アニメ化や実写映画化もされた人気マンガ『寄生獣』。
そんな『寄生獣』の主人公である泉新一は最後にはどうなったのか?強すぎる身体能力を手に入れた新一の物語最終回までを徹底解説します。
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『寄生獣』あらすじ紹介!
ある日、新一の部屋に侵入してきた蛇のような生き物が、新一の頭を目がけて矢のように飛び掛かってきます。何とかそれを右手で受け止める新一。
右手に突き刺さった謎の生物は、伸一の右手の中をどんどん進んできます!
電気コードで右手を縛り上げ、右手以上の侵入を防ぐ新一。
寄生生物との奇妙な共生生活の始まりでした。
その生物は、人間の頭に寄生して頭部を完全にすげ替え、人間を食物とする恐るべき生き物でした。
新一は、その寄生生物に頭を乗っ取られることを防ぎはしたものの、右手に寄生されるという奇妙な状態に置かれます。
新一の右手に寄生したこの寄生生物は「ミギー」と呼ばれます。
人間としての意識を保ちながら、寄生生物の力を享受できるという特殊な立場です。ミギーは、自分自身を守るために宿主である新一も守ってくれます。
頭ごと寄生生物(寄生獣)に乗っ取られた人間は、食物として人間を食べる危険な存在です。新一は、その中間に立つ存在として寄生生物と対峙し、これと対決していくことになります。
その過程で、新一は、寄生獣によって母親を殺され、近しい人の命を脅かされ、自身も生死を賭けた戦いを幾度も繰り返すことになります。
そんな新一の成長の過程を見ていきたいと思います。
泉新一の正体とは?母親との涙の別れとは?
新一の初登場時は、高校1年生です。
身長・体重ともに平凡で、帰宅部のようです。得意スポーツもないようです。
最初にミギーに寄生されてしばらくは、新一の立場は(A)『被害者』です。
寄生生物に右手に寄生されて否応なく戦いに巻き込まれていきます。
初めての寄生獣Aとの戦いも向こうから攻めてきたものを受けてたった格好でした。
そんな新一に、大きな変化をもたらしたのが母親を寄生獣に殺されたことでした。
夫婦で旅行に来ていた新一の両親を寄生獣が襲ったのです。母親は殺され、寄生獣に体を乗っ取られます。父親は崖から落ち、重傷を負いますが、一命は取りとめます。
母親の姿をした寄生獣は、生き延びた父親を始末しようと新一の自宅に帰ってきます。そして、そこで新一と鉢合わせてしまうのです。
完全に母親の外見をしている寄生獣に対して、それがもはや母親ではないということを認めたくない新一。
もちろん息子であるという認識などない母親の姿をした寄生獣は、新一の心臓を一瞬で貫きます。
新一は、ここで絶命したかに思われましたが、ミギーが自身の身体を使って心臓を修復し、奇跡的に一命を取り止めます。この時、ミギーの細胞が新一の身体に取り込まれたことで新一の肉体は大きな変化を受けます。
この後、新一は以前とは比べものにならないくらい精神的にも強靭になりますが、それはミギーの細胞が身体に入ったからではなく、純粋に生死を賭けた戦いが新一の精神を変えたとみるべきでしょう。
泉新一の驚異の身体能力の強さはどのくらい?
新一は、このミギーとの一部同化により、常人を遥かに上回る身体能力を得ます。
左腕一本で成人男性を持ち上げ投げ飛ばしたり,助走なしの垂直跳びで3メートル以上飛んでいます。
100メートル走も軽く9秒台を出せるようです。
視力は300メートル先の島田秀雄の動きを認識できるほど優れています。
動体視力も人間離れしています。普通の高校生のパンチが止まって見えるほどです。
その攻撃力は、単体の寄生獣を遥かに超えていて、平凡な寄生獣との一対一ならまず負けません。
通常は、新一が攻撃を避け、ミギーが攻撃するというパターンですが、ミギーが防御を受け持ち、新一が攻撃をするというパターンも取れます。
寄生獣の力を取り込んで身体能力を大幅に強化され、右手にミギーという頭脳派の寄生獣を宿している新一は、人類最強と言っても過言ではありません。
さらに母親を殺されたことで新一の精神面も大きな変化を遂げます。
今までは(A)『被害者』でした。
しかし、母親を殺されたことで新一は寄生獣に対して強い憎悪を抱きます。
(B)『復讐者』となるのです。
泉新一の覚醒し変化した外見がヤバい!
このミギーとの一部同化は、外見にも大きな変化をもたらします。
初登場時は、制服のワイシャツの第一ボタンまできちんと留めて、真ん中訳に近い髪型のおとなしそうな高校生として描かれています。村野里美と朗らかに笑います。
しかし、母親を乗っ取った寄生獣と対決し、これを倒す旅から帰ってくると、容貌は途端にワイルドになります。
オールバックに近い髪型に、第一ボタンを開けて登校。喜怒哀楽をあまりあらわさなくなります。
その変わりっぷりは、父親から「おまえ、鉄でできてるんじゃないか。」と言われてしまうほどです。
泉新一の人間と寄生生物の中間の存在としての葛藤とは?
復讐を果たした新一は、しかし自分の存在意義に悩むことになります。
新一は(C)『人間と寄生獣の中間の存在』です。
どちらにも受け入れられません。
世間に名乗り出れば人間にモルモットにされるのは目に見えています。
そんな中、新一は人目につかないように少しずつ寄生獣を倒すことで人間に寄与しようと自分の立ち位置を決めようとします。
しかし、寄生獣と人間のハイブリッドの存在として人類最強といっていい新一の存在を寄生獣達がそのままにしておくわけがありません。
寄生獣達にとっても新一は脅威なのですから。
そこで、寄生獣達は、新一を排除すべく最強の存在である『後藤』を差し向けてきます。
五体の寄生獣が1つの身体に同居する怪物です。普通の寄生獣は、頭の下の人間部分が弱点ですが、後藤の場合は、内臓以外の全ての部位に寄生獣が広がっており、しかも五体の寄生獣を完全に統率している為、まさに無敵生物です。
一度目の襲撃は難を逃れたものの,新一は自らの生命の危機を感じます。
『死にたくない』
『生きたい』
一方で寄生獣達の中にも人間を理解しようとする者が出ました。『田村玲子』と呼ばれる寄生獣です。
非常に高い知能を持ち、それを戦いに応用する事にも秀でています。寄生獣集団のブレーンであり、リーダーと呼べる存在でした。
田村玲子は、『自分達は何者なのか?何のために生まれてきたのか?』という問いに向き合おうとした唯一の寄生獣でした。
その問いを探るべく寄生獣Aとの間で子供を作ってみたりもしました。
しかし、その結果できたのは、ただの人間の子供でした。どうやら寄生獣には生殖能力はないようです。
また、人間を食べずに人間の食べる食物だけで生活できるかも試してみたようです。それはどうやら可能であるとのことです。
そうすると寄生獣たちは、何のためにこの地球に生まれてきたのでしょうか?
田村玲子が到達した結論は、「パラサイトと人間は一つの家族であり、パラサイトは人間の『子供』である」ということでした。
そして、田村玲子を包囲した警官の銃撃から我が子を守り、新一の前で絶命します。
自分の生命以外に大事なものなどないと合理的に考える寄生獣という種族にとって、田村玲子がとったこの自己犠牲的な行為はそれを見ていたミギーにとっても驚きでした。
そして、捨て身で我が子を守るという寄生獣 田村玲子のこの行為に新一は紛れもない『母性』をみて、涙します。
それは新一が子供の頃、新一の頭の上に天ぷら油が入った鍋が落っこちそうになるのを素手で受け止め、腕に大やけどを負った母 信子の行為と全く同じものでした。
泉新一と後藤の最終決戦の結末とは?
田村玲子は、死ぬ間際に言い残しました。
『彼とは戦わないことだ。』
『彼は私が実験により作り上げたか弱い仲間の一人ではあるが・・・無敵だ』と。
人間が周到に準備した寄生獣殲滅の為の包囲戦を軽々と突破し、後藤は再び新一を狙います。
最強生物である後藤にとって、もはや新一はどうでもいい存在でした。
しかし、『お前だけはケジメだ』として新一に向かってきます。
山の中での激戦の末、ミギーを後藤に吸収されてしまいますが、新一は何とか生き延びます。
このまま逃げることもできたはずです。
後藤はミギーが発する寄生獣同士の電波を頼りに新一達の位置を把握しており、ミギーという目印を失ってしまえば、人混みに紛れた新一を後藤が探すのは容易ではないはずです。
しかし、後藤の目的が新一自身であるとすれば、後藤が新一を探すために街に降りてきます。その過程で沢山の人が犠牲になるかもしれません。
新一は人里離れたこの山の中でケリを付けることを決断します。
後藤との対決は新一が、一瞬の隙を突いて後藤の体の中に毒物をねじ込むことで、大きく動きます。
たかが人間と侮っていた相手に不覚をとった後藤は、怒りに燃え、最後の一撃を新一に加えようと袈裟がけに切りつけます。
しかし、そこで、新一の腕にほんの少しだけ残っていたミギーの細胞と後藤の体に吸収されていたミギーの本体が反応し、後藤の体の一部を引き剥がす格好でミギーが新一の右手に戻ってきます。
毒物から逃れようともがく後藤の統制下にある寄生獣達と司令塔である後藤との間で綱引きが始まっているようです。
あくまで新一に向かってくる後藤に対してミギーは、すれ違いざまに頭からの指令を伝える首の部分に切れ込みを入れます。
途端に弾け飛ぶ後藤。
内臓を露出し、無残な姿になりながらも必死に生きようともがく後藤。
その姿に新一は、『必死に生き抜こうとしている生き物を殺したくはない。』と考えます。
「誰が決める?人間と・・・それ以外の生命の目方を誰が決めてくれるんだ?」
ここに至り、新一は寄生獣を地球上に生きる生き物の一つとして考えるに至ります。
「こいつは人間とは別の生き物なんだよ。人間の都合ばかり押し付けたくない。」と言います。
このままにしておけば、後藤は復活するでしょう。
一生物としての後藤に憐れみを感じ、新一は一度は、その場を離れかけます。
しかし、自分の近しい人達に危害が及ぶわずかな可能性も排除するため、新一は涙を流してためらいつつもナタをふるい、後藤の本体を破壊します。
泉新一の最後やその後はどうなった?ミギーとはお別れ?
後藤との戦いの後、ミギーに変化が訪れます。右手としての形のまま眠りについたのです。
もはや会話をすることもありません。
戦いの1年後、高校を卒業した新一は、浪人生となっています。
そんな新一の前に、浦上が現れます。
この浦上という男は、連続殺人犯で、異常性格者です。
人間を殺すことに何らの後ろめたさを感じません。
自分が楽しむためだけに人を殺し、傷つけてきました。
彼は、「人間は長い歴史の中で殺し合いをしてきた。同種族の人間を傷つけ、殺すのは人間の本性に根付くもので自分は何ら異常者ではない。」という考えをもっています。
そして、新一の恋人である村野里美を人質に取ったうえで、人間と寄生生物の中間にいる新一に「本音のところを言ってくれ。」と迫ります。
「殺し合いを肯定する自分こそが真に人間らしい存在だ。」と言って欲しいのです。
しかし、浦上は勘違いをしています。
新一は、寄生獣の能力をその身に宿し、超人的な身体能力を宿していますが、人間性はまっとうな人間のままなのです。
精神までもが寄生獣寄りになっているわけではないのです。
寄生獣の人間に対するナマの殺意と向き合ってきた新一には、浦上の殺人衝動など、単なる上っ面の性格異常にしか映りません。
新一は、浦上に対して、「てめぇなんか、後藤と比べりゃ紙細工だぜ。」と吐き捨てます。
後藤は、強者と戦うことを喜びますが、浦上は相手が強者とわかれば逃げるでしょう。
後藤に次ぐ肉体的強さを誇る新一には、弱いものを凶器でなぶることしかしない浦上など、軽蔑の対象でしかありません。
この答えに納得がいかない浦上は、最後の楽しみに里美を殺そうとします。
これを見て、最後の最後で本来の爆発的な身体能力を発動させた新一は、浦上が里美を建物の屋上から突き落とそうとするよりも早く距離を詰め、左手で浦上の顎を砕き、返す右手で里美を落下から救おうとします。
しかし、無情にも新一の右手は、里美をつかむことができません。
建物の下へと落下していったかに見えましたが、気が付くとその右手は、しっかりと里美をつかんでいました。
新一の危機を感じ取ったミギーが、その力をもって里美を救っていたのです。
新一が、里美を抱いて倒れているシーンでこの作品は終わります。
新一は、寄生獣は、狭い意味では敵だったが、広い意味では同じ地球という星に生まれ、地球から恩恵を受けている仲間だったという結論に至ります。
新一は、被害者から、復讐者へ、そしてミギーとの一部同化により人間と寄生獣の中間という立場に置かれます。
田村玲子の母性を見せられ、後藤の必死に生きようとする姿を見て、最終的に寄生獣たちをも地球に産まれた一生物として価値を認めるに至るのです。