「凪のお暇」に登場するキャラ市川円(いちかわまどか)は、大阪の部署から東京の部署に移動してきて、慎二と同じ会社の営業部で働くことになった25歳の女性です。
円は周囲が振り向くほどの容姿の持ち主で、圧倒的に可愛い顔とサラサラのストレートヘアーの見た目に、愛想が良くて会話上手という性格です。
そんな周囲から見ても無敵に見える円ですが、彼女には容姿端麗であるからこその悩みを抱えており、愛想の良さが八方美人に取られることも多く本人なりに悩んでおり泣き言を言う場面も多くあります。
円自身も自覚がなく周囲の人や、特に男性を勘違いさせる発言などをして周囲の人間関係をメチャクチャにしてしまう事が原因で、周りからは「空気クラッシャー」というあだ名をつけられています。
漫画やドラマ内でも円は「あざとい」「側にいたら怖い」と言われることが多い一方で、美人ならではの葛藤に共感する読者もおり、何かと考えさせられるキャラです。
突如慎二の前に現れた円が、慎二に接近していく様子もハラハラして目が離せません。
今回はそんな円の気になる性格や心境、恋愛に焦点を当てて紹介していきたいと思います!
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市川円が漫画で嫌いと言われる訳は?あざとい性格?
周りの女性から見て円は嫌われるタイプ!
円は容姿端麗で、愛想が良く気配りができるので仕事もできるタイプです。
それゆえ男性上司から何かと贔屓にされることも多く、頭を撫でられるなどセクハラ紛いのことも日常茶飯事でした。
それに対して強く言わない円は、内心嫌だと思っていてもほんわかとした笑顔で対応してしまいます。
他の女性社員の前で、男性上司が円の良さを引き合いに出して仕事の出来を比べることがあったりと、周囲の女性から見て疎ましい存在に思われてしまうことも多く、円はいつも嫌われていないか顔色を伺いながら過ごしていました。
「凪のお暇」の市川円の生活を見ろ!こんなだぞ。ほんと。実力で仕事をして成果を挙げても「容姿のせい」にされて無にされたり。セクハラは日常だし。同性から勝手に妬まれるし。 pic.twitter.com/lspmRFDrOM
— キュリアス(@curious_addict) February 26, 2019
円なりにどうしたら同僚の女性に嫌われないか常に思考を巡らせながら行動しているつもりでも、裏目に出てしまうことも多く気疲れが絶えません。
このどっち付かずの態度が、女性から見るとあざとく見えてしまい嫌われる原因になってしまっているのだと思います。
そして円が1番辛いのが、どんなに仕事を頑張っても「容姿が良いから」「色目を使っている」という見方をされたり、円の頑張りが本当の意味で報われない部分でした。
市川円ちゃん、顔が良すぎて空気が読めない女、自分が空気が読めない自覚はあるけど歩き方(ぽててっ)とかこの心の声だとか、彼女が気づいていない部分も”””女に嫌われる女”””なのマーーーーーージで良すぎる、凪のお暇でこんなマブイ女に出会えると思ってなかった pic.twitter.com/6JUCsqfrHN
— さかさな連載中 (@sakasana) July 27, 2019
円は「空気クラッシャー」と呼ばれている?!
円が嫌われてしまう1番の原因はなんといっても、思わせぶりで八方美人な性格にあると思います。
ある日、大阪で一緒に働いていた同僚に再会した円は、笑顔で駆け寄り同僚の女性に話しかけました。
円が大阪にいた時に、取引先で契約してくれていたお客様は元気かと円は尋ねます。
しかし同僚の女性は、「今は皆に契約解除されている状態」「全ては円の思わせぶりな態度のせいでこんなことになっている」「あんたのせいでめちゃくちゃだ」と怒りをぶつけられてしまいます。
そして最後には馴れ馴れしくしないで欲しいと同僚に突き放され、円は唖然とします。
この同僚の話からも分かりますが、円が八方美人と取れる態度で周囲に接してしまうことで、円が属すコミュニティは人間関係が必ずと言って良いほどめちゃくちゃになってしまうのです。
そんな円についたあだ名が「空気クラッシャー」です。
無意識とはいえ人間関係を壊してしまう円は、巻き込まれた人から嫌われてしまうのも頷けます。
円が慎二と付き合うことに!ホテルに行った2人の恋はどうなるの?
円は慎二の好みドストライクの女性だった!
円は営業部の慎二に「我聞さんの噂はかねがね」「憧れの人と一緒に働けて感激ですっ」と挨拶をしにいきました。
そんな慎二が円を初対面で見た時の印象は、「顔がかわいい圧倒的に」でした。
サラサラのストレートヘアーに女子アナのように容姿が良く、愛想も良い円はまさに慎二好みの女性でした。
ある日、円の天然でぶりっ子な部分を良く思わない同僚が、円の悪口を言っている場面に慎二は遭遇します。
しかし円の悪口を聞いた慎二は「色目でもなんでも結果残してりゃいーわ」と言い放ち、周囲が妬んでいるからそんなことを言うのだと円を庇う発言をします。
そして円はタクシーの中で、慎二に八方美人をどう思うか尋ねました。
慎二は円に「八方ブスより良くね?」とキッパリ返し、そんな慎二に円は惹かれていいくのでした。
この慎二の返しは、円の見た目に惚れて心が揺れていたことも1つありますが、人の懐に難なく入り込み、相手の欲しいであろう言葉をかけられる慎二ならではのコミュニケーションだと思います。
私はきっと自分の事を嫌いなんだろうなって相手にも愛想を振りまいちゃうんだけど、八方美人が嫌われるのはよくわかってる。
わかってるのにどうしようもなくて。さすがにそれに嫌気がさして押しつぶされそうになる時いつも、凪のお暇の慎二の「八方ブスより良くね?」ってセリフが私を助けてくれる。 pic.twitter.com/Pwtai8ZH6r
— さち (@sachinkolove) November 30, 2020
円の1番悩んでいる部分を察して、味方になってくれた慎二を円が気になるようになるのは当たり前なのかもしれませんね。
慎二とホテルに行ったことをきっかけに恋人に発展?!
ある日、円と慎二は連絡先の交換をすることに。
慎二を気になり出した円は、慎二が円が自分のことを好きだとわかるほどの空気を出して物理的な距離も近く接していました。
そこが円の素直な部分であり、あざとい部分なのかもしれないですね。
一方慎二は円が気になってはいたものの、また社内恋愛になることに迷いがあり今一歩踏み出せずにいました。
連絡先を交換しながらそんなのことを考えている慎二に、円が「入りました‼︎我聞さんのが私のに‼︎ 」と言い放ちます。
その瞬間、慎二の中で何かが吹っ切れ、凪を忘れて前に進もうと元カノの凪の連絡先を消し円に気持ちを傾けました。
その後、飲み会の帰りのタクシーの中で慎二は円の小指をちょんっと触りちょっかいを出してみると、なんと円はその小指に自分の指を絡めました。
そして慎二は円のことを「話が早くてエローい」と心の中で叫び、次の場面では2人がホテルで朝を迎える場面になっています。
このことから、2人は男女の関係になり恋人同士に発展したことがわかります。
円が何故か「空気クラッシャー」って言われてるの嫉妬女のひがみすぎて可哀想だなって思ってたけど、6巻のこの台詞読んで納得した。LINEのID交換する時に20代の女性がオフィスのど真ん中でこんな風に言わないだろ…これで空気壊してる自覚ないとか円も相当やばい女だよな… #凪のお暇 pic.twitter.com/U1HN86OHGs
— どや顔 (@mkr_dy) September 14, 2019
円の怖い本当の顔?実は全て計算通り?!
実は円と慎二の理想の家庭に食い違い?
円と付き合ったは良いものの、度々慎二に仕事での泣き言や弱音を話すのですがその話が数時間続くことも多く、励ます側の慎二は内心お疲れ気味でした。
円は慎二に励ましてもらうことで、いつも通り仕事を頑張れるようで自分に気を向けてもらいたいが為に泣き言を延々と話していました。
その割には、円は仕事の電話がかかって来ると一気に仕事モード全開になり、さっきまで励ましてくれていた慎二を置き去りにする等、ちゃっかりしている部分を見せます。
ある日、円は大きなプレゼンを任され慎二に一夜漬けで手伝ってもらいます。
その後円はまた仕事の弱音を吐きながら慎二に、「出世の鬼」と「家庭の仏」になって外と中で全力で支え合っている自分の父と母の作る家庭が憧れなのだと、自分の理想の家庭を打ち明けます。
それを聞いた慎二は自分が勤勉に働く「出世の鬼」で、円が明るく家庭を守る「家庭の仏」になると思い、それこそ自分の理想としている家庭だと確信してその流れのまま「じゃあ作るか 俺と」と、プロポーズをします。
嬉しいと涙を流す円は、早速プレゼン会場へ向かいます。
結婚したら、円は仕事を辞めるのだと気楽に構え緊張する円を見送る慎二でした。
しかしこの後イベント会場で円は、慎二のコピペのような驚くほどレベルが高い完璧なプレゼンをやってのけ大成功を納めます。
そして唖然とする慎二に、円は「良かったぁ これで憧れの家庭に一歩近づけました・・・っ」と喜びを伝えるのです。
実は円の理想の家庭は「出世の鬼」が自分で、「家庭の仏」が慎二になるということだったのです。
慎二は、円が自分と正反対の家族像を持っていたことに気づき内心青ざめます。
この後、円は慎二にさらに追い打ちを掛けていくことに・・・。
これな 謎のお母さん概念
もはや私から180度かけ離れた『女性らしさ』
だから『素直になれた慎ニなら多分釣り合えるのが素の凪』なんだよな
市川円は市川円で相手のこと何一つ見てないのでハスキーではなくチワワのマキマみたいな感じだし… pic.twitter.com/NRQrWKwcN8
— (@__ll_l_ll) May 20, 2023
円のしたたかさが慎二の精神を追い詰める!
会社のプレゼンで大成功を納めた円は、会社の重役の人たちに囲まれ部長からは「我聞を超える日も近い」と称賛されました。
それを見て青ざめる慎二に、大阪で円と同僚として働いていた営業部の女性が声をかけました。
その女性の話では、大阪時代にも円は営業成績No.1の人を抜かし、抜かれた人は追い詰められ会社を辞めてその後も地に落ちていったのだと、慎二に忠告をしました。
この話で円は周囲が思っている「あざとい」以上に、「したたか」ということがわかります。
忠告を受けた慎二は、「ご心配なく。」と平静を装ってその場を後にしたものの、焦りと不安に苛まれていきます。
更に追い打ちをかけるように、円が会社での取材のインタビューで「営業職は転職だと思う、パートナーも理解してくれている」と話してしまいました。
そのせいで会社内でもあの営業成績No.1だった慎二が、仕事より家庭を選んでいるという空気になり、慎二に回ってくる仕事は内側の仕事が多くなり円に仕事を奪われていきました。
慎二は次第に円へプロポーズしたことを、早まったことをしたと深く後悔していきます。
この外堀から埋められて追い詰められていく慎二の姿に、読者の間では「モラハラ男の慎二に制裁が下ってスッキリする。」との意見もあれば、「慎二がかわいそう、円の天然とみせて計算高い感じが怖い。」と意見が分かれていました。
市川円ちゃん、本当の天然であってほしい。ただ素直に生きてるだけなのにまわりをなぎ倒してしまう哀しきモンスターであってほしいし、しかしその悲しみと引き換えに最終的に手の届かない世界まで登り詰めてふさわしい人と幸せになってほしい。 pic.twitter.com/nSXbHgB01m
— ちひろ(@llChiroll) December 30, 2021
円は最後かわいそうなことに?漫画とドラマでは結末はどうなる?
最終的には慎二に逃げられた円!
円に仕事を奪われていき外堀を固められていくことに恐怖を感じている慎二は、円が自分を仕事の愚痴の吐口にしてくることにも嫌気がさしていました。
誰かに愚痴を聞いてほしいけれど、彼女に仕事を奪われてプロポーズもしたが家庭に入れというオチになったことをクソダサすぎると悩みます。
この時には慎二は円が計算で自分に近づき、全てを奪ったのではないかと思い始めていました。
そして慎二はスナックバブルへ行き、この心境をスナックのみんなに打ち明けます。
話の中で常連客のタロさんという人に、仕事で北海道まで行かないかと慎二は誘われました。
しかし慎二は「逃げちゃダメだろ」と半ば自分に言い聞かせるように一度は誘いを断ります。
一方、円の方では円が上司にセクハラされただの、されていないだと会社内での議論に巻き込まれ、そんなことより仕事がしたいとあわあわします。
しかし円のどっちつかずの態度にイラついた女性社員から、結局は円のせいなのではないかと言われてしまいました。
帰宅した円は、慎二にそのことをぶちまけ泣き言を延々と話し慎二をうんざりさせます。
円の容姿が可愛いから耐えていられた慎二は、そんな自分を嫌だと感じ北海道行きのチケットをこっそり購入します。
それでも慎二は自分の中の「逃げるな」という声に縛られ、円にくっついて会社の歯車で居られることを選んだ方が良いのかと悩んでいたのです。
そんな時、慎二の友人の須田という男が円にしつこく連絡を敷いていることを慎二は知ります。
その後、円を連れて友人同士の集まりに参加した慎二は須田にそのことを問い詰めますが、須田は自分の方が仕事のスペックが良いし、慎二より円に相応しいのだと言い返しました。
これをきっかけに、今度は健という男が円を狙っていたなどと話が広がっていき、
その場に参加している人たちみんなが口論になってしまいます。
これが円の属したコミュニティは人間関係が壊れてしまうということだと理解した慎二は、このケンカの原因であり隣で今にも泣きそうな円を残してトイレに逃げ込みます。
トイレの洗面所で青ざめた慎二がスマホを見ると元カノの凪から、電話がかかってきます。
電話先の凪は、「逃げても良い」と慎二を励まし、その言葉を聞いた慎二はそのまま円たちを残して遂に逃げ出すことを決心し、その足で北海道に向かいました。
円は全てを壊してしまう自分に落ち込むことに
慎二がトイレに行ったままその場から消えてしまったことを知った円は、大きなショックを受け、「私、消えます」とみんなに告げ円もその場を立ち去ります。
その後、会社に戻った円は酷く落ち込み自分のデスクで泣いていました。
そこに男性社員2人が入ってきて、円を見て何かあったことを察してそっとしておこうと思いますが、円のあまりの落ち込み様に放って置けずに何があったのかを尋ねました。
すぐに円は慎二と連絡が取れなくなったことを話しますが、男性社員は「我聞さんならモーマンタイだよ」と言って円に慎二が笑顔で写っているSNSの画像を見せます。
円はそれを見た瞬間に、慎二は自分を置いて飛んでしまったのだとわかり更に落ち込んでしまいます。
円は続けて、自分は好きな人に好かれないのだと男性社員に相談しました。
男性社員は少し困った後に、円に「気を悪くしないで聞いて」と言うと、円の存在は物語の主人公でその場にいるだけ空気を持っていってしまう、それを見るとほって置けなくてつい周りの人が尽くしてしまう存在なのだと話しました。
そして最後に男性社員は、「そういうのが彼女だとしんどい」と言います。
それを聞いた円は、目に涙を浮かべながら「それってゴキブリと一緒ですよね」と呟きます。
驚いた男性社員はすかさずフォローしようとしましたが、円の激しい落ち込みには効かず仕方なく昔会社にゴキブリが出てきた時に素早く処理してみんなを驚かせた女性社員の話をしました。
実はこの女性社員こそ凪だったのです。
その話を聞いた円は、「結局そうゆう人ですよ 物語の本当の主人公って」とまた落ち込んでしまいました。
慎二に逃げられてしまった円は、この後大島凪の存在を知るところまで来ますが次の展開がどうなっていくのか気になりますね。
円も慎二を追って北海道に向かうのか、それとも凪のことを調べ尽くしていくのか今後のお話も楽しみです。