル。

 

その姿は、一見とても清楚で、儚(はかな)げ。

 

でも、その見た目とハルの「中身」は、実は正反対。

 

いろいろなオスたちと、その場限りの関係で、身体を重ねていることが判明します。

 

園芸部の部室にはベッドがあり、種々多様なオスたちが、こっそり訪れているよう。

 

彼女持ちのオスとも、気にせず気軽に寝てしまうため、女子たちからは「尻軽」「ビッチ」として嫌われ、いじめに近い扱いを受けています。

 

気の強いハルは、いじめられても、しょげたりせず、はっきり言い返すので、余計嫌われてしまっているようですね…

 

「ギャップ萌え」なんて言葉もありますが、ハルの場合はちょっとギャップが行きすぎています。

 

レゴシでなくとも、びっくりしてしまいますよね…

 

ネット上でも、「ウサビッチ」「気持ち悪い」などと書かれてしまっていることも。

 

ただ、そんな行動には、ハルなりの理由があります。

 

小さく無垢なルックスから、同級生にも対等に扱われず、彼女曰く「赤ちゃんみたいな」扱いを受けてきたハル。

 

小さい子どもを見るような笑顔で、見下ろしてくる同級生たち。

 

プライドが高く、気の強い彼女には、それはとても屈辱的なことでした。

 

やがて思春期を迎えたハルは、オスたちが、「身体を重ねるときだけは」彼女を対等に見ていることに気づきます。

 

「ベッドの上では、対等になれる」。

 

ハルは、一人前の獣として扱って欲しくて、不特定多数のオスたちと寝るようになったのです。

 

ぱっと見の「外見」と、「中身」=本当の自分の間に、ギャップがあることで苦しむ。

 

キャラクターのほぼ全員が、この悩みを背負っているのが「BEASTERS」の特徴ですが、ハルもまた「本当の自分」を理解してもらえなくて苦しんでいたのです。

 

ルイとの関係がヤバすぎる!彼氏?セ◯レ?

演劇部の花形役者であり、チェリートン学園全体の絶対的スターでもある、アカシカのルイ。

 

レゴシの演劇部の先輩でもあるルイとも、ハルはベッドを共にしています。

 

もちろん、一対一で真面目に付き合っているわけではなく、淋しい時に身体を重ねる関係。

 

とはいえ、奔放なハルも、ルイには、その他大勢のオスたちとはまた違う感情を感じているようです。

 

それは「恋」に近いけれど少し違う、淋しさを埋め合える、かけがえのない関係。

 

とは言え、学園のスターであるルイと、嫌われ者の「ウサビッチ」ハルとの関係は、ルイのイメージのためにも公にはできないもの。

 

絶対に秘密にしなければなりませんでした。

 

それにいち早く気づいたのが、レゴシ。

 

ハルを想いながらも、ハルのルイ先輩への想いを「尊重する」、と優しく語るレゴシ。

 

ハルはいつも控えめに見守ってくれるレゴシに、心を開いていくようになります。

ハルを巡ってレゴシとルイの三角関係?ハルは食べられる?死亡?

闇社会に攫われる!ハル、最大のピンチで衝撃の行動!

ハルが最大のピンチに襲われるのは、コミックス5巻。

 

獣たちの大事なイベント「隕石祭」の夜のことです。

 

隕石祭には、チェリートン学園の生徒たちも、部活単位でたくさん参加していました。

 

大勢の生徒たちが集まる夜のイベントで、突然の停電が。

 

やがて電気が復活すると、ハルの姿は消えていました。

 

ハルは、闇の組織「シシ組」に、食肉用としてさらわれてしまったのです。

 

シシ組は、オスのライオンだけで構成された反社会的組織。

 

組長の老ライオンは、若いメスの肉に目がない様子。

 

小柄な女子高生が、ならず者のオスライオンたちにさらわれる…人間に置き換えても、ヤバすぎるピンチです!

 

ハルは、彼女が常々想像していた通り、食べられて、死んでしまうのでしょうか?

 

ハルは食べられて死亡?レゴシはハルを助けられる?

シシ組の組長にご馳走として差し出され、死を覚悟して、脳内で遺書を書き始めるハル。

 

食われる寸前、「やっぱり死ぬのは嫌だ、私は生きていたい!」と痛切に感じ、必死で抵抗します。

 

いつも投げやりで、自分の未来を諦めたような生き方をしているハルの、なりふり構わず生きようとする姿には、胸を打つものがあります。

 

「生きていきたい」「未来を、望みたい」

 

その想いがハルの中に芽生えたのは、やはりレゴシの影響なのでしょう。

 

一方、レゴシは、師匠である「強すぎるお医者さん」、パンダのゴウヒン先生とタッグを組み、ハルを追跡。

 

「シシ組」のアジトへ辿り着き、傷だらけになりながらも、ハルの救出にどうにか成功します!

ハルはレゴシとホテルでキス?それ以上も?結婚や子供は?

ウサギとオオカミの恋愛⁉︎ハルとレゴシ、ベッドで〇〇〇?

ボロボロの姿で、シシ組のアジトから逃げ出した、ハルとレゴシ。

 

とっくに寮の門限は過ぎている上に、レゴシは血まみれの姿。

 

仕方なく、繁華街のラブホテルに泊まることになります。

 

緊張しまくりのレゴシと対照的に、余裕のある態度のハル。

 

こういう場所に何度か来たことがある様子。

 

彼女が居たことのないレゴシとの、恋愛キャリアの差がハッキリ分かるシーンですね。

 

ベッドで添い寝する二匹、改めてお互いの体格差を感じます。

 

いいムードだけど…恋愛に踏み込むことができるのか、ためらう二人。

 

異種族であるレゴシに、身体を許す覚悟を決めたハルでしたが…

 

「あの時、君を襲ったのは…俺なんだ」

 

レゴシからの告白が。

 

驚き、恐れられることを覚悟しての告白でしたが、「薄々、気づいていた」とハル。

 

あの夜の恐怖は忘れ難いものの、日々感じる、レゴシの優しさに、「あれは、自分でもどうしようもない衝動だった」ことを理解してくれているようです。

 

心通じ合った二匹、種族を超えて、身体を重ねようとしますが…

 

ここで、ハルの身体に驚きの異変が!

 

ハルの腕が勝手に動き出し、レゴシの口の中に入っていこうとするのです。

 

「草食動物の、本能…」

 

心では愛し合いたいのに、身体は勝手に覚悟を決めて、自発的に食べられようとしてしまう…

 

どこまでも二人に立ちはだかる、種族の壁。

 

仕方なく添い寝をする二匹、身体はともかく、心の距離は確実に縮まっているようです。

 

ハルは二股かけてる?草食と肉食、どっちの彼氏を選ぶ?

アカシカのルイと腐れ縁のような関係を続けながら、ハイイロオオカミのレゴシとも心通わせていく、ハル。

 

一見、「二股?!」と思ってしまうような状況です。

 

同じ草食動物であるシカのルイと、自分とは異なる肉食獣であるオオカミのレゴシ。

 

ハルが本当に好きなのは、どちらなのでしょう…?

 

考察してみましょう。

 

隕石祭までは、ハルの心の中では、確実にルイ先輩のウェイトの方が高かったと想います。

 

ルイ先輩が園芸部の部室に来ないか、待ちわびているような描写もありました。

 

何より隕石祭で、一度目に停電が起きて真っ暗になった時、心配したレゴシが駆けつけた際も、「ルイ⁈」と呼びかけています。

 

ルイ先輩が助けに来てくれるのを期待していた、とハッキリわかる描写ですね。

 

「ルイ先輩には、かなわない」

 

レゴシも、一度は身を引こうとしたくらいです。

 

ただ、その気持ちが「恋愛なのか?」というと、正直、微妙な感じを受けます。

 

誰にも弱みを見せない学園のスター、ルイが「自分にだけは」素顔を見せて、甘えてくる。

 

気の強い女子は、こういう母性本能をくすぐられるシチュエーションが好きだったりするんですよね。

 

また、ハルとルイ先輩は、草食獣の「弱さ」を自覚しながらも、強がってプライド高く生きている、言わば「似たもの同士」。

 

二匹の絆には「似たもの同士の共感」という部分もある、と感じます。

 

弱さを隠して生きている草食獣同士が、肩の荷を下ろし、自由になれる場所―

 

ハルとルイ先輩が身体を重ねていた、園芸部の部室は、二匹にとってそういう場所だったのかもしれません。

 

そこに現れたのが、肉食獣であるハイイロオオカミのレゴシ。

 

「いきなり、食べられそうになる」という出会い方は衝撃的でしたが、ハルの全てを尊重し、控えめに見守るレゴシに、ハルは徐々に心を許していくようになります。

 

ハルにとって、レゴシが決定的に「特別な存在」になったのは、やはりシシ組からの救出劇。

 

普段は忌み嫌い、抑えていた大型肉食獣の力を解放し、全身血まみれになりながらもハルを救うため、闘うレゴシ。

 

「俺は、君の獣になる。悪魔のように、見えているだろうかー判定は、君の自由だ」

 

今まで抑えていた力を、愛ゆえに爆発させるレゴシ。

 

ここは、本当にカッコいいシーン!

 

ハルじゃなくても、惚れてしまいそうです!

 

この夜から、レゴシはハルにとって本当に特別な存在になります。

 

ハルは他のオスと遊び回ることもしなくなり、異種族であるレゴシとの恋愛を真面目に考えるようになるのです。

 

ハルとレゴシは結婚できるの?子どもは?

種族を超え、少しづつ愛を育むハルとレゴシ。

 

その未来に「結婚」はあり得るのでしょうか?

 

結論から言うと、「あり得ます」。

 

「BEASTERS」の世界では、超少数派とは言え、異種族結婚のカップルは存在しています。

 

実は、レゴシのおじいちゃんも異種族結婚をしています。

 

レゴシのおじいちゃんは、爬虫類である「コモドオオトカゲ」。

 

哺乳類同士の「草食」「肉食」の区別ですら大きな壁になるのに、哺乳類と爬虫類で結婚…

 

レゴシのおじいちゃんとおばあちゃんの結婚は、かなりのレアケースだったみたいです。

 

ただ、異種族の間での恋愛自体は、比較的カジュアルに行われている模様。

 

レゴシの所属する演劇部の中でも、虎のビルと、ヒツジのエルスはちょっといいムードになっていたりしましたよね。

 

一方。結婚となると、幸せになった前例はあまり出てきません。

 

レゴシのおじいちゃんとおばあちゃんも、種族の違いから悲劇的な結末を迎えます。

 

また、異種族間の混血として生まれたレゴシのお母さんや、のちに登場する連続殺戮獣「メロン」も、皆、疎外感や、強い葛藤を抱える結果となっています。

 

ハルとレゴシは、みんなに祝福されて、結婚できるのか?

 

子どもを作り、幸せな未来を手に入れられるのか?

 

それは、これからレゴシたち世代が作っていく「社会のあり方」次第だと言えます。

 

連続殺戮犯・メロンと意外な接点!ハルは次のターゲットになる?

ハルが女子大生に!レゴシとの関係は変わる?

「BEASTERS」12巻から始まる「種間関係編」。

 

ハルはチェリートン学園を無事に卒業し、大学に進学します。

 

女子大生ということで、私服も多数登場。

 

デニムやスウェット等、カジュアルなテイストがメインみたいですね。

 

「今度は、女子ともうまくやる!ぼっちは卒業!」と決意している通り、高校時代とは違って、ランチを一緒にできる同性の友達もいるようです。

 

一方のレゴシは、食殺事件の解決とともに学校を中退。

 

バイトしながら、一人暮らしを始めています。

 

華やかな女子大生と、高校中退のフリーター男子。

 

なんとなく、「別れちゃいそう」と感じる組み合わせですが…

 

ご心配なく、レゴシとハルはちゃんと続いています!

 

ハルが一人暮らしのレゴシの家を訪れたり、買い物デートしたり。

 

ハルの実家に、レゴシが挨拶に来るシーンもあります!

 

ゆっくりだけど、着実に二人の関係は進展しているようです。

 

メロンとの出会い!レゴシも知らない「秘密の約束」が闇過ぎる!

ハルの通う大学には、人気のある非常勤講師がいます。

 

マスクの上の目は優しげで、草食獣と肉食獣の歴史を教える講義も「わかりやすいよね」と生徒たちに好評。

 

ハルも、たびたびこの先生の授業を聴講しています。

 

しかし、この講師、とんでもなく危険なヤツ。

 

その正体は、警察がずっと追っている連続殺戮獣「メロン」だったのです!

 

メロンは、草食獣と肉食獣のハーフで、詐欺、密売、そして殺しと反社会的な犯罪を繰り返す、イカれた獣。

 

潜伏先として、ハルの大学を偶然、選んだようですね。

 

草食獣と肉食獣の混血であるメロンには、「食欲」「性欲」などの欲望がありません。

 

何をやっても、生きている実感が得られないので、痛みを伴うタトゥーや、犯罪行為に耽溺し、依存しているようです。

 

ハルは、大学の食堂でそんなメロンと同席します。

 

レポートが未提出の「言い訳をしにきた」と言うハル。

 

メロンのことを、「ちょっと面白い授業をする、非常勤講師の先生」と思い込んでいます。

 

何気ない会話をするうち、メロンの心に、今まで感じたことのない強い欲望が。

 

メロンにとって、初めて出会った、「殺したくはない…食べてみたい草食獣」。

 

それがハルだったのです。

 

時々、学食で話すようになった二匹。

 

ある雨の午後、メロンは衝動的にハルを抱きしめてしまいます。

 

レゴシに守られるだけの自分に疑問を感じていたハルは、メロンの孤独にふと母性を感じ、来月のメロンの誕生日に、自分を「食べていいよ」と約束をしてしまいます。

 

レゴシという恋人がいながら、とんでもない約束をしてしまったハル!

 

その話を聞いた元カレ(?)ルイに、驚き、呆れられたハルは

 

「私は与えられるより、与える女でいいの!草食なんて、食われてナンボ!レゴシくんに特別扱いされるより、ずっと性に合ってるわ!」

 

…と、キレ気味に答えています。

 

大事にされ過ぎると、なんだか居心地が悪い…

 

こういうところにも、ハルのこじらせ・メンヘラ傾向が見てとれますね…

 

ただ、このこじらせは、「最弱の草食獣」というハルの属性がもたらしたもの。

 

「食われてナンボの草食獣」とハル自身が自嘲していたように、いつか誰かの餌食になる、と思いながら生きてきたハルには、どうしても明るい未来が描けないのです。

 

小さな草食獣が、絶望を抱え、明るい未来を描けず生きていることに怒りを覚えたルイ先輩は、レゴシと一緒にこの社会を変えていこうと、改めて決意します。

 

ハルを中心とした、不思議な三角関係で始まった三匹の絆が、やがて社会を揺るがす原動力へと変わってゆく…

 

とても感動的なシーンです。

 

ハルは、レゴシとの明るい未来を掴むことができるのでしょうか?

 

それとも、メロンの餌食になってしまうのでしょうか…?

 

レゴシは、ハルとメロンの間に交わされた「闇の約束」をまだ知りません。

 

ハルの最後はどうなる?メロンの餌食に?レゴシと別れる?ネタバレ!

レゴシとメロンの決戦!その時ハルは?巻き込まれて死亡?

ついに決戦の時を迎えたメロンとレゴシ。

 

12月25日、裏市恒例の「愛肉の日」の縄張り争いバトル。

 

肉食獣たちが命懸けで覇権を争う闇のバトルで、レゴシは追い続けてきたメロンと決着をつけようとします。

 

決戦前夜は、レクスマス(人間の世界でいうクリスマス)というイベントに当たる日。

 

修行中のレゴシに会いに行ったハルは、

 

「こんなカップルのイベントでも、私のこと放ったらかしなんてどういうつもり⁈」

 

…と、怒りモード。

 

明日、レゴシが決闘する相手が、自分が「食べていいよ」と約束したメロンだとは知らないとはいえ、さすがはハルらしくマイペースですね。

 

「明日、何の決闘があるの?」

 

「また、体の傷を増やすの?去年みたいに」

 

心配し、泣き出してしまうハルに、優しくキスするレゴシ。

 

二人の初キスは、お互いを思いやる、静かで優しいものでした。

 

愛するハルを守る決意を胸に、決戦に向かうレゴシ。

 

レゴシが負ければ、おそらくハルはメロンの餌食となってしまうのです。

 

決戦の場にハルの姿はありませんでしたが、その結果がハルの生死を左右することに変わりはありません。

 

ハルは、レゴシと一緒に明るい未来を掴むことができるのでしょうか?

ハルとレゴシ、ふたりの未来はバッドエンド?異種族同士のハードルを越えられる?

ルイ先輩の助力もあり、死闘の末、メロンを倒したレゴシ。

 

愛するハルの命も救うことができました!

 

さらに、肉食獣がこっそりと草食獣の肉を貪る、アンダーグラウンドな「裏市」もなくなり、社会はほんの少しだけ変わってゆきます。

 

決戦の後、しばらくハルは出てきません。

 

その後、ハルが再登場するのは、最終話である195話。

 

平和が戻った世の中で、レゴシとデートをしています。

 

幸せそうな二匹、こっそりプロポーズを考えているレゴシ…

 

なのに、ハルはなぜか、不機嫌。

 

「今のレゴシくん…どんどんカッコよくなって、優しくなって…」

 

「見てるとイラつくの」

 

ショックな発言でプロポーズを遮られてしまい、落ち込むレゴシ。

 

気まずい雰囲気のまま、帰りの電車に揺られている二匹。

 

「俺に悪いところがあるなら、教えて。本当にこのまま、帰っちゃうつもり…?」

 

謝るレゴシを、矛盾した言葉で翻弄し、なおも振り回すハル。

 

あまりの理不尽に、戸惑うレゴシに、ハルはこう言います。

 

「このままあなたと幸せになっちゃったら、私…敗けたまま…大昔から、何も変わらない。ウサギがオオカミに負けたままなんて、いやだよ」

 

「レゴシくんを愛してる…対等になりたい」

 

「永遠に、私を追ってほしい」

 

素直じゃない態度は、「守られるだけの自分はイヤだ、対等でいたい」という思いから来ていたみたいです。

 

プライドの高いハルらしいですね。

 

「愛してる、イエスって言って」と、駅前の雑踏の中、逆プロポーズをするハル。

 

「オオカミとウサギだ。オスとメスだ。理解し合うのは難しい」

 

そう慎重に語る、レゴシの尻尾は揺れ続けています。

 

尻尾に、正直な感情が出てしまうのは犬科の特徴なんですね。

 

「俺は…あなたと一生、異種族交流したいです」

 

レゴシの方から、改めてそうプロポーズします。

 

「きっと、幸せなだけでは終わらない。私たちの異種族交流は、命がけだ。どこまでも いつまでも」

 

そう覚悟しながら、レゴシの手を取るハル。

 

抱き合う二匹を見て、ギョッとする警察官。

 

「肉食の暴走か⁈そこのオオカミ!手を放しなさい!」と、注意します。

 

警察官は、草食と肉食の組み合わせであることと、二匹の体格差から、ハルがレゴシに襲われている、と誤解してしまったんですね。

 

(ああ、二人がおかしな目で見られない社会に変わるには、まだまだ時間がかかるのかな…)と思った矢先。

 

「BEASTERS」の物語のラストシーンは、ハルの明るく幸せそうな笑顔と、このセリフで終わります。

 

「あ、付き合ってます 私たち」

 

この、何気ない一言を、ハルが当たり前のように、笑顔で言えるようになるために。

 

レゴシやルイ先輩の、死に物狂いの闘いがあったのです。

 

そう思うと、ハルとレゴシの未来が、笑顔あふれるものであることを祈らずにはいられません。

 

「ウサビッチ」ハルのかっこいい名言!恋愛観が独特すぎる?

名言①

オスたちはみんなこの顔を見て「守ってあげたい」とか「俺が傍にいなくちゃ」とか勝手に思い込んで近寄ってきて…幻想と違うとわかると、食い散らかして去っていく。

 

園芸部で一人、孤独に草花の手入れをするハルが、ふと鏡の中の自分を見て、心の中で呟くセリフ。

 

かよわく、無垢なルックスと、強気でサバサバした性格のギャップが魅力のハルですが、実はそのギャップに苦しんでいたのです。

 

オスには勝手に期待されて、勝手に失望され、メスには嫉妬されてつまはじきにされてしまうハル。

 

強がっていますが、本当は孤独を感じているようです。

 

ハルに限らず、私たちはみんな、見た目や性格を選べずに生まれてきます。

 

自ら選んだわけではない、与えられた「自分」というものを受け入れられず、戸惑ってしまう心境に、とても共感できる名セリフです。

名言②

常に死と隣り合わせの動物の気持ちなんて知りもしないくせに

 

肉食獣であるオオカミのレゴシに想いを寄せられて、ハルが心につぶやくセリフ。

 

「異種族恋愛を軽く考えてない?」と、レゴシを警戒する意味合いも込められているのかもしれませんが…

 

常に、張り詰めたように気を張って生きているハルの本質が現れていて、印象的です。

 

投げやりなようでいて、ハルはたぶん、誰より真剣に「生きよう」としているんですね。

名言③

結婚しよう

 

最終話で突然飛び出した、ハルの逆プロポーズ。

 

決戦に勝利し、すべての事件を解決して絶好調のレゴシに対し、なぜか不機嫌なハル。

 

微妙な雰囲気での帰りの電車で、突然「レゴシくん 結婚しよう」と爆弾発言するハル。

 

周りの乗客も、びっくりしたような反応を見せています。

 

この後、「で すぐ離婚しよう そうしたいの」

 

…と続く不思議ちゃんぶりが、ハルらしい(笑)。

 

レゴシに守られているだけじゃいやだ、度肝を抜いて主導権を握りたい、という理由だったようですが…

 

逆プロポーズに込められたその想いは、本物。

 

改めてレゴシからプロポーズがあり、二匹が将来を約束して、物語は終わります。

 

草食だから、ちっちゃいから、女子だからって「守られるだけの、受け身」なんてまっぴら!

 

主導権は私が握る!

 

そんな、どこまでも強気なハルの魅力があふれる名言です。

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