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『闇金ウシジマくん』2巻は漫画アプリ『マンガワン』で読める
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『闇金ウシジマくん』2巻は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』にて無料で読むことができます。
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『闇金ウシジマくん』2巻 ネタバレ紹介！
第8話 ヤンキーくん①
「1000円貸してください！」
玄関のドアを開けたマサルの目に飛び込んできたのは土下座してそう懇願する女性の姿でした。
マサルはその女性と面識はなく、「おばさん誰だっけ？」と尋ねたところその女性は同じアパートの住人の内田幸子でした。
ドアを閉めようとするマサルですが、内田は執拗に金を貸してくれと懇願します。
そして内田の向こうに見えたのは、眼鏡をかけた大柄な男でした。
その男の威圧感に、マサルはハッと息をのみドアを閉めます。
どうやら内田はあの大柄な男の指示で、近所の人々に金を借りて回っているようでした。
一体何なのか？マサルにはさっぱりわかりませんでした。
マサル達は目的もなく時間を過ごし、退屈しのぎに深夜のコンビニの前で座り込んでいました。
するとそこへあの大柄なメガネの男がコンビニへ入っていきます。
どうやらコンビニの従業員の借金の取り立てに来ていたようでした。
男の正体は闇金業者を営む丑嶋でした。
「アニキが絶対関わるなって言ってた・・」
友人が話すその言葉とともに、マサルは胸の中で丑嶋の名前を繰り返します。
マサル達の退屈は続き、あてもなく歩いていると偶然停めてあったバイクが目に入りました。
ヤマハのマジェスティC。マサル達にはとても手の出ない代物です。
そしてバイクのカギは刺さったまま・・。
マサル達はそのままバイクにまたがり、盗んだバイクで走りだしました。
この上なくテンションの上がるマサル達でしたが運転に不慣れだったのか、3人乗りに無理があったのか転倒してしまいます。
バイクはそのまま廃車になり、マサル達は歩いて家まで戻るハメになります。
家に着くころにはもう朝を迎えていました。
そこへちょうどスナックでの仕事を終えたマサルの母が帰宅しますが、母親はマサルを無視して部屋に入ってしまいます。
マサルは学校をサボってマックへ行こうと友人たちを誘いますが、友人たちは「学校へ行く」と言って帰ってしまいます。
マサルは一人、部屋から外を眺めるのでした。
マサルの元へ青い顔をした友人たちがやってきます。
「昨日盗んだバイク・・愛沢連合の愛沢クンのバイクだった・・。」
そしてマサル達は愛沢からの呼び出しを受けます。
もしバイクを盗んだ犯人が自分たちであるということがバレていれば無事ではいられないでしょう。
マサルはナイフを隠し持ち、呼び出しの場所へ向かいます。
そしてマサルは愛沢に問い詰められ、シラを切ると金属バットで殴られます。
マサルは激高し、隠し持っていたナイフで愛沢を刺しました。
しかし愛沢に深手を負わせることには失敗し、マサルはさらなる拷問を受け、愛沢を刺した慰謝料とバイク代・・合計で200万円を請求されることとなります。
しかしマサルの家は貧乏でお金がありません。
しかも無職で未成年ですから消費者金融でお金を借りることも出来ません。
そこで連れてこられたのがカウカウファイナンス。
そう、あの丑嶋社長が営む闇金業者でした。
第9話 ヤンキーくん②
愛沢はマサルに200万円を貸し付けるよう丑嶋社長に頼みます。
丑嶋社長はあっさりとそれを断り、愛沢の言うようにマサルを生き埋めにするよう言います。
何とか助かりたい一心でマサルは200万円分のタダ働きをするから自分をカウカウファイナンスで働かせてほしいと懇願します。
丑嶋社長はマサルの願いを受け入れます。
3人対15人という状況で愛沢を刺した度胸を評価したのです。
バイクを盗んだのがマサル達という証拠もなければ、重症なのはむしろマサルの方。
丑嶋社長は「逆に愛沢の方が慰謝料を払うべきだ」と言いつつも愛沢の絆創膏代として1000円を渡し、愛沢たちを帰らせるのでした。
その日からカウカウファイナンスへの入社となったマサルはさっそく営業電話を開始し、同時に闇金業者の現実を丑嶋社長から教わります。
頑張るマサルの姿を見た丑嶋社長は腕時計と入社祝いの現金をマサルに渡します。
丑嶋社長は「服でも買え」と言っていましたがマサルは友人に食事をご馳走し、そして母親に靴をプレゼントするのにそのお金を使います。
土日が明け、月曜からは高田と共に債務者への取り立てに向かいます。
高田の債務者に対する情け容赦のない取り立てにマサルは胸を痛めます。
そんなマサルに高田は「すぐ慣れるよ」といい、二人は次の取り立てに向かいます。
第10話 ヤンキーくん③
日に日に羽振りの良くなっていくマサル。
取り立ても板につき始め、債務者への嫌がらせも躊躇せず行うようになりました。
取り巻きも増え、女にも不自由しなくなっていきますが食事代や女たちの買い物など、お金がいくらあっても足りません。
よりたくさんのお金を稼ぐため、マサルは丑嶋社長には内緒である「副業」をしていたのでした。
しかし丑嶋社長がそれに気づかないわけがありません。
ある朝マサルが出勤するとそこに居たのはマサルの母親でした。
そして人妻デリヘルに入れるため、母親の裸の写真を撮影するよう命じられます。
マサルの母親もまた、カウカウファイナンスで借金をしていたのでした。
マサルは心を決め、母親に服を脱がせ写真を撮ろうとしますがどうしてもそれは出来ませんでした。
結局母親の謝金はマサルが立て替えることになりました。
帰り道、マサルは自分と母親をコケにした丑嶋社長を「絶対に超えてやる」と誓うのでした。
第11話 ヤンキーくん④
マサルは裏で架空の口座を買い、カウカウファイナンスの顧客データを流用して200万円を超える金額を稼いでいました。
一層マサルの羽振りは良くなっていきますが、仕事を手伝わされた上に分け前ももらえない取り巻きたちはマサルに不満を持つようになっていきました。
ある夜、仲間から飲みに誘われ待ち合わせ場所に着くとそこにいたのは愛沢。
取り巻きたちは愛沢にバイクの一件のことやマサルの現状を話し、マサルを売ったのです。
愛沢はあらためてマサルに200万円を請求します。
仕方なくマサルは口座から200万円を下ろそうとしますが口座には1円も残っていませんでした。
マサルが買った口座は以前丑嶋社長が売ったものであり、丑嶋社長は代理人カードを使って口座から金を引き出したのです。
金が払えないマサルは愛沢にボコボコにされ、取り急ぎ丑嶋社長からもらったポーレックスを渡すから、支払いを来月まで伸ばしてほしいと頼みます。
実は愛沢もヤクザから金を要求されていました。
愛沢もまた焦っていたのです。
とりあえずポーレックスだけでも確保しようとマサルの家に向かいますが、ポーレックスはすでに母親が質屋へと持ち出したあとでした。
マサルはビニールを被せられ、窒息の一歩手前まで追い込まれてしまいます。
最後に丑嶋社長に電話をかけさせてくれるよう懇願し、マサルは丑嶋社長に給料の前借りを頼みますがあっさりと断られてしまいます。
第12話 ヤンキーくん Part2①
1人部屋に残されたマサル。あとはもう窒息するのを待つのみでした。
そして金を用意することが出来ず追い込まれていたのは愛沢もまた同じでした。
取り巻きを引き連れ、愛沢はあてもなく歩きます。
いよいよもう窒息死か・・という瀬戸際。
マサルは高田に救われます。
高田は偶然マサルの母の借金を取り立てに来たのでした。
マサルは丑嶋社長に謝罪させてほしいと頼みます。
愛沢は取り巻きを連れて自宅に戻ります。
妻子を追い出し、とりあえず気持ちを落ち着けようと酒の買いに行かせると同時に滑皮からの電話が入ります。
明日の午後6時。
それが愛沢のタイムリミットでした。
そして愛沢たちは丑嶋社長から金を奪うことを思いつきます。
第13話 ヤンキーくん Part2②
高田に連れられ、丑嶋社長に土下座して謝罪し、また丑嶋社長の下で働かせてほしいと涙ながらに頼むマサル。
そこへ柄崎と加納も合流します。
マサルが愛沢たちに殺されかけたことを知り、丑嶋社長たちは大爆笑。
そして丑嶋社長は監督不行届きとしてマサルの先輩である高田を殴ります。
「一度なくした信用を取り戻すのは、最初に信用を作るより大変なこと。それが出来るのならば翌日また事務所へ来い。」そう言い残して丑嶋社長はある人物との面会に向かいます。
そして殺されかけた恐怖が消えないマサルは、高田の家に泊めてもらうことになりました。
愛沢たちはどうやって丑嶋社長から金を奪うかを考えていました。
そして銀行で金を下ろすタイミングで従業員を襲い、金を奪うことを思いつきます。
カウカウファイナンスが銀行から大金を下ろすのはおそらく給料日である明日。
愛沢は取り巻きたちにも取り分を約束し、覚醒剤で景気をつけるのでした。
第14話 ヤンキーくん Part2③
丑嶋社長が向かったのはとある焼肉屋。
そして面会の相手は若琥会若琥一家二代目猪背組のナンバー2 熊倉でした。
熊倉は丑嶋社長に300万円の融資を頼みます。
丑嶋社長はカウカウファイナンスが10日5割の利息であると念を押しますが、熊倉はガラクタのような商品を丑嶋社長に押し付けることで無理やり融資させようとします。（つまり利息もなし）
そこへ熊倉の部下である滑皮が戻ってきます。
丑嶋社長と滑皮はお互いに睨み合います。
丑嶋社長はゴミ同然の商品と引き換えに融資、焼肉屋の会計までも押し付けられてしまいます。
屈辱に耐えながら、丑嶋社長は車へと戻ります。
サイドミラーにかけられた駐禁のプレートが、丑嶋社長の屈辱に追い打ちをかけるのでした。
第15話 ヤンキーくん Part2④
愛沢がヤクザに脅されているのには理由がありました。
かつて暴走族の集会中ヤクザに絡まれ、その揉め事を解決するため愛沢もまた先輩のヤクザを頼ったことが原因でした。
以来ことあるごとに金をせびられ、その金額も次第に大きくなっていったのです。
それでも愛沢が暴走族を解散しなかったのは、愛沢には暴走族の他には何もなかったからです。
借金を重ねてブラックリストに乗り、それでもまた借金をするために結婚をして性を変えてまた借金。
高校は中退して職につくも続くことはありませんでした。
何一つものにならないまま、たまったツケか今回ってきているのだということを、愛沢は自覚していました。
そして愛沢たちは墓場にやってきます。
第16話 ヤンキーくん Part2⑤
愛沢が墓石の中から取り出したのは滑皮が以前使用していた拳銃でした。
拳銃を手にして強気になる愛沢でしたが、ちょうどそこに滑皮からの電話が鳴ります。
滑皮は愛沢の家まで来ていたのです。
愛沢は思わず電話を切り、震え上がります。
滑皮も愛沢が金を用意できていないことは分かっていました。
しかしすでに何かの手を打っているようです。
あとのない愛沢は通りがかりのカップルを拉致し車も奪います。